ブックオフコーポレーション

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ブックオフコーポレーション株式会社
Bookoff Corporation Limited
Bookoff Corporation Logo.svg
Bookoffhonsha.jpg
ブックオフコーポレーション本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3313
略称 ブックオフ
本社所在地 日本の旗 日本
252-0344
相模原市南区古淵二丁目14番20号
設立 1991年8月1日
業種 小売業
事業内容 中古書店「BOOKOFF」の展開
新規中古業態の開発・運営・加盟店経営指導
代表者 取締役会長CEO橋本真由美
代表取締役社長COO) 松下展千
資本金 25億6400万円(2011年3月)
売上高 単体552億4300万円
連結733億4500万円
2011年3月期)
営業利益 単体27億2200万円
連結27億4800万円
(2011年3月期)
純利益 単体8億6400万円
連結5億6800万円
(2011年3月期)
純資産 単体130億2600万円
連結127億3800万円
(2011年3月)
総資産 単体385億6100万円
連結391億716万円
(2011年3月)
従業員数 単体:756人
連結:996人 (2011年3月現在)
決算期 毎年3月末日
主要株主 ハードオフ 7.1%
大日本印刷 6.5%
丸善 6.0%
カルチュア・コンビニエンス・クラブ 5.8%
自社従業員持株会5.7%
講談社 4.2%
小学館 4.2%
集英社 4.2%
図書館流通センター 3.8%
自社 3.8%
(2013年3月現在)
主要子会社 青山ブックセンター株式会社
関係する人物 坂本孝(創業者)
佐藤弘志(元社長)
外部リンク www.bookoff.co.jp/
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ブックオフコーポレーション株式会社は、中古本販売チェーンブックオフ」(BOOK OFF)を展開する企業。新古書店の草分け的存在で、業界最大手である。本社は神奈川県相模原市南区に所在。

ハードオフ(HARD OFF)やTSUTAYA(レンタルビデオチェーン)などのフランチャイジー(加盟店)でもある。子会社で新刊書店の青山ブックセンターも展開する。

方針[編集]

それまでの古本屋の形をうち破り、「新古書店」と呼ばれる新しい古本屋の形態を作り上げた。店内はコンビニエンスストアの様な照明にし、店舗面積を広めにとり、さらに商品の臭いを抜くための対策を施し、古本業界ではタブーであった立ち読みも可能にした。これが受け入れられ、チェーンが爆発的に全国へと広がった。

しかしながら、2007年ごろから店舗数拡大の飽和状態にあり、既存店前年比も落ち込みが見られている。設立当初は参入に消極的であったブックオフオンラインイーブックオフなどのウェブ店舗も、現在は積極的に展開している。創業地である相模原市では本社ビル近隣の古淵駅前店の傍らで、近隣店舗の淵野辺駅前店と相模原陽光台店が相次いで閉店するなど、方向転換を図っている。

また、古本屋の店先などに従来よく書かれている「本買います」という言葉は、店員が客より上の立場から言っているという点から、店員が客より下の立場からお願いする口調の「本お売りください」にした事が、成功の要因とも言われている。この「お売りください」というキャッチコピーは、創業当時にパートタイマーであった現会長の橋本真由美が導入したもので[1][2]、現在では各地のブックオフとは無縁の古書店でも利用されている。しかし、顧客への訴求効果が薄れてきたため、2005年頃から店舗改装を機に、「お売りください」の看板を「買取センター」に順次変更している。

近年[いつ?]はインターネットの普及に伴い、ウェブからの買い取り(宅本便)サービスを広め、ブックオフの店舗に本を持っていかない形での買取サービスを展開している。

資本[編集]

2009年5月13日(決済は20日)に、それまで筆頭株主であった2社のアント・DBJ投資事業有限責任組合[3](14.52%、議決権で15.70%)と、Ant Global Partners Japan Strategic Fund I, L.P.[4](14.52%、議決権で15.70%)が、保有する株式をすべて、大日本印刷株式会社(0%→6.60%)とその子会社である丸善株式会社(0.51%→6.09%)と株式会社図書館流通センター(0%→3.86%)、さらに、株式会社講談社(0%→4.29%)、株式会社小学館(0%→4.29%)、株式会社集英社(0%→4.29%)に株式を譲渡し、大日本印刷株式会社が筆頭株主となった。2011年5月27日に、ハードオフコーポレーションが株式を7.06%取得し、筆頭株主となった。

コーポレートアイデンティティ[編集]

マスコットキャラクターは「よむよむくん」。また、長らくタレント清水國明をイメージキャラクターとして起用していたが、清水の実姉である橋本真由美が、当時ブックオフの常務取締役であったことが縁で起用された。なお、橋本は2006年6月24日付でブックオフの社長に就任した。パートタイマー出身者が東証一部上場企業の経営トップに就くのは、非常に珍しいことであるとして、脚光を浴びた。

現在は、「捨てない人のブックオフ」をキャッチコピーに、ポスター広告やテレビCMを展開しているが、2012年7月21日〜31日まで放映された「ケータイ売るのもブックオフ」のCMで清水の起用を復活している。

沿革[編集]

  • 1990年5月 - 創業者の坂本孝が、BOOK・OFF直営1号店(神奈川県相模原市)開店
  • 1991年8月 - 神奈川県相模原市相模原に株式会社ザ・アールを設立
  • 1991年10月 - BOOK・OFF全国フランチャイズ展開開始
  • 1991年11月 - BOOK・OFF加盟店1号店をオープン
  • 1992年6月 - 商号ブックオフコーポレーション株式会社に変更
  • 1997年6月 - 「100人の社長を育てる」構想により、株式会社ブックオフリパブリックを皮切りに株式会社ブックオフファクトリー、株式会社ブックオフウェーブ、株式会社ブックオフエヴァの計4社が分社化される(現在はすべてブックオフコーポレーション子会社化)
  • 1998年5月 - BOOK・OFF海外1号店(ハワイ店)をオープン
  • 1998年7月 - 本社を現在地に移転
  • 1999年3月 - 中古書店として日本最大(530坪)の町田中央通り店をオープン
  • 1999年4月 - 社内で初めて、古本以外の業態である子供服部門「キッズグッズ」(現ビーキッズ)を開始
  • 2000年11月 - ブックオフの旗艦店となる原宿店をオープン
  • 2002年10月 - 子供服部門の「ビーキッズ」やスポーツ部門の「ビースポーツ」などを、子会社であるリユースプロデュース株式会社へ譲渡
  • 2004年3月16日 - 東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2005年3月1日 - 東京証券取引所市場第一部指定
  • 2007年8月 - ECサイトブックオフオンライン」営業開始
  • 2007年9月 - 年間平均1億円前後の赤字店舗[5]であった原宿店を閉店。旗艦店としてその役目を終える
  • 2007年10月1日 - Tポイントのサービス提供を開始。
  • 2008年5月 - 関東最大級のブックオフ秋葉原駅前店をオープン。ブックオフ単体での1日の売上高として最高の約1,177万円を記録する[6]
  • 2008年11月 - 受け皿会社となる子会社を設立し、青山ブックセンター営業譲受
  • 2009年11月 - 複合店として最大規模(1,451坪)である、ブックオフスーパーバザー カインズモール名古屋みなとをオープン。複合店での1日の売上高として最高の1,420万円を記録する[7]
  • 2010年4月 - 同社最大の子会社であるリユースプロデュースを吸収合併。
  • 2010年9月30日 - 契約期間満了に伴いTポイントサービスを終了。
  • 2014年4月24日 - ヤフー株式会社との資本業務提携契約の締結し2014年6月21日(予定)に第三者割当により40.67%の筆頭株主(議決権15.02%)になる。

店舗[編集]

ブックオフ福岡飯倉店
福岡市早良区

全国に1093店舗(2009年3月現在)。米国フランスカナダ韓国にも事業展開し、ニューヨーク店、ロサンゼルス店、ハワイアラモアナシロキヤ店、パリ・オペラ座店、ソウル駅店など海外店舗は2012年現在12店舗ある。 バンクーバー店は、2012年6月23日をもって閉店した。

フランチャイズ展開店舗名[編集]

  • BOOK・OFF(ブックオフ) - 書籍・CD・DVD・ビデオ・ゲームの買取・販売
  • B・KIDS(ビーキッズ) - 子供服古着・ベビー用品・マタニティ用品の買取・販売
  • B・SPORTS(ビースポーツ) - 中古スポーツ用品・アウトドア用品の買取・販売
  • B・STYLE(ビースタイル) - 婦人古着・小物の買取・販売
  • B・LIFE(ビーライフ) - 中古雑貨・インテリア・ギフト商品の買取・販売
  • B・Select(ビーセレクト) - 中古貴金属・腕時計・アクセサリーの買取・販売
  • ブックオフ中古劇場 - 上記業態の大型複合店舗の総称。全国に数店舗を展開
  • ブックオフ スーパーバザー - 上記業態の大型複合店舗の総称。中古劇場とは違った雰囲気の店舗として展開。
  • ヤフOFF! - Yahoo! JAPANとの提携によるコラボレーション店舗。BOOK・OFFの店舗内に、ヤフオク!の代行出品受付コーナーを置く。

HARD・OFFOFF・HOUSEMODE・OFFGarage・OFFJUNK・HOUSEBOX・SHOPHobby・OFFは、ハードオフコーポレーションフランチャイザーとして展開している)

特色のある店舗[編集]

インターネット店舗[編集]

ブックオフのインターネット店舗としては、2007年運営開始のブックオフオンライン(ブックオフコーポレーション100%出資)がある。

ブックオフオンライン創業前に、ブックオフコーポレーションの起業家支援制度によって独立した黒田武志が創業した会社・イーブックオフ(現在のネットオフ)が同種の営業を営んでいたが、カルチュア・コンビニエンス・クラブとの資本提携・社名変更などを経てブックオフからの独立を果たしている。

問題点[編集]

売上水増し及び坂本CEOへの個人リベート問題・社員へのセクハラ問題[編集]

2007年5月9日に、週刊文春に掲載された記事を発端として、子会社を通しての不適切な売上水増し(粉飾決算)問題と坂本孝CEOリベート問題が発覚した[9]。 その後、ブックオフは調査委員会を設置し内部調査を開始。そして、2004年12月と2006年2月の2回にわたって、合計2,206万円の不適切な売り上げ計上の水増しがあったことを発表し、また坂本代表取締役会長兼CEOについては、1993年5月から2001年5月までの8年間に、丸善から約7億4,200万円の個人リベートを受け取っていたことを発表。坂本CEOは、当初この半分を自主的にブックオフに返還する意向を示していたが、後日、全額を返還すると訂正した。同年6月23日に坂本CEOは引責辞任し、橋本COOは代表権のない取締役会長に異動、新社長には執行役員企業戦略担当で戦略部門長の佐藤弘志が就任した。

また、その後、坂本によるセクハラ問題も浮上し、同年7月25日の調査委員会の報告により、セクハラ行為があったことが判明した[10]。坂本本人も、セクシャル・ハラスメント、パワー・ハラスメント行為、コンプライアンス意識が低い言動があったことを認めた。

その他の問題点[編集]

  • 漫画家の小林よしのりは、著書ゴー宣・暫にて、「ブックオフはわしら漫画家を食えなくしていく。ブックオフはただの文化破壊でしかない」と述べている[11]。他にも明らかにブックオフに反論するかの様な[要出典]各人気漫画のキャラクターを集めた「中古本売買撲滅」的なポスターの配布もある。
  • 映画『凶気の桜』では、個人経営の「古き良き」古書店が、大型チェーン店に駆逐されていくことに批判する内容が含まれ、ブックオフが実名で登場する。

関連会社[編集]

  • ハードオフコーポレーション - 創業者間の個人的な繋がりなどから友好関係にある。この為、フランチャイズに相互加盟しており、フランチャイズ店舗でも併設している事が多い。またロゴマークや店内レイアウトにも共通性がある。
  • リユースプロデュース - かつて、婦人服や子供服など、ブックオフ事業以外のリユース事業を運営していたブックオフの子会社。
  • ブックオフオンライン - Web店舗にて、書籍・CD・DVD等の買取および中古販売を展開
  • 青山ブックセンター(abc) - 東京の新刊書店。六本木・青山などの一等地に出店。ファッション・広告・建築・音楽の分野を得意とする。

関連書籍[編集]

  • 大塚桂一「ブックオフ革命」(1994年) ISBN 4-8871-8271-6
  • 小田光雄「ブックオフと出版業界―ブックオフ・ビジネスの実像」(2000年)
  • 村野まさよし・坂本孝・松本和那「ブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語る」(2003年)対談
  • グロービスMBA ブックオフ探検隊「ブックオフ 情熱のマネジメント」(2004年)
  • 小林成樹「挑戦 何が起業の成否を分けるのか」(2000年) ISBN 4-478-37297-7

その他[編集]

関連項目[編集]

主な同業他社[編集]

脚注[編集]

  1. ^ がっちりマンデー!!』2013年2月3日
  2. ^ 川崎あゆみ「パートから社長へのシンデレラストーリー」『All About』2006年5月20日
  3. ^ アント・コーポレートアドバイザリー(日興コーディアルグループの日興アントファクトリーの子会社)と日本政策投資銀行とが共同で出資する投資ファンド
  4. ^ 日興アントファクトリーの関連会社であるAGP Japan Strategic Investments, Ltd.が運用する投資ファンド
  5. ^ http://www.bookoff.co.jp/ir/pdf/repo_071115_03.pdf
  6. ^ http://www.bookoff.co.jp/files/ir_pr/25/20091120_nagoya.pdf
  7. ^ http://www.bookoff.co.jp/files/ir_pr/25/20091120_nagoya.pdf
  8. ^ BOOKOFF白金台店 洋書コーナー拡大について ~国内BOOKOFF店舗では最大級の洋書売場!~ (PDF)” (日本語). 2009年5月10日閲覧。
  9. ^ ブックオフ坂本会長が辞任、「リベート」受け取りと不正売り上げで - ニュース - nikkei BPnet
  10. ^ ブックオフ調査委が最終報告、坂本前会長のセクハラなど認める - ニュース - nikkei BPnet
  11. ^ 小林よしのり著「ゴー宣・暫 第1巻」より
  12. ^ がっちりマンデー!! 2013年2月3日の放送内容 - TBSテレビ
  13. ^ “Second Lifeにブックオフが出現” (日本語). ITmedia News. (2007年2月21日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/21/news087.html 2010年1月23日閲覧。 
  14. ^ 相互利用によりSuica等のJR系IC乗車券やnimocaはやかけん等も利用可能。
  15. ^ “SUGOCA電子マネーがBOOKOFFグループでご利用いただけるようになります” (PDF) (プレスリリース), JR九州プレスリリース, (2011年4月13日), http://www.jrkyushu.co.jp/sugoca/pressrelease/pdf/20110413.pdff 

外部リンク[編集]