上北山村

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かみきたやまむら
上北山村
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
吉野郡
団体コード 29451-9
法人番号 4000020294519
面積 274.22 km²
総人口 465
推計人口、2017年10月1日)
人口密度 1.7人/km²
隣接自治体 五條市
吉野郡下北山村十津川村川上村天川村
三重県熊野市尾鷲市
北牟婁郡紀北町多気郡大台町
村の木 ケヤキ
村の花 ヤマユリ
村の鳥 ホトトギス
上北山村役場
村長 山室潔
所在地 639-3701
奈良県吉野郡上北山村河合330
北緯34度8分3.4秒東経136度0分0.4秒
上北山村役場
外部リンク 上北山村公式ホームページ

上北山村位置図

― 市 / ― 町・村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
北山川上流部分
上北山村の主集落・河合。その名の通り、北から流れてきた北山川(奥の流れ)と北東から流れてきた小橡川(手前の流れ)の合流地点にできた集落である
上北山村小橡・瀧川寺
上北山村小橡・北山宮
上北山村河合・八坂神社
上北山村白川・林泉寺
上北山村河合・上北山診療所

上北山村(かみきたやまむら)は奈良県南東部に位置する。奈良県で2番目に面積が広い村である。

地理[編集]

奈良県吉野郡南部の山間部に位置する。西に大峰山脈稜線、東に台高山脈大台ヶ原を見ることができる、自然の豊かな山村である。北の和佐又山には県内で二つあるスキー場の一つ、和佐又山スキー場がある。 狭隘な道路が多く、国道169号以外による村へのアクセスは容易ではない。

水太谷(みずふとだに)流域に、無双胴(むそうどう)、底なしの井戸などの鍾乳洞がある[1]

隣接する自治体[編集]

歴史[編集]

  • 町村制実施以前 - 西野村、小瀬村、橡本村、川合村、白川村の5村で「北山郷上組」を称する
  • 1875年明治8年)12月 - 小瀬村・橡本村が合併して小橡(ことち)村となる
  • 1882年(明治15年)2月 - 西野村が西原村に、川合村が河合村にそれぞれ改称
  • 1889年(明治22年)
  • 1890年(明治23年) - 「小学校令」発布、村立尋常小学校として五校(西原、小橡、河合、白川、東ノ川)開校
  • 1936年(昭和11年)2月 - 吉野熊野国立公園指定(大台ヶ原大峯の諸峯)
  • 1937年(昭和12年)9月 - 第1次室戸台風で被害を受ける[2]
  • 1948年(昭和23年) - 上北山診療所開設
  • 1955年(昭和30年)5月 - 高松宮来村
  • 1957年(昭和32年) - 坂本ダム工事着工
  • 1959年(昭和34年)9月 - 伊勢湾台風
  • 1961年(昭和36年)
  • 1962年(昭和37年)5月 - 坂本ダム第1貯水開始
  • 1963年(昭和38年)8月 - 小橡地区内で初めての有線放送開始
  • 1969年(昭和44年)7月 - 水没記念碑を母校に(東の川青年団)
  • 1973年(昭和48年)7月 - 役場庁舎、振興センター落成
  • 1984年(昭和59年)10月 - 第39回国民体育大会(山岳競技)開催
  • 1990年(平成2年)4月 - 生駒市と友好都市提携
  • 1996年(平成8年)5月 - 和佐又山にて奈良県植樹祭開催

村域の変遷[編集]

明治12年 明治14年 明治15年 明治17年 明治22年 現在
堺県 大阪府 奈良県
吉野郡
西野村 西原村 上北山村
小橡村
川合村 河合村
白川村

行政[編集]

なお、衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第4区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「吉野郡選挙区」(定数:2)となっている[3]

有名人[編集]

  • 岩本武助(元衆議院議員)

経済[編集]

産業[編集]

  • 林業 - かつての主力産業。
  • 大台ケ原を中心とする観光業

日本郵政グループ[編集]

(※2014年6月現在)

上北山郵便局

各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置されており、上北山郵便局ではホリデーサービスを実施。

※上北山村内の郵便番号は「639-37xx」で、上北山郵便局が集配を担当している。

なお村内には郵便局以外に民間の金融機関がないため、村内に主たる事務所が所在する公共的な法人及び団体については、郵便貯金の預入限度額(1,000万円)の適用が除外されている。

地域[編集]

人口[編集]

Demography29451.svg
上北山村と全国の年齢別人口分布(2005年) 上北山村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 上北山村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
上北山村(に相当する地域)の人口の推移
1970年 1,717人
1975年 1,463人
1980年 1,155人
1985年 1,123人
1990年 1,046人
1995年 1,023人
2000年 915人
2005年 802人
2010年 683人
2015年 512人
総務省統計局 国勢調査より

上北山村の人口

  • 人口増加率(2002年→2007年):-15.6%
  • 2015年国勢調査では、人口密度は1.86人/km2と全国で福島県檜枝岐村に次いで2番目に小さい。人口増加率は-25.3パーセントで、東日本大震災で被災地となった自治体を除くと全国で最も小さい。

教育[編集]

交通[編集]

国道169号を除くほとんどの道路が狭隘である。隣接する自治体の中で、比較的容易にアクセスできるのは下北山村、川上村のみである。五條市、十津川村、三重県大台町、紀北町、熊野市へは境界を通過する自動車道路がないためアクセスが難しい。尾鷲市とは林道および国道425号で結ばれているが、いずれも狭隘で、特に後者は"酷道"と呼ばれるほど道路状況が悪い。落石や崩落などの自然災害も多く、安全を考えると下北山村、熊野市へ南下したあと国道42号で迂回するのが無難である。天川村へは唯一のアクセス道路である国道309号(行者還トンネル経由)が冬季(12月から4月頃)通行止めとなるため、国道169号を北上して吉野方面へ大きく迂回しなければならない(それ以外の時期でも行者還トンネル付近を中心に狭隘区間が多いため通行には注意が必要である)。

道路[編集]

国道[編集]

主要地方道[編集]

一般県道[編集]

バス[編集]

  • 奈良交通
  • 上北山村コミュニティバス
    • 診療所 - 木和田、診療所 - 宝泉寺前、診療所 - 白川公民館の3路線が運行されている。料金無料。
    • 診療所 - 木和田間はかつて奈良交通が運行していた河合 - 木和田間のローカル路線の廃止に伴って運行を引き継いだ。

2014年10月に奈良交通がバスの減便を行ったため、吉野方面から上北山村へ向かうバスは1日1便のみとなっている[4]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

道の駅吉野路 上北山

 温泉[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 大和大峰研究グループ著『大峰山・大台ヶ原山 -自然のおいたちと人々のいとなみ-』築地書館 2009年 93ページ
  2. ^ 要出典とした部分については上北山公式サイトの歴史年表にて確認。ただし室戸台風は1934年(昭和9年)の台風なので1937年(昭和12年)に発生した別の台風か、あるいは年代の間違いであるのか不明。
  3. ^ 選挙区と定数 奈良県選挙管理委員会
  4. ^ 上北山村 奈良交通バス時刻表 2015年2月25日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]