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池内紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
池内 紀
誕生 1940年11月25日
兵庫県姫路市
死没 (2019-08-30) 2019年8月30日(78歳没)
職業 ドイツ文学者エッセイスト翻訳家
国籍 日本の旗 日本
主な受賞歴 亀井勝一郎賞桑原武夫学芸賞日本翻訳文化賞毎日出版文化賞読売文学賞
子供 池内恵
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池内 紀(いけうち おさむ、1940年11月25日 - 2019年8月30日[1][2][3])は、日本ドイツ文学者エッセイスト翻訳家

カフカを中心にドイツ文学の評論・翻訳が専門。旅行記や人物伝、大衆芸能と幅広く文筆活動を行う。著書に『ウィーンの世紀末』(1981年)、『海山のあいだ』(1994年)、『カント先生の散歩』(2016年)など。

来歴・人物

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兵庫県姫路市出身。姫路市立城北小学校卒業[4]兵庫県立姫路西高等学校卒業、東京外国語大学外国語学部卒業、1965年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。神戸大学講師旧:東京都立大学助教授、1986年東京大学文学部助教授を経て、1990年に教授。定年前の1996年に早期退官。

以後は文筆業、翻訳家として幅広く活躍し、特にフランツ・カフカの全作品の翻訳・伝記著述[5]で著名。NHKFM放送「日曜喫茶室」の準レギュラー。将棋の観戦記を執筆したこともあり、2001年から2003年まで将棋ペンクラブ大賞の選考委員も務めた。

子息にアラブ研究者の池内恵、弟に宇宙物理学者・天文学者池内了がいる[3]

種村季弘平賀敬恩田侑布子秋山祐徳太子原田多加司らとも「酔眼朦朧湯煙句会」を行っていた。俳号は「黙念」。

2019年8月30日、虚血性心不全のため死去、78歳[2]

著書・出演

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  • 池内紀の仕事場」全8巻(みすず書房) 2004 - 2005 - 著作選集
  1. 『世紀末の肖像』
  2. 『〈ユダヤ人〉という存在』
  3. 『カフカを読む』
  4. 『自由人の暮らし方』
  5. 『文学の見本帖』
  6. 『架空の旅行記』
  7. 『名人たちの世界』
  8. 『世間をわたる姿勢』

詩集・小説

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随筆・評論

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  • 『天狗洞食客記』(コーベブックス、南柯叢書、近代文学逍遙5) 1976 - 牧野信一
  • 『諷刺の文学』(白水社、白水叢書) 1978、新装版 1995 - 第10回亀井勝一郎賞受賞
  • 『眼玉のひっこし』(冥草舎) 1979
  • 『書斎のコロンブス』(冬樹社) 1982、のち改訂『本を焚く』(冬樹社ライブラリー) 1990
  • 『温泉 湯の神の里をめぐる』(白水社) 1982
  • 『ことばの演芸館 笑いの文章読本』(白水社) 1983
  • 『恋愛読本』(彌生書房) 1984
  • 『猿飛レゲンデ 日本文学覗き箱』(沖積舎) 1985
  • 『風景読本』(彌生書房) 1985
  • 『M博士 往来の思想』(青土社) 1985
  • 『私の人物博物館』(筑摩書房) 1987
  • 『地球の上に朝がくる 懐かしの演芸館』(河出書房新社) 1987、のちちくま文庫 1992
  • 『温泉旅日記』(河出書房新社) 1988、のち徳間文庫 1996
  • 『伝綺肖像館』(日本文芸社) 1989
  • 『文学の森を歩く』(筑摩書房) 1989
  • 『旅の音楽』(音楽之友社) 1989
  • 『西洋温泉事情』(鹿島出版会) 1989
  • 『新編綴方教室』(平凡社) 1989、のち平凡社ライブラリー 1993
  • 『恋文物語』(新潮社) 1990、のちちくま文庫 1994
  • 『ガラメキ温泉探険記』(メディアファクトリー) 1990
  • 『悪魔の話』(講談社現代新書) 1991、のち講談社学術文庫 2013
  • 『読書見本帖』(丸善ライブラリー) 1991
  • 『旅に出たい』(平凡社) 1992
  • 『少年探検隊』(平凡社) 1992
  • 『一〇一冊の図書館』(丸善ライブラリー) 1993
  • 『ことばの引き出し』(大修館書店) 1993
  • 『海山のあいだ』(マガジンハウス) 1994、のち角川文庫 1997、のち中公文庫 2011 - 講談社エッセイ賞受賞
  • 『20世紀博物館』(平凡社) 1994
  • 『私はこうして読書をたのしんだ』(中央公論社) 1994
  • 『幻獣の話』(講談社現代新書) 1994、のち講談社学術文庫 2020
  • 『雲は旅人のように 湯の花紀行』(日本交通公社出版事業局) 1995
  • 『架空旅行記』(鹿島出版会) 1995
  • 『ああ天地の神ぞ知る ニッポン発見旅』(講談社) 1995
  • 『とっておき美術館』(講談社) 1996、のち改題『ちょっと寄り道美術館』(光文社知恵の森文庫) 2003
  • 『見知らぬオトカム 辻まことの肖像』(みすず書房) 1997
  • 『文学探偵帳』(平凡社) 1997
  • 『遊園地の木馬』(みすず書房) 1998
  • 『山の朝霧 里の湯煙』(山と溪谷社) 1998、のちヤマケイ文庫 2020
  • 『いまは山中いまは浜』(岩波書店) 1998
  • 『はなしの名人 東京落語地誌』(角川選書) 1999
  • 『湯めぐり歌めぐり』(集英社新書) 2000
  • 『日本の森を歩く』(山と溪谷社) 2001
  • 『なじみの店』(みすず書房) 2001
  • 『ちょん髷とネクタイ 時代小説を楽しむ』(新潮社) 2001
  • 『マドンナの引っ越し』(晶文社) 2002
  • 『池内紀 生きる知恵』(日本放送出版協会) 2002
  • 『川の旅』(青土社) 2002
  • 『無口な友人』(みすず書房) 2003
  • 『二列目の人生 隠れた異才たち』(晶文社) 2003、のち集英社文庫 2008
  • 『生きかた名人 たのしい読書術』(集英社) 2004、のち改題 『作家の生きかた』(集英社文庫) 2007
  • 『ニッポン発見記』(講談社現代新書) 2004、のち中公文庫 2012
  • 『ひとり旅は楽し』(中公新書) 2004
  • 『町角ものがたり』(白水社) 2004
  • 『森の紳士録 ぼくの出会った生き物たち』(岩波新書) 2005
  • 『山の仲間たち』(幻戯書房) 2005
  • 『なぜかいい町一泊旅行』(光文社新書) 2006
  • 『あだ名の人生』(みすず書房) 2006
  • 『異国を楽しむ』(中公新書) 2007
  • 『川を旅する』(ちくまプリマー新書) 2007
  • 『池内式文学館』(白水社) 2007
  • 『出ふるさと記』(新潮社) 2008、のち中公文庫 2011
  • 『ひとつとなりの山』(光文社新書) 2008
  • 『富の王国 - ロスチャイルド』(東洋経済新報社) 2008
  • 『世の中にひとこと』(NTT出版、ライブラリーレゾナント) 2009
  • 『日本風景論』(角川選書) 2009
  • 『東京ひとり散歩』(中公新書) 2010
  • 『祭りの季節』(池内郁写真、みすず書房) 2010
  • 『文学フシギ帖 日本の文学百年を読む』(岩波新書) 2010
  • 『ことばの哲学 関口存男のこと』(青土社) 2010
  • 『人と森の物語』(集英社新書) 2011
  • 『作家のへその緒』(新潮社) 2011
  • 『今夜もひとり居酒屋』(中公新書) 2011
  • 恩地孝四郎 一つの伝記』(幻戯書房) 2012 - 読売文学賞評論・伝記賞受賞[3]
  • 『東京いいまち一泊旅行』(光文社新書) 2012
  • 『きまぐれ歴史散歩』(中公新書) 2013
  • 『ニッポンの山里』(山と渓谷社) 2013
  • 『ニッポン周遊記 町の見つけ方・歩き方・つくり方』(青土社) 2014
  • 『目玉の体操』(幻戯書房) 2014
  • 『戦争よりも本がいい』(講談社) 2014
  • 『本は友だち』(みすず書房) 2015
  • 『ニッポン旅みやげ』(青土社) 2015
  • 『亡き人へのレクイエム』(みすず書房) 2016
  • 『旅の食卓』(亜紀書房) 2016
  • 『きょうもまた好奇心散歩』(新講社) 2016
  • 『散歩本を散歩する』(交通新聞社) 2017
  • 『すごいトシヨリBOOK トシをとると楽しみがふえる』(毎日新聞出版) 2017
  • 『記憶の海辺 一つの同時代史』(青土社) 2017
  • 『みんな昔はこどもだった』(講談社) 2018
  • 『湯けむり行脚 池内紀の温泉全書』(山川出版社) 2019
  • 東海道ふたり旅 道の文化史』(春秋社) 2019
  • 『ことば事始め』(亜紀書房) 2019

ドイツ文学・文化論関係

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  • ウィーン 都市の詩学』(美術出版社、美術選書) 1973、のち改訂『ウィーン ある都市の物語』(ちくま文庫) 1989
  • 『シレジアの白鳥』(村松書館) 1978
  • 『世紀末と楽園幻想』(白水社) 1981、のち白水Uブックス 1992
  • ウィーンの世紀末』(白水社) 1981、のち白水Uブックス 1992
  • 『ウィーン 都市の万華鏡』(音楽之友社、音楽選書)1983
  • 『世紀末の窓 二十一の肖像』(美術公論社) 1983
  • 『闇にひとつ炬火あり ことばの狩人 カール・クラウス』(筑摩書房、水星文庫) 1985、のち改題『カール・クラウス 闇にひとつ炬火あり』(講談社学術文庫) 2015
  • ザルツブルク 祝祭都市の光と影』(音楽之友社) 1988、のちちくま文庫 1996
  • 『道化のような歴史家の肖像』(みすず書房) 1988 - エゴン・フリーデル
  • 『ウィーンの森の物語 ウィーン耳の旅』(主婦の友社) 1989 - CD付き
  • モーツァルトとは何か』(文藝春秋) 1991、のち改題『モーツァルト考』(講談社学術文庫) 1996
  • カフカのかなたへ』(青土社) 1993、のち講談社学術文庫 1998
  • ハプスブルクの旗のもとに』(NTT出版、気球の本) 1995
  • 『ぼくのドイツ文学講義』(岩波新書) 1996
  • 『姿の消し方 - 幻想人物コレクション』(集英社) 1998、のち改題『モーツァルトの息子 史実に埋もれた愛すべき人たち』(光文社知恵の森文庫) 2008
  • 『ちいさなカフカ』(みすず書房) 2000
  • ゲーテさんこんばんは』(集英社) 2001、のち集英社文庫 2005 - 桑原武夫学芸賞受賞[3]
  • 『ドイツ 町から町へ』(中公新書) 2002
  • 『カフカの書き方』(新潮社) 2004
  • 『カフカの生涯』(新書館) 2004、のち白水Uブックス 2010
  • 『となりのカフカ』(光文社新書) 2004
  • 『自由人は楽しい モーツァルトからケストナーまで』(日本放送出版協会、NHKライブラリー) 2005
  • 『ある女流詩人伝』(青土社) 2012 - ユーリエ・シュライダー(1882 - 1939)の伝記
  • 『カント先生の散歩』(潮出版社) 2013、のち潮文庫 2016
  • 『消えた国 追われた人々 東プロシアの旅』(みすず書房) 2013、のちちくま文庫 2019
  • 『闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記』(中公新書) 2017
  • 『ドイツ職人紀行』(東京堂出版) 2018
  • ヒトラーの時代 ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか』(中公新書) 2019

翻訳

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児童向け

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  • 『魔女様御優待乗車賃無料』(編訳、高岸昇絵、書肆山田、世界のライト・ヴァース) 1982
  • グリム童話集』全3巻(グリム兄弟アーサー・ラッカム絵、新書館)1985、のちちくま文庫(上・下)1989
  • 『かめのスープはおいしいぞ』(アンドレ・オデール、ほるぷ出版) 1985
  • 『ふしぎないきもの』(アネリース・シュヴァルツ、ほるぷ出版) 1990
  • 『ゾマーさんのこと』(パトリック・ジュースキント、ジャン=ジャック・サンペ絵、文藝春秋) 1992
  • 『レンヒェンのひみつ』(ミヒャエル・エンデ、岩波書店) 1992
  • 『ケストナーの「ほらふき男爵」』(エーリヒ・ケストナー泉千穂子共訳、筑摩書房) 1993、のちちくま文庫 2000
  • 『魔法の学校 エンデのメルヒェン集』(ミヒャエル・エンデ、佐々木田鶴子, 田村都志夫, 矢川澄子共訳、岩波書店) 1996、のち岩波少年文庫(上・下) 2017
  • 『ちいさなヘーヴェルマン』(リスベート・ツヴェルガー、太平社) 1997
  • 『鼻のこびと』(ヴィルヘルム・ハウフ、太平社) 1999
  • 『アデレード そらとぶカンガルーのおはなし』(トミー・ウンゲラー、ほるぷ出版) 2010
  • 飛ぶ教室』(エーリヒ・ケストナー、新潮文庫) 2014

共編著

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共著

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座談・対談

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  • 「世紀末 貴族のたそがれ」(安野光雅、平凡社、『空想茶房』) 1986
  • 『快著会読』(川本三郎, 奥本大三郎リクルート出版) 1990
  • 『うその学校』(松山巌、高岸昇画、筑摩書房) 1994
  • 「太平洋戦争期の日本の言論と熱狂は、第一次大戦のドイツとソックリです」(保阪正康、山川出版社、『戦争とこの国の150年』) 2019
  • 『すごいトシヨリ散歩』(川本三郎、毎日新聞出版) 2021
    • CD2枚組『対談 池内紀 vs 川本三郎 本は友達』(書肆フローラ) 2021

編訳(共著)

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編著

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  • 『ドイツの世紀末〈1〉ウィーン 聖なる春』(原研二, 須永恒雄, 中居実, 檜山哲彦訳、国書刊行会) 1986、新装版 1997
  • 『名随筆選 音楽の森 5 旅の音楽』(音楽之友社) 1989
  • 『西洋温泉事情』(編著、鹿島出版会) 1989
  • 『日本幻想文学集成 7 石川淳』(国書刊行会) 1991
  • 『読んで旅する世界の歴史と文化 ドイツ』(新潮社) 1992
  • 『美しき町 / 西班牙犬の家 他六篇』(佐藤春夫、岩波文庫) 1992
  • 『日本幻想文学集成 13 小川未明』(国書刊行会) 1992、新編 2017
  • 『日本幻想文学集成 19 神西清』(国書刊行会) 1993
  • 『日本幻想文学集成 29 花田清輝』(国書刊行会) 1994、新編 2016
  • 『読んで旅する世界の歴史と文化 オーストリア』(新潮社) 1995
  • 『ドイツ名句事典』(恒川隆男, 檜山哲彦共編、大修館書店) 1996
  • 深田久弥の山さまざま』(編・解説、五月書房、池内紀のちいさな図書館) 1996
  • 山下清の放浪日記』(編・解説、五月書房、池内紀のちいさな図書館) 1996
  • 早川良一郎のけむりのゆくえ』(編・解説、五月書房、池内紀のちいさな図書館) 1997
  • 福田蘭童の釣った魚はこうして料理』(編・解説、五月書房、池内紀のちいさな図書館) 1997
  • 江上波夫の蒙古高原横断記』(編・解説、五月書房、池内紀のちいさな図書館) 1997
  • 福沢一郎の秩父山塊』(編・解説、五月書房、池内紀のちいさな図書館) 1998
  • 『素白先生の散歩』(岩本素白、編・解説、みすず書房、大人の本棚) 2001
  • 『百間随筆』1・2(内田百閒、編、講談社文芸文庫) 2001 - 2002
  • 『新編 みなかみ紀行』(若山牧水、編・解説、岩波文庫) 2002
  • 『カフカ事典』(若林恵共編、三省堂) 2003
  • 尾崎放哉句集』(編、岩波文庫) 2007
  • 『森毅の置き土産』(青土社) 2010、のち改題『森毅ベスト・エッセイ』(ちくま文庫) 2019
  • 『ろんどん怪盗伝』(野尻抱影、編・解説、みすず書房、大人の本棚) 2011
  • 『女の二十四時間 ツヴァイク短篇選』(シュテファン・ツヴァイク、編、みすず書房、大人の本棚) 2012
  • 『椋鳥通信』上・中・下(森鷗外、編・注解、岩波文庫)2014 - 2015
  • 『ル・アーヴルの波止場で 二十世紀歌謡・映画・ノスタルヒア・港町』(松井邦雄、龜鳴屋(私家版)) 2014
  • 『ちいさな桃源郷 山の雑誌「アルプ」傑作選』(串田孫一ほか、編・解説、中公文庫) 2018

アンソロジー

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  • 『温泉百話 - 東の旅』(種村季弘共編、ちくま文庫) 1988
  • 『温泉百話 - 西の旅』(種村季弘共編、ちくま文庫) 1988
  • 『ちくま文学の森』(安野光雅, 井上ひさし, 森毅共編、筑摩書房) 1988 - 1989、のち新編(ちくま文庫) 2010 - 2011
  • 『ちくま哲学の森』(鶴見俊輔, 安野光雅, 井上ひさし, 森毅共編、筑摩書房) 1989 - 1990、のち新編(ちくま文庫) 2011 - 2012
  • 『燐寸文学全集』(安野光雅共編、筑摩書房) 1993
  • 『新・ちくま文学の森』(鶴見俊輔, 安野光雅, 井上ひさし, 森毅共編、筑摩書房) 1994 - 1996
  • 『ちいさな桃源郷』(編、幻戯書房) 2003
  • 『山の仲間たち』(編、幻戯書房) 2005
  • 『日本文学100年の名作』全10巻(川本三郎, 松田哲夫共編、新潮文庫) 2016
  • 『読鉄全書』(松本典久共編、東京書籍) 2018

TV出演

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  • NHK - ハイビジョンスペシャル 煙はるかに 世界SL紀行 第1回「魔女の森ドイツ・ハルツ地方」2001年4月23日、2022年10月25日・26日、2023年5月9日・10日、2023年10月17日 放送

脚注

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  1. ^ “ドイツ文学者の池内紀さん死去”. 共同通信. (2019年9月4日). https://web.archive.org/web/20190904112324/https://this.kiji.is/541937472760792161 2019年9月4日閲覧。 [リンク切れ]
  2. ^ a b “ドイツ文学者の池内紀さん死去 エッセイストとしても活躍”. 共同通信. (2019年9月4日). https://web.archive.org/web/20190904112336/https://this.kiji.is/541938364081554529 2019年9月5日閲覧。 [リンク切れ]
  3. ^ a b c d e “ドイツ文学者・池内紀さん死去 エッセーでも人気博す”. 朝日新聞. (2019年9月4日). https://www.asahi.com/articles/ASM94736GM94UCVL01X.html 2019年9月5日閲覧。 
  4. ^ 文藝春秋編『少年少女小説ベスト100』(文春文庫)P.383
  5. ^ 池内紀さん死去 ドイツ文学者 78歳”. TOKYO Web (2019年9月5日). 2024年1月18日閲覧。