コンテンツにスキップ

3-メチルブタン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3-メチルブタン酸
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.007.251 ウィキデータを編集
KEGG
日化辞番号
  • J2.605K
性質
C5H10O2
モル質量 102.13 g/mol
密度 0.925 g/cm3
融点 −29 °C
沸点 175–177 °C
関連する物質
関連物質 イソバレリルCoA
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

3-メチルブタン酸(3-メチルブタンさん、3-methylbutanoic acid)またはイソ吉草酸(イソきっそうさん、isovaleric acid)は、多くの植物精油に見られる天然の脂肪酸である。水にはやや溶け、多くの有機溶媒にはよく溶ける無色透明、揮発性の液体である。

イソ吉草酸自体にはチーズもしくは、加齢による口臭のにおいのような不快感を伴う刺激臭があるが、そのエステルは快い芳香を持つため香料として広く使われている。

異性体

[編集]

関連項目

[編集]
  • イソ吉草酸血症