くまクマ熊ベアー

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くま クマ 熊 ベアー(くまクマくまベアー)は、くまなのによる日本ライトノベル2014年より小説家になろうで連載され、文庫版は主婦と生活社(PASH!ブックス)によって発行された。イラスト029が担当している[1]。2019年1月時点でのシリーズ累計部数は30万部突破[2]

2018年4月より主婦と生活社のWebコミックサイト「コミックPASH!」の中でコミカライズされている(作画:せるげい)。

あらすじ[編集]

15歳ながら諸事情で引きこもり生活を送っている主人公のユナ。日課となっているVRMMORPG「ワールドファンタジーオンライン」にログインすると、神様のいたずらにより、レア装備である「くまセット」を装備した状態で異世界に飛ばされてしまう。しかたなくそのへんをうろついていると、女の子が狼らしき獣に襲われているところに出くわしたため、獣を蹴散らして女の子を助ける。結局その子の案内で街に連れて行ってもらい、冒険者として生計を立てることにした。

主な登場人物[編集]

ユナ
主人公。15歳の女の子だが、3年前から引きこもり生活を送っている。凄腕のトレーダーで株取引で億単位の金を稼いでおり、その稼ぎで購入した高級マンションで一人暮らししていた。
前述の通りVRMMORPGにログインした際に、神様のいたずらで異世界に飛ばされてしまうが、元々そのゲームを相当やりこんでいたことに加え、レア装備である「くまセット」のあまりのチート性能ぶりもあり、特に苦労することもなく異世界で生計を立てることに成功する。
料理が得意で、異世界でもプリンピザハンバーガーなどを自ら作っている。後にそれらの料理が評判になったため、自らがオーナーとなり食堂をオープンした。
なお元引きこもりだけに、「くまセット」を装備しない素の状態の運動能力は平均的な同世代の日本人以下。そのため外出時にはよほどのことがない限り「くまセット」の着ぐるみ等を装備する[3]
くまゆる/くまきゅう
ユナが「くまセット」の力で呼び出せるクマの召喚獣。黒い方が「くまゆる」、白いほうが「くまきゅう」。どちらも人間の言葉を理解できるが、しゃべることはできない(「くぅ~ん」という鳴き声になってしまう)。大きさはユナの意思で、ぬいぐるみサイズから人間を複数人載せて走れるサイズまで変化できる。また汚れた場合でも、一度ユナが送還してから再召喚すると汚れが落ちる親切設計。なおユナが片方だけを構いすぎると、もう片方がすねていじけてしまうため、両方をバランスよく構わなくてはいけない。
フィナ
ユナが異世界で最初に出会った女の子。10歳。
普段は冒険者ギルドで魔物の解体を手伝っている。そのため当初は魔物の解体が苦手なユナの代わりに解体を担当していた。
クリフ・フォシュローゼ
ユナやフィナ達が暮らすクリモニアの街の領主。伯爵。
ノアール・フォシュローゼ
クリフの次女。10歳。普段はクリモニアで暮らしている。
エレローラ・フォシュローゼ
クリフの妻。Web版では33歳、書籍版では35歳。普段は国王の補佐役として王都の城に勤務しているため、クリフとは別居状態で、王都の屋敷で暮らしている。
フォルオート
エルファニカ王国の国王。40歳。ユナ達に何かと絡んでくる。エレローラには実質的に頭が上がらないらしい。

出版書籍[編集]

小説[編集]

巻数 日本の旗 主婦と生活社 中華民国の旗 台湾角川
初版発売日 ISBN 初版発売日 ISBN
1 2015年5月29日 ISBN 978-4-391-14691-2 2016年9月14日 ISBN 978-986-473-302-6
2 2015年11月27日 ISBN 978-4-391-14755-1 2016年11月21日 ISBN 978-986-473-378-1
3 2016年3月25日 ISBN 978-4-391-14810-7 2017年2月13日 ISBN 978-986-473-517-4
4 2016年7月29日 ISBN 978-4-391-14811-4 2017年5月15日 ISBN 978-986-473-672-0
5 2016年11月25日 ISBN 978-4-391-14812-1 2017年12月6日 ISBN 978-957-853-119-2
6 2017年3月31日 ISBN 978-4-391-14947-0 2018年4月16日 ISBN 978-957-564-134-4
7 2017年7月28日 ISBN 978-4-391-14948-7 2018年10月25日 ISBN 978-957-564-477-2
8 2017年12月22日 ISBN 978-4-391-14949-4
9 2018年3月30日 ISBN 978-4-391-15144-2
10 2018年7月27日 ISBN 978-4-391-15145-9
11 2018年11月30日 ISBN 978-4-391-15146-6
11.5 2019年1月25日 ISBN 978-4-391-15278-4
12 2019年4月26日 ISBN 978-4-391-15291-3

漫画[編集]

巻数 日本の旗 主婦と生活社
初版発売日 ISBN
1 2018年7月27日[4] ISBN 978-4-391-15218-0
2 2019年2月22日 ISBN 978-4-391-15289-0

補足[編集]

書籍版1巻については、幻となった表紙デザインが存在する。当初編集部から公表されたデザインでは、ユナの服装が「熊のフードがついたパーカー」といった形になっていたが、小説の本来の設定(熊の着ぐるみに近い)と異なるとして読者から多数のクレームが寄せられ、発売直前に異例のデザイン変更が行われた[5][6]

脚注[編集]

  1. ^ くま クマ 熊 ベアー 8巻
  2. ^ 『くま クマ 熊 ベアー』がシリーズ累計30万部を突破 設定画やイラストギャラリーを収録した第11.5巻も発売”. ラノベニュースオンライン (2019年1月25日). 2019年1月31日閲覧。
  3. ^ 作中で装備を外したのは、入浴時を除けば、誕生日パーティーや学園祭など数えるほどしか無い。就寝時ですら着ぐるみを着たまま寝る。
  4. ^ 【7月27日付】本日発売の単行本リスト
  5. ^ 『くま クマ 熊 ベアー』キャラクターデザインにつきまして - PASH!編集部BLOG・2015年4月30日
  6. ^ PASH!ブックス:『くま クマ 熊 ベアー』 表紙公開! - スコ速@ネット小説まとめ・2015年5月24日

外部リンク[編集]