神奈川県立歴史博物館
![]() Kanagawa Prefectural Museum of Cultural History | |
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施設情報 | |
前身 | 横浜正金銀行本店 |
館長 | 薄井和男[1] |
事業主体 | 神奈川県 |
管理運営 | 神奈川県 |
建物設計 | 妻木頼黄 |
延床面積 | 10,565.47m2[1] |
開館 | 1967年(昭和42年) |
所在地 |
〒231-0006 神奈川県横浜市中区南仲通5-60 |
位置 |
北緯35度26分56.87秒 東経139度38分10.59秒座標: 北緯35度26分56.87秒 東経139度38分10.59秒 |
外部リンク | http://ch.kanagawa-museum.jp/ |
プロジェクト:GLAM |
神奈川県立歴史博物館(かながわけんりつれきしはくぶつかん)は、神奈川県横浜市中区南仲通にある神奈川県の歴史に関する博物館。馬車道に面している。最寄り駅はみなとみらい線の馬車道駅。
1967年(昭和42年)に神奈川県立博物館として開館。日本の総合博物館として先駆的な存在だった。1995年(平成7年)に自然科学系の分野を小田原市に開設した神奈川県立生命の星・地球博物館に分離し、歴史博物館に再編された。横浜で貿易商をしていた丹波恒夫の浮世絵コレクション6000点以上などを所蔵している。
建物と敷地[編集]
建物は、歴史主義建築(ネオ・バロック様式)に属する明治30年代における代表的なドイツの近代洋風建築の影響を強く受けた建造物である。
横浜正金銀行本店として1900年(明治33年)に着工し、1904年(明治37年)に完成した。妻木頼黄が設計、遠藤於莵が工事監督を務めた古典主義様式建築。[2]1923年(大正12年)9月1日の関東大震災の火災により建物のドームが焼失する。1947年(昭和22年)には、横浜正金銀行を引き継いだ東京銀行が発足し、東京銀行横浜支店として使用された。1964年(昭和39年)に神奈川県が建物を買い取り、建物の増築・改修工事を行い、関東大震災で焼失したドーム屋根の復元を行う。1967年(昭和42年)3月20日に神奈川県立博物館として開館する。
1969年(昭和44年)、建物が「旧横浜正金銀行本店本館」として国の重要文化財に指定され、1995年(平成7年)には敷地を含め「旧横浜正金銀行本店」として国の史跡に指定されている。外観のよく保存された、すぐれた意匠をもつ洋風建築であり、明治以降の建築物をともなう遺跡で国より史跡の指定を受けたのはこれが最初である。
- 竣工 - 1904年(明治37年)
- 構造・規模 - 石・煉瓦造、地上3階、地下1階、正面中央八角塔屋付、ドライエリヤ石塀附属
- 建築面積 - 1,998.3平方メートル
交通[編集]
出典[編集]
- ^ a b “平成23年度『年報』 (PDF)”. 神奈川県立歴史博物館. 2014年2月11日閲覧。
- ^ よこはま百問 かながわ検定・横浜ライセンス受験参考問題集 p.199
関連項目[編集]
- 関東の史跡一覧
- 損保ジャパン横浜馬車道ビル - 旧川崎銀行横浜支店。本館の南隣に位置する。設計者の矢部又吉は、本館を設計した妻木頼黄に師事した。
外部リンク[編集]
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