ラシュモア山
| Mount Rushmore National Memorial | |
|---|---|
| 地域 | アメリカ合衆国サウスダコタ州ペニングトン郡 |
| 最寄り | キーストーン |
| 座標 | 北緯43度52分44.21秒 西経103度27分35.37秒 / 北緯43.8789472度 西経103.4598250度座標: 北緯43度52分44.21秒 西経103度27分35.37秒 / 北緯43.8789472度 西経103.4598250度 |
| 面積 | 5.17km2(1,278.45エーカー) |
| 創立日 | 1925年3月3日 |
| 訪問者数 | 2,757,971人(2006年) |
| 運営組織 | 国立公園局 |
ラシュモア山国立記念公園(ラシュモアさんこくりつきねんこうえん、Mount Rushmore National Memorial Park)は、アメリカ・サウスダコタ州キーストーンに所在しアメリカ合衆国の成立、発展、開発を記念する建造物である。同公園の面積は1,278エーカー(5.17km2)である。1925年3月3日に国定記念建造物に指定された。
概要[編集]
アメリカ政府から委託されたガットスン・ボーグラムが400人の作業員とともに標高1745メートルのラシュモア山の白い花崗岩の露頭に、1927年から1941年10月31日まで14年間をかけて、高さ60フィート(18m)にも及ぶ巨大な胸像を彫った。彫られているのは、アメリカ合衆国建国から150年間の歴史に名を残す4人の大統領(ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルトとエイブラハム・リンカーン)である[1]。
ラシュモア山の花崗岩は16億年前にでき、非常に硬質で、彫刻作業は困難を極めたためダイナマイトで砕きながらの作業となった。硬質な岩盤が選ばれた理由は、アメリカの象徴ともいえるこのモニュメントが長期にわたって風化しないようにという配慮からである。[要出典]この岩石は非常に硬質であるため、10000年経過しても彫刻の原形を保てると推測されている。
ここ10年間[いつ?]で広範な再開発事業がおこなわれ、新ビジターセンターおよび博物館、プレジデンタル・トレイル(彫刻を至近距離で見学できる遊歩道)などが整備された[要出典]。
なお、完成後しばらくの間は、このモニュメントに一般人がロッククライミングすることも可能だった。しかし、現在ではメンテナンスのため特別な許可を受けた者以外のモニュメントへのロッククライミングは禁止されている。[要出典]
インディアンとラシュモア山[編集]
このあたりはゴールドラッシュ期に白人とアメリカ・インディアンとの激しい抗争が繰り返された地で、大統領の彫刻が彫られたラシュモア山を含むブラックヒルズは、古くよりアメリカ・インディアンの聖地とされていた。
1868年の第二次ララミー砦条約で、アメリカ政府は一帯を「グレート・スー・ネイション(偉大なるスーの国)」、「スー族固有の土地」として確約した。しかし、数年後には条約は一方的に破棄され、この土地もアメリカ政府によって没収されていった。(→ララミー条約裁判)
また、この山に大統領の彫刻が彫られると、これに対抗するかのように、この聖地を守るために白人と戦った、リトルビッグホーンの戦いで知られるラコタ・スー族の英雄・クレイジー・ホースの巨大な彫刻が、民間の白人家族の手によって、同じブラックヒルズの岩盤に彫られている。1948年より製作中であるが、スー族伝統派はこの像について、「クレイジーホースの精神を汚すものだ」として猛反発している[2]。
1971年、ラッセル・ミーンズら「アメリカインディアン運動(American Indian Movement)」の運動家と支援白人たちが大統領像の頂上に登り、条約の有効とこの山の占有権の確認を求め座り込みを行った。その際、彼らはジョージ・ワシントンの頭の上に小便をかけてみせた。
ラシュモア山を舞台にした作品[編集]
映画[編集]
- 『北北西に進路を取れ』
- 1959年公開のアルフレッド・ヒッチコック監督映画作品。クライマックスシーンでは同記念公園の彫刻(大統領の頭部)が舞台となった。ロケーション撮影ではなく、スタジオに巨大なセットが組まれた。
- 『スーパーマンII』
- 1981年公開の映画作品。大統領の彫像が悪役のゾッド将軍一味の顔にすり替えられてしまう。
- 『チーム★アメリカ/ワールドポリス』
- 2004年公開の映画作品。チーム・アメリカの秘密基地として登場し、ワシントンの口からは空飛ぶリムジン、ジェファーソンの顔からはヘリコプター、ルーズベルトの頭からは戦闘機、リンカーンの口からはジャイロジェットが発進した。
- 『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』
- 2007年公開の映画作品。インディアンによって築かれた黄金都市が眠る場所として、ラシュモア山が登場した。
ラシュモア山の彫刻をモチーフにした作品[編集]
- ディープ・パープルのアルバム『ディープ・パープル・イン・ロック』[3]
- 『NARUTO -ナルト-』の火影岩
- 『闘将!!拉麵男』の英雄面山
- 『メタルギアソリッド4』の原子力空母アウターヘイブン外装にあるビッグ・ボスとそのクローン達の彫像
脚注[編集]
- ^ “世界大百科事典 第2版の解説”. コトバンク. 2018年7月29日閲覧。
- ^ Lame Deer, John(Fire) and Richard Erdoes. 『Lame Deer Seeker of Visions. Simon and Schuster』, New York, New York, 1972. Paperback
- ^ “In Rock (HTML)” (英語). Deep Purple The Official Website. Paid Inc.. 2007年8月26日閲覧。
