キム・ミニ

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キム・ミニ
キム・ミニ
2014年フォリフォリのモデルを務めるキム・ミニ
生年月日 (1982-03-01) 1982年3月1日(36歳)
出生地 大韓民国の旗 韓国ソウル市中区芸場洞朝鮮語版
身長 172cm
職業 女優モデル
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1999年 - 現在
キム・ミニ
各種表記
ハングル 김민희
漢字 金敏姬
発音: キム・ミニ
ローマ字 Kim Min-hee
2000年式:
MR式
Gim Min-hui
Kim Min-hŭi
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キム・ミニ: 김민희1982年3月1日 - )は、韓国女優モデル

経歴[編集]

キム・ミニは中学時代にモデル活動を始め、すぐに十代向け雑誌の表紙を飾るようになった。彼女のユニークな顔の特徴と痩躯のおかげで、彼女は1999年テレビドラマ「学校2」に抜擢され、スターダムにのし上がった。彼女はテレビドラマや映画に登場する、20歳前後で人気のある若いスターになった。しかし、演技能力の低さから否定的な評価を受けた。批評家や視聴者は、ファッションアイコンや俳優イ・ジョンジェの恋人として有名な「魅力的だが空っぽな女優」と蔑視した[1]

2006年には、テレビシリーズ「グッバイソロ朝鮮語版」の台本を読んだ後、キムは「私は彼女を演じるために何かをする準備が出来ている」と思い、チェ・ミリ役を熱望した。彼女は著名な脚本家ノ・ヒギョン朝鮮語版に自身を配役するように頼んだが、ノは5度も断った。しかし、キムは諦めず、結局彼女の隠された可能性を目の当たりにしたノを納得させた。キムは出演にあたって、基本的な声楽の呼吸の練習を含む厳格な演技訓練を受けた。彼女は他の誰よりも早く脚本を手に入れ、毎日役柄と練習を分析し続けた。ドラマ自体の評価は低かったが、彼女の演技は高い評価を受け、彼女の俳優人生を変えるきっかけとなった[1]

2008年、「お熱いのがお好き朝鮮語版」で映画界での経歴を再開。3人の女性の生き方と愛の探求を描写したコメディー映画であり、キムは不安定なキャリアとミュージシャンのボーイフレンドとの不安定な恋愛に苦しむ20代の売れっ子脚本家を演じた。批評家は彼女の「魅力的なパフォーマンス」を称賛し[2][3]、後に百想芸術大賞釜山映画批評家賞朝鮮語版の最優秀女優賞を受賞した[4]

2009年イ・ジェヨン朝鮮語版監督による即興モキュメンタリー映画「女優たち朝鮮語版」に出演。彼女は劇中、雑誌ヴォーグ・コリア」の写真撮影中に、スタッフが彼女より肉感的な女優キム・オクビンと比較して、魅力的な痩せた女性は男性には見つからないと発言したことに狼狽する[5][6][7]2011年に陰謀映画「裏切りの陰謀朝鮮語版」に出演[8][9]

2012年宮部みゆきミステリー小説火車」を原作とする映画「火車 HELPLESS」に出演し、演技の幅を更に広げた。彼女はピョン・ヨンジュ朝鮮語版監督に絶対的な信頼を置いており[10]、モニターチェックを一切しなかったと語った[11]。キムは謎の失踪者役を好演し、いくつかの映画賞で候補になり、釜日映画賞朝鮮語版最優秀女優賞を受賞した。

2012年末、俳優イ・ビョンホンのBHエンターテインメントとの契約が終了後、友人コン・ヒョジンが所属するマネジメント・ソープと契約した[12]

2013年、キムは映画「恋愛の温度朝鮮語版」の演技で再び称賛を浴びた。映画は典型的なロマンティック・コメディとは違い、3年間交際した後破局したカップルによる現実的な物語である[13][14] 。この演技で第49回百想芸術大賞英語版で最優秀女優賞を受賞。授賞式では、「画面上で若いキャラクターを育てるのを手伝った」恋人役イ・ミンギと監督のノ・ドク英語版に謝意を示した[15][16]2014年アクションノワール泣く男」に出演し、ヒットマンの標的になる悲劇的な女性を演じた。

2015年、批評家から高い評価を受けたホン・サンス監督映画「正しい日 間違えた日朝鮮語版」に出演し、釜山映画批評家賞で最優秀女優賞を受賞[17]2016年サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原作とするパク・チャヌク監督映画「お嬢さん」に主演し、国際的に評価された[18][19]。パクは彼女は「現時点で最も切望されている女優の1人」と呼んだ[20]

2017年、映画「夜の浜辺でひとり朝鮮語版」の演技で、ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞した最初の韓国人女優となった[21]

私生活[編集]

キム・ミニとホン・サンスは記者会見で、不倫関係を認めた(2017年)。

キムは、2003年から2006年にかけて俳優イ・ジョンジェ[22][23]2008年から2010年にかけてモデルで俳優のイ・スヒョク[24][25]2013年から2014年にかけて俳優チョ・インソンと交際[26][27][28]

2016年6月、キムは2015年に俳優として出演した映画「正しい日 間違えた日朝鮮語版」の監督ホン・サンス不倫関係にあると報じられた[29]2017年4月、ホン監督による主演映画「夜の浜辺でひとり朝鮮語版」のマスコミ向け試写会及び記者懇親会を通じて、不倫関係を認めた[30]

出演作品[編集]

映画[編集]

題名 役名
2000年 純愛譜 -じゅんあいふ- ミア
2002年 サプライズ ファン・ミリョン
2008年 お熱いのがお好き朝鮮語版 キム・アミ
2009年 女優たち朝鮮語版  キム・ミニ
2011年 裏切りの陰謀朝鮮語版 ソン・ヒョグァン 
2012年 火車 カン・ソニョン/チャ・ギョンソン
2013年 裏話:監督が狂いました  
恋愛の温度朝鮮語版 チャン・ヨン
2014年 泣く男 モギョン
2015年 正しい日 間違えた日朝鮮語版 ユン・ヒジョン
2016年 お嬢さん 秀子お嬢さん
2017年 夜の浜辺でひとり朝鮮語版 ヨンヒ
それから朝鮮語版 
クレアのカメラ朝鮮語版 チョン・マンヒ

テレビドラマ[編集]

題名 役名 テレビ局
1999年 学校2 シン・ヘウォン KBS1朝鮮語版
2000年 怒った顔で振り返れ朝鮮語版 イ・ヘジョン KBS2
ジュリエットの男 ソ・チャンビ SBS
2002年 純粋の時代朝鮮語版 ホン・ジユン SBS
2004年 兄嫁は19歳朝鮮語版 チェ・スジ SBS
2006年 グッバイソロ朝鮮語版 チェ・ミリ KBS2
2008年 恋愛結婚 イ・ガンヒョン KBS2

バラエティ番組[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b Shin, Hae-in (16 March 2006). "Actress Kim Min-hee enjoys limelight again". The Korea Herald via Hancinema. Retrieved 2012-11-18.
  2. ^ Lee, Hyo-won (2008年1月27日). Hellcats Is Charmingly Off-Tune”. The Korea Times. http://www.koreatimes.co.kr/www/news/art/2008/01/141_17459.html 2012年11月18日閲覧。 
  3. ^ Yang, Sung-jin (2008年1月8日). Hellcats rejects men, holds girl-only party”. The Korea Herald. http://nwww.koreaherald.com/view.php?ud=20080108000031 2012年12月19日閲覧。 
  4. ^ “The 44th PaekSang Arts Awards Sparkles with Stars”. KBS World. (2008年4月24日). http://world.kbs.co.kr/english/program/program_musicnews_detail.htm?lang=e&No=7468 2013年6月30日閲覧。 
  5. ^ Lee, Hyo-won (2009年11月17日). “Actresses to Present Off-Screen Personas Onscreen”. The Korea Times. http://www.koreatimes.co.kr/www/news/art/2009/11/141_55644.html 2013年5月28日閲覧。 
  6. ^ Lee, Ji-hye (2009年11月23日). Actresses is a miracle achieved, says Koh (Part 1)”. 10Asia. http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?sec=ent8&idxno=2009112317360136554 2013年5月28日閲覧。 
  7. ^ Lee, Ji-hye (2009年11月23日). Actresses is a miracle achieved, says Koh (Part 2)”. 10Asia. http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?sec=ent5&idxno=2009112323221892613 2013年5月28日閲覧。 
  8. ^ Lee, Hyo-won (2011年6月2日). “Conspiracy flick is painstakingly real”. The Korea Times. http://www.koreatimes.co.kr/www/news/art/2011/06/135_88194.html 2013年5月28日閲覧。 
  9. ^ Hong, Lucia (2011年5月24日). “Kim Min-hee cast as female lead in new thriller”. 10Asia. http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2011052410173049993 2013年5月28日閲覧。 
  10. ^ Lee, In-kyung (2012年1月29日). “Kim Min Hee Brings the Mystery for Train. enewsWorld. http://enewsworld.mnet.com/enews/contents.asp?idx=3028 2012年11月18日閲覧。 
  11. ^ Lee, Claire (2012年3月8日). “Director explores financial, social horrors”. The Korea Herald. http://nwww.koreaherald.com/view.php?ud=20120308001013 2012年11月18日閲覧。 
  12. ^ Lee, Tae-ho (2012年8月14日). “Kim Min-hee signs exclusive contract with Gong Yoo's agency”. 10Asia. http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2012081419143515432 2012年11月18日閲覧。 
  13. ^ An, So-hyoun (2013年3月3日). “Kim Min Hee Says She's Honest in Love Relationships”. enewsWorld. http://enewsworld.mnet.com/enews/contents.asp?idx=30328 2013年3月4日閲覧。 
  14. ^ Han, Jae-hee (2013年4月4日). “Kim stretches her acting chops”. Korea JoongAng Daily. http://koreajoongangdaily.joinsmsn.com/news/article/article.aspx?aid=2969580 2013年5月28日閲覧。 
  15. ^ Lee, Claire (2013年5月10日). “Ryu Seung-ryong wins top prize at Paeksang”. The Korea Herald. http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20130510000642 2013年5月10日閲覧。 
  16. ^ Lee, Hye-ji (2013年5月10日). “On the Scene: 2013 Paeksang Arts Awards: He Said, She Said”. 10Asia. http://www.tenasia.com/on-the-scene-2013-paeksang-arts-awards-he-said-she-said/ 2013年5月10日閲覧。 
  17. ^ “YOO Hae-jin and KIM Min-hee Take Acting Honors”. Korean Film Council. (2015年12月16日). http://www.koreanfilm.or.kr/jsp/news/news.jsp?mode=VIEW&seq=3703 
  18. ^ Kim, June (2014年12月10日). “KIM Min-hee and KIM Tae-ri Confirmed for FINGERSMITH”. http://www.koreanfilm.or.kr/jsp/news/news.jsp?mode=VIEW&seq=3255 2014年12月12日閲覧。 
  19. ^ “Actress wearing 'invisible' scarlet letter”. The Korea Times. (2017年2月23日). http://www.koreatimes.co.kr/www/nation/2017/02/251_224554.html 
  20. ^ Jin, Eun-soo (2016年5月3日). The Handmaiden generates a buzz”. http://koreajoongangdaily.joins.com/news/article/Article.aspx?aid=3018243 2016年5月10日閲覧。 
  21. ^ “Kim Min-hee wins best actress award in Berlin film festival”. The Korea Times. (2017年2月19日). http://www.koreatimes.co.kr/www/news/nation/2017/02/689_224289.html 
  22. ^ “Wild at Heart” (Korean). W Korea via IV Design. (2005年11月). http://ivdesign.co.kr/bbs/board.php?bo_table=etrend&wr_id=1317 2012年11月18日閲覧。 
  23. ^ “Who has Kim Min-hee dated before director Hong Sang-soo?”. HanCinema. (2016年6月21日). http://www.hancinema.net/who-has-kim-min-hee-dated-before-director-hong-sang-soo--95839.html 
  24. ^ “김민희·이수혁 ′결별′, 2년 열애 끝에 좋은 동료로 남기로 [Kim Min Hee and Lee Soo Hyuk end their relationship]” (Korean). Asia Today. (2010年11月29日). http://www.asiatoday.co.kr/news/view.asp?seq=422392 2012年11月18日閲覧。 
  25. ^ Sunwoo, Carla (2012年6月14日). “Lee Soo-hyuk opens up about past love”. Korea JoongAng Daily. http://koreajoongangdaily.joinsmsn.com/news/article/article.aspx?aid=2954356 2012年11月18日閲覧。 
  26. ^ Lee, Sun-min (2013年4月25日). “Zo In-sung, Kim Min-hee are dating”. Korea JoongAng Daily. http://koreajoongangdaily.joins.com/news/article/article.aspx?aid=2970649 2013年4月25日閲覧。 
  27. ^ “Zo In-Sung, Kim Min-hee Reveal They Are Dating”. The Chosun Ilbo. (2013年4月25日). http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2013/04/25/2013042500925.html 2013年4月25日閲覧。 
  28. ^ “Zo In-sung, Kim Min-hee Call It Quits”. (2014年9月26日). http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2014/09/26/2014092601374.html 2014年10月10日閲覧。 
  29. ^ “Actress wearing 'invisible' scarlet letter”. The Korea Times. (2017年2月23日). http://www.koreatimes.co.kr/www/nation/2017/02/251_224554.html 
  30. ^ ““不倫騒動”ホン・サンス監督&キム・ミニ、報道陣の前で関係を認める「愛し合っている関係だ」”. Kstyle. (2017年3月13日). http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2065416 

外部リンク[編集]