秋葉原ラジオ会館
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田一丁目15-16 秋葉原ラジオ会館 北緯35度41分52.2秒 東経139度46分19秒座標: 北緯35度41分52.2秒 東経139度46分19秒 |
| 設立 | 1953年12月 |
| 業種 | 不動産業 |
| 事業内容 | 不動産賃貸、書籍出版・販売 |
| 代表者 | 長野きよみ(代表取締役社長) |
| 資本金 | 1億円 |
| 売上高 | 7億6,000万円 |
| 従業員数 | 20名 |
| 決算期 | 毎年4月 |
| 主要株主 | 5名 (有)七條興産 196,000株 |
| 関係する人物 | 七條兼三(設立者) |
| 特記事項:上記は2009年4月期時点の情報[1] | |
秋葉原ラジオ会館(あきはばらラジオかいかん)は、東京都千代田区外神田一丁目にある商業ビル。通称「ラジカン」。ビルの所有会社は株式会社秋葉原ラジオ会館。
目次 |
[編集] 概要
秋葉原ラジオ会館はJR秋葉原駅電気街口を南側に出た目の前にある。正面に設置された「世界の ラジオ会館 秋葉原」と書かれた大きなネオン看板が目立つ、秋葉原の顔ともいうべき建物である。主に家電、オーディオ、パソコン、コンピュータゲーム、模型、プラモデル、玩具、書籍、VHS・DVDソフトなどを販売する店舗がいくつも入居している。また、8階では貸ホール(貸会議室)の営業も行われている。
開業当初より家電・電気製品を扱う店が軒を連ねていたが、時代とともにオーディオ、パソコンなど入居する店の扱う商品も変化していった。特にパソコンに関しては、日本電気や富士通、日立製作所、東芝、三菱電機といった大手メーカーのショールームが一時期集中していた。Bit-INN LOUNGE(旧・Bit-INN東京)が2001年8月まで入居していたラジオ会館7階には、「パーソナルコンピュータ発祥の地」というプレートが設置されている[2]。
その後、パソコンメーカーのショールームが次々と撤退、家電やオーディオを扱う店も経営悪化で縮小・撤退していった。その空きスペースに漫画、トレーディングカード、ガレージキットなどを扱う店舗が入居し、今の形となっている。
「ラジオ」という名称は開業当時は無線機のみならず、電子機器全般の代名詞としても広く用いられていたものである。
2010年現在、築50年近くが経過し建物の老朽化が進んでおり、東京都から耐震性の問題が指摘されていた。2010年9月には一部のマスコミで2011年夏に閉館し取り壊すこととなったと報じられ[3]、2011年4月には、同年7月末に閉館し8月に取り壊し工事に着手、2014年春頃に地上10階地下2階の新ビルが完成する計画が発表された[4]。
改築の間、ラジオ会館は周辺の建物に1号館から3号館に分散して移転する。1号館は石丸電気パソコン館跡[5]に2011年6月10日開業。2号館はishimaru soft Jazz & Classic跡[6]に開業、3号館は7月16日にボークスの「ホビー天国」として新築開業した。
一方、移転後は移転前よりも規模が狭くなるため、一部の入居店舗は周辺の別のビルに移転して営業を継続している。
旧本館は2011年4月より入居店舗が順次移転・閉店し、8月4日に丸山無線が閉店したのを最後に全ての店舗の撤退が完了した。
入居店舗の多くはラジオ会館新本館ビルが完成しだい戻る予定である[4]。
[編集] 沿革
- 1953年(昭和28年)12月 - 株式会社秋葉原ラジオ会館を設立[1]。
- 1962年(昭和37年)11月 - 秋葉原電気街で初の高層ビルとして建設され、開業[7][注 1]。
- 1972年(昭和47年)5月 - 秋葉原駅側を増築[7]。
- 1976年(昭和51年)9月 - 日本電気が日本最初のマイコン販売拠点、Bit-INN東京を開設[9]。
- 1998年(平成10年) - K-BOOKS、海洋堂、ボークスが出店[10]。
- 2000年(平成12年)12月 - 漫画、ガレージキットなどの専門店が店舗フロアの半分を占める[11]。
- 2001年(平成13年)8月31日 - Bit-INN LOUNGE(旧・Bit-INN東京)が閉鎖[2]。
- 2001年(平成13年)11月 - ビル正面に「世界の ラジオ会館 秋葉原」のネオン看板設置[12]。
- 2006年(平成18年)8月18日 - サトームセンラジオ会館1F1号店が閉店。同社の店舗がラジオ会館から撤退[13]。
- 2011年(平成23年)3月 - 東北地方太平洋沖地震の影響により一時休館(3月11日 - 3月18日)。
- 2011年(平成23年)4月15日 - 「ラジオ会館さよならセール」が始まる[8]。以後、入居店舗が順次ラジオ会館本館から移転開始。
- 2011年(平成23年)6月10日 - 新ラジオ会館1号館が開館。
- 2011年(平成23年)7月9日 - 新ラジオ会館2号館にトモカ電気プロショップが移転開業[14]。
- 2011年(平成23年)7月16日 - 新ラジオ会館3号館(ホビー天国)が開館。
- 2011年(平成23年)8月4日 - 丸山無線閉店をもって本館が閉鎖[15]。
- 2011年(平成23年)8月12日 - 旧本館で「大納涼祭」を14日まで開催[注 2]。終了後、旧本館内部の解体作業が開始された。
- 2011年(平成23年)10月28日 - 「秋フェス@ラジオ会館」を30日まで開催[注 3]。
- 2014年(平成26年)春頃 - 新ビルが完成(予定)。
[編集] 旧本館の入居店舗
下記は2011年4月20日現在の旧本館の店舗一覧。現在の店舗の詳細は、公式ページのフロアガイドを参照
- 1階
- 2階
- アークライト
- ハビコロ玩具
- イエローサブマリン
- ホビーショップ コトブキヤ
- 永保堂
- マックスガレージ
- トモカ電気
- 3階
- K-BOOKS 秋葉原本館・新館
- 4階
- アゾンインターナショナル ※仮店舗(湯島)へ一時移転済み
- 宇宙船
- イエローサブマリン
- 海洋堂
- インパルス
- 若松通商
- 5階
- 株式会社ケイ・ブックス(倉庫)
- 株式会社テレオン(事務所)
- 佐伯無線株式会社(事務所)
- 丸山無線株式会社(事務所)
- 清進商会
- 6階
- トモカ電気株式会社(事務所)
- ボークス
- 7階
- 株式会社アイ・ティー・エス(倉庫・事務所)
- インパルス
- イエローサブマリン
- ボ-クス
- 8階 ※一般の立入り不可
- 貸ホール
- 株式会社秋葉原ラジオ会館・有限会社七條興産(事務所)
- 秋葉原ラジオ会館共栄会(事務所)
- 地下1階には駐車場(契約車専用)がある。
- 屋上は閉鎖中。
[編集] 脚注
[編集] 注釈
[編集] 出典
- ^ a b 『帝国データバンク会社年鑑. 2011 東日本』 帝国データバンク、東京、2010年10月、東京都 119頁。全国書誌番号:21899391。
- ^ a b “秋葉原ラジオ会館に「パーソナルコンピュータ発祥の地」のプレートを設置”. PC Watch. Impress Watch (2001年9月27日). 2011年4月14日閲覧。
- ^ “ラジオ会館 建て替えへ 来夏めど閉館 アキバの顔、半世紀”. 東京新聞 (東京: 中日新聞東京本社): p. 9. (2010年9月22日夕刊)
- ^ a b “建て替え7月末閉館「秋葉原ラジオ会館」 あすから、さよならセール”. 東京新聞 (東京: 中日新聞東京本社): p. 22. (2011年4月14日朝刊)
- ^ “ラジオ会館の一時移転先が明らかに「1号館」と「2号館」が6月オープン”. AKIBA PC Hotline!. Impress Watch (2011年4月27日). 2011年4月28日閲覧。
- ^ “秋葉原のラジオ会館、移転先(新館?)の看板ができました”. workshop PCエンジンおしゃれ計画 (2011年5月7日). 2011年5月8日閲覧。
- ^ a b 日本経済新聞社 (1982)、9頁。
- ^ a b “秋葉原ラジオ会館、さよなら寄せ書き 「ラジオ会館さよなら!ウォール」”. アキバBlog (2001年4月16日). 2011年11月5日閲覧。
- ^ 遠藤諭 (2010)、30頁。
- ^ 森川嘉一郎 (2008)、40頁。
- ^ 森川嘉一郎 (2008)、38-39頁。
- ^ “ラジオ会館が改装、ド派手な「世界の秋葉原」文字入り看板は時代錯誤?”. AKIBA PC Hotline!. Impress Watch (2001年11月3日). 2011年4月20日閲覧。
- ^ “ラジオ会館1階のサトームセンが閉店へ”. (2006年8月7日) 2011年4月19日閲覧。
- ^ 2011年7月現在で2号館唯一の店舗。他には秋葉原ラジオ会館本社、トモカ電気本社が入居するのみ(2012年1月現在)
- ^ “ラジオ会館「納涼祭」詳細発表! 丸山無線はしぶとく営業続けるも4日に閉店”. アキバ総研. 価格.com (2011年8月5日). 2011年8月12日閲覧。
- ^ “イベント情報 ラジオ会館大納涼祭”. 秋葉原ラジオ会館. 秋葉原ラジオ会館 (2011年10月21日). 2011年11月5日閲覧。
[編集] 参考文献
- 『The秋葉原 : 電子産業の縮図』 日経産業新聞編、日本経済新聞社、東京、1982年11月。ISBN 4-532-08438-5。
- 遠藤諭 『日本人がコンピュータを作った!』 アスキー・メディアワークス〈アスキー新書〉、東京、2010年6月。ISBN 978-4-04-868673-0。
- 森川嘉一郎 『趣都の誕生 : 萌える都市アキハバラ』 幻冬舎、東京、2008年12月。ISBN 978-4-344-41232-3。