床面積
床面積(ゆかめんせき、英語: Floor area)は建築物の各階又はその一部で壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積[1]。
各階の床面積の合計を延べ床面積という。
概要[編集]
床面積は、建築基準法による建築確認の要件や防火上の構造の規制などに使用される。
区分所有建物においては、床面積は、壁その他の区画の内側線で囲まれた部分の水平投影面積による。各共有者の持分は、その有する専有部分の床面積の割合による。(建物の区分所有等に関する法律第14条)
除外規定[編集]
ただし、自動車車庫、自転車駐輪のための施設に用いる部分は床面積に算入しない[2]と規定されている。
船舶[編集]
船舶工学では旅客船の立席や救命筏における一人当たりの最小床を床面積(Floor space)という[3]。
脚注[編集]
- ^ 建築基準法施行令第2条3項
- ^ 建築基準施行令第2条4項
- ^ 池田勝, 池田正男, 古今(こきん)用語撰」『らん:纜』 2001年 52巻 p.30-34 , doi:10.14856/ran.52.0_30、2020年6月19日閲覧。