マット・ウィータース

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マット・ウィータース
Matt Wieters
ボルチモア・オリオールズ #32
Matt Wieters on April 24, 2012.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 サウスカロライナ州グースクリーク
生年月日 1986年5月21日(30歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
240 lb =約108.9 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 捕手
プロ入り 2007年 ドラフト1巡目(全体5位)でボルチモア・オリオールズ から指名
初出場 2009年5月29日 デトロイト・タイガース
年俸 $15,800,000(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マシュー・リチャード・ウィータース(Matthew Richard Wieters, 1986年5月21日 - )は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州グースクリーク出身のプロ野球選手捕手)。右投両打。MLBボルチモア・オリオールズに所属している。

ジェイソン・バリテックジョージア工科大学の先輩のため「バリテック2世」とも呼ばれる[2]

の末尾の発音はsではなくzであるため、メディアによっては原語の発音に近い「マット・ウィーターズ」と表記されることもある。

経歴[編集]

ジョージア工科大学在籍時に捕手と投手クローザー)を兼任し、最速で96マイル(154.5km/h)を計測[3]2007年ドラフトボルチモア・オリオールズから捕手として1巡目(全体5位)で指名された。代理人にはスコット・ボラスが付き、ウィータースは契約金として1,100万ドルを要求。それに対し、オリオールズ側は500万ドルを提示。契約期限の8月15日午後11時59分(東部標準時)の9分前に契約金600万ドルで合意に達した[4]

2008年1月に発表されたベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングで、ウィータースはオリオールズ傘下での最高評価を受けた[5]。同年、A+級フレデリック・キーズ英語版とAA級ボウイ・ベイソックスでプレー。130試合に出場し、打率.355・27本塁打・91打点を記録。ウィータースはベースボール・アメリカ・マイナーリーグ年間最優秀選手賞に選出され、2009年2月に発表されたベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングではメジャー全体で最高評価を受けた[6]

2009年5月29日

2009年は開幕をAAA級ノーフォーク・タイズで迎えたが、球団は5月29日に同じ捕手のチャド・モーラー英語版をAAA級へ降格させ、ウィータースをメジャーへ昇格させた[7]。同日、7番・捕手として先発出場し、メジャーデビューを果たした。

2010年は、開幕前にスポーツ・イラストレイテッドの表紙を飾るなど、高い期待を掛けられていた[8]。しかし、130試合の出場で打率.249・11本塁打・55打点という数字に終わった。一方、リード面では、監督が交代してから投手コーチ、先発投手と細かなプランを立てて試合に臨むようになった事から、自信を深めたとされている[8]

2011年には、初めてオールスターゲームに選ばれた。また、この年はゴールドグラブ賞を受賞した。

2012年4月16日のシカゴ・ホワイトソックス戦の10回にキャリアで初めて満塁本塁打を放った。また、この年はオールスターゲームに選ばれ、[9]ゴールドグラブ賞も受賞している。

2014年2月6日にオリオールズと770万ドルの1年契約に合意した[10]。この年は開幕から好調を維持し、26試合に出場して打率.308・5本塁打・18打点・OPS0.839という好成績で、主砲格の活躍を見せた。しかし、試合中の送球で右肘の靭帯を損傷し、初期治療では保存療法を試みたが、結局トミー・ジョン手術を受け、5月10日の出場を最後に、残りの試合を全て欠場した[11]。打撃好調だったため、オールスターゲームのファン投票では初めて捕手部門の1位を獲得して選出されたが、辞退した。

2015年は前年の手術の影響で6月5日に復帰し、75試合に出場して8本塁打・25打点に留まったものの、打率・出塁率・長打率は例年とほぼ同じ水準であった。守備面では守備防御点 - 7だったが、盗塁阻止率は31%で、肘の手術の影響を感じさせなかった。11月2日にFAとなった[12]。11月13日、クオリファイング・オファーを受け入れ、オリオールズと年俸1580万ドルの1年契約を結んだ[13]

2016年は久々にほぼ年間通じてプレーし、3年ぶりの100以上となる124試合に出場。打率は更に低下して.243ながら、17本塁打を放って66打点を挙げるなど、打撃面で一定の復活を果たした。117試合でマスクを被った捕手守備は、エラーを量産してア・リーグワーストの11失策だったものの、盗塁阻止率で35%を記録した。なお、同年はオール・スターの一員にも選出された。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2009 BAL 96 385 354 35 102 15 1 9 146 43 0 0 0 2 28 2 1 86 11 .288 .340 .412 .753
2010 130 502 446 37 111 22 1 11 168 55 0 1 0 7 47 7 2 94 13 .249 .319 .377 .695
2011 139 551 500 72 131 28 0 22 225 68 1 0 0 1 48 3 2 84 16 .262 .328 .450 .778
2012 144 593 526 67 131 27 1 23 229 83 3 0 0 3 60 4 4 112 17 .249 .329 .435 .764
2013 148 579 523 59 123 29 0 22 218 79 2 0 1 12 43 5 0 104 7 .235 .287 .417 .704
2014 26 112 104 13 32 5 0 5 52 18 0 1 0 2 6 0 0 19 1 .308 .339 .500 .839
2015 75 282 258 24 69 14 1 8 109 25 0 0 0 3 21 0 0 67 4 .267 .319 .422 .742
通算:7年 758 3004 2711 307 699 140 4 100 1147 371 6 2 1 30 253 21 9 566 69 .258 .320 .423 .743
  • 2015年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

背番号[編集]

  • 15 (2009年)
  • 32 (2010年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Matt Wieters Contract, Salary Cap Details & Breakdowns” (英語). Spotrac. 2016年3月18日閲覧。
  2. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』 廣済堂出版、2009年、111頁。ISBN 978-4-331-51370-5
  3. ^ 「新人王候補一挙大公開! マット・ウィータース」 『月刊スラッガー』2009年5月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-5、58頁。
  4. ^ Spencer Fordin (2007年8月16日). “O's ink top pick before deadline” (英語). MLB.com. 2016年3月18日閲覧。
  5. ^ Will Lingo (2008年1月1日). “Prospects: Rankings: Organization Top 10 Prospects: Baltimore Orioles” (英語). BaseballAmerica. 2016年3月18日閲覧。
  6. ^ Top 100 Prospects: 1-20” (英語). Baseball America (2009年2月24日). 2016年3月18日閲覧。
  7. ^ “Press Releases Orioles select contract of CA Matt Wieters” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Baltimore Orioles), (2009年5月29日), http://baltimore.orioles.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20090529&content_id=5026028&vkey=pr_bal&fext=.jsp&c_id=bal 2016年3月18日閲覧。 
  8. ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2011』 廣済堂出版、2011年、77頁。ISBN 978-4-331-51518-1
  9. ^ Brittany Ghiroli (2012年7月1日). “Orioles trio tabbed for AL All-Star squad”. MLB.com. 2016年3月18日閲覧。
  10. ^ Adam Berry (2014年2月6日). “Orioles clear arbitration slate with Wieters deal”. MLB.com. 2016年3月18日閲覧。
  11. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』 廣済堂出版、2015年、40頁。ISBN 978-4-331-51921-9
  12. ^ Transactions | orioles.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。
  13. ^ Matt Wieters accepts $15.8 million qualifying offer from Orioles”. NBC SPORTS (2015年11月13日). 2015年11月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]