宇土駅
宇土駅 | |
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西口駅舎(2010年3月) | |
うと Uto | |
所在地 | 熊本県宇土市三拾町 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | ウト |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,740人/日(降車客含まず) -2010年- |
乗降人員 -統計年度- |
3,447人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1895年(明治28年)1月28日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 鹿児島本線 |
キロ程 | 207.5 km(門司港起点) |
◄富合 (2.2 km) (4.8 km) 松橋► | |
所属路線 | 三角線(あまくさみすみ線) |
キロ程 | 0.0 km(宇土起点) |
◄*(富合) (- km) (4.0 km) 緑川► | |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
* 全列車が熊本駅まで乗り入れ。 |
宇土駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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宇土駅(うとえき)は、熊本県宇土市三拾町にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。
概要
宇土市の中心駅である。鹿児島本線を所属線[1]とし、当駅を起点とする三角線を加えた2路線が乗り入れる。なお三角線の列車は全て鹿児島本線熊本駅を起点としていて、熊本駅 - 当駅間と三角線を合わせて「あまくさみすみ線」の愛称が用いられている。
かつては鹿児島本線の優等列車がごく一部停車していた。2011年3月12日のダイヤ改正でいったん当駅に停車する優等列車がなくなった後、同年10月8日からあまくさみすみ線の特急「A列車で行こう」が停車するようになった。肥薩おれんじ鉄道線に直通する快速「スーパーおれんじ」は優等列車ではないが、設定当初より通過している。
駅構造
島式ホーム1面2線と通過線1線を有する地上駅で橋上駅舎を備える。東口と西口は自由通路で結ばれている。駅構内には三角線のCTCセンターが併設されていたが、業務委託駅となったため熊本駅へと機能移転している。開業当時の初代駅本屋は太平洋戦争末期、米軍の宇土空襲により焼失した。
九州新幹線の建設と併せて東口を新設し、駅全体がリニューアルされた。JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅。みどりの窓口の他、自動券売機が設置されている。
のりば
1 | ■鹿児島本線(上り) | 熊本・玉名方面 |
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■三角線 | 網田・三角方面 | |
2 | ■鹿児島本線(下り) | 小川・八代方面 |
■三角線 | 網田・三角方面 |
利用状況
1日平均乗車人員および乗降人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
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2006年 | 1,694 | 3,351 |
2007年 | 1,711 | 3,386 |
2008年 | 1,717 | 3,392 |
2009年 | 1,647 | 3,259 |
2010年 | 1,740 | 3,447 |
駅周辺
熊本市の郊外であり、住宅が広がる。在来線線路と九州新幹線の線路が平行して走っている。この駅の南側で鹿児島本線から三角線が西側に分かれる。宇土市の中心部はそのさらに南側で当駅からは直線距離でおよそ800mほど離れているが宇土市役所などがある。
- 宇土駅前郵便局
- 宇城消防署
- 宇土市役所
- 熊本県道297号川尻宇土線 - 駅前を南北に走る道。
- 国道3号
- 国道57号
バス路線
- 駅前(西口)には宇土駅前バス停があり産交バスの路線が利用できる。
- 東口を新設したのに合わせ、宇土駅東口バス停を新設、こちらは産交バスと熊本バスの路線を利用できる。
歴史
この駅を開業させたのは九州鉄道(初代)である。1895年(明治28年)1月28日に川尻駅から松橋駅までが開通して当駅が開業。その後熊本方面と天草・島原との連絡のため1899年(明治32年)12月25日に当駅から三角駅までが開通しこの駅は分岐駅となった。
九州鉄道の国有化は1907年(明治40年)7月1日の事である。その後1909年(明治42年)10月12日には線路名称が制定され門司駅(現在の門司港駅)から八代駅をへて人吉駅までが人吉本線、当駅から三角駅までが三角線とされた。人吉本線の名前は長く続かず同じ年の11月21日には人吉駅と吉松駅との開通によって門司駅(現在の門司港駅)から鹿児島駅までが一本の線路でつながったのでこの区間が鹿児島本線とされた。
その後は1987年(昭和62年)4月1日、国鉄の分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)に継承され現在に至る。
年表
- 1895年(明治28年)1月28日 - 九州鉄道(初代)が開設。
- 1899年(明治32年)12月25日 - 宇土 - 三角駅間開通(三角線の前身)。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管。
- 1909年(明治42年)
- 1934年(昭和9年)6月1日 - 当駅を起点とする省営バス佐俣線が開通。
- 1945年(昭和20年)8月10日 - 空襲による被災で駅本屋構内諸設備全焼。
- 1947年(昭和22年)9月 - 駅舎再建。
- 1969年(昭和44年)12月20日 - 国鉄バス佐俣線廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2009年(平成21年) 11月1日 - 東口設置、橋上駅舎化。
- 2012年(平成24年)12月1日 - 交通系ICカードSUGOCA対応[2]。
- ※但し、当駅から先の緑川・住吉方面「三角線」には非対応
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 鹿児島本線
- ■肥薩線直通快速・■いさぶろう・しんぺい・■快速「スーパーおれんじ」(土休日のみ運転)・■快速「SL人吉」(不定期運転)
- 通過
- ■普通
- ■肥薩線直通快速・■いさぶろう・しんぺい・■快速「スーパーおれんじ」(土休日のみ運転)・■快速「SL人吉」(不定期運転)
- あまくさみすみ線(三角線、ただし熊本駅 - 当駅間は鹿児島本線)
脚注
関連項目
外部リンク
- 宇土駅(駅情報) - 九州旅客鉄道