川越観光自動車森林公園営業所

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川越観光自動車森林公園営業所(かわごえかんこうじどうしゃしんりんこうえんえいぎょうしょ)とは川越観光自動車の営業所で、主に埼玉県東松山近辺をエリアとしており、川越観光バスの拠点となっている。東武バス川越営業所森林公園出張所を移管して開設された営業所である。

森林公園営業所

所在地

埼玉県比企郡滑川町大字羽尾3888-1

  • 東武東上線森林公園駅前に位置しているが、森林公園駅発の東武バスから継承された路線のうち、川越観光バスが運行するのは1路線のみで、それ以外の路線は全て国際十王交通熊谷営業所運行の路線である(他にも東武グループ東武バスウエストのミッドナイトアロー東松山・森林公園が南口に終着する。グループ外企業が新規開業した路線があったが撤退している)。また運行エリアからやや北に離れた場所に位置している。これは元々、東武バス時代に東松山駅前に車庫があったのを森林公園駅前へ移転したものの、路線の管轄調整は一部を除いて行われなかったためにこのような状態になったものである。

その他の施設

以下の折返場には乗務員休憩詰所が設置され操車場として使用されている。

  • 入西団地
  • 鳩山ニュータウン
  • 東京電機大学 (東京電機大学スクールバス車庫内)
  • パークタウン五領 (2008年6月新設)
  • 免許センター (免許センター駐車場内)
  • 小川町駅前 (旧東武バス小川町出張所跡地)
  • 東毛呂駅(東毛呂駅バス停前、東武越生線東毛呂駅跨線橋の下にある)

沿革

・東武バス森林公園出張所

  • 1997年4月1日 - 川越営業所東松山出張所熊谷営業所小川町出張所を統合し、熊谷営業所森林公園出張所として開設。
    • 開設に際して車庫の位置から小川町出張所管轄だった小01系統(小川町駅 - 熊谷駅線)と熊谷営業所管轄だった森01系統(森林公園駅 - 森林公園南口線)及び東松01系統(東松山駅 - 熊谷駅線)の森林公園出張所受け持ち分を2台に増車することで対等交換。
  • 1998年9月 - 高02系統(高坂駅 - 高坂ニュータウン - なつめ公園線)を、なつめ公園発着から東京電機大学本館前・体育館発着へ延長。
  • 1998年12月 - バス共通カード、森林公園出張所管内全路線にて取扱開始。
  • 2000年4月1日 - 東松山市内循環バスを路線・車両ともに川越観光バスへ移管。
  • 2001年4月1日 - 熊谷営業所の閉所に伴い、川越営業所森林公園出張所に組織変更。また、熊谷営業所と共同運行であった東松01系統(東松山駅 - 熊谷駅線)は国際ハイヤー(現:国際十王交通)へ移管。農大三高関連の路線はスクールバス開設に伴い廃止。
  • 2001年 - 新道開通に伴い東松07系統(東松山駅 - マイタウン循環線)の経路変更。
  • 2001年6月 - 同出張所初のラッピングバス登場。
  • 2002年3月31日 - 川越営業所森林公園出張所閉所し、翌4月1日をもって川越観光自動車へ移管。

・川越観光自動車森林公園営業所

  • 2002年4月1日 - 川越観光自動車森林公園営業所発足。(同時に川越営業所東松山営業所を統合)
    • 東武バス森林公園出張所全路線(一部は東武バス川越営業事務所へ移管)、及び坂戸出張所・菖蒲出張所の一部路線の移管を受ける。
  • 2003年4月1日 - 和光市内循環バスを東武バスへ移管。
  • 2003年4月1日 - 北本団地線を循環運転から折り返し運転に変更。
  • 2003年9月30日 - 高01系統(高坂駅 - 鳩山ニュータウン線)にノンステップバスを定期運行開始。
  • 2003年10月19日 - 東松山市街100円区間設定開始(東松山駅 - 上沼・六反町・松山神明町間)
  • 2004年9月1日 - 桶川駅 - けやき団地 - 北里病院線開業。
  • 2005年5月18日 - 高速バス 坂戸駅・川越駅 - 成田空港線開業。
  • 2006年3月18日 - 埼玉医科大線を埼玉医科大保健医療学部へ延長。
  • 2006年10月1日 - 上尾市内循環バス(ぐるっとくん)を東武バスへ移管。
  • 2007年3月1日 - 小川町駅 - 白石車庫線をイーグルバスへ移管。
  • 2008年4月30日 - 東毛呂駅 - 目白台循環線廃止。
  • 2008年6月15日 - パークタウン五領折返場を操車場に改装。
  • 2008年9月13日 - 管内一般路線バスにPASMO導入。
  • 2010年7月31日 - バス共通カードの取り扱いを終了。
  • 2011年1月11日 - 高坂駅 - ピオニウォーク東松山線開業。
  • 2014年3月20日 - 北本駅 - 衛生研究所 - 荒川荘線開業。

概要

川越観光バスが新規に開設した路線を除き、高坂駅東松山駅森林公園駅小川町駅発の路線は東武バス森林公園出張所より引き継いだ路線だが、このとき東松09が東武バスウエスト川越営業事務所へ移管された。北坂戸駅坂戸駅東毛呂駅越生駅発の便は、東武バス坂戸出張所(現:東武バスウエスト坂戸営業所)より引き継いだ路線、北本駅発の路線は、東武バス菖蒲出張所(現:朝日自動車菖蒲営業所)より引き継いだ路線であり、ほとんどが2002年4月の森林公園営業所移管時に引き継いだ路線であるが、森林公園営業所開設前から運行していた路線の歴史については東松山営業所および川越営業所の記事を参照されたい。

系統番号の表示について

比較的路線の多い高坂駅(高xx)、東松山駅(東松xx)、森林公園駅(森xx)、小川町駅(小xx)発着の路線は東武バスから引き継ぎの系統番号を車両の行先表示器に表示(ただし後部表示器には表記無し)しているほか、川越観光バスが新設した路線にも新しく系統番号を割り当てている。現在の所、それ以外の路線は行き先のみの表示となっている。

輸送人数

高速バス・深夜バス

坂戸・川越 - 成田空港線 川越観光バス 5002号車

深夜バス

  • 高02:高坂駅→高坂ニュータウン入口→桜山台→旗立台→東京電機大学本館前
    • 東武バス時代から運行されている川越観光バス唯一の深夜バス路線である。この他、他社運行であるが、鳩山ニュータウンと小川みどりが丘団地へは乗合タクシーが運行されている。

現行路線

※ 開設・移管時期表記のない路線は2002年4月1日に東武バスから移管された路線。

東松山駅 - マイタウン循環線

  • 東松07:東松山駅東口 - 市民病院東 - マイタウン中央 - 東平 - 東松山駅東口
  • 東松07:市民病院東 - マイタウン中央 - 東平 - 東松山駅東口(平日の朝のみ運転)
    • ラッシュ時最大1時間6本、日中は毎時3-4本程度で運行される。東松山駅から東松山マイタウン内を一周して東松山駅に戻るP字型の循環線である。
    • 東松山マイタウン分譲終了後の1991年に東武バス東松山出張所が開設した比較的新しい路線で、2001年にバイパス道路開通に伴い、加美町 - 市営住宅間のルートが変更され、新たに市民病院前(現:市民病院東)バス停が新設され、東松山市民病院に最も近いバス停となった。当初は本数も1時間1-3本と少なかったが、2003年10月の東松山市街100円区間設定に伴うダイヤ改正で大幅増便された。

東松山駅 - パークタウン五領線

  • 東松10:東松山駅東口 - 市民文化センター - パークタウン五領
    • 朝ラッシュ時最大1時間4本、日中は毎時2-4本程度で運行される。パークタウン五領折返し場は2008年6月より単なる折返し場から操車場として改造され、川越観光バスの東松山駅発着便の休憩基地となっている。
    • 1983年の公団パークタウン五領団地の分譲開始に合わせて東武バス東松山出張所が開設した路線で比較的短距離を走る。東武バス時代は1時間1-3本程度と本数が少なかったが、2003年10月の東松山市街100円区間設定に伴うダイヤ改正で大幅増便された。

東松山駅 - 鴻巣駅 - 免許センター線

  • 東松02:東松山駅東口→比企吉見農協→鴻巣駅東口→鴻巣免許センター
  • 東松02:鴻巣免許センター→鴻巣駅西口→比企吉見農協→東松山駅東口
  • 東松02:東松山駅東口 - 比企吉見農協 - 鴻巣駅西口
    • ラッシュ時最大1時間4本、日中は毎時2-3本程度で運行される。
    • 元々、東武バス東松山出張所が東松山駅-鴻巣車庫間で運行していた路線で、1989年の埼玉県免許センター開設に伴い、免許センターへ延長されたものである。2007年4月9日のダイヤ改正により、東松山駅→比企吉見農協ゆきは廃止となり、比企吉見農協→東松山駅ゆきは、6時台に1便のみの運行となった。一方、東松山駅 - 鴻巣駅の区間便も新設され、運行回数が増加した。また鴻巣駅ゆき新設に伴い、従来平日の東松山駅発鴻巣方面の終車は20:50であったが、新たに21:17発と22:03発(いずれも鴻巣駅ゆき)が設定された。さらに2008年6月14日の改正では、終車の延長が行われ、平日の鴻巣方面は22:11分発が終車、鴻巣駅発に至っては22:54発東松山駅ゆきまでに延長されている。2014年11月4日からは鴻巣駅の発着に関して変更が行われ、これまでの鴻巣駅東口は免許センター行き片道のみの経由となり、免許センター発東松山駅行き及び鴻巣駅折り返し便は鴻巣駅西口を発着するようにルートが変更され(鴻巣市内及び吉見町内の一部ルートを共有する東武バス川越駅線も同様の変更が実施された)、同時に比企吉見農協始発が消滅している。

高坂駅 - 鳩山ニュータウン - にっさい花みずき線

  • 高01:高坂駅西口 - こども動物自然公園 - 鳩山ニュータウン
  • 高01:高坂駅西口 - こども動物自然公園 - 鳩山高校経由 - 鳩山ニュータウン
  • 高01:高坂駅西口 - こども動物自然公園 - 山村短大タワー経由 - 鳩山ニュータウン
  • 高01:高坂駅西口 - こども動物自然公園 - 鳩山ニュータウン - にっさい花みずき
    • ラッシュ時最大1時間12本、日中は毎時6-7本程度で運行され、川越観光バスでは最も本数の多い路線となっている。「にっさい花みずき」へは鳩山ニュータウンから延長運転で運行されるが、日中のみの運行で毎時1本程度と少ない。また「鳩山高校経由」は平日朝夕の通学時間帯のみに運転され鳩山高校敷地内に乗り入れる。同様に「山村短大タワー経由」は平日朝夕の通学時間帯に往復2本のみ運転され、山村学園短期大学敷地内に乗り入れる。このほか、ゴールデンウィークなど多客シーズンには高坂駅-こども動物自然公園間に臨時便が運行される。なお、全便が大型車で運行される唯一の路線である(ただし休日ダイヤでは一部に中型車が入る可能性もあり)。
    • 元々、東武バス東松山出張所が東松山駅または高坂駅東口-岩殿観音間に運行していた比較的歴史のある路線で、1974年の鳩山ニュータウンの分譲開始にあわせてルート変更の上、鳩山ニュータウンへ延長したものである。1986年には高坂駅西口開設に伴い東口から西口発着となった。また東松山駅発着便もわずかな本数ながら比較的近年まで残り、東松09の系統番号で東松山駅-高坂駅-鳩山ニュータウン間で運行されたが、2002年4月に東松山駅-高坂駅間が系統分断され、東武バス川越営業所へ管轄替えとなりその後廃止された。2006年12月11日ダイヤ改正より、坂戸ニューシティにっさいへ一部の便が延伸された。
    • 2003年9月30日ダイヤ改正より、ノンステップバスの定期運行が開始された。なお、ノンステップバスは当初、東武バスが2001年度から運行開始する予定だったが、その後川越観光自動車への移管が急遽決定した事によって中止となっている。[2]

高坂駅 - 高坂ニュータウン - 東京電機大学線

  • 高02:高坂駅西口 - 桜山台経由 - 東京電機大学本館前
  • 高02:高坂駅西口 - 白山台郵便局・松風台経由 - 東京電機大学本館前
  • 高02:高坂駅西口 - 白山台郵便局・松風台経由 - 東京電機大学本館前 - 東京電機大学体育館(平日1本のみ)
  • 高02:高坂駅西口 - 高坂ニュータウン循環 - 高坂駅西口
  • 高02:高坂駅西口→高坂ニュータウン→東京電機大学本館前(深夜バス)
    • ラッシュ時最大1時間6本、日中は毎時3〜5本程度で運行される。東京電機大学発着であるが大学スクールバスが別途運行されているため、学生の利用は夜間や休校日、スクールバスの混雑を避ける人などが多い。系統は高坂ニュータウンを回る3本のルートから構成され、ベースとなる「桜山台経由」は桜山小学校先回りで高坂ニュータウン内をS字状に東京電機大学に向かうルートで、白山台郵便局以外のこの系統のバス停を全て経由することから、大半の便はこのルートで運行される。「高坂ニュータウン循環」は虹の橋先回りのコースで、松風台〜東京電機大学の区間には行かずに高坂駅に戻るP字型の環状線であるが、ダイヤ改正毎に東京電機大学発着便にシフトしつつあり現在は朝の2本のみ運行である。「白山台郵便局・松風台経由」は桜山小学校〜虹の橋間を回らずに東京電機大学へ最短距離で結ぶコースで、東京電機大学行は朝9時台までの時間帯に全便の半数程度、高坂駅行は16時以降の時間帯に全便の半数程度がこのルートでの運行となる。
    • 1984年に高坂ニュータウンの分譲開始にあわせて東武バス東松山出張所が高坂ニュータウン循環線として開設した路線で、当初は高坂駅東口発着であったが、1986年に西口開設に伴い西口発着に変更された。その後高坂ニュータウン開発の進展にあわせて、なつめ公園に路線を延長し、1991年にはなつめ公園発着便が中心の運用となった。1998年には従来のなつめ公園発着から東京電機大学発着に改められた。これに伴い、なつめ公園バス停の廃止に伴う代償として旗立台南バス停の新設、及びなつめ公園操車場の廃止と、新たに東京電機大学に操車場が設けられた。系統も大幅に変更され、従来ルートは桜山台経由と改称され、新たに白山台郵便局・松風台経由が新設された。

高坂駅 - ピオニウォーク東松山線

  • 高03:高坂駅東口 - 高坂郵便局前 - ピオニウォーク東松山
    • 大型ショッピングセンター「ピオニウォーク東松山」の営業時間帯およびその前後に毎時2本程度運行される。1km程度の短距離路線であるが、中間に高坂郵便局前バス停が設置されている。全区間100円運賃が設定されている。
    • ピオニウォーク東松山から委託運行していたシャトルバス運行終了に伴って、新たに川越観光バスの路線として2011年1月11日開設された路線である。

北坂戸駅 - 入西団地循環線

  • 北坂戸駅西口 - 入西団地循環 - 北坂戸駅西口
  • 北坂戸駅西口 - 入西団地循環 - 坂戸ニューシティーにっさい入口
    • ラッシュ時最大1時間6本、日中は毎時3-6本程度で運行される。北坂戸駅から坂戸ニューシティにっさい団地内を反時計回りに一周して北坂戸駅に戻るP字型の循環線である。なお坂戸ニューシティにっさいへは、高01系統も乗り入れるが団地内のルートは循環線ではなく「にっさい花みずき」を発着とした通常の折り返し路線のため、高坂駅ゆきは時計回りでのルートとなる。
    • 東武バス坂戸出張所が1997年4月1日から北坂戸01:北坂戸駅-坂戸ニューシティにっさい(現在の入西団地バス停)間で開設した路線で、2001年の循環線化に伴うルート変更による増便で川越観光バスと東武バスの共同運行となったが、2002年3月31日をもって東武バスは撤退。翌日4月1日から川越観光バスの単独運行となった。2009年1月19日ダイヤ改正より大幅増便。

坂戸駅 - 大橋線

  • 坂戸駅北口 - 今宿 - 鳩山町役場前 - 大橋(鳩山町)
    • 毎時1-2本程度で運行される。
    • かつては坂戸駅-田中(比企郡ときがわ町)間で運行されていた街道路線が1980年前後に大橋-田中間が部分廃止され残ったものである。田中方面へは他にも東松山駅・小川町駅・越生駅からも運行されていたが、1985年頃までに全て廃止されている。東武バス時代は坂戸出張所管轄で、坂01の系統番号がついていたが2002年4月の川越観光への移管時に消滅した。

森林公園駅 - 森林公園南口線

  • 森01:森林公園駅北口 - (直通) - 森林公園南口
  • 森01:森林公園駅北口 - なめがわ温泉花和楽の湯 - 森林公園南口
    • 土・日・祝日の武蔵丘陵森林公園の開園時間のみに運転され、オンシーズンとオフシーズンで運転本数を変動させる特殊な路線で、現行ダイヤではおおむね9-16時台に1時間あたり3-11月は3-5本、12-2月は1-3本運行される。
    • 1974年7月の武蔵丘陵森林公園開園にあわせて開設された路線である。当初、森林公園駅発着路線は全て東武バス熊谷営業所が担当していたが、1997年4月の森林公園出張所開設時に車庫の位置から小川町出張所が担当していた小01系統(小川町駅 - 熊谷駅/現:国際十王交通路線)と路線交換され、森林公園出張所に管轄替えされた路線である。2010年4月9日までは平日(オールシーズン1-3本)も運行していた。
    • 従来は直通便のみであったが、2011年2月11日より、一部便がなめがわ森林スパ経由となった(同年9月10日よりなめがわ温泉花和楽の湯に名称変更)。

小川町駅 - みどりが丘循環線

  • 小03:小川町駅 - みどりが丘循環 - 小川町駅
  • 小03:みどりが丘五丁目→小川町駅
  • 小03:小川町駅→みどりが丘三丁目入口
    • ラッシュ時最大1時間4本、日中は毎時2-3本程度で運行される。みどりが丘団地内をP字型に一周する循環線である。
    • 小川みどりが丘団地の分譲開始にあわせて東武バス小川町出張所が開設した路線である。

小川町駅 - 小川パークヒル線

  • 小07:小川町駅 - 伝統工芸館前 - 小川パークヒル
    • 毎時2-3本程度で運行される。
    • 1981年の小川パークヒル分譲開始にあわせて東武バス小川町出張所が開設した路線である。

東毛呂駅 - 埼玉医科大線

  •  東毛呂駅 - 埼玉医大
  •  東毛呂駅 - 埼玉医大 - 埼玉医大保健医療学部
  •  東毛呂駅 - (直通) - 埼玉医大保健医療学部
  •  東毛呂駅 - 埼玉医大入口 - 埼玉医大保健医療学部
    • ラッシュ時最大1時間6本、日中は毎時2-3本程度で運行される。また平日の朝夕、土曜の朝には直通便が運行される。
    • 1999年9月11日に川越観光バスが開設した路線である。2007年3月1日ダイヤ改正により埼玉医大保健医療学部へ路線延長し、東毛呂駅 - 埼玉医大方面は増便のうえ、埼玉医大入口経由便は、埼玉医大(毛呂山病院)は経由しない便と直通経由便が新設された。直通経由便の停車する停留所は「東毛呂駅」「埼玉医大国際医療センター」「埼玉医大保健医療学部」のみ。埼玉医大(毛呂山病院)は経由しない。

越生駅 - 黒山線

  • 越生駅 - ウェルサンピア休暇センター - 越生梅林 - 黒山
  • 越生駅 - 越生梅林 - 黒山
  • 黒山→ウェルサンピア休暇センター(1日1本。黒山11:25発)
    • 1時間に0.5-1本程度で運行され、土日は一部の時間帯で1時間に2本運行されるが、一部の便は休暇センターを経由しない便もある。また、1・2・7・8月の土・日・祭日は平日と同じダイヤで運行される。
    • 梅林シーズンには東武バスと臨時便を共同運行する。
    • 越生梅林へは東武鉄道が川越地区でバス事業を開始した1934年から路線が存在し、川越駅から越生梅林へ直通する路線なども存在した。近年は東武バス越生出張所→東武バス坂戸出張所→川越観光バス東松山営業所→川越観光バス森林公園営業所と管轄が変わっていった。1998年4月1日に東武バスから移管された初期移管路線の1つで、東松山営業所時代は越生01の系統番号がついていたが、方向幕のLED改造時にこの路線の系統番号は消滅している。

桶川駅 - けやき団地-北里大学メディカルセンター線

  • 桶川駅西口 - けやき団地
  • 桶川駅西口 - けやき団地 - 北里大学メディカルセンター
    • ラッシュ時最大1時間6本、日中は毎時4-5本程度で運行される。桶川駅 - けやき団地発着便が本数の7割を占めており、その先北里大学メディカルセンターまでは毎時1本程度となる。
    • 2004年9月1日開業。

北本駅 - 北里メディカルセンター病院 - 石戸蒲ザクラ入口線

  • 北本駅西口 - チサン第三団地 - 北里大学メディカルセンター
  • 北本駅西口 - チサン第三団地 - 北里大学メディカルセンター - 北里第一三共ワクチン(平日朝のみ運行)
  • 北本駅西口 - チサン第三団地 - 北里大学メディカルセンター - 石戸蒲ザクラ入口
  • 北本駅西口 - 石戸宿 - 北里大学メディカルセンター
  • 北本駅西口 - 石戸宿 - 北里大学メディカルセンター - 北里第一三共ワクチン(平日朝のみ運行)
    • ラッシュ時最大1時間7本、日中は毎時4-5本程度で運行される。ほとんどはチサン第三団地経由の北里大学メディカルセンター発着となっており、石戸蒲ザクラ入口発着便は1時間1本程度、北里第一三共ワクチンゆきは朝のみとなる。また石戸宿経由は朝夕の一部のみの運行となる。
    • 1999年4月に川越観光バスが開設した路線である。

北本駅 - 北本団地線

  • 北本駅西口 - 北本団地
  • 北本駅西口 - 北本団地 - 北本駅西口(北本工業団地循環・夜間のみ)
    • ラッシュ時最大1時間9本、日中は毎時4-5本程度で運行される。
    • 東武バス菖蒲出張所から2002年4月に移管された路線で、東武バス時代は北02の系統番号であった。移管当初、循環線(北本駅 - 小学校前 - 団地東 - 北本駅)で運行され、大型車専用で運行されたが、2003年に小学校前を北本団地便の折り返し場として現在の運行方式となり、中型車化の上で大幅増便された。また、同時に運賃が先払い方式から後払い方式に変更され、途中にもバス停が増設された。なお、2010年5月から夜間の便については循環路線に戻されている。

北本駅 - 富士重工南 - 桶川工業団地線

  • 北本駅東口 - 朝日三丁目 - 富士重工南 - 北本高校 - 北本駅東口(富士重工南循環・朝日三丁目先回り)
  • 北本駅東口 - 北本高校 - 富士重工南 - 朝日三丁目 - 北本駅東口(富士重工南循環・北本高校先回り)
  • 北本駅東口 - 朝日三丁目 - 富士重工南 - 桶川工業団地 - 北本高校 - 北本駅東口(桶川工業団地循環・朝日三丁目先回り)
  • 北本駅東口 - 北本高校 - 富士重工南 - 桶川工業団地 - 朝日三丁目 - 北本駅東口(桶川工業団地循環・北本高校先回り)
    • ラッシュ時最大1時間4本、日中は毎時2-3本程度で運行される。北本駅 - 富士重工南間の循環線にさらに桶川工業団地を一周する循環線を合わせた∞型の路線である。系統は複雑になっており、いずれも朝日三丁目先回りと北本高校先回りの2ルートが存在する。「富士重工南循環」は富士重工を折り返し地点とする循環線であり、一部の便は「富士重工南」発着となる。「桶川工業団地循環」は富士重工南から延長運転され桶川工業団地をさらに一周する循環線だが、桶川工業団地内は片回りのみ運行となっており、一部は「東部ミニ工業団地」発着となる。なお、全区間が高崎線の東側となる路線は川越観光バスで唯一の存在である。
    • 東武バス菖蒲出張所が1995年5月15日に開設した路線だが、1998年4月1日をもって川越観光バスに移管された。当初、北本駅から少し離れた狭い道路から発着していたが、東口駅前広場の開設に伴い駅前からの発着となった。また東松山営業所管轄時代は北03(北本駅-富士重工)・北04(北本駅-桶川工業団地)の系統番号があったが、方向幕のLED改造時にこの路線の系統番号は消滅している。

北本駅 - 衛生研究所 - 荒川荘線

  • 北本駅西口 - 衛生研究所 - 荒川荘
  • 北本駅西口 - 衛生研究所
  • 北本駅西口 - 衛生研究所・健康づくり事業団前
    • 埼玉県衛生研究所の移転に合わせ開設された路線で、毎時2-3本程度運行される。
    • 2014年3月20日開業。

コミュニティバス

東松山市内循環バス
以前使用されていたべにばなGOの車両。(UDトラックス製)現在はエルガミオ(いすゞ自動車製)となっている。

東松山市内循環バス

東松山市内循環バスは以下の3コースを担当する。2000年4月に東武バスの貸切撤退に伴い、東武バス森林公園出張所より移管されたもので、現在は専用の小型ノンステップバスを中心に使用される。(PASMO利用可)

  • 東松山駅東口 - 唐子 - 高坂駅西口(唐子コース)
  • 東松山駅東口 - 大谷 - 東松山駅東口(大谷コース)
  • 東松山駅東口 - 野本 - 高坂駅西口(野本・高坂コース)

べにばなGO

桶川市内循環バス「べにばなGO」は西コースを担当する。2000年11月に運行開始され、車両は専用の中型ノンステップバス(CNGバス)を中心に使用される。

  • 西循環

滑川町ふれあいバス

滑川町ふれあいバスは以下の2コースを担当する。車両は汎用の小型バスが使用される。

  • 水曜日コース
  • 金曜日コース

鳩山町内循環バス

鳩山町内循環バスは以下の2コースを担当する。車両は専用の小型ノンステップバスが使用される。

  • ニュータウンコース
  • ニュータウン・石坂コース

廃止路線

  • 東毛呂01 東毛呂駅 - 鎌北湖
    • 季節運行の臨時路線で東武バスから移管後に運行されたかは不明。
  • 和光市内循環バス
  • 川本町内(現深谷市)循環バス
    • 関東自動車を経て、現在は花園観光バスの手によって運行されている。
  • 上尾市内循環バス(ぐるっとくん
  • 小02 小川町駅 - 皆谷 - 白石車庫
    • 2007年3月1日にイーグルバス都幾川営業所へ移管。
    • ただし、臨時増便時は協力して現在も運行する。
  • 東毛呂駅 - ガーデンシティ目白台 - 東毛呂駅(ガーデンシティ目白台循環)
    • 岩井総庭を経由する系統と町役場を経由する系統が運行されていた。途中の西戸停留所の近くにはバスの折り返し場があり、一部の便はここで折り返していた[3]
    • 分譲の遅れから乗客が伸び悩んだまま開発事業者からの赤字補填金が打ち切られたため、平成20年4月30日をもって廃止。
    • 廃止直後から平成21年頃までの間の一時期、目白台の一部のバス停の「川越観光バス」という社名表記が「東武バス」に貼り替えられていたことがあり、何らかの復活に向けての動きがあったようだが、2014年現在、その「東武バス」の表記も剥がされている。ただし、東武バス分社化後の東武バスウエストのバス停表記は「東武バスウエスト」であり、「東武バス」の表記ならば川越観光バスに移管される前の表記が露出しただけと想像される。

車両

大型車は以下の路線で使用され、これ以外の路線は基本的に中型車での運用となる。なお、「一部の便」の路線は大型車と中型車の混用であり、大型車の運用がない事もある。

平日ダイヤ

  • 高01系統:高坂駅 - 鳩山ニュータウン - にっさい花みずき線 (全便)
  • 東松02系統:東松山駅 - 鴻巣駅 - 免許センター線 (一部の便)
  • 高02系統:高坂駅 - 高坂ニュータウン - 東京電機大学線(一部の便)
  • 北坂戸駅 - 入西団地循環線(一部の便)

休日ダイヤ

  • 高01系統:高坂駅 - 鳩山ニュータウン - にっさい花みずき線 (ほぼ全便)
  • 東松02系統:東松山駅 - 鴻巣駅 - 免許センター線 (一部の便)
  • 森01系統:森林公園駅 - 森林公園駅南口線 (一部の便)
  • 越生駅 - 黒山線 (一部の便)

特定運用

  • 西武文理大学西武学園文理中学校・高等学校狭山市)のスクールバス運用は、鶴ヶ島駅 - 西武文理学園間で運転される。1998年4月に東武バス坂戸出張所から移管されたもので、長らくは貸切扱いであったが、2015年現在は路線バス扱いとなっている。当初は専用塗装の大型車両が使用されていたが、現在は西武文理学園ラッピング広告を纏った大型車を使用する。ただし朝は一般塗装の大型・中型車の運用がある。一般塗装の大型車はその他時間帯も運用に就くことがある。行先表示は「西武文理学園」と表示される。学校名は「西武学園文理」中学校・高等学校だが、バスの案内では「西武文理学園」となっておりややこしい。また西武学園文理中学校・高等学校・大学が発売しているスクールバス専用の「バス券」は、西武学園文理と他の4駅を結ぶ路線(西武総合企画が運行)と共通のものである。
  • 東京電機大学鳩山町)のスクールバス運用(朝の通学時間帯のみ)は、高坂駅(もしくは高坂スクールバス乗り場) - 東京電機大学間で運転される。2002年4月の森林公園営業所開設時に東武バスから移管されたもので、一般路線車の大型車が使用されている。行先表示は「貸切」や「川越観光」が多いが、高02系統の表示(東京電機大学本館前)の表示のこともある。
  • 東洋製罐吉見町)の社員輸送特定バスは、東松山駅 - 東洋製罐間及び、鴻巣駅 - 東洋製罐間で運行される。2008年4月から運行を開始した。平日は大型路線車、土日には中型路線車が使用される。行先表示器には「貸切 CAN 東洋製罐」と表示される。

臨時・貸切運用

高坂駅東口に設置されたピオニウォークシャトルバス停標識

川越観光自動車においては既に観光バス事業は行っていないが、路線用車両による貸切バスは行っており、川越観光バスエリアをはじめとして、東武グループのバス会社で隣接する東武バスウエストや国際十王交通のエリアでも応援車として見ることが出来る。定期的に運行される臨時・貸切運用で代表的なものは以下の通り。

  • 越生町の越生梅林の観梅シーズンには東武バスウエストと共同で、越生駅 - 梅林間の臨時直通便を大型車で運行している。
  • 東松山市で開催される日本スリーデーマーチでは、シャトルバスを東武バスウエストと共同で大型車を運行している。
  • 小川町の外秩父七峰縦走ハイキング大会開催時には、イーグルバスと共同で小川町駅- 白石車庫間に臨時増発便を運行している。
  • 2007年8月以降、国際十王交通が運行している熊谷スポーツ文化公園(熊谷市)関連の臨時バスの応援に大型車数台が回ることが多くなっている(国際十王交通では、大型車の大幅削減を行なっており、ピストン輸送に対応し切れない)。
  • 国際十王交通が以前受託していた、熊谷市八木橋百貨店の駐車場の無料送迎バスの応援(代行)に回る事もあった。この運用には、滑川町ふれあいバスにも運用されている日野リエッセ・トップドアの0825号車・0827号車・元東松山市内循環バス3002号車が使用されていた。
  • 大東文化大学または山村学園短期大学東京電機大学で日曜・祝日に行われる各種検定試験の際、高坂駅 - 大東文化大学間または高坂駅 - 山村学園短期大学で臨時輸送が行われることがある。これは日曜・祝日に大東文化大学のスクールバスが運行されないこと、路線バスの本数が限られることなどによる。主に、英検試験開催時などに多い。なお、年二回行われる運行管理者試験(貨物)の会場で大東文化大学が会場として使用される際は、トラック協会により他社に貸切輸送を依頼していることが多い。
  • 2010年(平成22年)3月、埼玉県東松山市に開業した大型ショッピングセンターピオニウォーク東松山』の開業に併せ、高坂駅東口 - ピオニウォーク東松山間で無料シャトルバスが平成23年1月の路線化まで運行された。このシャトルバスは貸切扱いにより運行を行っていたが、写真の通り、専用のバス停が用意されていた。このバス停については、ピオニウォーク東松山のロゴ使用規定により、通常の川越観光自動車におけるバス停とは異なり、ロゴ規定に沿ったデザインで作られている。車両のLED表示器には「[貸切]ピオニウォーク」と表示されていた。尚、路線化に際してバス停標識及びバス停のデザインは通常の川越観光バスの路線用のものに変更されたほか、「ピオニウォーク」バス停は「ピオニウォーク東松山」バス停と施設の正式名称に変更された。

乗車券販売所

定期券販売所

※ 川越観光自動車森林公園営業所以外の定期券販売所は、販売所の周辺路線のみの発行になることがあるので注意が必要である。

東上線

  • 坂戸駅南口 : 東武トラベル 坂戸支店
  • 高坂駅西口 : 文林堂高坂店
  • 東松山駅東口 : 東松山駅東口ステーションビル1階バス乗車券販売所
  • 森林公園駅北口 : 川越観光自動車 森林公園営業所
  • 小川町駅前 : ローソン 小川町駅前店
  • 鳩山ニュータウン : ニューシティプロバディサービス
  • 鳩山ニュータウン : レンヌ理容室
  • 坂戸市小山 : 平田商店
  • 毛呂山町若林 : 木村商店

高崎線

  • 北本駅西口 : 伊藤商店
  • 北本駅東口 : 春の家
  • 鴻巣駅東口 : 駄菓子屋「パル」

高速バス乗車券販売所

東武バス森林公園出張所

東武バス森林公園出張所は、車庫が飽和状態だった川越営業所東松山出張所に、小規模だった熊谷営業所小川町出張所を統廃合するにあたり、両出張所を統合して1997年4月1日に森林公園駅前に新たに設置された東武鉄道バス事業本部(分社化前の東武バス)としては最後に新設された営業所である。当初は熊谷営業所傘下であったが、2001年4月1日付で川越営業所傘下に組織変更された。また出張所であるが所属台数などの規模は熊谷や川越営業所と同規模といえるほど大きく、路線図や時刻表連絡先も森林公園出張所では独自のものが使用されているなど独立色が強かったのも特徴である。

東武バスの分社化に合わせて2002年3月31日付で閉所、翌日をもって川越観光自動車に移管され、東武バスの営業所としてはわずか5年間で幕を下ろした。

開設時の管轄路線

系統番号 路線名 東武バス森林公園出張所時代の動き
元東松山出張所担当路線
東松02 東松山駅 - 鴻巣駅 - 免許センター 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
東松山駅 - 久保田 - 比企吉見農協 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
東松07 東松山駅 - マイタウン循環 - 東松山駅 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
東松09 東松山駅 - 高坂駅 - 鳩山ニュータウン 2002年4月1日:東武バスウエスト川越営業事務所に移管。
(ただし東松山駅 - 高坂駅の区間のみ)
東松10 東松山駅 - パークタウン五領 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
高01 高坂駅 - 大東文化大学 - 鳩山ニュータウン 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
高坂駅 - 鳩山高校 - 鳩山ニュータウン 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
高02 高坂駅 - 高坂ニュータウン循環 - 高坂駅 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
高坂駅 - 高坂ニュータウン - なつめ公園 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
・1998年になつめ公園から東京電機大学に延長され、なつめ公園折返場は廃止された。同時に従来のルートは「桜山台経由」となり新たに短絡ルートの「松風台経由」が新設され本数の半分が松風台経由となるが、その後のダイヤ改正ごとに桜山台経由に戻された。
鴻05 鴻巣駅 - 農大三高 2001年3月31日:廃止。
廃止後は特定輸送として他社運行となった。
東松04 東松山駅 - 農大三高 2001年3月31日:廃止。
廃止後は特定輸送として他社運行となった。
元小川町出張所担当路線
小02 小川町駅 - 皆谷 - 白石車庫 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管
小川町駅 - 皆谷
・1997年より平日は中型車のみによる運行となった。
小03 小川町駅 - みどりが丘循環 - 小川町駅 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
・1997年より中型車のみによる運行となった。
小07 小川町駅 - 小川パークヒル 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
元熊谷営業所担当路線
森01 森林公園駅 - 森林公園南口 2002年4月1日:川越観光バス森林公園営業所に移管。
・元小川町出張所の路線のうち「小01:小川町駅 - 熊谷駅線」は
森林公園出張所開設時に「森01:森林公園駅 - 森林公園駅南口線」との
路線交換で熊谷営業所に移管された。
共同管理路線
東松01 東松山駅 - 上岡 - 熊谷駅 2001年4月1日:国際ハイヤー熊谷営業所に移管。
・路線自体は熊谷営業所の管轄となる。東松山出張所時代は1台のみ運用であったが、森林公園出張所開設時に小01系統の熊谷営業所への移管に合わせ、森01系統の路線交換とともにその余剰分は東松01の森林公園出張所担当分が1台増車となることで消化され2台体制となった。
鴻01 鴻巣駅 - 免許センター 2000年4月1日:朝日バス加須営業所に移管。
・川越営業所、加須営業所(2000年3月31日まで)との共同運行。

所属車両

開所時には45台程度、閉所時には38台が在籍していた。

東松山出張所は日野車所属であったが、小川町出張所はいすゞ車配置であり、森林公園出張所開設時には日野車9割・いすゞ車1割の構成になったが1999年までに日野車に統一されたため、熊谷営業所傘下でありながら異例の日野車が所属する営業所となったが、2001年に川越営業所傘下への組織変更で解決された。なお、いすゞ車の転出先は6971・6980・2021・2141が熊谷、2045が行田である。

また、浅い歴史でありながら頻繁に管轄が変わったため東松山出張所時代を含め、所属車は所沢ナンバーと熊谷ナンバーを何度も交換してきており、新製配置された生え抜きの車両でありながら新しいナンバーだったりとした。

なお、熊谷営業所傘下時代には本所・出張所のなかで唯一、ほぼ毎年新車が投入されていた。

川越観光バスへの移管

東武バスの子会社化決定時には東武鉄道の公式サイトによれば森林公園出張所は東武バスウエスト(株)になることになっていたが、希望退職者増大による乗務員の不足から2002年に朝日自動車へ移管された菖蒲出張所とともに森林公園出張所も川越観光自動車へ急遽移管された。そのため高01(高坂駅 - 鳩山ニュータウン線)は当初2001年度にノンステップバスが運行開始されることになっていたが中止となり川越観光自動車への移管後の運行開始となった。移管準備期間が少なかったのと森林公園出張所は末期には他の営業所から比較的高年式のバスが集結していたこともあり、所属していた車両のうち中型車を除く比較的新しい車両は移管前日の夜に川越・新座・大宮・天沼・岩槻・上尾をはじめとする各地の東武バス営業所に一斉に転属するという、かつてない規模の入れ替えとなった。

その他

  • 森林公園出張所の東側は将来の拡張用地と思われる舗装されていない砂利の敷地があり、当時は廃車になってナンバーの切られた車両が一旦ここに集められて中古車業者などに引き渡されていた。現在は川越観光の従業員駐車場や予備車置き場として使われている。(現在は、東武バスウエスト上尾営業所に各所からの廃車体が集められている。)

参考文献

  1. ^ 東武交通広告のご案内
  2. ^ 鳩山町町議会2001年12月定例会会議録
  3. ^ 川越観光バス 東毛呂駅発運行予定時刻表(平成19年4月1日改正版)参照

関連項目

外部リンク