樫山純三

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樫山 純三(かしやま じゅんぞう、1901年9月21日 - 1986年6月1日)は、日本の実業家競走馬馬主

人物・経歴[編集]

競馬事業[編集]

純三は競走馬のオーナー(馬主)としても有名でありみずからオンワード牧場を創設し、オーナーブリーダーとして数々の名馬を世に送り出した。また、ハードツービートで日本人で初めてフランスダービージョッケクルブ賞)を勝利した国際的ホースマンでもあった。勝負服の服色は日本国内・国外ともに「黒、青袖」を使用。

純三の死後、夫人の樫山ハルが競馬事業を引き継いだ。牧場は2012年まで運営された[1]

おもな所有活躍馬[編集]

著書[編集]

  • 『樫山純三 〜走れオンワード事業と競馬に賭けた50年〜』(日本図書センター)

樫山純三賞[編集]

樫山奨学財団30周年記念事業の一環として創設。国際的視野に立った社会科学(政治、経済、社会など)の分野の現代アジア研究における独創的で優れた業績の著者へ授賞。推薦ならびに自著の応募による。候補者の国籍年齢は問わない。原則として毎年学術書1件、一般書1件の計2件(第5回までは学術書2件)とし、1件につき賞状および副賞(賞金100万円)を贈呈する。また、オンワードホールディングスよりオンワード賞(高級スーツ)が贈呈される。過去授賞歴は以下のとおり。

  • 第1回 2006年
    • 学術書賞 藤田幸一 『バングラデシュ 農村開発における階層変動』
    • 学術書賞 黄東蘭 『近代中国の地方自治と明治日本』
  • 第2回 2007年
    • 学術書賞 末廣昭 『ファミリービジネス論 ―後発工業化の担い手― 』
    • 学術書賞 松田康博 『台湾における一党独裁体制の成立』
  • 第3回 2008年
    • 学術書賞 石川登 『境界の社会史』
    • 学術書賞 関志雄 『中国を動かす経済学者たち』
  • 第4回 2009年
    • 学術書賞 若林正丈 『台湾の政治 中華民国台湾化の戦後史』
    • 学術書賞 林幸司 『近代中国と銀行の誕生 金融恐慌、日中戦争、そして社会主義へ』
  • 第5回 2010年
    • 学術書賞 長谷川啓之 『現代アジア事典』
    • 学術書賞 袁堂軍 『中国の経済発展と資源配分1860-2004』
  • 第6回 2011年
  • 第7回 2012年
  • 第8回 2013年
    • 学術書賞 麻田雅文 『中東鉄道経営史』
    • 一般書賞 家近亮子 『蔣介石の外交戦略と日中戦争』
  • 第9回 2014年
  • 第10回 2015年
    • 学術書賞 近藤則夫 『現代インド政治』
    • 一般書賞 楊海英 『チベットに舞う日本刀』
  • 第11回 2016年
    • 学術書賞 鈴木真弥 『現代インドのカーストと不可触民 都市下層民のエスノグラフィー』
    • 一般書賞 野嶋剛 『台湾とは何か』
  • 第12回 2017年
    • 学術書賞 岡本隆司 『中国の誕生-東アジアの近代外交と国家形成』
    • 一般書賞 国分良成 『中国政治からみた日中関係』
  • 第13回 2018年
    • 学術書賞 家永真幸 『国宝の政治史-「中国」の故宮とパンダ-』
    • 一般書賞 柯隆 『中国「強国復権」の条件-「一帯一路」の大望とリスク-』
  • 第14回 2019年
    • 学術書賞 小此木政夫 『朝鮮分断の起源-独立と統一の相克-』
    • 一般書賞 小笠原弘幸 『オスマン帝国-繁栄と衰亡の600年史-』
  • 第15回 2020年
    • 学術書賞 小笠原欣幸 『台湾総統選挙』
    • 一般書賞 岡奈津子 『<賄賂>のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン』
    • 特別賞 アジア開発銀行 『Asia's Journey to Prosperity: Policy, Market, and Technology Over 50 Years』

脚注[編集]

  1. ^ オンワード牧場が撤退 馬産など地域振興に功績【浦河】” (日本語). 日高報知新聞. 北海道ニュースリンク協議会 (2012年1月30日). 2012年2月12日閲覧。

関連項目[編集]