川西町 (奈良県)
かわにしちょう 川西町 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 奈良県 | ||||
郡 | 磯城郡 | ||||
市町村コード | 29361-0 | ||||
法人番号 | 5000020293610 | ||||
面積 |
5.93km2 | ||||
総人口 |
7,703人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 1,299人/km2 | ||||
隣接自治体 | 大和郡山市、天理市、生駒郡安堵町、磯城郡三宅町、北葛城郡河合町 | ||||
町の木 | ケヤキ | ||||
町の花 | コスモス | ||||
川西町役場 | |||||
町長 | 小澤晃広 | ||||
所在地 |
〒636-0202 奈良県磯城郡川西町大字結崎28番地の1 北緯34度35分04秒 東経135度46分27秒 / 北緯34.58436度 東経135.77406度座標: 北緯34度35分04秒 東経135度46分27秒 / 北緯34.58436度 東経135.77406度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
[編集]町域は大和川を北限とし、寺川・飛鳥川・曽我川などの河川が大和川に合流する地点にある。町の全体が平坦な地形である。
歴史
[編集]古代の大和国城下郡三宅郷の地であり、倭(やまと)屯倉に比定される。町域には糸井神社(結崎)・比売久波神社(唐院)の延喜式内社が鎮座する。唐院には全長195メートルで周濠付きの前方後円墳、島の山古墳(5世紀前半の古墳時代の古墳)があり、倭国造の墳墓と見られる。
また面塚は室町時代に空から降ってきた能面とネギを観阿弥が授かったという伝説から、能楽観世流の発祥地と呼ばれており、現在ネギは結崎ネブカとして町の名産品となっている。
町名の由来
[編集]明治21年10月13日の合併村願によると、寺川以西の地域を川西と呼んでいたことから川西村の名が選定されたものである[1]。これは、寺川の東側に位置する川東村(現在の田原本町)に対応している[2]。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、式下郡結崎村・下永村・吐田村・梅戸村・唐院村・保田村の区域をもって川西村が発足する。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 式下郡川西村の所属郡が磯城郡に変更される。
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 川西村が町制施行して川西町となる。
町域の変遷
[編集]明治22年 | 明治29年 | 昭和50年 | 現在 |
---|---|---|---|
奈良県 | |||
式下郡 | 磯城郡 | ||
川西村 | 川西町 |
行政
[編集]経済
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
貝ボタンの生産については、日本国内においてはトップシェアとされ[7]、市場占有率は80パーセントを占めるとされる[8]。
金融機関
[編集]農業協同組合
[編集]- 奈良県農業協同組合(JAならけん) 川西支店(結崎)
日本郵政グループ
[編集](※2014年6月現在)
- 日本郵便株式会社
- 川西郵便局(唐院)
- 川西結崎郵便局(結崎)
各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置されており、川西結崎郵便局ではホリデーサービスを実施。
※川西町内全域の郵便番号は636-02xx(三宅町の全域および田原本町の一部地域と同じ)で、集配業務は田原本郵便局(磯城郡田原本町)が担当している。
人口
[編集]川西町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 川西町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 川西町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
川西町(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
- 2007年10月1日現在 : 9,086人
- 人口増加率(2002年→2007年) : -0.8%
交通
[編集]鉄道
[編集]近畿日本鉄道(近鉄)
※大和郡山市内のファミリー公園前駅が最寄となる地域もある。
バス
[編集]以前は結崎駅と法隆寺駅を繋ぐ路線バスが運行していたが、平成15年頃に廃止された。川西町では平成24年度よりコミュニティバスを試行運用し、翌25年度以降も継続して運行している[9]。また、隣接する自治体のコミュニティバスも利用できる。
川西町コミュニティバス「川西こすもす号」
- 吐田線(川西町役場前~結崎駅前~南吐田~保田公民館前)
- 保田線(東人権センター前~結崎駅前~川西町役場前~保田公民館前)
天理市コミュニティバス「いちょう号」
- 西部線 (結崎駅~長柄運動公園前~天理市立メディカルセンター~イオンタウン天理~天理駅)
このほか、当町北部では安堵町コミュニティバス「南回りルート」が利用可能な地域があり、近鉄橿原線平端駅やJR関西本線法隆寺駅へ向かうことができる。
また、当町西部では河合町巡回ワゴン「すな丸号」東ルートが利用可能な地域があり、近鉄田原本線池部駅や佐味田川駅へ向かうことができる。
道路
[編集]名所・旧跡
[編集]著名な出身者
[編集]- 辻内崇伸(プロ野球選手)
- 米田雄郎(歌人)
- 川西康之(建築家・工業デザイナー・川西町タウンプロモーションデザイナー。苗字と町名とが同一であるが、これは出身地から採ったペンネームや芸名ではなく本名である)[10]
- 片山太郎(川西村長、衆議院議員)
脚注
[編集]- ^ 「川西村史」川西村教育委員会・川西村史編集委員会 昭和45年12月15日発行 p.266
- ^ 「日本歴史地名大系 30巻 奈良県の地名(オンデマンド版)」平凡社 2001年7月1日発行 p.375
- ^ “○川西町議会の議員の定数を定める条例”. 川西町. 2022年9月19日閲覧。
- ^ 議員名簿 - 川西町
- ^ 2017年の区割変更により3区から変更となった
- ^ 選挙区と定数 - 奈良県選挙管理委員会
- ^ 海のない町の貝ボタン/貝ボタンの歴史 - 川西町(2012年7月9日付、2013年1月22日閲覧)
- ^ 貝ボタン - 川西町商工会(2013年1月22日閲覧)
- ^ “川西町地域公共交通計画(平成26年3月) P.5”. 奈良県川西町. 2022年9月19日閲覧。
- ^ 高橋昌紀 (2020年12月28日). “英女王も乗車した豪華特急の先駆け 近鉄12200系が3月で引退”. デジタル毎日 (毎日新聞社) 2020年12月30日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 川西町 (奈良県)に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ