川上貢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

川上 貢(かわかみ みつぐ、1924年9月6日 - 2012年3月20日)日本の建築史家。工学博士。主に鎌倉時代から室町時代にかけての貴族住宅の研究である『日本中世住宅の研究』によって、書院造に到る寝殿造の変遷を解き明かした。

経歴[編集]

  • 1924年9月6日大阪府に生まれる。
  • 1946年、京都帝国大学工学部建築学科に入学。
  • 1949年、卒業、同大学院の特別研究生として村田治郎に師事。
  • 1953年、京都大学工学部講師
  • 1955年、京都大学工学部助教授
  • 1958年、「日本中世住宅の研究」にて工学博士
  • 1966年、京都大学工学部教授
  • 1987年より1989年まで建築史学会会長
  • 1988年に定年退官、京都大学名誉教授
  • 1990年まで福井大学工学部教授
  • 1995年まで大阪産業大学工学部教授
  • 1994年より財団法人京都市埋蔵文化財研究所所長
  • 2012年3月20日死去。87歳。

受賞[編集]

  • 1959年に「日本中世住宅の研究」で日本建築学会賞(論文賞)を受賞
  • 2010年「日本建築史に関する研究・教育と建築文化遺産保存活動の功績」で日本建築学会大賞。

著書[編集]

  • 「北山殿と東山殿」『金閣と銀閣』 淡交社、1964年
  • 『日本中世住宅の研究』 墨水書房、1967年
  • 『禅院の建築』、河原書店、1968年
  • 「紙障子と板戸」 『建築もののはじめ考』、新建築社、1973年
  • 『日本建築史論考』、中央公論美術出版、1998年
  • 『建築指図を読む』、中央公論美術出版、1988年
  • 『近世上方大工の組・仲間』、思文閣出版、1997年
  • 『新訂・日本中世住宅の研究』、中央公論美術出版、2002年