弥勒菩薩半跏思惟像

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弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしゆいぞう) は、大陸より6世紀から7世紀の弥勒信仰の流入と共に伝えられ、国内には飛鳥奈良時代の作品が多く残されている。

中でも有名な京都府京都市太秦広隆寺霊宝殿に安置されている「宝冠弥勒」(国宝彫刻の部第一号[要出典])は、右手の薬指を頬にあてて物思いにふける姿で知られる。しかしこの像は、当時多くの仏像がで造られているのに対して赤松で造られているため、日本書紀記載の推古31年新羅から伝来したものとする説もあった。ところが1968年、大きく抉られた内繰りの背板に楠材が使用され、背部の衣文もこれに彫刻されていることが判明した。この像の右の腰から下げられた綬帯(じゅたい)は、以前から楠木であることは知られていたが、これは後に付加したものとして考慮されていなかったが、二箇所の、特に背板に楠材が使用されていることは、楠が朝鮮半島では自生してない為、これが日本で造像された可能性が高くなった。制作時は漆で金箔を貼り付けた漆箔像であった。弥勒菩薩の微笑みは「アルカイク・スマイル」として知られている。

像高123.3cm(足元からの高さ、台座からは約147cm)

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