天川村

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てんかわむら
天川村
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
吉野郡
団体コード 29446-2
法人番号 2000020294462
面積 175.66 km²
総人口 1,310
推計人口、2016年10月1日)
人口密度 7.46人/km²
隣接自治体 五條市
吉野郡黒滝村川上村上北山村
村の木 スギ
村の花 オオヤマレンゲ
他のシンボル コマドリ
天川村役場
所在地 638-0305
奈良県吉野郡天川村大字沢谷60
北緯34度14分30.9秒東経135度51分19.2秒
天川村役場
外部リンク 天川村ホームページ

天川村位置図

― 市 / ― 町・村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
大峯山寺妙覚門
天河大弁財天社
洞川の旅館街

天川村(てんかわむら)は、奈良県の中部に位置するである。キャッチフレーズは“「天の国」「木の国」「川の国」”。

世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の主要構成要素である修験の山、大峰山があり、そのふもとには天河大弁財天社がある。


地理[編集]

奈良県の中央部南に位置し「近畿の屋根」と称される大峰山脈の山々が聳える。近畿最高峰の八経ヶ岳(1,915m)を擁し熊野川源流の天ノ川(てんのかわ)が流れる。近畿南部にありながら高所であるため冷涼な気候は、夏は避暑地、秋は紅葉の名所として観光客を集めるが、冬季は極めて寒冷である。

  • 山:八経ヶ岳弥山(みせん)、山上ヶ岳
  • 河川:天ノ川
  • 鍾乳洞:洞川付近に面不動(めんふどう)、神泉の窟(しんせんのいわや)、蟷螂(とうろう)の窟、一の行場(いちのぎょうば)、五代松(ごよまつ)、蛇の倉などの鍾乳洞がある[1]

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

原始遺跡はほとんど発見されておらず古くは人々が定住するにはいたらなかったが、そんな深山幽谷の地であったことが修行者たちの「行場」を開くきっかけとなり、7世紀役行者小角により金峰山大峯山が開山されて以来は人々の定住を促し山岳修験道の根本道場として栄えた。奈良時代には遣唐使が持ち帰った興福寺所蔵の「華原磬」の基石として白石(結晶質石灰岩)を切り出し運搬した記録が、正倉院の文書の中に残されており公式的な文書に天川村が登場する最初といえる。 平安時代には宇多天皇藤原道長などをはじめ多くの人々が大峯山へ御岳詣をしている[2]。大峯山で修行した弘法大師空海はこの地を経て平原の幽地である高野に至ったという記録もあり、伝承もでは籠り道場となった場所が籠山(こもりやま)、庵を結んだ場所が庵住(いおすみ)という地名になったとされている[3]

大峰連山の一つ弥山に祠られた弥山大神の歴史も古く天河大弁財天社の創建とその隆盛とともに聖域化され、これらに前後して「天ノ川」という河川名が生まれたと考えられている。村は天河神社の信仰を核に繁栄し南朝による課役免除の恩典もあり経済的にも安定していた。また村は弓竹の産地としても知られ南朝方、織田・豊臣両氏にも矢竹を上納している。江戸時代には天川23ヶ村は天領とされ年貢の他に矢竹を上納し幕府の役人である代官によって統治されていた[2]

沿革[編集]

村域の変遷[編集]

明治22年 現在
奈良県
吉野郡
天川村

行政[編集]

  • 村長は森本靖順(2013年1月1日現在)。
  • 村議会は定数8人、現在の議長は弓場 昭(2013年1月1日現在)。
  • 吉野郡域8町村での合併や、すぐ北に位置する黒滝村の2村での合併が検討されたが、2005年(平成17年)3月に黒滝村の協議取りやめの申し入れにより合併協議会が解散し、平成の大合併では合併は行われないことになった。

なお、衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第4区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「吉野郡選挙区」(定数:2)となっている[4]

経済[編集]

産業[編集]

  • 第一次・二次産業
    • 村域の大半を林が占めており、林業及び製材業がさかんであったが、林業不況により従事者が減少して過疎化・高齢化の要因となっている。
    • 農業
  • 第三次産業
    • 下記の通り、世界遺産にも登録された観光地を抱え、年間60万人が訪れることから、観光業がさかんである。

農業協同組合(JAならけん)[編集]

  • 天川支店(川合)
  • 天川支店洞川出張所(洞川) - JAバンクのATMも設置(ただし土曜・休日は稼働しない)

その他、天川村役場内にJAバンクのATMが設置されている。

日本郵政グループ[編集]

(※2014年6月現在)

各郵便局とも集配局。また各郵便局ともゆうちょ銀行のATMが設置されており、洞川郵便局ではホリデーサービスを実施。

※天川村内の郵便番号は以下の通り。

  • 638-03xx」=北部地域(天川村役場周辺など)。天の川局の集配担当。
  • 638-0431」=洞川。洞川局の集配担当。
  • 638-05xx」=九尾(つづらお)より西側の地域。和田局の集配担当。

地域[編集]

人口[編集]

Demography29446.svg
天川村と全国の年齢別人口分布(2005年) 天川村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 天川村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
天川村(に相当する地域)の人口の推移
1970年 4,040人
1975年 3,654人
1980年 3,207人
1985年 2,731人
1990年 2,519人
1995年 2,310人
2000年 2,104人
2005年 1,800人
2010年 1,571人
総務省統計局 国勢調査より

天川村の人口

  • 人口増加率(2002年→2007年) : -14.9%

教育[編集]

  • 天川村立天川小学校
  • 天川村立天川中学校
  • 天川村立洞川中学校

交通[編集]

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

洞川地区の町並 面不動鍾乳洞付近から撮影)

特産品[編集]

  • 洞川湧水群
    • 水の郷百選に認定されている。天の国・木の国・川の国 「名水の天川村」
    • ごろごろ水
    • 大峯山神泉洞の水(ミネラルウォーター)
  • 陀羅尼助
    • 洞川温泉付近には、陀羅尼助丸の販売店が立ち並ぶ。

出身有名人[編集]

天川村が登場する作品[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 大和大峰研究グループ著『大峰山・大台ヶ原山 -自然のおいたちと人々のいとなみ-』築地書館 2009年 93ページ)
  2. ^ a b 天川村の概要(公式サイト)の「村のおいたち」より。
  3. ^ 天川村総合案内パンフレット (PDF) (公式サイト・観光情報)より。
  4. ^ 選挙区と定数 奈良県選挙管理委員会

外部リンク[編集]