コンプティア

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CompTIA(コンプティア)(CompTIA, The Computing Technology Industry Association, コンピューティング技術産業協会)は、1982年に設立された、ベンダーニュートラルなIT関連資格・認定などを行っているIT業界団体及び認定資格の通称。[1]

欧米を中心に14拠点を持ち、メンバー企業としてはアメリカ合衆国カナダヨーロッパオーストラリア日本などの非営利団体で企業会員は89カ国以上におよび18.000機関以上の企業が参加。(2004年6月現在)

CompTIA認定資格は、特定のベンダーに偏らないIT実務スキルの認定資格として、多くのコンピューターハードウェア・ソフトウェアの製造メーカー・販売店・リセラー・出版社・教育業界からの支援、協賛を受け、実施試験数では全世界で、マイクロソフトに次いで2位となっている。

資格の種類[編集]

以下は2018年7月現在の認定情報

CompTIA Basic Certification(学生及びIT初心者向け)
  • CompTIA IT Fundamentals
基本的なIT知識が問われる資格

認定実施中の資格

CompTIA Professional Certification(プロフェッショナル向け)
  • CompTIA A+
PCやモバイル機器等、クライアント製品を対象にした資格。世界的に認知される品質規格に準拠しているとし、ISO17024/17011を取得。
  • CompTIA Network+
ネットワーク技術に関して実務的な知識を問われる資格。世界的に認知される品質規格に準拠しているとし、ISO17024/17011を取得。
  • CompTIA Security+
ITセキュリティ的なインシデントに対応するためのセキュリティ技術に関しての知識を問われる資格。
世界的に認知される品質規格に準拠しているとし、ISO17024/17011を取得。
  • CompTIA CySA+
ITセキュリティに対し分析及び改善を行うための知識が問われる資格。前述のSecurity+とは異なり運用的な観点の資格となる。
  • CompTIA Cloud+
クラウドの運用及びクラウドサービス提供のための知識が問われる資格。
  • CompTIA Server+
サーバー製品を対象とし、導入から災害対応まで幅広い知識が問われる資格
  • CompTIA Project+
小規模から中規模までのプロジェクトを進行させるための知識が問われる資格
  • CompTIA CTT+
業界・講義内容を問わず、インストラクター側に求められる知識が問われる資格
  • CompTIA Linux+ Powered by LPI
Linuxの導入、運用等の知識が問われる資格
CompTIA Specialty Certification(特定の業務に特化した認定資格)
  • CompTIA Cloud Essentials
クラウドコンピューティングの導入に関する知識を求められる資格
CompTIA Mastery Certification(高度な専門スキル向け)
  • CompTIA Advanced Security Practitioner (CASP)
より高度な知識が問われる、セキュリティ実務者向けの資格


認定終了及び現時点で日本で現状取得不可の資格

  • CompTIA Storage+
エンタープライズ向けのストレージに対し導入・運用知識が問われる資格

有効期限[編集]

COMPTIA認定試験が開始された当初、取得済みの資格については有効期限が存在せず、生涯認定(Lifetime Certification)という考え方で運用が行われていたが、IT技術の発展に伴ってCOMPTIAの基本理念とする「IT実務資格」として求められる知識の技術レベル及び能力にズレが生じる問題が発生していた。それに伴い、2011年より一部の資格については3年間の有効期限が定められ、更新には団体が定めるセミナー参加や実務経験等の状況を元に申請を行っての更新が必要となった。有効期限が定められた資格については認定資格名称の後ろに「CE」が付与されている。

なお、本変更が発生する以前に取得した資格については生涯認定に変更は無いため、有効期限は終身となる。

出典[編集]

外部リンク[編集]