「リコシェ (プロレスラー)」の版間の差分
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[[File:Satoshi Kojima, Ricochet and David Finlay NEVER Openweight 6-Man Tag Team Champions.jpg|thumb|right|200px|NEVER無差別級6人タッグ王座を手にするフィンレー(左)、小島(中)、リコシェ(右)]] |
[[File:Satoshi Kojima, Ricochet and David Finlay NEVER Openweight 6-Man Tag Team Champions.jpg|thumb|right|200px|NEVER無差別級6人タッグ王座を手にするフィンレー(左)、小島(中)、リコシェ(右)]] |
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2016年5月27日に後楽園ホールで行われたウィル・オスプレイとのシングルマッチは、両者ともにアクロバティックな身のこなしに終始し、世界的な賛否両論を呼んだ。現役時代にストロングスタイルを貫いてきた長与千種をして「あれをやったら、また新しいステージに進まなければならない。もう格闘技だと言わず、ショーだと認めなさいよ、と言っているようにも思える」と言わしめた一戦であった<ref name="rikoshe">双葉社スーパームック『俺たちのプロレスVOL.6』(2016年)32ページ</ref>。 |
2016年5月27日に後楽園ホールで行われた[[ウィル・オスプレイ]]とのシングルマッチは、両者ともにアクロバティックな身のこなしに終始し、世界的な賛否両論を呼んだ。現役時代にストロングスタイルを貫いてきた長与千種をして「あれをやったら、また新しいステージに進まなければならない。もう格闘技だと言わず、ショーだと認めなさいよ、と言っているようにも思える」と言わしめた一戦であった<ref name="rikoshe">双葉社スーパームック『俺たちのプロレスVOL.6』(2016年)32ページ</ref>。 |
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== 得意技 == |
== 得意技 == |
2016年10月30日 (日) 18:21時点における版
リコシェ | |
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2014年 | |
プロフィール | |
リングネーム |
リコシェ プリンス・ピューマ ヘリオス キャメロン・ロッキー |
本名 | トレバー・ディーン・マーン |
ニックネーム |
ザ・フューチャー・オブ・フライト ミスター・ハイフライ |
身長 | 175cm |
体重 | 85kg |
誕生日 | 1988年10月11日(35歳) |
出身地 | ケンタッキー州パデューカ |
トレーナー |
ブランドン・ウォーカー チャック・テイラー |
デビュー | 2003年10月11日 |
リコシェ(Ricochet)のリングネームで知られるトレバー・マーン(Traver Dean Mann、 1988年10月11日 - )は、アメリカのプロレスラー。ケンタッキー州パデューカ出身[1]。
来歴
2003年、プロレスラーデビューを果たす。
2010年、DRAGON GATE USAに参戦。CIMAにスカウトされ来日を果たす。抜群の身体能力を武器に、PACと抗争を繰り広げ、瞬く間にオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座を奪取。
2011年11月、PACが保持するオープン・ザ・ブレイブゲート王座に挑戦、11度の防衛で長期政権を築いていたPACから王座を奪取。吉野正人、土井成樹、Kzyと3度の防衛に成功したが、2012年5月の愛知大会においてドラゴン・キッドに敗れて王座陥落[2]。
2013年、新日本プロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに出場。
2014年3月、外人史上初のオープン・ザ・ドリームゲート王座を戴冠。4日後にウーハー・ネイションとの同門対決を制し初防衛を果たしたが、5月の愛知大会でYAMATOに敗れて王座を失う[3]。6月8日、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに出場し、決勝トーナメントに進出。準決勝戦で田口隆祐を下し、決勝戦でKUSHIDAと対戦。ベナドリラーで勝利を飾り、同大会を優勝した[4]。同月21日、新日本プロレス大阪府立体育館第一大会にて飯伏幸太の持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦。最後にフェニックス・プレックス・ホールドを喰らい敗戦。10月29日、メキシコのメジャー団体であるAAAがアメリカにて主宰するルチャ・アンダーグラウンド(Lucha Underground)と契約を交わし入団。プリンス・ピューマ(Prince Puma)なるマスクマンとして出場。
2015年6月21日、DRAGON GATE神戸ワールド記念ホール大会に向けての参戦3選手「X・Y・Z」の「X」としてCIMA、ドン・フジイに呼び込まれる形で登場。ユニットとしてはMONSTER EXPRESSのままでありつつ、CIMAら無所属ともタッグを組む。7月3日、新日本プロレス後楽園ホール大会に突如現れ、IWGPジュニアヘビー級王座戦を控えたケニー・オメガとKUSHIDAに対し、次期挑戦者として名乗りを上げた。8月16日、G1 CLIMAX 25にてIWGPジュニアヘビー級王座を保持するKUSHIDAに挑戦。空中殺法で追い込むがKUSHIDAのグラウンドテクニックで体力を消耗させられると最後にホバーボードロックを極められギブアップした[5]。10月、SUPER Jr. TAG TOURNAMENTにマット・サイダルと組んで出場[6]。1回戦でタイム・スプリッターズ(KUSHIDA & アレックス・シェリー)、準決勝でヤング・バックス(マット・ジャクソン & ニック・ジャクソン)を破り、11月7日のPOWER STRUGGLEにて決勝をロッポンギ・バイス(ロッキー・ロメロ & バレッタ)と対戦。最後にバレッタにエア・サイダルを決めて勝利し、優勝を飾った[7]。
2016年5月27日に後楽園ホールで行われたウィル・オスプレイとのシングルマッチは、両者ともにアクロバティックな身のこなしに終始し、世界的な賛否両論を呼んだ。現役時代にストロングスタイルを貫いてきた長与千種をして「あれをやったら、また新しいステージに進まなければならない。もう格闘技だと言わず、ショーだと認めなさいよ、と言っているようにも思える」と言わしめた一戦であった[8]。
得意技
- ベナドリラー
- ファイヤーマンズキャリーの状態から相手を前方に足から落とし、棒立ち状態の相手に間髪入れずハイキックを叩き込む。現在の主なフィニッシャー。
- ファイトスタイルに変化を加え始めた2014年より使用。大一番では雪崩式や、正面に落として膝を叩き込む「go2sleep」のような形のものも繰り出す。技名は睡眠薬の一種から。
- ベナドリラー2point
- ベナドリラーの改良版。ファイヤーマンズキャリーから頭上に高く持ち上げ、更に高く跳ね上げて落下してくる相手にオーバーヘッドキックを叩き込む。
- ルチャ・アンダーグラウンド参戦時より使用。
- ダブルローテーション・ムーンサルトプレス
- 2回転のムーンサルトプレス。数々の空中技をこなすドラゴン・キッドですら「どう考えても出来る技じゃない」と述べる。
- ファイトスタイルの変更もあり、2013年7月に使用して以降封印されている。[9](2015年7月20日では放とうとしたが(?)土井成樹に阻止された。)
- 630°スプラッシュ
- コーナートップロープから前方に1+3/4回転(計630度)して放つセントーン。回転が速く背中から落ちるため威力は申し分がない。
- ファーストクラス・フライト
- リコシェが使うシューティングスタープレス。非常に滞空時間が長い。また、スワンダイブでも繰り出す。解説の市川勝也からは超高角度シューティング・スター・プレスと呼ばれている。
- キャプチャースープレックスホールド
- 変型のバックドロップホールド。青木篤志のアサルトポイントと同型。
- バックスライド・ドライバー
- 逆さ押さえ込みの要領で勢いよく垂直落下させる。
- ジャンピング・ハイキック
- 一回転してから高く飛んで放つ延髄切り。
- ドロップキック
- 打点が高くコーナダウンの相手に放つときは滞空時間も長く的確に当てる。
- リバース・フランケンシュタイナー
- 背を向けている相手に仕掛けるフランケンシュタイナー。受け身がとることができないので、相手は脳天から突き刺さる危険な技。思わぬタイミングで使用する。リコシェの場合は雪崩式だけでなく、立っている相手にも仕掛けることが多い。
- サスケスペシャルI(1号)
- ロープの反動をつけた後にを側転したから場外の相手に放つ変形のムーンサルトアタック。稀に捻りながら飛ぶ事もある。
- ダイヤモンド・カッター
- リコシェの場合、相手に背を向けた状態で、コーナポストに上ってから、ジャンプして放つ。
- 変形バックドロップ
- 相手の片足も抱えた状態から空中で相手を270度回転させ、相手の前面から叩き落す。
- サマーソルトキック
- コーナーにもたれている相手の胸部付近を蹴って後方に宙返りする技。
- トペ・コン・ヒーロ
- これもリコシェの場合は助走をつけてからセカンドロープに足を乗せてから高く飛んでから前転する。そのあまりの高さゆえに背面ではなく臀部や太股、もしくはひざ裏あたりからぶつかっていくことも多々ある。最近では、バリエーションが増えており、捻りを入れて放つこともある。変形のサスケ・スペシャルのような形になる。
- フットスタンプ
- 通常のとは異なり、立っている相手にお見舞いする。垂直に跳び上がり、体を丸めて相手の鼻先に揃えた両足が来るようにしてから、一気に体を伸ばして相手の顔面を踏みつけるようにして、そのまま後ろに踏み倒す。2015年7月2日後楽園大会の6人タッグマッチにて初披露。
- チョコレートレイン
- ダイビング式のダブルニーアタック。スワンダイブ式や、走ってくる相手にその場でジャンプして決めるカウンター式とバリエーションが豊富である。
- ファイヤーバードスプラッシュ
- 主にスワンダイブ式で放つことが多い。
- リックラック
- 相手の背後から飛びついて決める変形のコンプリートショット。主にこの技から、その場飛びシューティングスタープレスに繋げる。WWEのドルフ・ジグラーが使うジグザグと同型。
- フェニックス・スプラッシュ
- セカンドロープから放つこともある。
- ベルティゴ
- ドラゴンスリーパーの大勢から持ち上げて、旋回しながら開脚ドライバーで落とす技。ドラゴンゲートのYAMATOが使用するギャラリアに旋回を加えた感じの技。
獲得タイトル
- DRAGON GATE
- オープン・ザ・ツインゲート王座 : 2回
- オープン・ザ・ブレイブゲート王座 : 1回(第21代)
- オープン・ザ・ドリームゲート王座 : 1回(第18代)
- KING OF GATE : 2013年度優勝
- DRAGON GATE USA
- オープン・ザ・フリーダムゲート王座 : 1回(第4代)
- オープン・ザ・ユナイテッドゲート王座 : 2回
- 第2代 : w / CIMA
- 第3代 : w / 吉野正人 : 第2代王座はCIMA欠場により返上。
- 新日本プロレス
- 第45代 : w / マット・サイダル
- 第47代 : w / マット・サイダル
- 第7代 : w / 小島聡&マット・サイダル
- 第8代 : w / 小島聡&デビッド・フィンレー
- SUPER Jr. TAG TOURNAMENT : 2015年度優勝
- w / マット・サイダル
- BEST OF THE SUPER Jr. : 2014年度優勝
- ルチャ・アンダーグラウンド
- ルチャ・アンダーグラウンド王座 : 1回
- ルチャ・アンダーグラウンドトリオ王座 : 1回
- w / ドラゴン・アステカ・ジュニア&レイ・ミステリオ
- PWG
- バトル・オブ・ロサンゼルス : 2014年度優勝
- HOG
- HOG世界ヘビー級王座 : 1回
- IPW
- IPWジュニアヘビー級王座 : 1回
- 統一ブリティッシュタッグ王座 : 1回
- w / リッチ・スワン
- Chikara
- ヤングライオンズカップ : 2007年度優勝
- その他
- アイアンマンヘビーメタル級王座
脚注
- ^ “Ricochet”. Online World of Wrestling. 2015年2月3日閲覧。
- ^ DRAGONGATE公式サイト>データベース>オープン・ザ・ブレイブゲート 2014.5.6閲覧
- ^ DRAGONGATE公式サイト>データベース>オープン・ザ・ドリームゲート 2014.5.6閲覧
- ^ ドラゴンゲートのリコシェが新日本のジュニアリーグ初制覇!次は飯伏とのタイトル戦=Yahoo!ニュース 2014.6.8閲覧
- ^ “G1 CLIMAX 25”. 新日本プロレス. 2015年8月16日閲覧。
- ^ “実力伯仲の8チームが熾烈な勝負を展開! リコシェとサイダルがドリームタッグを結成!「Super Jr. Tag Tournament 2015」見どころ”. 新日本プロレス. 2015年10月13日閲覧。
- ^ “POWER STRUGGLE”. 新日本プロレス. 2015年11月7日閲覧。
- ^ 双葉社スーパームック『俺たちのプロレスVOL.6』(2016年)32ページ
- ^ リコシェ3勝目 「二回宙」封印そのワケは… | 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 2014.6.8閲覧
外部リンク
- 新日本プロレス 公式プロフィール
- Ricochet (@KingRicochet) - X(旧Twitter)