福岡ビル

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福岡ビル
Fukuoka Building.JPG
情報
用途 店舗事務所ホール
建築主 西日本鉄道株式会社
事業主体 西日本鉄道株式会社
管理運営 西日本鉄道株式会社
構造形式 鉄筋コンクリート
敷地面積 3,776.49 m²
延床面積 42,980.72 m² (容積率1138%)
階数 地下3階地上10階建
着工 1958年
竣工 1961年12月
所在地 810-0001
福岡県福岡市中央区天神1丁目11番17号
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福岡ビル(ふくおかビル)は、福岡県福岡市中央区天神1丁目11番17号にある西日本鉄道(西鉄)が所有する商業ビル。地元では福ビル(ふくビル)と呼ばれることもある。西日本鉄道の本社が入っている。

歴史[ソースを編集]

1958年(昭和33年)に当時の福岡郵便局(現・福岡中央郵便局)および隣の安田信託銀行(現・みずほ信託銀行)の跡地に着工し、総工費25億円を投じて1961年12月に竣工した。建設にあたっては、1955年(昭和30年)に火災が発生した天神町市場跡地に商業・文化施設・ホテルなどを入れた福岡ビルを建設する計画を立てたが、天神交差点脇の福岡郵便局と旧橋口町の福岡銀行本店予定地を交換する話があり、これに対して地元から天神交差点付近をにぎやかな街にしたいの要望があったことから、福岡ビルの予定地を含め三角交換(すなわち、天神町市場跡に福岡銀行本店、福岡銀行本店予定地に福岡郵便局、福岡郵便局跡に安田信託銀行跡地を合わせた土地に福岡ビルを建設)するという方法で建設することになった。 建設中、資金に行き詰まることで工事が中断した状況が生じた上、テナントの入居も進まなかったため、それまで大名町にあった西鉄本社が1962年に当ビル内に移転している[1]

当初は1956年(昭和31年)に西鉄や地元財界の協力で設立された福岡ビル株式会社が運営していたが、同社は1963年(昭和38年)に同じ西鉄グループの九州土地興業に吸収合併された。その後、九州土地興業は西鉄地所に社名を変更したのち、1971年(昭和46年)に西鉄に吸収合併され、以後は西鉄が所有している。

当初は屋上にヘリポートを設置したが、反対運動により供用されることなくビアガーデンに転用され、毎年夏に営業している。

福岡県西方沖地震によってビルの窓ガラスが割れ、地面に降り注いだ。

2005年(平成17年)3月20日福岡県西方沖地震ではこのビルの窓ガラスが割れ直下の歩道に破片が落ちた。これは窓ガラスの取付方法が窓枠が窓ガラスの揺れを吸収しない古い工法だったのが原因で、地震後全ての窓ガラスについて取付方法を改良し取り替えている。

2010年(平成22年)12月3日、福岡ビル脇に設置された同ビルの地下街に誘導する案内看板が歩行者の女性に当たり女性は軽症を負った。後に警察の調べで原因は看板に固定されていたネジが腐食しており、強風の影響で看板が外れたと思われる。

 西日本鉄道は、福岡ビルを地上15階建て以上のビルに建て替える予定で、2022年度の完成をめざすとしている。

構造[ソースを編集]

地下で福岡市地下鉄空港線天神駅天神地下街天神コアと接続している。

入居状況[ソースを編集]

  • 地下:飲食店など
  • 1階:ヤマハ、とうじ(文具店)、野口コイン福岡天神店、みずほ信託銀行福岡支店(建設時の経緯から入居)
  • 2 - 3階:TSUTAYA天神駅前福岡ビル店、カフェ・ド・クリエ(2011年4月11日 - )。丸善福岡ビル店(1997年 - 2010年6月19日。2011年3月3日からは博多店としてJR博多シティ8階で営業)
  • 5 - 6階:西鉄本社
  • 8階:大栄経理学院・大栄コンピュータ学院・大栄国家試験学院・大栄公務員受験学院・大栄総合教育システム
  • 9階:京都きもの友禅天神店(呉服店)・貸会議室、貸ホール
  • 屋上:ビアガーデン(5 - 9月)、磯貝めんちゃんこのかきごや(10月 - 3月)

交通[ソースを編集]

注釈[ソースを編集]

  1. ^ 西日本鉄道100年史(2008年、西日本鉄道)

座標: 北緯33度35分28.8秒 東経130度23分59.1秒