リバーウォーク北九州

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リバーウォーク北九州
RIVERWALK KITAKYUSHU
Riverwalk Kitakyushu 20130721.jpg
リバーウォーク北九州
地図
地図
店舗概要
所在地 802-0972
福岡県北九州市小倉北区室町1丁目1番地1号40番
座標 北緯33度53分08.9秒 東経130度52分31.7秒 / 北緯33.885806度 東経130.875472度 / 33.885806; 130.875472 (リバーウォーク北九州)座標: 北緯33度53分08.9秒 東経130度52分31.7秒 / 北緯33.885806度 東経130.875472度 / 33.885806; 130.875472 (リバーウォーク北九州)
開業日 2003年平成15年)4月19日
施設所有者 北九州紫川開発株式会社
ラオックス株式会社
日本放送協会
朝日新聞西部本社
西日本工業大学
北九州市[1]
敷地面積 約24,600 m2
延床面積 約178,000 m2
最寄駅 JR西小倉駅
北九州モノレール平和通駅
最寄IC
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北九州紫川開発株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
803-0812
北九州市小倉北区室町一丁目2番11号
本店所在地 803-0812
北九州市小倉北区室町一丁目2番11号
設立 1999年5月24日
業種 不動産業
法人番号 1290801000887
事業内容 リバーウォーク北九州の管理
代表者
  • 原秀憲(代表取締役会長)
  • 大関達也(代表取締役社長)
資本金 100百万円
発行済株式総数 140,000株
売上高 1,670,727千円
経常利益 160,281千円
純利益 48,558千円
純資産 7,026,894千円
総資産 9,174,196千円
従業員数 4人
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ
主要株主
特記事項:*各種指標は2019年3月31日期[2]
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リバーウォーク北九州(リバーウォークきたきゅうしゅう)は、福岡県北九州市小倉北区にある大型複合商業施設である。2003年平成15年)4月19日オープン。

概要[編集]

北九州市ルネッサンス構想の事業の一つである、紫川マイタウンマイリバー整備事業と連動して行なわれた室町一丁目地区第一種市街地再開発事業による複合施設である。周辺には小倉城紫川などがある。

第一期事業としてジョン・ジャーディのデザインにより、サービス・商業ゾーン(ショッピングセンターデコシティ、シネマコンプレックス)、各種文化的イベントを実施できる文化施設(北九州芸術劇場北九州市立美術館分館)、放送局や朝日新聞社を併設した情報発信ゾーンからなる地下2階地上15階の複合ビルとして完成した。第二期事業としてマイケル・グレイヴスのデザインによる西日本工業大学デザイン学部等の入居する大学棟(地下1階地上11階)と、レクサス販売店・レクサス小倉(地上4階)がオープンした。

各ゾーンが独立した建物群の集合体のような外観になっており、それぞれの建物に用いられている色は、日本の伝統的色彩美の融合を表し、「茶色」は大地、「黒」は日本瓦、「白」は漆喰壁、「赤」は、「黄色」は収穫前の稲穂を表現[3]したものである。

リバーウォーク南側に小倉城が隣接していることを意識した設計になっており、リバーウォーク内には南側に向かって外が見える場所が数ヶ所ある。施設内通路や展望デッキ・1階外側のオープンテラス等から小倉城を見ることができる。ただ、小倉城のすぐそばに「さまざまな色彩の建築物」を建てたことにより、小倉城を南側から見たときに背景にリバーウォークの赤や黄色の建物がすぐ後ろに見え、それらは小倉城と対照的な色彩となってしまっている、という一面もある。

施設・テナント[編集]

施設は保留床の持床会社である北九州紫川開発、ラオックス日本放送協会朝日新聞西部本社西日本工業大学、北九州市などが所有している[1]。再開発以前は百貨店の小倉玉屋ダイエー小倉店、小倉北区役所(1954年竣工、旧小倉市役所庁舎)などがあり、小倉玉屋は当初再入居の予定であったが北九州紫川開発に権利床を売却し事業から撤退した[4]

商業施設[編集]

地上階の「デコシティ」は北九州紫川開発が権利床として所有し福岡地所に20年契約で一括賃貸、同社がテナントに転貸する形で運営している[1]。地下階は当初ダイエーが所有し、食品スーパー業態のグルメシティリバーウォーク店としてオープンしたが2012年6月30日に閉店し、同社が権利床をSAKODAホームファニシングスに賃貸していたが同店も2017年8月に閉店、その後2018年に権利床をラオックスに売却した[5][6]

ラオックスは当初は購入した地下1階を同社最大級の免税店を出店する予定であったが頓挫。2019年6月29日に関連会社のラオックスSCD(現ラオックス・リアルエステート)が子供向け遊戯施設「リバチカこども王国 ジャイアントスタジアム」を開業した[7]。2021年6月30日をもって無期限営業休止となった[8]

公共施設[編集]

業務棟[編集]

業務棟は朝日新聞西部本社が保留床を取得し、以下の企業等にオフィスとして賃貸している[1]

大学棟[編集]

NHK棟[編集]

かつて存在したテナント[編集]

会員カード[編集]

リバーウォーク北九州では、会員カードとして「f-JOYカード(旧・デコクラブカード)」を発行しており、100円の利用(対象外テナント有)で1ポイントが貯まり、500ポイントで500円のお買物券と交換というシステムとなっている。入会費・年会費無料、期限は最終利用日から1年間有効となっている。従来発行された「デコクラブカード」も、有効期限内であれば引き続き利用が可能。また、この「f-JOYカード」は、「キャナルシティ博多」、「マリノアシティ福岡」、「木の葉モール橋本」の3施設との共通ポイントカードとなっている。また、別途特典の付いたクレジット機能付きのf-JOY VISAカード(九州カード発行)も発行している。

交通[編集]

バス[編集]

リバーウォークは、ほぼ東西方向に広がっている施設であるため、どのテナントを利用するかによって最寄りバス停が変わる。公式サイトでは以下の2停留所を最寄りとして案内している。

西鉄バス北九州「室町・リバーウォーク」バス停
エリア東側。東行きバス停には西鉄バスの他、北九州市営バスの小倉駅経由若松・折尾方面のバスが停車する(逆方向は付近を通過しない)。かつてはサンデン交通宇部中央行き高速バスも発着していた。
西鉄バス北九州「西小倉駅前」バス停
エリア西側。主に二期事業でオープンした大学・西部ガスショールーム方面はここが近い。

鉄道[編集]

リバーウォーク開業を機に、これまで普通しか止まらなかった鹿児島本線の快速も止まるようになった。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]