青木まりこ現象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青木まりこ現象(あおきまりこげんしょう)とは、書店(古書店、図書館などを含む)に長時間いると便意を催すという現象。
1985年、椎名誠が編集長を務める『本の雑誌』第40号の読者投書欄に「青木まりこ」という名前で投稿された体験談[1]が発端。
反響を呼び次号の第41号で「いま書店界を震撼させる「青木まりこ現象」の謎と真実を追う!!」という特集が組まれ、便意を催す現象が「青木まりこ現象」と呼ばれるようになった。
原因については、「本のインクの匂いによる」という説や「書店に入るとトイレに行けないという心理的プレッシャーによる」という説、「好きな本を買えるんだという期待感による」という説など諸説あるが、まだ定説はない。
余談だが、この投稿を行った「青木まりこ」は後日結婚したが、姓は「青木」のままである。これは同姓の夫と結婚したため[2]。
[編集] 脚注
- ^ <全文>
私はなぜか長時間本屋にいると便意をもよおします。三島由紀夫著の格調高き文芸書を手にしているときも、高橋春男のマンガを立ち読みしているときも、それは突然容赦なく私を襲ってくるのです。これは二、三年前に始まった現象なのですが、未だに理由がわかりません。
私の身体がこんなになる前、親友の一人が同じ症状を訴えました。そのときは「へ~っ、どうして? 変なの!」なんて思っていた私が、その後まもなく同病になってしまいました。
長時間新しい本の匂いをかいでいると、森林浴のように細胞の働きが活発になり、排便作用を促すのでしょうか。それとも本の背を目で追うだけで脳が酷使され消化が進むのでしょうか? わからない! 誰か教えて下さい。
最近、私はこの現象を利用するようになりました。便秘気味のときは寝酒をした翌朝本屋へ行くのです。でも成功しても、街の小さな本屋にはトイレはありません。だから本屋から十メートルほどの駅構内のトイレを使うため、定期券とチリ紙は必ず携帯するように心がけています。
(青木まりこ・会社員29歳・杉並区) - ^ 2011年11月1日・ニッポン放送・松本ひでお 情報発見 ココだけ「ココだけファイル」より
