吉草酸
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| 物質名 | |
|---|---|
Pentanoic acid | |
別名 1-Butanecarboxylic acid | |
| 識別情報 | |
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3D model (JSmol) |
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| ChEBI |
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| ChEMBL |
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| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.003.344 |
| EC番号 |
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PubChem CID |
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| RTECS number |
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| UNII |
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CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| C5H10O2 | |
| モル質量 | 102.133 g·mol−1 |
| 外観 | 無色の液体 |
| 密度 | 0.930 g/cm3 |
| 融点 | −34.5 °C (−30.1 °F; 238.7 K) |
| 沸点 | 185 °C (365 °F; 458 K) |
| 4.97 g/100 mL | |
| 酸解離定数 pKa | 4.82 |
| 磁化率 | −66.85·10−6 cm3/mol |
| 危険性[2] | |
| GHS表示: | |
| Danger | |
| H314, H412 | |
| P273, P280, P303+P361+P353, P305+P351+P338+P310 | |
| NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |
| 引火点 | 86 °C (187 °F; 359 K) |
| 関連する物質 | |
| 関連物質 | 酪酸 カプロン酸 |
吉草酸(きっそうさん、valeric acid)は、不快な臭いのする分子量の少ないカルボン酸の一種。IUPAC系統名ではペンタン酸 (pentanoic acid) となる。足の裏の臭いはこの異性体であるイソ吉草酸が原因である。閾値が非常に低いことから、悪臭防止法の規制対象となっている。消防法による第4類危険物 第3石油類に該当する[3]。
性質
[編集]無色の液体で、蒸れた靴下に例えられる臭気を有する。pKa は 4.82 の弱酸であるが、人体へは腐食性を示す。水への溶解度は 2.4g/100mL であり、極性溶媒よりも無極性溶媒によく溶ける最も低分子量のカルボン酸である。
異性体
[編集]構造異性体にピバル酸とヒドロアンゲリカ酸、イソ吉草酸がある。ヒドロアンゲリカ酸は不斉炭素原子を持つ。
- 吉草酸
- 3-メチルブタン酸
(イソ吉草酸)
発見
[編集]ヨーロッパ産のハーブ・セイヨウカノコソウ(吉草、学名 Valeriana officinalis L.)から最初に発見された。
用途
[編集]吉草酸ブチルや吉草酸ペンチルなどのエステルは適度な濃度では果実の香りを呈するものが多く、食品用のフレーバーとして広く用いられる[4]。
出典
[編集]- ↑ Merck Index, 13th Edition, 2001, page 1764.
- ↑ Sigma-Aldrich. “Valeric acid”. 2020年9月29日閲覧。
- ↑ 法規情報 (東京化成工業株式会社)
- ↑ 合成香料編集委員会『合成香料 化学と商品知識(増補新版)』化学工業日報社、2016年、596-610頁。ISBN 978-4-87326-677-0。


