街道バトル 〜日光・榛名・六甲・箱根〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
街道バトル 〜日光・榛名・六甲・箱根〜
ジャンル レースゲーム
対応機種 PlayStation 2
開発元 元気
発売元 元気
シリーズ 街道バトルシリーズ
人数 1-2人
メディア DVD-ROM
発売日 2003年2月27日
テンプレートを表示

街道バトル 〜日光・榛名・六甲・箱根〜』(かいどうバトル にっこう・はるな・ろっこう・はこね)とは、2003年2月27日に元気株式会社より発売されたレースゲーム

概要[編集]

街道バトルシリーズの初代作である。元気のレースゲームとしては初めてを舞台としたゲームであり、この作品以降、車種は実名で収録されるようになった。

峠が交通の発達で閉鎖し、クローズドサーキットとして改造されたという設定となっている。レーダー計測や衛星画像を用い、全国の著名な峠を高いクオリティで再現しているのが特徴である。

ライバル数は全198人。首都高バトルシリーズより登場する人物や、谷口信輝織戸学といった実在の人物も登場する。

ゲームモード[編集]

コンクエスト
日本全国の峠を転戦して走りを磨き、走り屋の頂点に立つことを目指す本作のメインモード。
昼・夜の2つのフェイズで構成されており、昼フェイズではレーサーとしてカテゴリーレースに参戦してマシンのチューン資金を稼ぎ、夜フェイズでは峠に集うライバルたちを相手にバトルを行う。
時間経過の概念は存在せず、フェイズの切り替えはプレイヤーが行う。
タイムアタック
ライバルなしの単走で、走行タイムの限界にチャレンジするモード。
CAアタック
ライバルなしの単走で、CAポイントの限界にチャレンジするモード。
両モード共通で、ゴーストの有無・天候・走行ルートなどを設定できる。
車種は最初から購入可能な車種、コンクエストモードの進行で追加される車種のほか、プレイヤーデータのマシンを使用することも可能である。
VSモード
画面を上下に2分割し、プレイヤー同士でバトルするモード。バトル形式は3種類用意されている。なお、画面レイアウトの都合上、プレイ視点は主観視点のみに固定されている。
スピードキング
先にゴールしたほうが勝ち。
SPキング
SPバトルで勝負する形式。
CAキング
CAポイントを競う形式。

カテゴリーレース[編集]

マシン購入やチューニングなどの資金は、昼フェイズのカテゴリーレースで獲得することになる。

カテゴリーレースにはレベルが5段階まで設定されており、レベル毎に3種類のレースで優勝すると次のレベルが出現する(一部、SLASHERを撃破しないと高レベルのレースが出現しないコースもある)。1日あたりの参戦回数は制限されており、残り回数がなくなるとその日は出走できなくなる。

全てのレースはCA形式で競われ、1位から6位までのレコードポイントが設定されている。各レコードを上回るとそれに応じた賞金が入手できる。

登場車種[編集]

AUTOBACS
DAIHATSU
HONDA
MAZDA
MITSUBISHI
NISSAN
SUBARU
SUZUKI
TOYOTA
DETOMASO
FORD
LOTUS
MINI
VOLKSWAGEN
PRIZE CAR

ギャンブリングバトル等で入手できる特別なマシン。セッティングとパーツ交換は不可。

ステージ[編集]

本作に限り、各コースの上り(ヒルクライム)と下り(ダウンヒル)はそれぞれ別コースとして扱われる。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ライバルカーでのみ登場し、プレイヤーが購入・使用することはできない。
  2. ^ 実車はスーパーチャージャー車だが、ゲーム内ではターボチャージャー車として扱われる。
  3. ^ 群馬県館林市に本社を置くチューニングショップ「コクピット館林」のデモカー。
  4. ^ 埼玉県所沢市に本社を置くチューニングショップ「アニバーサリーレーシングファクトリー」のデモカー。
  5. ^ 埼玉県さいたま市岩槻区に本社を置くエアロパーツメーカー「BOMEX」のデモカー。
  6. ^ 実際は上り専用の道路だが、ゲーム内では下りも走行する。
  7. ^ 実際は下り専用の道路だが、ゲーム内では上りも走行する。

出典[編集]

関連項目[編集]