IntelliCAD
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IntelliCAD(インテリキャド)は、IntelliCAD Technology Consortium(ITC)が開発する汎用CADソフトウェア。
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概要 [編集]
- IntelliCADはAutoCADとの互換性が高く、ファイルの読み書きのみならず、インターフェイスやスクリプトなどの言語との親和性が高い。
- IntelliCADはAutoCADと同様に、AutoLISP、ADS、DCLなどのプログラミング言語を扱える。
- IntelliCADはOpen Design Allianceが提供するDWGdirectライブラリでDWGファイルフォーマットの読み書きを、Spatial Technology社が提供するACISで3Dモデリングカーネルを実現している。
IntelliCADの歴史 [編集]
- IntelliCADの歴史は1990年まで遡る。黎明期から紆余曲折を経て、1998年2月にVisio社が"IntelliCAD98"として市場に投入。
- Visio社は、対Autodesk戦略としてCADのオープン化を推進。AutoCADのDWGファイルへ直接アクセスできるツールキットを開発していたMarComp社を買収し、非営利団体のODA(OpenDWG Alliance)を設立。
- 買収したMarComp社の資産をODAに無償で提供し、世界中のCAD/CAM関連企業に参加を呼びかける。
- Visio社は、IntelliCADをオープンソースにするため、1999年6月にその運営団体として非営利組織のIntelliCAD Technology Consortium(ITC)を設立。この団体にIntelliCADの資産を無償で提供する。
- ITCがソースコードを管理。その後、2000年にV2にあたる"IntelliCAD2000"をリリース。ITCのコマーシャルメンバーとなった企業がIntelliCADの販売を行う。
- ITCは、2001年~2007年までにIntelliCAD V3~V6までのバージョンをリリースしている。
- ODAは、2002年にAutoCAD2004フォーマットに対応した新ツールキットのDWGDirectを発表。2003年にOpenDWG Allianceは、Open Design Allianceに組織名を変更する。現在、世界570社以上のCAD/CAM関連の企業がOpen Design Allianceの会員になっている。
IntelliCADの機能 [編集]
- IntelliCADはDWG・DXFファイルの互換性だけでなく、オートデスク社のAutoCADのコマンドと同様の設定になっている。そのため、AutoCADユーザーが違和感なくIntelliCADを操作できるようになる。
- IntelliCADにはAutoLISP、COM 、Visual Basicの各APIが提供されている。AutoCADのADSに該当するC言語プログラミングAPIはSDSと呼ばれ、ソールファイルレベルでの互換性が高い。
- AutoCADで使用する以下のリソースもそのまま利用でできる。
- コマンドライン
- メニューファイル(MNUファイル)
- スクリプト(SCRファイル)
- ハッチングパターン
- フォントファイル
- 線種ファイル
- フォントファイル
- AutoCADのObjectARXに該当するAPI(DRX)は現在開発中である。
IntelliCAD Technology Consortium [編集]
- ITCは非営利団体で、本拠地はオレゴン州ポートランドにある。
- ITCは直接IntelliCADを販売せず、ITCの「コマーシャルメンバー」になった企業が年会費を支払うことを条件に、OEM製品として販売している。[1]。
脚注 [編集]
- ^ 2009年末時点では約50社。