マット・ボナー

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マット・ボナー
Matt Bonner
サンアントニオ・スパーズ  No.15
Bonner free throw1.JPG
名前
本名 Matthew Robert Bonner
愛称 Red Rocket
ラテン文字 Matt Bonner
基本情報
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 1980年4月5日(34歳)
出身地 ニューハンプシャー州コンコード
身長 208cm
体重 112kg
選手情報
ポジション PF/C
背番号 15
ドラフト 2003年 45位
経歴
2003-2004
2004-2006
2006-
シチリア・メッシーナ
トロント・ラプターズ
サンアントニオ・スパーズ

マット・ボナーMatthew Robert Bonner1980年4月5日 - )はニューハンプシャー州コンコード出身のバスケットボール選手。NBAサンアントニオ・スパーズ所属。ポジションはパワーフォワード/センター

経歴[編集]

フロリダ大学在学中、ボナーは通算1,570得点、778リバウンドを記録し、165本のスリーポイントシュートを決めて6つのカテゴリーで大学歴代トップ10に入る活躍を見せた。学業においても非常に優秀でGPAは3.96。2002年2003年のアカデミック・オールアメリカンチームに選出されている。

大学卒業後、2003年のNBAドラフトシカゴ・ブルズより2巡目45位で指名されてNBA入り。ドラフト直後にトロント・ラプターズにトレードされた。トロント首脳陣はボナーの才能を認めながらも、当時チームのロスター枠にボナーを入れられるゆとりはなく、イタリアリーグのシチリア・メッシーナに送りこんで若きボナーを育てることにした。シチリアではサルモネラ菌(のちにチームの掛り付け歯科医が感染源と判明した)に感染して40度を超える高熱を出したり、住居のアパートではお湯が出なかったり、チームが倒産して給与が支給されず、選手が次々とチームを離れていくなどの苦労の中で平均19.2得点、9.3リバウンドの大活躍を見せた。

2004年トロント・ラプターズと契約したボナーは控え選手として全82試合に出場。平均7.2得点をあげ、レッド・ロケットの愛称で呼ばれるようになった。

2005年は78試合に出場。平均7.5得点、3.6リバウンド、フィールドゴール成功率44.8%。3ポイント成功率はNBA全体で14位にランクされ、ラプターズの中でも3ポイントの名手として知られるようになった。

2006年6月21日エリック・ウィリアムズラドスラフ・ネステロヴィッチの2巡目指名権、現金とのトレードによりサンアントニオ・スパーズに移籍。2006-2007シーズンは56試合に出場し、平均プレイタイムは11.7分ながら4.9得点をマークし、スパーズのNBAファイナル優勝に貢献した。

2008年、チームはロバート・オーリーと契約更新せずファブリシオ・オベルトを怪我で欠き、更にエマニュエル・ジノビリトニー・パーカーらのエースガードが相次いで戦線を離脱したことで、得点力のあるボナーに先発の座が回ってきた。シーズンを通しての3ポイント成功率.440はキャリア最高の成績であった。

2010-2011シーズンは66試合に出場。3ポイント成功率45.7%(105/230)はNBA全体で1位にランクされ、初の個人スタッツリーダーとなった。[1]

プレイスタイル[編集]

ロングレンジを得意とするピュアシューター。その存在はゴール下の選手を外郭まで誘い出す効果もある。一方で運動能力は並以下でインサイドのリバウンド争いには弱い。

その他[編集]

  • ニューバランス製のシューズを使用している。本人によると「今までコンバースをメインで使ってきたからコンバースと契約できればよかったが、オファーがなかった。その後ニューバランスに話をしたらすぐにシューズを用意してくれた。」とのこと。(なお、2010年12月18日のメンフィス・グリズリーズ戦では、試合中にシューズの底が剥がれるというアクシデントが発生している。)
  • チームのウェブサイトに独自のコンテンツを公開することがある。各地のサンドウィッチをレポートした「サンドウィッチ・ハンター」[2]やジョークビデオクリップ「コーチB」[3]があり、その中で、ティム・ダンカンに自分の事をミディアム・ファンダメンタルと呼ばせている。
  • ブログで、自分が他のチームメートより他チームファンから野次られるのが多い理由を、ニューバランスのシューズを履いている。名前が他の単語に似ている。髪が赤毛である。肌が白い。ジャンプ力がない。と語っている。[4] その中で、NBAへのスポンサーを降りたニューバランスのシューズが残り4~5足になっており、ニューバランスに追加供給を願い出たが断られたこと、ネットオークションで自分のサイズのものを見つけ非常に気に入ったが、紫色であったためグレッグ・ポポビッチに却下されたと語っている。
  • 2014年1月24日にアディダスとシューズ契約を結んだ。同年2月26日の試合でチームメイトのエマニュエル・ジノビリのシューズ(ナイキ製)が壊れるハプニングがあった際には「僕の場合はプロトタイプだったから」と述べ、ジノビリに対して「アディダスにかえれば?」と伝えたという。[5]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ

NBAレギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2004–05 TOR 82 0 18.9 .533 .424 .789 3.5 .6 .5 .2 0.49 7.2
2005–06 TOR 78 6 21.9 .448 .420 .829 3.6 .7 .6 .4 0.41 7.5
2006–07 SAS 56 0 11.7 .447 .383 .711 2.8 .4 .3 .2 0.45 4.9
2007–08 SAS 68 3 12.5 .416 .336 .864 2.8 .5 .2 .2 0.57 4.8
2008–09 SAS 81 67 23.8 .496 .440 .739 4.8 1.0 .6 .3 0.46 8.2
2009–10 SAS 65 8 17.9 .446 .390 .729 3.3 1.0 .5 .4 0.60 7.0
2010–11 SAS 66 1 21.7 .464 .457 .744 3.6 .9 .4 .3 0.41 7.3
Career 496 85 18.7 .470 .414 .781 3.5 .7 .4 .3 0.46 6.8

NBAプレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2006–07 SAS 9 0 2.8 .286 .250 1.000 .3 .0 .2 .0 0.33 .8
2007–08 SAS 2 0 4.5 .667 .000 .000 1.0 1.0 .0 .0 0.00 2.0
2008–09 SAS 5 5 20.0 .217 .231 1.000 3.2 .0 .6 .4 0.40 3.0
2009-10 SAS 10 0 17.3 .432 .370 1.000 3.2 .4 .1 .3 0.70 5.0
2010-11 SAS 6 0 20.5 .480 .333 0.800 3.2 .3 .2 .2 0.17 6.3
Career 32 5 13.4 .392 .323 0.875 2.3 .3 .2 .2 0.41 3.6

脚注[編集]

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外部リンク[編集]