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3-メチルブタン酸

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イソ吉草酸から転送)

3-メチルブタン酸
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.007.251 ウィキデータを編集
KEGG
日化辞番号
  • J2.605K
性質[1]
C5H10O2
モル質量 102.133 g·mol−1
外観 無色透明の液体
匂い イソ吉草酸臭
嗅覚閾値 0.000078ppm(検知閾値)[2]
密度 0.925 g/cm3
融点 −29 °C
沸点 175–177 °C
41g/l(20 °C)
危険性[1]
引火点 79 °C (174 °F; 352 K)
417 °C (783 °F; 690 K)
致死量または濃度 (LD, LC)
2mg/kg
関連する物質
関連物質 イソバレリルCoA
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

3-メチルブタン酸(3-メチルブタンさん、3-methylbutanoic acid)またはイソ吉草酸(イソきっそうさん、isovaleric acid)は、ホップペパーミントコーヒーローズマリータイムなど[3]多くの植物精油に見られる天然の脂肪酸である。にはやや溶け、多くの有機溶媒にはよく溶ける無色透明、揮発性の液体である。

代表的な悪臭物質として知られ、嗅覚検査の基準臭に採用されている[4]。イソ吉草酸自体にはチーズもしくは、加齢による口臭のにおいのような不快感を伴う刺激臭イソ吉草酸臭)があるが、そのエステルは快い芳香を持つため香料として広く使われている。

異性体

脚注

  1. 1 2 Isovaleric Acid”. 東京化成工業 (2022年3月20日). 2026年5月6日閲覧。
  2. 日本環境衛生センター 永田好男測定 嗅覚閾値”. におい・かおり環境協会. 2026年5月6日閲覧。
  3. 川崎・堀内 2006, p. 19.
  4. 川崎・堀内 2006, pp. 15–19.

参考文献

川崎通昭・堀内哲嗣郎『嗅覚とにおい物質(改訂)』におい・かおり環境協会、2006年。 

関連項目