マイク・ブーデンホルツァー

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マイク・ビューデンホルツァー
Mike Budenholzer
2021年、ミルウォーキー・バックス優勝パレードにて
ミルウォーキー・バックス HC
役職 ヘッドコーチ
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1969-08-06) 1969年8月6日(54歳)
出身地 アリゾナ州の旗 アリゾナ州ホルブルック
キャリア情報
出身 ポモナ大学
選手経歴
1993-1994 デンマークの旗 ヴェイレBK (コーチ兼任)
指導者経歴
1993-1994
1996-2013
2013-2018
2018-
デンマークの旗 ヴェイレBK (ユースチーム担当)
サンアントニオ・スパーズ(AC)
アトランタ・ホークス
ミルウォーキー・バックス
経歴
エグゼクティブ時代:
2013-2018アトランタ・ホークス (CEO)
受賞歴

ヘッドコーチ

アシスタントコーチ

マイケル・ヴィンセント・ビューデンホルツァーMichael Vincent Budenholzer 発音: [ˈbjuːdɛnhɔːlzər][1] , 1969年8月6日 - )は、アメリカ合衆国の元バスケットボール選手で、現在は指導者。アリゾナ州ナヴァホ郡ホルブルック出身。NBAミルウォーキー・バックスのヘッドコーチを務める。

経歴

ポモナ大学卒業後、1993-1994年デンマークのヴェイレBKのバスケットボールチームで活躍の後、1994年にNBAサンアントニオ・スパーズでビデオコーディネータとしてスタッフとなった。

2年間職を務めた後、グレッグ・ポポビッチのもと、アシスタントコーチに選任され、2007-2008年シーズンからは、第1アシスタントコーチとしてポポビッチを支え、4度のNBA優勝を経験した[2]

2013年のNBAファイナル直前に、アトランタ・ホークスのヘッドコーチに選任された[3]ヘッドコーチとしての初シーズンは、前シーズンまで6年連続プレーオフ進出が続いているハードルの高い出だしとなった上に、主力のアル・ホーフォードが故障で十分に出場できない中、残りのロースターで苦戦しながら、38勝44敗と負け越しはしたものの、プレーオフに8位で滑り込んだ。1stラウンド1戦目で1位のインディアナ・ペイサーズを下し、ヘッドコーチとしてのプレーオフ初勝利を勝ち取った。その後2勝し最終戦まで粘ったが、1stラウンドで敗退した。

2014-15シーズンからは、人種差別発言発覚で休職に追い込まれたダニー・フェリーに代わり、GMも兼任している。1月5日、12月期の14勝2敗の優れた戦績により月間最優秀コーチ賞を受賞。更に1月21日には、2015年NBAオールスターゲームのイースタンカンファレンスのヘッドコーチを務めた。後半戦も安定した戦いを支えて、このシーズン60勝22敗のフランチャイズ記録を達成しイースタン第一シードでプレーオフへ進んだ。4月21日、NBA最優秀コーチ賞を受賞することが発表された[4][5]。2018年4月25日、ビューデンホルツァー、チーム双方合意によるヘッドコーチからの退任が発表された[6]

2018年5月17日、ミルウォーキー・バックスのヘッドコーチに就任することが報じられた[7]。バックスは最終段階で、サンアントニオ・スパーズのアシスタントコーチのエットレ・メッシーナとも交渉していたが、ビューデンホルツァーが選ばれた。2018-19シーズンはリーグトップの60勝22敗を記録し、ホークス時代の2014-15シーズンに続き最優秀コーチ賞を受賞。そして3年目の2020-21シーズンにバックスを50年振りのNBAチャンピオンに導いた。

実績

NBAヘッドコーチ実績表略号説明
レギュラーシーズン G 試合数 W 勝利数 L 敗戦数 W–L % レギュラーシーズン勝率
ポストシーズン PG 試合数 PW 勝利数 PL 敗戦数 PW–L % プレイオフ勝率
チーム シーズン G W L W–L% シーズン結果 PG PW PL PW–L% 最終結果
ホークス 2013–14 82 38 44 .463 4th in Southeast 7 3 4 .429 1st.ラウンド敗退
ホークス 2014–15 82 60 22 .732 1st in Southeast 16 8 8 .500 カンファレンスファイナル敗退
ホークス 2015–16 82 48 34 .585 2nd in Southeast 10 4 6 .400 カンファレンスセミファイナル敗退
ホークス 2016–17 82 43 39 .524 2nd in Southeast 6 2 4 .333 1st.ラウンド敗退
ホークス 2017–18 82 24 58 .293 5th in Southeast プレーオフ不出場
バックス 2018–19 82 60 22 .732 1st in Central 15 10 5 .667 カンファレンスファイナル敗退
バックス 2019–20 73 56 17 .767 1st in Central 10 5 5 .500 カンファレンスセミファイナル敗退
バックス 2020–21 72 46 26 .639 1st in Central 23 16 7 .696 2021 NBAチャンピオン
Career 637 375 262 .589   87 48 39 .552  

その他

脚注

  1. ^ International NBA Players - Pronunciation Guide”. NBA.com. National Basketball Association. 2013年6月15日閲覧。
  2. ^ (PDF) 2011-2012 Spurs media guide. San Antonio Spurs. p. 58. http://i.cdn.turner.com/nba/nba/.element/media/2.0/teamsites/spurs/imgs/spurs_sse_staff_201112_mediaguide.pdf 2011年12月24日閲覧。 
  3. ^ Hawks Name Mike Budenholzer As Head Coach”. NBA.com (2013年5月28日). 2013年5月28日閲覧。
  4. ^ Hawks' Mike Budenholzer named 2014-15 NBA Coach of the Year”. NBA.com (2015年4月21日). 2015年4月22日閲覧。
  5. ^ Atlanta Hawks' Mike Budenholzer wins 2014-15 NBA Coach of the Year”. Yahoo.com (2015年4月21日). 2015年4月22日閲覧。
  6. ^ Hawks Part Ways With Head Coach Mike Budenholzer” (英語). NBA.com (2018年4月25日). 2018年4月27日閲覧。
  7. ^ リポート:バックス新HCに前ホークスHCのマイク・ブーデンホルザーが合意”. NBA.co.jp (2018年5月17日). 2018年5月17日閲覧。

外部リンク