青山潤
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青山 潤(あおやま じゅん、1967年2月23日[1] - )は、日本の海洋生命科学研究者、エッセイスト。東京大学大気海洋研究所教授、東京大学国際沿岸海洋研究センター長[2]。神奈川県横浜市生まれ。
人物・経歴
[編集]横浜生まれ。小学校は川崎で過ごし、中学から横浜に戻り[3]、東海大学海洋学部水産学科卒業後、青年海外協力隊(平成1年度1次隊/ボリビア/養殖)としてチチカカ湖の養殖場で技術指導にあたった。帰国後、複数の大学院から門前払いを受けたため、東京大学大学院に進学し[4][5][1]、1998年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)[6]。
東京大学海洋研究所行動生態研究室で、塚本勝巳の下、ウナギの研究に携わり、2004年東京大学海洋研究所助手。2007年東京大学海洋研究所助教。2008年東京大学海洋研究所特任准教授[3]。2012年東京大学大気海洋研究所准教授。2014年から東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター教授として[7][8][9]、岩手県大槌町に赴任[10]。
受賞歴
[編集]- 農学会日本農学進歩賞 第3回(2004年)「DNAマーカーによるウナギ属魚類の系統解析と種査定法の開発」[11]
- 講談社エッセイ賞 第23回 (2007年)『アフリカにょろり旅』
- 酒飲み書店員大賞 第7回(2011年)『アフリカにょろり旅』講談社文庫版
著書
[編集]- 『アフリカにょろり旅』 講談社 2007年
- 『うなドン 南の楽園にょろり旅』 講談社 2011年
- 『にょろり旅・ザ・ファイナル 新種うなぎ発見へ、ロートル特殊部隊疾走す!』 講談社 2013年
- 『「学問」はこんなにおもしろい!』(木村草太,安田洋祐,松井剛と共著) 講談社 2014年
脚注
[編集]- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.390
- ^ 「おおつち海の勉強室」東大が開設 ウミガメの飼育も河北新報2021年04月20日 06:00
- ^ a b ザ・ジセダイ教官 知は最高学府にある ジセダイ教官、初の理系の先生として、東京大学大気海洋研究所「ウナギチーム」の青山潤先生が登場!【前編】 このエントリーをはてなブックマークに追加2012年07月04日 更新ジセダイ
- ^ 【神奈川出身】 ウナギ研究の第一線で活躍する、青山潤さん (平成1年度1次隊/ボリビア/養殖) 2011年5月16日 青年海外協力隊
- ^ 5月9日(水)『東大海洋研究所・青山助手のアフリカにょろり旅』ニッポン放送
- ^ ウナギ属魚類の系統と進化に関する研究 青山, 潤 アオヤマ, ジュン
- ^ 青山 潤 Aoyama JunORCIDORCID連携する *注記
- ^ 青山 潤東京大学
- ^ 海洋科学の力で三陸の海に希望を/青山潤の沿岸海洋科学@岩手県東京大学広報誌「淡青」35号
- ^ 2020フォーラムチラシ2th札幌市豊平川さけ科学館
- ^ 平成16年度(第3回)日本農学進歩賞授賞式、および受賞者講演会