北海道百年記念塔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
北海道百年記念塔
HyakunenNoTo2005-2.jpg
北海道百年記念塔
情報
用途 モニュメント
設計者 井口健
久米建築事務所(現・久米設計)
施工 伊藤組土建
建築主 北海道
構造形式 鉄骨トラス構造[1]
階数 25階
高さ 100m
エレベーター数 1基(保守用)
着工 1968年昭和43年)11月
竣工 1970年(昭和45年)7月
所在地 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌(野幌森林公園内)
座標 北緯43度3分23.4秒 東経141度29分46.83秒 / 北緯43.056500度 東経141.4963417度 / 43.056500; 141.4963417座標: 北緯43度3分23.4秒 東経141度29分46.83秒 / 北緯43.056500度 東経141.4963417度 / 43.056500; 141.4963417
テンプレートを表示
全体の造形

北海道百年記念塔(ほっかいどうひゃくねんきねんとう)は、北海道札幌市厚別区野幌森林公園の一角にある高さ100メートルの塔である。1968年(昭和43年)11月に北海道開道百年を記念して着工され、 1970年昭和45年)7月に竣工[2]、翌年の1971年(昭和46年)4月より一般公開された[3]野幌森林公園にあるため、北海道博物館北海道開拓の村と隣接している。 老朽化により解体が決まっている[4]

概要[編集]

塔のデザインは、全国公募による299点の中の1つ、札幌市在住(北海道今金町出身)井口健の代表するグループのものが採用された[2]。審査員には田上義也などがいた。

百年に合わせて高さ100メートルとなる塔の造形は[5]、空に向かい無限に延びる二次曲線によって未来への発展を象徴し[3]、また、塔壁面の凹凸は、風雪と闘った歴史の流れを表現しており[6]、塔断面は「北」の文字を[2]、基部の平面は六角形の雪の結晶を形象している[6][7]

鉄骨で、外壁は茶色の厚さ4.5-6.0ミリメートルの耐候性高張力鋼板で覆われ、塔は鉄骨等も含めた鋼材の総量約1,500トンより成る[2]。総工費は約5億円を要しており、その半分の2億5000万円は北海道民の寄付による[2][6]

25階建であるが[2]、1970年代後半よりエレベーターは長らく閉鎖され、保守用となっている。8階の展望室までは塔内の階段で登ることができ(9:00-17:00、入塔 -16:30)、高さ23.5メートルの展望室からは[2][8]札幌市江別市など[1]石狩平野が見渡せた[3]。展望室は入場無料で、冬季期間(11月上旬-4月上旬)は閉鎖された。しかし、2014年平成26年)からは、老朽化によって金属片が落下したことなどにより、塔は立入禁止となっている[9]

脚注[編集]

  1. ^ a b 北海道百年記念塔”. 北海道開拓記念館. 2013年10月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 『札幌の碑』 札幌市教育委員会編、北海道新聞社さっぽろ文庫45〉、1988年、143頁。ISBN 4-89363-044-X
  3. ^ a b c 百年記念塔”. 北海道開拓の村. 2013年10月22日閲覧。
  4. ^ 百年記念塔の解体正式決定 道が「構想」を策定”. 北海道新聞社. 2019年2月10日閲覧。
  5. ^ 『わが街 新風景』 札幌市教育委員会編、北海道新聞社〈さっぽろ文庫74〉、1995年、194頁。ISBN 4-89363-073-3
  6. ^ a b c 野幌森林公園の見所(北海道百年記念塔ほか)”. 札幌市厚別区役所. 2013年10月20日閲覧。
  7. ^ 『北海道の歴史散歩』 北海道高等学校日本史教育研究会編、山川出版社〈歴史散歩 1〉、2006年、132頁。ISBN 4-634-24601-5
  8. ^ 野幌森林公園 - 施設案内”. 北海道. 2013年10月20日閲覧。
  9. ^ “百年記念施設、進む老朽化 改修・解体に多額の費用 道内自治体苦慮 閉館も”. 北海道新聞. (2017年12月24日). https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/153221?rct=n_hokkaido 2019年1月6日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]