世界カデ柔道選手権大会

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世界カデ柔道選手権大会(せかいカデじゅうどうせんしゅけんたいかい)はIJFが主催するカデ(15歳から17歳)選手による世界選手権。2年ごとに開催される。

概要[編集]

本大会は2009年から開始された。第1回大会は各階級で各国1人のみ出場できたが、第2回大会からは2人が出場できるようになった[1]。第3回大会からはこの大会に出場できる選手の年齢を、大会開催年の12月31日時点で15歳以上17歳未満から15歳以上18歳未満に変更することになった。さらに、男女ともに代表が最大で9名までに制限された[2]関節技の使用は認められる。絞め技で失神した選手はそれ以降の試合には出場できない[3]。この大会の優勝者には1500ドル、2位には800ドル、3位には400ドルが授与される。

2014年からはシニアに続いてカデでも世界ランキングが創設されたことに伴い、2015年の大会からはこのランキングに基づいて各階級のシード選手が決定されることになった。また、団体戦も導入されることに決まった[4]。2015年の大会ではメダリストの他にそのコーチにも賞金が支給されることになった。個人戦の優勝者には1360ドル、そのコーチに340ドル、2位に680ドル、そのコーチに170ドル、3位に280ドル、そのコーチに70ドル。団体戦の優勝チームには4000ドル、2位に3000ドル、3位に2000ドル[5][6]

2020年の東京オリンピックで男女各3名の計6名による混合団体戦の実施が決まったことから、2017年の大会からは従来の男女別による5人制の団体戦ではなくオリンピックを見据えた混合団体戦が導入された。シニアでは6人制(男子73kg級、90kg級、90kg超級、女子57kg級、70kg級、70kg超級)だが、今大会では8人制(男子55kg級、66kg級、81kg級、81kg超級、女子44kg級、52kg級、63kg級、63kg超級)が採用された。一本勝ち(不戦勝、棄権勝ちを含む)が10点、技ありによる優勢勝ちが1点、指導差での勝利は0点に換算される。勝利数ないしは合計ポイントで同点の場合は無作為に選出された階級同士による代表戦となる。代表戦はGSから開始されるために、どちらかが先に技のポイントか指導3による反則勝ちを収めた時点で勝敗が決する[7][8]。2019年から開催国は各階級2名出場することが可能となった[9]

それまで2年おきの開催だった本大会は2020年8月にも開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となったものの、12月までに新たに開催する可能性も検討されていたが、結局実施されなかった[10]。2022年に再開されることになった[11]

実施階級[編集]

個人戦[編集]

男子
50 kg 以下 50〜55 kg 55〜60 kg 60〜66 kg 66〜73 kg 73〜81 kg 81〜90 kg 90kg 超
女子
40 kg 以下 40〜44 kg 44〜48 kg 48〜52 kg 52〜57 kg 57〜63 kg 63〜70 kg 70kg 超

団体戦(2015年)[編集]

男子
60 kg 以下 60〜66 kg 66〜73 kg 73〜81 kg 81kg 超
女子
48 kg 以下 48〜52 kg 52〜57 kg 57〜63 kg 63kg 超

男女混合(2017年)[編集]

男子
55 kg 以下 55〜66 kg 73〜81 kg 81kg 超
女子
44 kg 以下 48〜52 kg 57〜63 kg 63kg 超

男女混合(2019年)[編集]

男子
60 kg 以下 60〜81 kg 81kg 超
女子
48 kg 以下 48〜63 kg 63kg 超

優勝者[編集]

男子[編集]

50kg級 55kg級 60kg級 66kg級 73kg級 81kg級 90kg級 90kg超級
2009年 ロシアの旗 サハヴァト・ガドジエフ 日本の旗 藤澤征憲 日本の旗 高藤直寿 ロシアの旗 アルビ・ハムホエフ ロシアの旗 ハサン・ハルムルザエフ 大韓民国の旗 イ・ジェヒュン 日本の旗 五十嵐涼亮 ロシアの旗 アントン・クリボボコフ
2011年 日本の旗 永山竜樹 ウクライナの旗 パブロ・スコプネンコ 日本の旗 大島優磨 ロシアの旗 ミハイル・イゴルニコフ ロシアの旗 スレイマン・ヴィシェグロフ ジョージア (国)の旗 ベカ・グビニアシビリ ジョージア (国)の旗 グラム・ツシシビリ 日本の旗 田崎健祐
2013年 アゼルバイジャンの旗 ナティグ・グルバンリ カザフスタンの旗 バウイルザン・ザウインタエフ 日本の旗 大島拓海 ジョージア (国)の旗 コバ・ムチェドリシビリ ロシアの旗 ザウル・ラマザノフ カナダの旗 ルイス・クリーバー=ガグノン ロシアの旗 カレレン・パリアン 日本の旗 太田彪雅
2015年 カザフスタンの旗 アイボラト・イスティバイ ブルガリアの旗 デニスラフ・イワノフ 日本の旗 古賀玄暉 イタリアの旗 ジョバンニ・エスポジト ギリシャの旗 バシリ・バラムパナシビリ ドイツの旗 ファルク・ペテルシルカ オランダの旗 シメオン・カタリナ ロシアの旗 ケマル・カイトフ
2017年 ブラジルの旗 アルディ・デ・オリベイラ トルコの旗 ミフラク・アックス ロシアの旗 カズベク・ナグチェフ 日本の旗 桂嵐斗 ジョージア (国)の旗 ラシャ・ベカウリ モルドバの旗 エウゲン・マトベイシウク ルーマニアの旗 エドゥアルド・セルバン 大韓民国の旗 キム・ミンジョン
2019年 カザフスタンの旗 ヌルカナト・セリクバエフ チャイニーズタイペイの旗 林崇佑 日本の旗 辻岡慶次 ロシアの旗 アブレク・ナグチェフ チェコの旗 アダム・コペツキー 日本の旗 大竹龍之助 フランスの旗 ケニー・リブズ ジョージア (国)の旗 イラクリ・デメトラシビリ
2022年 フランスの旗 ヤン・モトリ=ボンガムベ フランスの旗 ザカリ・ディジョル ジョージア (国)の旗 ダビト・カレリ ジョージア (国)の旗 サバ・サマダシビリ 日本の旗 木原慧登 アルメニアの旗 ゴル・カラペティアン ハンガリーの旗 ケンデレシ・ペテル カナダの旗 ジョン・ジュニア・メッセア・ベッソン
2023年 アゼルバイジャンの旗 ニハド・マミショフ カザフスタンの旗 ヌルラン・イサタエフ イスラエルの旗 イジャク・アシピズ ポーランドの旗 シモン・シュリク イタリアの旗 ルシオ・タボレッタ セルビアの旗 ボリス・ルトビッチ ウクライナの旗 ニキタ・ユダノフ トルコの旗 イブラヒム・タタログル

女子[編集]

40kg級 44kg級 48kg級 52kg級 57kg級 63kg級 70kg以下級 70kg超級
2009年 ロシアの旗 ヴェネラ・ニジモワ 日本の旗 森下麻衣 日本の旗 遠藤宏美 中華人民共和国の旗 リ・ニン ブラジルの旗 フラビア・ゴメス 日本の旗 田代未来 イタリアの旗 ヴァレリア・フェラーリ 大韓民国の旗 ユ・ジヨン
2011年 ブラジルの旗 タワニー・シルバ ロシアの旗 イリーナ・ドルゴワ 日本の旗 近藤亜美 日本の旗 米澤夏帆 ドイツの旗 レベッカ・ブラウンニンゲル 日本の旗 池絵梨菜 フランスの旗 アデリーヌ・ボルダ 日本の旗 朝比奈沙羅
2013年 日本の旗 山内穂乃花 日本の旗 鈴木茉莉 日本の旗 常見海琴 カナダの旗 ジェシカ・クリムカイト ドイツの旗 ジェニファー・シュビレ ハンガリーの旗 ゲルチャーク・サビナ フランスの旗 マリー=エヴ・ガイエ キューバの旗 グスマリー・ガルシア
2015年 ロシアの旗 オルガ・ボリソワ ウクライナの旗 ダリア・ビロディド ウズベキスタンの旗 ディヨラ・ケルディヨロワ 日本の旗 富沢佳奈 日本の旗 武田亮子 オランダの旗 サンネ・フェルメール クロアチアの旗 カルラ・プロダン 日本の旗 素根輝
2017年 ロシアの旗 マリナ・ボロベワ 日本の旗 河端悠 ハンガリーの旗 ブリジタ・バルガ ドイツの旗 セイヤ・バルハウス 大韓民国の旗 キム・ジュヒ 日本の旗 結城彩乃 ドイツの旗 マルレネ・ガランディ クロアチアの旗 ヘレナ・ブコビッチ
2019年 ハンガリーの旗 ルカ・マミラ トルコの旗 メルベ・アザク 日本の旗 吉岡光 イタリアの旗 ベロニカ・トニオロ 日本の旗 江口凛 トルコの旗 ハビベ・アフヨンル スペインの旗 アイ・ツノダ・ロウスタント ブラジルの旗 アンナ・サントス
2022年 ウクライナの旗 アナスタシヤ・スペルソン オランダの旗 ベラ・バンデル 日本の旗 宮木果乃 イタリアの旗 ガイア・マッシメッティ インドの旗 リンソイ・チャナムバム トルコの旗 シネム・オルチ ウズベキスタンの旗 バルチノイ・コディロワ フランスの旗 グラス=エステル・ミアナンディ=ラル
2023年 スロバキアの旗 パトリシア・トマンコワ ブラジルの旗 クラリセ・リベイロ スペインの旗 アイタナ・ディアス・エルナンデス アゼルバイジャンの旗 ハジジャ・ガダショワ 日本の旗 本田里來 日本の旗 清水優陸 ウズベキスタンの旗 アレクサンドラ・アンドリッチ 大韓民国の旗 イ・ヒョンジ

国別団体戦[編集]

男子[編集]

開催年 優勝 2位 3位 3位
2015 日本の旗 日本
古賀玄暉
石郷岡秀征
渡邊神威
笹谷健
東部直希
ロシアの旗 ロシア
アフメド・ボガティレフ
ムラド・チョパノフ
アラム・グリゴリアン
ムラド・クルバニスマイロフ
イナル・タソエフ
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン
ベフルズ・アマンダフラトフ
ゴリビョン・スライモノフ
ジャスル・ソディコフ
シェルホン・トゥラボエフ
アロビディーン・ジュラクロフ
ジョージア (国)の旗 ジョージア
ロビンゾン・ベグララシビリ
バグラティ・ニニアシビリ
ラシャ・ドゥダシビリ
ゴガ・ケフヒシビリ
ゲラ・ザアリシビリ

女子[編集]

開催年 優勝 2位 3位 3位
2015 日本の旗 日本
梅北眞衣
富沢佳奈
武田亮子
佐々木ちえ
髙久鈴花
クロアチアの旗 クロアチア
マテア・ブルレッチ
ティヘア・トポロベッチ
ドーラ・ボルタス
ルシヤ・バビッチ
カルラ・プロダン
ロシアの旗 ロシア
エカテリーナ・ドルギフ
マルガリータ・シュライネル
ダンナ・ナグチェワ
アナスタシア・コリャデンコワ
エフゲニア・コンドラショワ
フランスの旗 フランス
アネ・モスディエール
リディア・ブドゥエア
マリーヌ・ジロー
アレクシア・ブガ
ドリーヌ・ンチャムポ

男女混合[編集]

開催年 優勝 2位 3位 3位
2017 ロシアの旗 ロシア
リリア・ヌグエワ
アルマン・ガムバリアン
ナタリア・エルキナ
カレン・ガルスチャン
ダリア・バシレワ
マンスール・ロルサノフ
ダリア・ブラディミロワ
ダビド・ババヤン
ブラジルの旗 ブラジル
ラウラ・フェレイラ
アリスティデス・ジュニオール
ニコレ・フランゾル
ペドロ・メデイロス
ガブリエラ・モラエス
マルセロ・ゴメス
ルイザ・クルス
レオナルド・サンタナ
日本の旗 日本
河端悠
鷲見仁義
渡邉愛子
桂嵐斗
小林未奈
中矢遥香
板東虎之輔
米川明穂
森健心
ジョージア (国)の旗 ジョージア
ルカ・カパナーゼ
エカテリーナ・タトゥナシビリ
ミヘイリ・バフバハシビリ
マリアム・チャントリア
ウラジーミル・アハルカトシ
ソフィオ・ソムヒシビリ
アレクシ・スビアニーゼ
2019 日本の旗 日本
吉岡光
佐藤優磨
矢澤愛理
大竹龍之助
八巻衣音
菅原光輝
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
サビーナ・アリエワ
カムラン・スレイマノフ
アイタイ・ガルダシハンリ
ブガル・タリボフ
ナルミン・アミルリ
フセイン・マメドフ
ロシアの旗 ロシア
アイナ・モイセーワ
リズバン・マゴマドフ
ザリナ・ズラエワ
ミハイル・アブデーフ
アレクサンドラ・ザギロワ
ノルダル・オノプリエンコ
トルコの旗 トルコ
ブケトヌル・カラブルト
ムハメド・デミレル
ハビベ・アフヨンル
ムサ・シメスク
ヒラル・オズトゥルク
ムニール・エルトゥグ
2022 'フランスの旗 フランス
アリシア・プランジュ
ケルバン・レイ
ドリア・ブルサ
トマ・プクリ
グラス=エステル・ミアナンディ=ラル
マテオ・アキアナ=モンゴ
'アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
アイダン・バリエワ
ニザミ・イムラノフ
フィダン・アリザダ
アイ・ハジザダ
ニガル・スレイマノワ
ラマザン・アーマドフ
'トルコの旗 トルコ
ゼイネプ=ベトゥル・サリカヤ
アブドゥルサメト・カキル
グルザデ・コルクマズ
エルマン・グルゲン
エリフ・バスクト
イブラヒム・タタログル
'ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン
ザリナ・ジャマロワ
サルドル・ヒマトフ
フルシダ・ラゾクベルディエワ
アリシェル・サマノフ
セビンチ・トゥラクロワ
エルナル・ホルムミノフ
2023 'フランスの旗 フランス
メル・ルカ
マクセンス・アドリアノ
エミ・ガルドゥク
ダビド・グナフア
セリア・カンカン
レオニ・ミンカダ=カキノー
マテオ・アキアナ=モンゴ
'アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
マリアム・バイラムザデ
マハンマド・ムサエフ
ハディジャ・ガダショワ
アスラン・コツォエフ
カミラ・トホリエワ
ラマザン・アーマドフ
'日本の旗 日本
畑山凜
山本風来
清水優陸
中田涼太
井上朋香
三木望夢
'トルコの旗 トルコ
ジゼム・ディンセル
ヒルミ・ムシク
ヒラル・アキルディズ
エミル・セリム・アリ
トゥアナ・グレナイ
イブラヒム・タタログル

各国メダル数[編集]

国・地域
1 日本の旗 日本 36 15 26 77
2 ロシアの旗 ロシア 16 8 30 54
3 フランスの旗 フランス 8 8 12 28
4 ジョージア (国)の旗 ジョージア 7 13 16 36
5 ブラジルの旗 ブラジル 5 11 12 28
6 イタリアの旗 イタリア 5 9 12 26
7 トルコの旗 トルコ 5 4 11 20
8 ドイツの旗 ドイツ 5 3 14 22
9 大韓民国の旗 韓国 5 3 3 11
10  ウクライナ 4 7 11 22
11  ハンガリー 4 4 4 12
12 カザフスタンの旗 カザフスタン 4 3 14 21
13 アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 3 13 9 25
14 オランダの旗 オランダ 3 4 7 14
15 カナダの旗 カナダ 3 0 2 5
16 ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン 2 6 14 22
17 クロアチアの旗 クロアチア 2 3 3 8
18 セルビアの旗 セルビア 2 0 3 5
19 スペインの旗 スペイン 2 0 2 4
20 チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ 1 2 1 4
21  ルーマニア 1 1 5 7
22 ポーランドの旗 ポーランド 1 1 2 4
23  ブルガリア 1 0 2 3
ギリシャの旗 ギリシャ 1 0 2 3
イスラエルの旗 イスラエル 1 0 2 3
スロバキアの旗 スロバキア 1 0 2 3
27 アルメニアの旗 アルメニア 1 0 1 2
中華人民共和国の旗 中国 1 0 1 2
インドの旗 インド 1 0 1 2
モルドバの旗 モルドバ 1 0 1 2
31  キューバ 1 0 0 1
 チェコ 1 0 0 1
33 ベルギーの旗 ベルギー 0 2 6 8
モンゴルの旗 モンゴル 0 2 6 8
35 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮 0 2 1 3
36  オーストリア 0 1 5 6
37 モンテネグロの旗 モンテネグロ 0 1 2 3
 スウェーデン 0 1 2 3
39 アルゼンチンの旗 アルゼンチン 0 1 1 2
ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ 0 1 1 2
 ラトビア 0 1 1 2
42  ブルガリア 0 1 0 1
 フィンランド 0 1 0 1
ベネズエラの旗 ベネズエラ 0 1 0 1
45 イギリスの旗 イギリス 0 0 3 3
タジキスタンの旗 タジキスタン 0 0 3 3
47  ベラルーシ 0 0 2 2
 リトアニア 0 0 2 2
スロベニアの旗 スロベニア 0 0 2 2
50  デンマーク 0 0 1 1
イランの旗 イラン 0 0 1 1
キルギスの旗 キルギス 0 0 1 1
ポルトガルの旗 ポルトガル 0 0 1 1
トルクメニスタンの旗 トルクメニスタン 0 0 1 1
チュニジアの旗 チュニジア 0 0 1 1
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 0 0 1 1

カデ及びジュニア双方の世界大会で優勝した選手[編集]

階級  優勝選手  国籍 世界ジュニアの優勝年
第1回大会(2009年) 5名
男子50kg級 サハヴァト・ガドジエフ ロシアの旗 ロシア 2011年世界ジュニア
男子60kg級 高藤直寿 日本の旗 日本 2011年世界ジュニア
男子90kg超級 アントン・クリボボコフ ロシアの旗 ロシア 2013年世界ジュニア
女子48kg級 遠藤宏美 日本の旗 日本 2011年世界ジュニア
女子63kg級 田代未来 日本の旗 日本 2010年世界ジュニア
第2回大会(2011年) 5名
男子50kg級 永山竜樹 日本の旗 日本 2015年世界ジュニア
男子81kg級 ベカ・グビニアシビリ ジョージア (国)の旗 ジョージア 2013年世界ジュニア
女子44kg級 イリーナ・ドルゴワ ロシアの旗 ロシア 2013年世界ジュニア
女子48kg級 近藤亜美 日本の旗 日本 2014年世界ジュニア
女子70kg超級 朝比奈沙羅 日本の旗 日本 2014年世界ジュニア
第3回大会(2013年) 1名
女子63kg級 ゲルチャーク・サビナ  ハンガリー 2015年世界ジュニア
第4回大会(2015年) 4名
女子44kg級 ダリア・ビロディド  ウクライナ 2018年世界ジュニア
女子57kg級 武田亮子 日本の旗 日本 2018年世界ジュニア
女子63kg級 サンネ・フェルメール オランダの旗 オランダ 2018年世界ジュニア
女子70kg超級 素根輝 日本の旗 日本 2017年世界ジュニア
第5回大会(2017年) 1名
男子73kg級 ラシャ・ベカウリ ジョージア (国)の旗 ジョージア 2018年世界ジュニア
第6回大会(2019年) 4名
男子66kg級 アブレク・ナグチェフ ロシアの旗 ロシア 2021年世界ジュニア
男子90kg級 ケニー・リブズ フランスの旗 フランス 2022年世界ジュニア
女子48kg級 吉岡光 日本の旗 日本 2022年世界ジュニア
女子70kg級 アイ・ツノダ・ロウスタント スペインの旗 スペイン 2021年世界ジュニア
第7回大会(2022年) 1名
女子48kg級 宮木果乃 日本の旗 日本 2023年世界ジュニア

(出典[12]、JudoInside.com)

カデ及びシニア双方の世界大会で優勝した選手[編集]

階級  優勝選手  国籍 シニアの世界大会優勝年
第1回大会(2009年) 2名
男子60kg級 高藤直寿 日本の旗 日本 2013年世界選手権
男子73kg級 ハサン・ハルムルザエフ ロシアの旗 ロシア 2016年リオデジャネイロオリンピック
第2回大会(2011年) 2名
女子48kg級 近藤亜美 日本の旗 日本 2014年世界選手権
女子78kg超級 朝比奈沙羅 日本の旗 日本 2017年世界選手権(無差別)
第3回大会(2013年) 2名
女子52kg級 ジェシカ・クリムカイト カナダの旗 カナダ 2021年世界選手権
女子70kg級 マリー=エヴ・ガイエ フランスの旗 フランス 2019年世界選手権
第4回大会(2015年) 2名
女子44kg級 ダリア・ビロディド  ウクライナ 2018年世界選手権
女子70kg超級 素根輝 日本の旗 日本 2019年世界選手権
第5回大会(2017年) 1名
男子73kg級 ラシャ・ベカウリ ジョージア (国)の旗 ジョージア 東京オリンピック

(出典[12]、JudoInside.com)

カデ、ジュニア及びシニアの世界大会で優勝した選手[編集]

階級  優勝選手  国籍 ジュニアの世界大会優勝年 シニアの世界大会優勝年
第1回大会(2009年) 1名
男子60kg級 高藤直寿 日本の旗 日本 2011年世界ジュニア 2013年世界選手権
第2回大会(2011年) 2名
女子48kg級 近藤亜美 日本の旗 日本 2014年世界ジュニア 2014年世界選手権
女子78kg超級 朝比奈沙羅 日本の旗 日本 2014年世界ジュニア 2017年世界選手権(無差別)
第4回大会(2015年) 2名
女子44kg級 ダリア・ビロディド  ウクライナ 2018年世界ジュニア 2018年世界選手権
女子70kg超級 素根輝 日本の旗 日本 2017年世界ジュニア 2019年世界選手権
第5回大会(2017年) 1名
男子73kg級 ラシャ・ベカウリ ジョージア (国)の旗 ジョージア 2018年世界ジュニア 2020年東京オリンピック

(出典[12]、JudoInside.com)

同一年に同一国の選手がカデ、ジュニア、シニア全ての世界大会で優勝したケース[編集]

階級  国籍  世界カデ   世界ジュニア 世界選手権
2009年
女子63kg級 日本の旗 日本 田代未来 山本小百合 上野順恵
2011年
女子48kg級 日本の旗 日本 近藤亜美 遠藤宏美 浅見八瑠奈
女子52kg級 日本の旗 日本 米澤夏帆 宮川拓美 中村美里
2015年
女子57kg級 日本の旗 日本 武田亮子 舟久保遥香 松本薫

(出典[12]、JudoInside.com)

個人記録[編集]

Category 男子 女子
最年少優勝
最年長優勝
兄弟優勝

(出典[12]、JudoInside.com)

同一国の選手同士による決勝対決[編集]

階級  国籍  優勝選手 2位
第2回大会(2011年)
男子90kg以下級 ジョージア (国)の旗 ジョージア グラム・ツシシビリ シャルバ・チョチェリ
第3回大会(2013年)
男子90kg以下級 ロシアの旗 ロシア カルレン・パリャン ショータ・バニエフ
第4回大会(2015年)
男子90kg超級 ロシアの旗 ロシア ケマル・カイトフ イナル・タソエフ
第6回大会(2019年)
男子90kg超級 ジョージア (国)の旗 ジョージア イラクリ・デメトラシビリ ギガ・タチアシビリ
第7回大会(2022年)
女子70kg超級 フランスの旗 フランス グラス=エステル・ミアナンディ=ラル セリア・カンカン

開催地一覧[編集]

月日 開催都市
2009年 8月6 - 9日  ハンガリー ブダペスト
2011年 8月11 - 14日  ウクライナ キエフ
2013年 8月8 - 11日 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 マイアミ
2015年 8月5 - 8日 ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエボ
2017年 8月9 - 13日  チリ サンティアゴ
2019年 9月25 - 29日 カザフスタンの旗 カザフスタン アルマトイ
2020年 中止 トルコの旗 トルコ イスタンブール
2022年 8月24 - 28日 ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエボ
2023年 8月23 - 27日 クロアチアの旗 クロアチア ザグレブ
2024年 9月25 - 29日 トルクメニスタンの旗 トルクメニスタン アシガバート

(出典[12]、JudoInside.com)

年齢詐称疑惑など[編集]

  • 2009年大会の73kg級で優勝したロシアのハサン・ハルムルザエフは1993年10月9日生まれということになっていたが、実際はそれより3年早く生まれているという疑惑が浮上した。今大会は大会開催年の12月31日時点で男女とも15歳以上17歳未満の選手がカデ年齢と規定されているため、もしその疑惑が事実なら、今大会においてハルムルザエフに出場資格はなく、規定違反に該当することとなる。なお、ハルムルザエフは当初2013年のヨーロッパジュニアに出場予定だったが、年齢詐称疑惑が浮上したことにより、ロシアチームはハルムルザエフの出場を見合わせることになった[13][14]
  • 2019年大会の女子52㎏級初戦で地元カザフスタンのアヤナ・サトキナリエワがタジキスタンのアフリヤ・ムミノワと対戦した際に、スマホを畳に持ち込んだことが開始早々に発覚して反則負けとなった[15]

脚注[編集]

外部リンク[編集]