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2023年6月18日 (日) 13:22時点における版

權 純泰
名前
愛称 鹿島の守護神、スンテ様
カタカナ クォン スンテ
ラテン文字 Kwon Sun-tae
ハングル 권순태
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1984-09-11) 1984年9月11日(39歳)
出身地 江原道江陵市
身長 184cm
体重 85kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 鹿島アントラーズ
ポジション GK
背番号 1
利き足 右足
ユース
2002-2005 大韓民国の旗 全州大学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2016 大韓民国の旗 全北現代モータース 255 (0)
2011-2012 大韓民国の旗 尚州尚武FC (兵役) 31 (0)
2017- 日本の旗 鹿島アントラーズ 108 (0)
代表歴2
2012-2017 大韓民国の旗 韓国 6 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年12月4日現在。
2. 2017年6月13日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

權 純泰(クォン・スンテ、朝鮮語: 권순태1984年9月11日 - )は、大韓民国江原道江陵市出身のプロサッカー選手Jリーグ鹿島アントラーズ所属。ポジションはゴールキーパー。元韓国代表

来歴

クラブ

2006年、全北現代モータースへ加入した。2014年と2015年、2016年と3年連続でKリーグベストイレブンを受賞した。2016年には、キャプテンとしてAFCチャンピオンズリーグ優勝を果たしている[1]

2017年1月、Jリーグ鹿島アントラーズへ完全移籍した[2]。鹿島では初の外国人GKとなった。3月4日、第2節のヴァンフォーレ甲府戦ではPKをストップするなど1-0の完封勝利に貢献した[3]。開幕戦から鹿島の正GKであった曽ヶ端準からレギュラーを奪い出場していたが、7月4日に行われた柏レイソル戦で相手選手と接触し、左母指MP関節脱臼と診断された[4]。スンテも怪我で試合に出れない間に活躍した曽ヶ端にレギュラーの座を再び奪われ、2017年シーズンはリーグ戦12試合の出場にとどまった。

2018年シーズンはレギュラーとして出場した。ところが、10月3日に行われたACL準決勝1stレグ・水原三星戦で、1-2で負けている前半44分にこぼれ球を巡って混戦状態のなかで、水原三星のFWイム・サンヒョプとスンテが接触した。その接触にスンテが激高し、イムに頭突きをして両軍が一触即発の状況に発展した。スンテにはイエローカードが出たが、このスンテの行為に対して韓国のメディアは「退場にしてもいい場面。しかし審判はクォン・スンテに警告のみを与えた」と言及した[5]。一方で、母国のチーム相手に熱く戦うスンテに鹿島の内田篤人は「スンテのおかげでスイッチが入った」と話し、この試合で鹿島は試合終了間際に内田の得点で逆転勝利を果たしている[6]。11月11日、鹿島初のAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。なお、スンテは全北現代でもACLを2度優勝しており、初のACL3度の優勝経験者となった[7]

2020年シーズンは、監督のザーゴが若手の沖悠哉を起用した事もあって第2GKに降格し、沖のデビュー後は一度も出番が無かったため、この年の出場は沖がデビューする前に出場した7試合のみに留まり、鹿島加入後で最低出場数となった。

沖のレギュラー定着後は実戦からしばらく遠ざかっていたが、2021年シーズンのルヴァンカップ第2節のアビスパ福岡戦にて先発に抜擢。約9ヶ月ぶりの公式戦出場を果たした。以降も主にカップ戦要員として活躍し、5月5日に行われたルヴァンカップ第5節のアビスパ福岡戦では自身の好セーブもあって失点を1に抑え、鹿島のプレーオフステージ進出に貢献した。その後はリーグ戦、カップ戦共に沖が出場したため出場は無かったが、11月3日に行われたJ1リーグ第34節のサンフレッチェ広島戦で先発に抜擢。リーグ戦では2020年7月以来約1年ぶりの出場となった。結果チームは自身の好セーブや安定感が実り、4-1で勝利に貢献した。その後、最終節までの浦和戦、大分戦、鳥栖戦、仙台戦にも先発出場し、4試合連続無失点でシーズンを終えた。

2022年シーズンも、引き続きレギュラーとしてプレーしており、2年ぶりの開幕スタメンに抜擢された。しかし8月にレネ・ヴァイラーが解任すると、新監督に就任した岩政大樹早川友基を正GKに抜擢したことで出場機会が減少した。

代表

2015年9月3日のラオス代表戦で韓国代表デビューを果たした。以降は正GK金承奎とポジションを争いながら出場を続けていたが、自身の負傷もあって代表から遠ざかり、W杯のメンバーからも外れた。

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2006 全北現代 Kリーグ/
Kクラシック
19 0 2 0 11 0 41 0
2007 20 0 1 0 7 0 28 0
2008 24 0 3 0 9 0 36 0
2009 29 0 4 0 4 0 37 0
2010 24 0 1 0 6 0 37 0
2011 尚州尚武 15 0 1 0 2 0 18 0
2012 16 0 - 0 0 16 0
2013 全北現代 8 0 - 0 0 8 0
2014 1 34 0 - 3 0 37 0
2015 36 0 - 1 0 37 0
2016 35 0 - 1 0 36 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2017 鹿島 1 J1 12 0 1 0 1 0 14 0
2018 27 0 0 0 2 0 29 0
2019 30 0 3 0 2 0 35 0
2020 7 0 1 0 - 8 0
2021 5 0 7 0 1 0 13 0
2022 27 0 3 0 2 0 32 0
2023
通算 韓国 Kクラシック 286 0 12 0 44 0 342 0
日本 J1 108 0 15 0 8 0 131 0
総通算 394 0 27 0 52 0 473 0

その他の国内公式戦

国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2006 全北現代 9 0 2 0
2007 0 0 -
2010 6 0 -
2013 5 0 -
2014 1 5 0 -
2015 8 0 -
2016 14 0 0 0
2017 鹿島 7 0 -
2018 10 0 3 0
2019 10 0 -
通算 AFC 74 0 5 0

その他の国際公式戦

出場歴

タイトル

チーム

全北現代モータース
鹿島アントラーズ

個人

  • Kリーグ1 ベストイレブン:3回(2014年、2015年、2016年)
  • Jリーグ優秀選手賞:1回(2018年)

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク