木村敦志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
木村 敦志 Football pictogram.svg
名前
愛称 アツシ
カタカナ キムラ アツシ
ラテン文字 KIMURA Atsushi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 1984年5月1日(32歳)
出身地 大阪府茨木市
身長 184cm
体重 78kg
選手情報
ポジション GK
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003-2014 ガンバ大阪 6 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2015年1月11日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

木村 敦志(きむら あつし、1984年5月1日 - )は、大阪府茨木市出身の元プロサッカー選手ポジションゴールキーパー(GK)

来歴[編集]

小学4年生の頃に地元茨木市の太田JFCでサッカーを始める。当時から長身だったため最初からポジションはGKだった[1]。中学時代からガンバ大阪の下部組織でプレーし、2003年にトップチームに昇格[2]。若い頃から各年代の日本代表にも選出され、2001年にはU-17日本代表としてU-17世界選手権2005年にはU-21日本代表として第33回トゥーロン国際大会に出場した。

G大阪では松代直樹藤ヶ谷陽介といった先輩GKたちの後塵を拝し、長らく出場機会を得られなかったが、入団7年目の2009年12月29日天皇杯準決勝・ベガルタ仙台戦で公式戦初出場を果たした[3][2]。このときは第1GKの藤ヶ谷がインフルエンザ、第2GKの松代が怪我を抱えていたことから木村に出番が訪れ、チームは2-1で勝利した[4]

2010年AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ2試合(第2節・河南建業[5]、第4節・シンガポール・アームド・フォーシズ[6])に出場した。2010年と2011年は藤ヶ谷に次ぐ第2GKとしてリーグ戦全試合にベンチ入りした[7][8]

2012年5月2日AFCチャンピオンズリーグ浦項スティーラース戦から先発に定着[9]5月6日のJ1第10節・大宮アルディージャ戦でプロ10年目にしてJリーグ初出場を果たした [2]。その後もミスが目立った藤ヶ谷に代わってゴールを守り続けていたが[10][11]6月25日の練習中に右腓骨遠位端骨折により戦線離脱[10][9]。10月後半までにはチームに合流し[12]、12月には武田洋平の控えとして天皇杯でベンチ入り[13]

クラブがJ2に降格した2013年は出番がなく[14][15]、クラブがJ1に復帰した2014年は新加入の東口順昭河田晃兵に次ぐ第3GKという位置づけで、リーグ戦のベンチ入りは3試合にとどまった[16]。2015年1月、現役引退が発表された[17][2]

現役引退後は、現役時代の先輩ディフェンダー新井場徹からの依頼を受けて、新井場が代表を務めるFCティアモ枚方のサッカースクールでGKコーチを務めている[18]。引退直後の2015年夏には、正GKのキム・ジンヒョンの負傷でGK陣が手薄になったセレッソ大阪から現役復帰のオファーが届いたことや、オファーを固辞したことが報じられた[19]

人物・エピソード[編集]

  • クラブやサポーターからは、その風貌やプレースタイルから「浪速のブッフォン」という愛称で呼ばれた[3]
  • 同じ誕生日(5月1日)という理由から、当時チームメイトの星原健太との共同ブログを2011年5月に開設。
  • 2013年12月、一般女性との婚約を発表[20]
  • 公式サイト「おにぎり革命」を開設[21]。既存のJリーガーを越えた取り組みからネット上で「サッカー選手らしくない」と話題になる[22]
  • ガンバのサポーターであることを公言しているたむらけんじと親交が深く、「第3回たむけんCUP」(たむらの主催で2015年1月11日J-GREEN堺で開かれたアマチュアフットサル大会)が、ゴールキーパーとしての引退試合になった。現役引退後の2015年からは、GKコーチとして活動するかたわら、たむらが経営する炭火焼肉たむらの店舗運営・メニュー開発にも携わっている。木村自身は、「現役時代に(たむらを含めて)多くの経営者と出会ったことで、多くのことを学んだ。自分も、将来は会社の経営を通じて他人を楽しませたいので、(そのための修業の一環として)新井場やたむらの仕事を手伝っている」と語っている[18]

所属クラブ[編集]

ユース経歴
プロ経歴

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 ナビスコ杯 天皇杯 期間通算
2003 G大阪 31 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2004 0 0 0 0 0 0 0 0
2005 0 0 0 0 0 0 0 0
2006 0 0 0 0 0 0 0 0
2007 29 0 0 0 0 0 0 0 0
2008 0 0 0 0 0 0 0 0
2009 0 0 0 0 1 0 1 0
2010 0 0 0 0 0 0 0 0
2011 0 0 0 0 0 0 0 0
2012 6 0 0 0 0 0 6 0
2013 J2 0 0 - 0 0 0 0
2014 18 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
通算 日本 J1 6 0 0 0 1 0 7 0
日本 J2 0 0 - 0 0 0 0
総通算 6 0 0 0 1 0 7 0
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFC ACL クラブW杯
2006 G大阪 29 0 0 -
2008 0 0 0 0
2009 0 0 -
2010 2 0 -
2011 0 0 -
2012 1 0 -
通算 AFC 3 0 0 0

タイトル[編集]

クラブ[編集]

ガンバ大阪ユース
ガンバ大阪

代表歴[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 木村 敦志”. Just Smile!! by MERRY PROJECT (2014年7月1日). 2015年11月13日閲覧。
  2. ^ a b c d “G大阪、GK木村敦志が現役引退…3冠達成も心残りは「バロンドール」”. サッカーキング. (2015年1月11日). http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150111/269951.html 2015年11月13日閲覧。 
  3. ^ a b “浪速のブッフォン”7年目の初陣飾った(サッカー) — スポニチ Sponichi Annex サッカー 第89回天皇杯 - ウェイバックマシン(2010年11月23日アーカイブ分)
  4. ^ 近藤安弘 (2009年12月29日). “[天皇杯]G大阪GK木村がデビュー戦勝利。大先輩のアドバイスで奮闘”. ゲキサカ (講談社). http://web.gekisaka.jp/news/detail/?63641-48576-fl 2015年11月13日閲覧。 
  5. ^ “[ACL]G大阪vs河南建業 試合記録”. ゲキサカ (講談社). (2010年3月10日). http://web.gekisaka.jp/news/detail/?66286-52355-fl 2015年11月13日閲覧。 
  6. ^ “[ACL]G大阪vs.アームド・フォーシズ 試合記録”. ゲキサカ (講談社). (2010年3月31日). http://web.gekisaka.jp/news/detail/?67039-53464-fl 2015年11月13日閲覧。 
  7. ^ 『2010Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社、2010年、16-19頁。
  8. ^ 『2011Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社、2011年、16-19頁。
  9. ^ a b “G大阪GK木村が骨折で離脱・・・”. ゲキサカ (講談社). (2012年6月26日). http://web.gekisaka.jp/news/detail/?101298-102751-fl 2015年11月13日閲覧。 
  10. ^ a b “G大阪、今季レギュラー獲得のGKが負傷” (プレスリリース), Goal.com, (2012年6月26日), http://www.goal.com/jp/news/127/j%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0/2012/06/26/3201785/g%E5%A4%A7%E9%98%AA%E4%BB%8A%E5%AD%A3%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%8D%B2%E5%BE%97%E3%81%AEgk%E3%81%8C%E8%B2%A0%E5%82%B7 2015年11月13日閲覧。 
  11. ^ 『2012Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社、2012年、72-75頁。
  12. ^ 高村美砂 (2012年10月26日). “【J1:第30節 G大阪 vs 広島】プレビュー:熾烈な残留・首位争いの渦中にある両者が激突。このカードで圧倒的勝率を誇るG大阪、データ通りの快勝なるか:J’s GOALアーカイブ”. Jリーグ. 2015年11月13日閲覧。
  13. ^ 『Jリーグ公式記録集2013―J.LEAGUE YEARBOOK 2013』 朝日新聞出版、2013年、ISBN 978-4021902307、148-149頁。
  14. ^ 『2013Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社、2013年、156-157頁。
  15. ^ 選手出場記録 ガンバ大阪 2013Jリーグ ディビジョン2”. Jリーグ. 2015年11月13日閲覧。
  16. ^ 『2014Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社、2014年、10-11頁。
  17. ^ “木村敦志選手 現役引退のお知らせ” (プレスリリース), ガンバ大阪, (2015年1月11日), http://www.gamba-osaka.net/news/index/c/0/no/2567/ 2015年11月13日閲覧。 
  18. ^ a b 元ガンバ大阪GK木村敦志の異色なセカンドキャリアは『たむけんxチーズケーキ』(『J論』2016年2月6日付記事)
  19. ^ “C大阪 元大宮GK北野が加入 昨季引退の木村氏には復帰断られる”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年8月6日). http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/08/06/kiji/K20150806010885130.html 2015年11月13日閲覧。 
  20. ^ 木村敦志選手 入籍のお知らせ ガンバ大阪オフィシャルサイト、2013年12月12日
  21. ^ 木村敦志 おにぎり革命 木村敦志 おにぎり革命
  22. ^ ガンバ大阪のGK・木村敦志選手が「サッカー選手らしくない」と話題 ライブドアニュース、2014年4月11日

外部リンク[編集]