「DRAMATIC BASEBALL」の版間の差分

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==制作局と担当球団==
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*[[日本テレビ放送網|NTV]]   [[読売ジャイアンツ]] [[ヤクルトスワローズ]](~1963年) [[千葉ロッテマリーンズ]] [[西武ライオンズ]](2001年4月9日のみ[[BS日テレ]]で放送された。2005年シーズンは[[福岡放送]]への[[裏送り]]) [[日本ハムファイターズ]](~2003年)
*[[日本テレビ放送網|NTV]]   [[読売ジャイアンツ]] [[ヤクルトスワローズ]](~1963年) [[千葉ロッテマリーンズ]] [[西武ライオンズ]](2001年4月9日のみ[[BS日テレ]]で放送された。2005年シーズンは[[福岡放送]]への[[裏送り]]) [[日本ハムファイターズ]](~2003年)
*[[讀賣テレビ放送|YTV]] [[阪神タイガース]] [[オリックス・バファローズ]] [[オリックスブルーウェーブ]](放送開始時期不明~2004。2004年シーズンは福岡放送への裏送り) [[大阪近鉄バファローズ]](~2004) [[広島東洋カープ]]([[広島ホームテレビ]]が製作協力・~1975年。木曜日の対巨人戦のみ) 
*[[讀賣テレビ放送|YTV]] [[阪神タイガース]] [[オリックス・バファローズ]] [[オリックスブルーウェーブ]](放送開始時期不明~2004。2004年シーズンは福岡放送への裏送り) [[大阪近鉄バファローズ]](~2004) [[広島東洋カープ]]([[広島ホームテレビ]]が製作協力・1971~1975年。木曜日の対巨人戦のみ) 
*[[広島テレビ放送|HTV]]   [[広島東洋カープ]](1975年までは[[FNN|フジテレビ系]]列向けも製作)
*[[広島テレビ放送|HTV]]   [[広島東洋カープ]](1975年までは[[FNN|フジテレビ系]]列向けも製作。木曜日はYTV&UHT(現HOME)が製作)
*[[福岡放送|FBS]]    [[福岡ソフトバンクホークス]] [[西武ライオンズ|西鉄ライオンズ→太平洋クラブライオンズ→クラウンライターライオンズ]](1969年~1978年)
*[[福岡放送|FBS]]    [[福岡ソフトバンクホークス]] [[西武ライオンズ|西鉄ライオンズ→太平洋クラブライオンズ→クラウンライターライオンズ]](1969年~1978年)
*[[札幌テレビ放送|STV]]   [[北海道日本ハムファイターズ]](2004年~)
*[[札幌テレビ放送|STV]]   [[北海道日本ハムファイターズ]](2004年~)

2006年3月7日 (火) 03:58時点における版

1球の緊張感 THE LIVE(西暦)(いっきゅうのきんちょうかん ザ ライブ〔20xx〕)は、日本テレビ系列日テレG+で放送されるプロ野球中継のタイトルである。

概要

日本テレビ放送網のプロ野球中継は基本的にゴールデンタイム読売ジャイアンツ戦オンリーで、主催ゲームの約9割(土曜日に行われる一部試合を除く)とビジターのうち阪神タイガース広島東洋カープ福岡ソフトバンクホークスとの対戦カードの中から年間10試合前後を放送する。また週末にはパシフィック・リーグのデーゲーム中継を行う場合もある。

2002年度から不定期でリアルタイム字幕放送を実施しているが、2005年度からはほぼすべての試合に拡大した。

なお、よみうりテレビ広島テレビ福岡放送では、東京ドームの巨人ホームゲームに代えて、それぞれのエリアのホームゲームの中継に差し替えもしくは二元中継にすることがよくある。差し替え実施の場合、日テレG+(CSテレビ)もしくは隣県系列局を受信するしか巨人ホームゲームを見るすべがない(NHK BSハイビジョンで放送されていることもある)。また、差し替え放送は行われないものの札幌テレビでも試合中継の合間に同局スタジオから数分間北海道日本ハムの試合情報を伝えている。(但し、巨人戦を放送している時間帯に他局が日本ハム戦を中継している場合は放送されない。また、試合情報を伝えた後に日本ハムの試合展開に動きがあった場合はその都度字幕スーパーで速報を入れている。)

毎年8月中旬ごろ開かれる巨人ホームゲームでは、8月28日の日テレ開局記念日を祝して「開局記念ナイター」というサブタイトルで開催している。日テレでのプロ野球中継第1回は1953年8月29日後楽園球場で開かれた巨人vs大阪タイガースのナイターだった。

また、同時期に24時間テレビ 「愛は地球を救う」の放映があるとその日の中継はサブタイトルとして「24時間テレビナイター」として行われ、解説・実況アナウンサーは24時間テレビオリジナルTシャツを着用して中継を行う。(日曜日に中継がある場合、24時間テレビが早く終了する。当該項を参照されたい)

その他大型国勢選挙衆議院参議院)の投開票日と重複することがある場合「選挙&ナイター」という体裁を取って、ナイター中継実施中の時間帯はL字型画面を使い、試合の映像を流しながら各政党・政治団体の獲得議席数(20時の投票締め切り直後=開票直前にはNNNの出口調査による予想議席数)と、随時当選者の表示テロップを流す形を取っている。なお状況によっては試合中継を中断し選挙速報のみ入れることもある。

又、ハワイのテレビ局であるKIKU-TVでも放送されていた(2004年度のみ。2005年度は放送無し)。

放送時間

2005年現在。なお表示の放送時間帯は全て日本時間である。

基本放送時間は19:00~20:54。展開によってはオプションとして21:24まで5分単位で延長して対応する。(2002年度は平日のみ21:54まで、2003年度は全曜日とも21:54まで、2004年度は平日21:24までに縮まり、土日が21:54までだった。)しかし、巨人の低迷が見られついには8月9日の横浜戦からは一方的な試合展開となった場合については延長なしとなった。接戦になったり、あるいはシーズン終盤の優勝や個人賞争いに関わる試合については従来どおり延長が行われることになっていたが、8月19日の試合では巨人が接戦でリードしていたにも関わらず、金曜ロードショーを優先させるために中継を定時で打ち切ったという例もある。また9月19日のヤクルト戦以後は、優勝争いに絡む試合以外は試合の展開に関わらず定時(20:54まで)で終了に変更となった。

なお、2005年度から春季を中心に一部の東京ドーム巨人ホームゲームで日曜日の試合開始が17時からの薄暮開催(実質上はデーゲーム扱い)が行われることから、その場合については16:25~16:55に放送されている「特上!天声慎吾」、16:55~17:25に放送されている「ロンQ!ハイランド」(以上は一部の地域除く)、17:30~18:00に放送されている「笑点」、18:00~18:55に放送されている「真相報道 バンキシャ!」をそれぞれ30分ずつ前倒して放映し、バンキシャ!の時間帯で随時東京ドームからの速報中継を行う。本編は18:30~19:58(展開により20:28までのオプションあり)となる。デーゲームでは5月1日と9月4日に「広島×巨人」(14:30~16:25)、5月5日にはホームゲームとしては14年ぶりに復活となる「巨人×横浜」(15:00~16:55)をそれぞれ放送した。3試合とも展開により30分までのオプションあり。

日本テレビ放送時間外の中継放送

日本テレビが中継していない時間帯は、群馬テレビにおいて主催ゲームに限り18:00~19:00にトップナイター(リレー中継)を放送する。以前はテレビ神奈川(ハイアップナイター)と千葉テレビ放送に向けてもトップ&リレーナイターを行ったこともあったが、巨人戦の中継延長が定着した関係から現在は廃止されている。

また、G+ SPORTS & NEWS(CSテレビ)でも巨人戦主催ゲームは試合開始から終了までノーカット中継する(スカパー!110ではデータ放送あり)。G+の放送があることにより、沖縄県をはじめ、地上波で見られない地域(差し替え中継の地域も含む)でも楽しむことができる。G+では、よみうりテレビが制作する甲子園の阪神対巨人戦でトップ&リレー中継を行なう。さらに、2005年度からは広島市民球場の広島対巨人戦もリレー中継されることになった。

なおG+の中継では、地上波とは別の実況アナウンサーが用意され、地上波放送外の時間帯の実況を行う(トップ中継のみ リレー中継部分はそのまま地上波中継の実況アナウンサーを起用)(この時、解説者は出演しない)。 また他球場の途中経過及びコーナー物の時に使われるVTRは、放送権の問題によりG+では流されない(音声は流れるが映像は球場内のままで断りテロップを表示)。

地上波生中継なし

  • 2005年9月、日テレは同年10月の公式戦ナイター4試合の地上波生中継を行わないことを決めた。これは巨人軍の自力優勝消滅は勿論、優勝争いの先行きが具体的に見えてきたことや、野球以外の番組に対するニーズを考慮したものと、日テレは明らかにしている。また、8月分の日テレを含めた在京キー局の野球中継の平均視聴率が10%を切ったこともありうる。
  • なおこれらの試合はG+の他、BS日テレが開局以来初めて生中継をおこなった(BS日テレでは5.1chサラウンド放送を実施。延長オプションなし)。地上波では深夜放送(一部地区除く)で30分の録画ダイジェストを行った。

クロスネット局における対応

クロスネット局であるテレビ大分テレビ宮崎では深夜の最終版ニュースを日テレ系列(NNN)から配給しており、ゴールデンタイム(19:00~23:00)の枠において、それぞれのフジテレビジョン系列の番組をネットワーク受けする曜日(TOSは火、木、金曜日〔なお土曜日は~21:00までが日テレ、21:00~からはフジの番組を配給〕、UMKは火~木曜日(火曜日は~22:00、なお金曜日は~21:00までが日テレ、21:00~はフジの番組を配給))に日テレ系で巨人戦中継があり時間延長オプションを行使した場合はNNNきょうの出来事が始まるまで(報道番組の性質上野球が延長した場合でも撮って出しなど録画放送はできず、必ず生放送で行わなくてはいけないので)「巨人戦ハイライト」を時間調整のための穴埋め(フィラー)番組として放送する。(以前はこの2局以外にもクロスネット局が多かったため、最終版ニュースをNNNから配給される放送局で巨人戦の生中継がなかった地域でも「巨人戦ハイライト」が放映されたものがあるものと思われる)また日曜薄暮開催の場合はフジテレビからのネット受け番組編成の関係上19:00~19:58(オプション最大~20:28)のみ放送される。
なお、以前はクロスネット局で日テレ系ナイター中継が放送される場合でも、曜日によって21~22時台に他系列の番組を放送する局(現在の福井放送のような例)では延長放送がなく、上記の通り「巨人戦ハイライト」が放送された。(21時・22時台共に日テレ系の番組を放送する日は延長されていた。)当時、延長されない局があるときは「この試合の模様は、一部の地域を除いて放送時間を延長してお送りします。」とアナウンスされていた。

制作局と担当球団

(注)

  1. なお、中日ドラゴンズについてはベンチレポーターのみCTVが担当する。1960年まではCBCが、1962年まではTHK 東海テレビがそれぞれネット局であった関係で、中日主催試合も日本テレビ系列で放送されていた時期があった。
  2. 日テレのヤクルト・日本ハム戦中継はいずれも前身の国鉄・東映時代に日テレが中継権を独占していた後楽園球場を本拠としていたため。その後国鉄→サンケイ→ヤクルトはCX フジテレビ、東映→日拓→日本ハムはテレビ朝日が中継するようになったが、日本ハムについては2003年再び中継権を確保した。なお、西武戦の中継権を得たのはごく近年のことである。
  3. 1975年まで広島テレビはフジテレビ系と完全クロスネットであり、火曜はフジ系、土曜は日テレ系向けに製作していた。(なお、水曜・日曜はRCC(TBS系)。広島ホームテレビ(当時NET(現テレ朝)系・フジ系クロスネット)の全国向け中継は木曜日に日テレ系向けによみうりテレビ製作・広島ホームテレビ製作協力という形でYTVのアナ・解説者が担当する形で製作し、金曜日にNET系向けに製作していた。)
  4. テロップ出し、提供クレジット読みは全国放送の場合原則として日テレから行われる。テロップ表示は通常のフェードではなく、右から出てきて、左へ引っ込むものとなっている(G+も同様)。

担当球団と中継曜日

  • 巨人(ホーム) 火曜日~日曜日
  • 阪神(巨人戦) 木曜日・土曜日
    • (主権試合) 火曜日・木曜日・土曜日
  • 広島(巨人戦) 木曜日・土曜日・日曜日
    • (主権試合) 火曜日~日曜日
  • ソフトバンク 水曜日・木曜日・金曜日・日曜日
  • 日本ハム  土曜日
  • 楽天 土曜日

題名の遍歴

日本テレビのプロ野球中継は以前は「○曜ナイター」という表記だったが、1992年に入ってから「劇空間プロ野球(西暦)」というタイトルを付けていた。2002年からコナミの野球ゲームソフトとのタイアップにより「THE BASEBALL (西暦)バトルボールパーク宣言」、そしてコナミがタイアップから降りた2004年からは現題名となる。

字幕テロップ

 これまで最低限の情報しか表示しなかった字幕テロップが大きく変わったのは野球中継に「劇空間プロ野球」とタイトルがついた1992年だった。

イメージソング

企画もの

  • 松井秀喜ホームランカードプレゼント(ヤンキース移籍後も続いている)
  • 3塁打クイズ
  • ラッキー7携帯クイズ
  • 午後8時の男(2001年のみ)
  • 夏休みプレゼントクイズ「私は誰だ」(読売新聞紙面とのメディアミックス企画)
  • ファミリーキャッチボール(週末の東京ドーム巨人ホームゲーム開催日に実施。参加者は事前に視聴者公募)
  • 副音声での実況 (クリス・ペプラーなど)※地上波のみ実施(札幌テレビ放送の道央圏以外の地域とCS放送G+、1996年から2000年まで放送されていたCS★日テレは除く)
  • 7時のダイジェスト(2005年度から 中継に入る前の6時台の試合の流れを実況ダイジェストで振り返る)
  • 7時半のナイター速報(同 他球場で開かれる試合の途中経過、あるいはデーゲームの結果)
  • 8時のMLB(同 その日の大リーグ日本人選手の活躍ぶりを振り返る)

解説者

日本テレビ

よみうりテレビ

中京テレビ

  • 川又米利 ※東京ドーム中日戦に登場
  • 宮田征典(ラジオ日本解説者兼)※中継には登場しない

広島テレビ

福岡放送

  • 長池徳士(ラジオ日本解説者兼)
  • 新浦壽夫(東北放送解説者兼・日本テレビ製作中継には以前は巨人戦も含めて登場したが現在は登場しない)

札幌テレビ

  • 広瀬哲朗(文化放送・北海道文化放送解説者兼・日本テレビ製作中継には登場しない)

尚、ミヤギテレビは専属の解説者がいないため、日本テレビから解説者を派遣する。

実況・リポート担当アナウンサー

日本テレビ

※実況、リポーターのほかに球場内イベントの進行役やインタビュアーも務める。

よみうりテレビ

広島テレビ

中京テレビ(リポートのみ)

札幌テレビ

福岡放送

ミヤギテレビ

王756号における顛末

1977年9月3日後楽園球場巨人×ヤクルト戦は巨人・王貞治のプロ通算本塁打756号の世界新記録がかかっており、全国民が注目した。当時の中継の放送時間は19:30~で、ところが、3回裏、王の756号本塁打が達成された19:10、その時間、NTV系列では「そっくりショー」(19:00~19:30)を放送しており、記録達成の瞬間を見られなかった視聴者からの苦情がNTVに殺到。物議を醸す結果となった。

テレビゲーム

「劇空間プロ野球」時代

もともと、2000年3月にスクウェアが「劇空間プロ野球 AT THE END OF THE CENTURY 1999」というタイトルでプレイステーション2用ソフトとして発売される予定だった。

しかし、事前に日本野球機構に許可を取らなかったことと、前年日本野球機構から野球ゲーム発売のライセンス(権利は2000年4月~2003年3月まで有効)を取得したコナミとの版権闘争の末、9月にまで発売がずれ込んでしまい、社会現象になった。

プレイステーション2

  • 劇空間プロ野球 AT THE END OF THE CENTURY 1999 - 2000年

「THE BASEBALL (西暦) バトルボールパーク宣言」時代

2002年にコナミが、ナムコフジテレビのタイアップで「熱チュー!プロ野球2002」を発売することを発表したのを受けて、前年暮に発売していた「プロ野球JAPAN2001」の続編「プロ野球JAPAN2002」として発売する予定だった作品を急遽、日本テレビの野球中継とタイアップする形でタイトル変更し、発売された。

2年前には、泥仕合を繰り広げられたライバル会社のゲームがタイアップした野球中継を、当のコナミが再びタイアップしたのは皮肉である。

2004年にタイアップを解消し、プロ野球スピリッツ2004を発売する。

プレイステーション2

Xbox

  • THE BASEBALL 2002 バトルボールパーク宣言 - 2002年

ゲームキューブ

  • THE BASEBALL 2003 バトルボールパーク宣言 パーフェクトプレープロ野球 - 2003年

※ゲームキューブ版は、プレイステーション2版との同時発売である。

関連項目

他局内部リンク

外部参照リンク