和歌山県立情報交流センターBig・U

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和歌山県立情報交流センターBig・U
Wakayama Prefectural Information Exchange Center Big-U
131222 Big-U Tanabe Wakayama pref Japan10s3.jpg
和歌山県立情報交流センターBig・Uの位置(和歌山県内)
和歌山県立情報交流センターBig・U
情報
用途 貸施設/図書館/大学
竣工 2005年1月4日
所在地 646-0011
和歌山県田辺市新庄町3353-9
座標 北緯33度41分46.3秒 東経135度23分44.3秒 / 北緯33.696194度 東経135.395639度 / 33.696194; 135.395639
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和歌山県立情報交流センターBig・U(わかやまけんりつじょうほうこうりゅうせんたー ビッグ・ユー、Wakayama Prefectural Information Exchange Center Big-U)とは、和歌山県田辺市新庄町にある複合文化施設である。貸施設やカフェレストラン図書館大学施設などからなる。特定非営利活動法人和歌山IT教育機構指定管理者として運営する。

「ビッグ・ユー」の名称は、建物が上空から見るとUの形となっていることにも由来する。なお、「ビッグ」の名称は、和歌山県の施設では和歌山ビッグホエール県民交流プラザ 和歌山ビッグ愛に続くものである。

概要[編集]

カフェ

貸施設を含む和歌山県立紀南図書館・和歌山大学南紀サテライト・和歌山県立教育センター学びの丘や、カフェ、レストランなどからなる複合施設。

2013年9月には、隣接地に和歌山県紀南児童相談所が新築移転している[1]

沿革[編集]

  • 2005年1月4日 - 和歌山県立情報交流センターBig・U正式に供用開所。
  • 2008年2月9日 - 来館者延べ100万人を達成。

建物概要[編集]

  • 敷地面積 - 36,976.19m2
  • 建築面積 - 8,571.80m2(建蔽率 - 23.18%)
  • 延べ面積 - 9,677.99m2(建蔽率 - 26.17%)
  • 規模・構造 - 地上2階・鉄骨造
  • 駐車台数 - 普通車用211台(身体障害者スペース5台を含む)・大型用4台

和歌山県立紀南図書館[編集]

Japanese Map symbol (Library) w.svg 和歌山県立紀南図書館
Wakayama Prefectural Kinan Library
131222 Big-U Tanabe Wakayama pref Japan09s5a.jpg
一般書コーナー付近
施設情報
前身 和歌山県立図書館紀南分館
専門分野 総合
事業主体 和歌山県
延床面積 約1,100 m2
開館 1951年(昭和26年)11月1日[2]
所在地 646-0011
和歌山県田辺市新庄町3353-9
ISIL JP-1002426
統計情報
貸出数 108,332冊[3] (平成24年)
来館者数 119,682人[3] (平成24年)
条例

和歌山県立図書館設置及び管理条例(平成5年3月30日和歌山県条例第19号)

  • 和歌山県立図書館管理規則(平成5年3月31日和歌山県教育委員会規則第9号)
公式サイト https://www.lib.wakayama-c.ed.jp/kinan/index.html
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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和歌山県立紀南図書館は、1951年和歌山県立図書館の紀南分館として開館した。2005年に情報交流センター内への移転し、名称を和歌山県立紀南図書館に改めた。

蔵書[編集]

  • 蔵書約25万冊
開架書架5万・閉架書架20万

歴史[編集]

紀南分館の設置(1951-1955)[編集]

和歌山市にある和歌山県立図書館は、1945年(昭和20年)1月15日和歌山連隊区司令部に館舎を接収されて事実上活動を休止したが、和歌山大空襲での館舎焼失を免れ、同年9月1日に司令部から館舎を返還されると活動を再開した[4]。県立図書館は戦前の貸出文庫を再開し、1950年(昭和25年)に和歌山県教育庁社会教育課の宣伝車「ポニー号」を活用して移動文庫を開始した[5]。移動文庫は県内各地方に「ブックセンター」を設け、そこを拠点に公民館学校などの読書会へ10冊1組で1か月間貸し出すものであった[6]。ポニー号は1台しかなかったため、和歌山市から離れた紀南地方での巡回が不十分となった[7]。そこで西牟婁地区視聴覚教育研究会が中心となって、フィルムライブラリーを紀南地方に誘致しようと1950年(昭和25年)秋頃から運動を開始した[2]

その甲斐あって1951年(昭和26年)11月1日に紀南分館設置条例が制定され[2]、紀南地方における図書映画紙芝居幻灯などの貸出拠点として、12月8日に田辺市上屋敷町の田辺市公益質屋倉庫を借用して和歌山県立図書館紀南分館が開館した[8]。分館長は西牟婁教育長が兼任し、職員は1人だけであった[8]。紀南分館は紀南3地方(日高西牟婁東牟婁)を管轄し、田辺市とその周辺は分館から直接、その他の地域(本宮勝浦潮岬印南御坊など[2])はブックセンターから貸出文庫を実施した[8]。視聴覚資料としては16ミリ映画フィルム約100本、幻灯フィルム約30本、紙芝居と展示資料は各10数組保有し、町村などの求めに応じて貸し出した[8]。一方、映写機は地方教育局からの貸し出しを基本とし、紀南分館の保有分は教育局への補給用としていた[8]

1954年(昭和29年)2月時点の蔵書数は4,000冊、映画フィルムは200本、幻灯フィルムは400本あり、分館の建坪は10坪(≒33.1 m2[9]、貸出文庫の拠点数は120か所あった[10]。この頃の紀南分館は貸出文庫のみで個人への貸し出しは行っていなかったが、1953年(昭和28年)に和歌山県立図書館本館が自動車文庫「たちばな号」を導入して個人への貸し出しを始めていたので、紀南分館にも自動車文庫の導入を求める声が上がった[9]。そして1954年(昭和29年)7月3日に紀南分館へ自動車文庫「はまゆう号」が配備され、同年7月5日から6コース82か所の巡回を開始した[9]。当時の紀南地方は紀北にも増して道幅が狭く未舗装の悪路が多かったため、巡回は困難を極めたが、巡回先からは熱烈な歓迎を受け[2][9]、山間部では「開闢(かいびゃく)以来の文化の薫」という言葉で讃えられた[2]

仮館舎時代(1955-1972)[編集]

1955年(昭和30年)7月に田辺市立図書館が旧田辺市警察庁舎へ移転し、公民館から独立すると[11]、紀南分館は同年12月にその一角を借用して移転した[9]。移転により29.5坪(≒97.5 m2)に拡張したがなお不十分であった[9]1956年(昭和31年)、視聴覚資料を和歌山県社会教育課に返還したため、図書中心の活動に軸足を移し、館報「はまゆう」の発行、母子読書運動の実施、婦人文庫の設置など活動の幅を広げていった[12]

1960年(昭和35年)、紀南蚕業指導所跡へ移転し[2]、同年10月より田辺市民を対象に分館での個人貸し出しを開始した[13]。田辺市民への貸し出しを開始したのは、施設を田辺市から借用していたという背景がある[2]1962年(昭和37年)12月に2代目「はまゆう号」を導入、先代より小型化することで、へき地への巡回を容易にした[13]1968年(昭和43年)度の紀南分館の貸出冊数は31,502冊と過去最高を更新し、着実に成果を挙げていた[13]1970年(昭和45年)には3代目「はまゆう号」を導入した[13]

扇ヶ浜公園時代(1972-2005)[編集]

1971年(昭和46年)の第26回国民体育大会(黒潮国体)が和歌山県で開かれることになったことを受け、県内ではスポーツ施設社会教育施設の整備が進められ、和歌山県知事大橋正雄は和歌山県立図書館(本館・紀南分館とも)についても新館建設を年頭記者会見で発表した[14]。旧・紀南蚕業指導所の館舎が狭隘化・老朽化し、道路整備のために建物の返還を求められていたという事情も重なり、建設の方向へ進んでいった[15]。地元では紀南分館移改築建設委員会、紀南分館移改築等推進委員会を組織して陳情を重ねた[16]1972年(昭和47年)12月、5438万円をかけて田辺市湊の扇ヶ浜公園に新館が建設され、移転した[13]。新館の敷地面積は330 m2、延床面積は815.67 m2と大きくなり[13]、親子図書室の設置[16]集中冷暖房の完備など近代的な施設となった[13]郷土資料を含む開架図書7,000冊を整え[16]、従来自動車文庫の片手間に運営していた個人貸し出しやレファレンス業務を本格実施するようになった[17]

年表[編集]

  • 1951年(昭和26年)
    • 11月1日 - 紀南分館を設置[2]
    • 12月8日 - 田辺市に紀南分館が開館[8]。田辺市公益質屋倉庫を借用[8]
  • 1954年(昭和29年)7月3日 - 自動車文庫を導入[9]
  • 1955年(昭和30年)12月 - 田辺市立図書館内へ移転[9]
  • 1960年(昭和35年) - 紀南蚕業指導所跡へ移転[2]
  • 1972年(昭和47年)12月 - 田辺市湊に新館が竣工[13]
  • 2004年10月 - 移転準備のため休館。
  • 2005年1月4日 - 和歌山県立紀南図書館として和歌山県立情報交流センター内に移転開館。

開館時間[編集]

  • 火曜日-金曜日:午前10時-午後7時
  • 土・日・祝日:午前10時-午後6時

和歌山県立紀南図書館では、2007年度から利便性を向上させるため、全ての祝日で開館している。なお、月曜日は休館日となっている。

和歌山大学南紀サテライト[編集]

和歌山大学南紀サテライトは、平成17年(2005年)に開設された和歌山大学の施設である。

沿革[編集]

  • 2005年4月 - 和歌山県立情報交流センターBig・U内に開設。

施設概要[編集]

和歌山県教育センター学びの丘[編集]

その他施設[編集]

交通機関[編集]

電車

※Big.U前のバス停は2014年9月30日付で廃止された。

自動車
飛行機

近隣施設[編集]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]