東京交響楽団
東京交響楽団 | |
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本拠地のミューザ川崎シンフォニーホール | |
基本情報 | |
出身地 | 日本 東京都新宿区百人町2-23-5 |
ジャンル | クラシック音楽 |
活動期間 | 1946年 - |
共同作業者 | 東響コーラス |
公式サイト | 東京交響楽団 |
メンバー |
音楽監督 ジョナサン・ノット 正指揮者 飯森範親 首席客演指揮者 クシシュトフ・ウルバンスキ 桂冠指揮者 秋山和慶 ユベール・スダーン 名誉客演指揮者 大友直人 |
公益財団法人東京交響楽団(とうきょうこうきょうがくだん、英語: Tokyo Symphony Orchestra)は、日本のプロオーケストラ。略称は東響(とうきょう)。本拠地は神奈川県川崎市のミューザ川崎シンフォニーホール。日本オーケストラ連盟正会員。
沿革
1946年、東宝交響楽団として設立され、1951年に東京交響楽団と改称した。1964年にTBSとの専属契約を打ち切られる等の理由で経営が破綻し、財団法人を解散、楽員管理による自主運営のオーケストラに改組して再出発した。その後、1980年に財団法人として再び認可を受けた。1988年からはすかいらーくがスポンサーを務めている。
歴代の指揮者には近衛秀麿、上田仁、アルヴィド・ヤンソンスなどがおり、1964年から2004年まで秋山和慶が初代音楽監督及び常任指揮者を務めた。2014年12月現在、第3代音楽監督にジョナサン・ノット、桂冠指揮者に秋山和慶、ユベール・スダーン、正指揮者に飯森範親を擁する。
日本を代表する交響楽団としてこれまで19カ国64公演を行ったほか、全国各地で数々の公演を行っている。また全国2か所のホール施設で、フランチャイズ・オーケストラとして定期演奏会を行っている。2002年に神奈川県の川崎市とフランチャイズ契約を結び、2004年7月に開館したミューザ川崎シンフォニーホールで、また1998年に新潟市と準フランチャイズ契約を結び、同年開館の新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で、それぞれ年数回定期公演を行っている。
また『題名のない音楽会』(東京12チャンネル→テレビ朝日)は、元々TBSとの契約を打ち切られテレビ出演がなくなった同楽団に活躍の場を与えるために作られた番組であり、同楽団は現在も番組に出演を続けている。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の被害により、本拠地のミューザ川崎シンフォニーホールは2013年3月31日までの約2年間利用できなくなった。この間、川崎市教育文化会館、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ[1]、洗足学園音楽大学前田ホール[2]などで代替公演を実施した。
年に約3ヶ月間、新国立劇場のオーケストラ・ピットにおける演奏を担当している。
東京交響楽団専属アマチュア合唱団の東響コーラス(1987年9月11日創立)がある。
2002年より、サントリーホールとこども定期演奏会を行っている。
指揮者
現在
音楽監督
桂冠指揮者
正指揮者
首席客演指揮者
名誉客演指揮者
歴代
著名な団員
- 大谷康子:ソロ・コンサートマスター
- グレブ・ニキティン:第1コンサートマスター
- 水谷晃:コンサートマスター
- 福留史紘:ヴァイオリニスト
- 荻野昇:トロンボーン奏者
- ベアンテ・ボーマン:元首席チェリスト
- 磯恒男:元ソロ・コンサートマスター
- 徳永二男:元コンサートマスター
- 佐川聖二:元クラリネット奏者
- 秋山気清:元打楽器奏者、2002年4月7日より『NHKのど自慢』の鐘奏者を務める。
- ボブ佐久間:元ヴァイオリニスト
演奏会
- 定期演奏会
- サントリーホール、年10回
- 川崎定期演奏会
- ミューザ川崎シンフォニーホール、年5回
- 東京オペラシティシリーズ
- 東京オペラシティコンサートホール、年6回
- 名曲全集
- ミューザ川崎シンフォニーホール、年10回
- 第九と四季
- その他、ニューイヤーコンサート、こども定期演奏会、新潟定期演奏会など。
映画音楽の演奏
- 東宝が設立した経緯もあり、『ゴジラ』シリーズや『さよならジュピター』等、東宝映画の音楽の演奏を数多く手掛けている。
- 東宝映画以外では、『砂の器』。村川透監督、松田優作主演の東映映画、『野獣死すべし』では、演奏のシーンが作中見られるが、指揮を村川透の実兄である村川千秋が執る。またエンディングの『野獣死すべしのテーマ』の演奏も担当している。
外部リンク
- 公益財団法人東京交響楽団 - 公式サイト