インスタントシトロン

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インスタントシトロン
instant cytron
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
ラウンジ・ミュージック
ソフトロック
活動期間 1993年 - 2006年(事実上活動休止)
レーベル ポルスプエスト・レコーズ(1993年 - 1994年)
東芝EMI/スイートスプエスト(1995年 - 1996年)
エチケットレコーディング(2000年)
ドリームスヴィルレコード(2000年 - 2004年)
公式サイト 公式サイト
メンバー 片岡知子ボーカルキーボード
長瀬五郎(ギター
旧メンバー 松尾宗能(ベース

インスタントシトロン(instant cytron)は、日本音楽ユニット

メンバー[編集]

旧メンバー[編集]

経歴[編集]

  • 福岡にて結成。ラウンジ・ミュージックソフトロックギターポップ、モンド・ミュージック(いわゆる渋谷系[注 2])の系譜に連なるサウンドと、片岡のウィスパーボイス風のボーカルが特徴的である。三人で活動していた初期はテクノポップの要素も入っていた。
  • 1993年インディーズレーベル・ポルスプエスト・レコーズ(¡Por Supuesto! Records)からミニアルバムを2枚リリース。後に松尾が脱退、二人ユニットとなる。
  • 1995年、シングル『SEE FOR MILES』で東芝EMI(レーベルはスイート・スプエスト(SUITE SUPUESTO!))からメジャー・デビュー。続いてアルバム『CHANGE THIS WORLD』を発表。
  • 1998年からメジャーを離れフリーで活動。2000年金剛地武志主宰のレーベル・エチケットレコーディングに参加するも、レーベル運営会社が突然の解散、業務終了[2]によりアルバムが発売1週間で廃盤。その後、長門芳郎主宰のレーベル・ドリームスヴィルレコードから新譜のほか、過去アルバムに楽曲を追加して再発。
  • ユニット名義でテレビアニメ魔女っ娘つくねちゃん』、『ウィンターガーデン』(ともに桜井弘明監督作品)の劇伴音楽も担当。その他各コンピレーション・アルバムや、メンバー個人名義でゲームソフトMOTHER1+2』のサウンドトラックCD等に参加している。
  • 二人ともレコード収集家であり、それぞれオンラインレコード店の運営も行っていた。片岡はレコード・コレクターズ誌の『コレクター紳士録』に女性では初登場。他、ムック『モンドミュージック2』にも、嶺川貴子緒川たまきと並んでインタビューが掲載されている。
  • 2000年代後半以降、片岡はソロでテレビ番組・CM音楽などの作曲を中心に活動、長瀬は故郷の福岡へ拠点を移し、2006年にリリースされたサウンドトラック『ウィンターガーデン SOUND COMPLETE』を最後にユニットとしては事実上の活動休止となっていた。なお、モデルの浦郷えりか(浦郷絵梨佳)[3]、カノサレの楽曲「cheerio!」は結成初期の未音源曲であり、NEW TOWN REVUEがプロデュース、片岡が作詞と、オリジナルメンバー三人が楽曲提供した形となっている。
  • 2020年、片岡がのため死去[4]
  • 2021年、メジャー・デビュー以降のアルバム全5作をレコード盤にてリイシュー(復刻)・数量限定で販売する事を発表[5][注 3]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番 収録アルバム
東芝EMI/スイートスプエスト
1st 1995年06月28日 SEE FOR MILES TODT-3539 CHANGE THIS WORLD
2nd 1995年09月06日 しあわせな時間 TODT-3574
3rd 1996年04月10日 にじますの街角 TODT-3709 CHEERFUL MONSTERS +4
4th 1996年07月10日 SUMMERTIME IN THE PLACE TODT-3762

オリジナル・アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
ポルスプエスト・レコーズ
- 1993年10月15日 BABY YOU'RE LOVE STAP-0315 ミニ・アルバム
- 1994年04月20日 CYTRON'S FANCY MANIFESTO STAP-0419 ミニ・アルバム
エレキハチマキSmall Circle of Friendsが参加[注 2]
東芝EMI/スイートスプエスト
1st 1995年10月25日 CHANGE THIS WORLD TOCT-9237
STAP-0531(LP)
メジャー・デビューアルバム
LP盤発売元:ポルスプエスト
2nd 1997年10月22日 CHEERFUL MONSTERS TOCT-9937
49-LDKEP(EP)
ミニ・アルバム
スーパーバイザーに田中知之(Fantastic Plastic Machine)が参加。
EP盤発売元:LD&K Records
エチケットレコーディング/アウトサイド
3rd 2000年09月20日 LITTLE GANG OF THE UNIVERSE EQTR-2003 アメリカのロックバンドNRBQが参加。発売1週間で廃盤。
ドリームスヴィルレコード
4th 2001年12月20日 Una Màrcia YDCD-0074
5th 2002年12月21日 Utrecht & Maestro YDCD-0091 ミニ・アルバム

再発盤アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
ドリームスヴィルレコード
2000年12月21日 LITTLE GANG OF THE UNIVERSE +2 YDCD-0043 『LITTLE GANG OF THE UNIVERSE』に新規2曲追加。
2001年08月30日 CHANGE THIS WORLD +1 YDCD-0061 『CHANGE THIS WORLD』にシングル1曲追加。
2001年10月 CHEERFUL MONSTERS +4 YDCD-0067 『CHEERFUL MONSTERS』にシングル4曲追加。
2004年10月27日 Una Màrcia +5 YDCD-0106 『Una Màrcia』に過去曲5曲追加。
韓国Beatball Recordsより発売後、日本逆輸入で発売。
ソニー・ミュージックダイレクト
2021年07月07日予定 LITTLE GANG OF THE UNIVERSE MHCL-30681 Blu-spec CD2でリマスター。収録曲は『+2』と同様。

レコードリイシュー盤アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
2021年06月09日 CHANGE THIS WORLD UPJY-9164 発売元:ユニバーサルミュージック
CHEERFUL MONSTERS +4 UPJY-9165
2021年07月07日予定 LITTLE GANG OF THE UNIVERSE MHJL-183 発売元:ソニー・ミュージックダイレクト
2021年08月11日予定 Una Màrcia LDLP-008 発売元:LI'L DAISY[注 4]
Utrecht & Maestro LDLP-009

コンピレーション参加作品[編集]

発売日 タイトル 収録アルバム 備考
1994年06月17日 Had To Phone Ya Surfin' Music* 小林靖宏(Coba)プロデュースアルバム。ザ・ビーチ・ボーイズカバー
1997年10月22日 Time of the Innocence Happy Hour in Winter Jukebox 渚十吾のアルバム。
1997年10月29日 Sugar Sugar PRO-FILE~11プロデューサーズ(1) 田中知之プロデュースアルバム。
1998年10月21日 ズッコのうた
ぼくのミシシッピー
taste of SWEET LOVE 2 世界名作劇場トリビュートアルバム
VAGABOND c.p.a.、バターフィールドとのユニット「Wham japon!」名義。
1998年11月26日 We Love XIEI
ぼくらのプラトーン・シティ
プレセペの夜 鴨沢祐仁コンセプチュアルアルバム。
「ぼくらのプラトーン・シティ」はQypthoneとの共作。

サウンドトラック[編集]

発売日 タイトル 備考
2003年08月20日 MOTHER1+2 オリジナル サウンドトラック 編曲・演奏(片岡・長瀬 個人名義)
2005年 - 2006年 OVA 魔女っ娘つくねちゃん
2006年12月22日 ウィンターガーデン SOUND COMPLETE

タイアップ一覧[編集]

音源化年 曲名 タイアップ
1995年 SEE FOR MILES 丸井「夏の婦人服」キャンペーンCMソング
It's a fancy day
Theme of CHANGE THIS WORLD ユニ・チャームCMソング
CHANGE THIS WORLD 泉パークタウンCMソング(2001年)
1996年 にじますの街角 ゆうちょフレッシャーズ・キャンペーンCMソング
2002年 Le monde avec le luisant SEIKO「LUKIA」CMソング

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2021年より演奏ユニットトワイライト・セクションと命名[1]
  2. ^ a b 同じく福岡結成のエレキハチマキSmall Circle of Friends等と共に「天神系」と呼称されることもあった。
  3. ^ 1st・2ndアルバムはかつてLP盤・EP盤がリリースされた事がある。
  4. ^ 片岡の夫である岡田崇の主宰レーベル。

出典[編集]

  1. ^ goro nagaseの2021年4月8日のツイート2021年4月11日閲覧。
  2. ^ アウトサイド 業務終了告知 - ウェイバックマシン(2001年2月1日アーカイブ分)
  3. ^ モデル浦郷えりか、NEW TOWN REVUEプロデュースでデビュー”. 音楽ナタリー (2016年9月2日). 2016年9月26日閲覧。
  4. ^ Inc, Natasha (2020年10月24日). “instant cytronの片岡知子が死去、近年は「みいつけた!」などEテレの番組に曲提供”. 音楽ナタリー. 2020年10月24日閲覧。
  5. ^ Inc, Natasha (2021年3月15日). “instant cytronの全アルバムがアナログ化”. 音楽ナタリー. 2021年3月25日閲覧。

外部リンク[編集]