メラニー・クライン

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Melanie Klein c. 1912
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精神分析学
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メラニー・クラインMelanie Klein, 1882年3月30日 - 1960年9月22日)は、オーストリアウィーン出身の女性精神分析家児童分析を専門とする。

ガリチア出身の東欧系ユダヤ人の父・医師モーリッツ・ライツェス(Moritz Reizes)と、その再婚相手で、スロバキアラビユダヤ系)の家系である母・リブサ(Libussa)の間に生まれる。

乳幼児期における良い乳房と悪い乳房の未統合によって精神的な問題が起こるとした。後期フロイト死の欲動概念に注目した独自の方向性でクライン学派を作り出し、フロイト以後の精神分析に大きな影響を与えた。児童分析には両親の参加は必要ないと主張して、フロイトの末娘アンナ・フロイトと論争を行った。また、フランス現代思想家、精神分析家であるジャック・ラカンや哲学者ジル・ドゥルーズの理論に影響を与えたことでも知られている。

著作[編集]

参考文献[編集]

  • ハンナ・スィーガル、『メラニー・クライン入門』、岩崎学術出版社、1977年
  • 松木邦裕、『対象関係論を学ぶ―クライン派精神分析入門』、岩崎学術出版社、1996年
  • ジュリア・クリステヴァ、『メラニー・クライン――苦痛と創造性の母親殺し』、松葉祥一・井形美代子・植本雅治訳、作品社、2012年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • [1] (フランス語の伝記)