「ジンギスカン (曲)」の版間の差分
Ssaamm1155 (会話 | 投稿記録) リダイレクト先の所属カテゴリ追加 |
Baudanbau20 (会話 | 投稿記録) |
||
113行目: | 113行目: | ||
* 孟文豪(中国大陸、2013年、標準中国語) - 曲名は「成吉思汗」。 |
* 孟文豪(中国大陸、2013年、標準中国語) - 曲名は「成吉思汗」。 |
||
== Berryz工房によるカバー = |
== Berryz工房によるカバー == |
||
{{Infobox Single |
{{Infobox Single |
||
| Name = ジンギスカン |
| Name = ジンギスカン |
2021年3月22日 (月) 14:16時点における版
Dschinghis Khan | |
---|---|
ユーロビジョン・ソング・コンテスト1979エントリー曲 | |
国 | |
歌手 | |
歌手名義 | |
言語 | |
作曲者 | |
作詞者 | |
指揮者 | Norbert Daum |
結果 | |
決勝順位 | 4位 |
決勝ポイント | 86ポイント |
エントリー曲年表 | |
◄ "Feuer" (1978) | |
"Theater" (1980) ► |
ジンギスカン (独:Dschinghis Khan) は、ドイツ(当時は西ドイツ)の音楽グループであるジンギスカン (Dschinghis Khan, 日本では契約上「Genghis Khan」と英語表記される) のデビュー曲。作詞はベルント・マイヌンガーで、作曲はラルフ・ジーゲル、英訳はスティーヴ・ベンダー。
概要
モンゴルの英雄であるチンギス・ハーン(ジンギス・カン:成吉思汗)をモチーフにしたこの曲は、1979年3月に西ドイツの出場曲として「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」で発表された。同大会での最終結果は4位であった。
ジュピターレコードからシングル(B面は「砂漠の国サハラ Sahara」)として発売されて西ドイツ国内では4週にわたりチャート1位、50万枚の大ヒットになった。さらにヨーロッパにのみならず世界的な大ヒットとなり、日本ではオリコン洋楽シングルチャートで1979年8月6日付から5週連続1位を獲得した[1]。オリジナルのドイツ語だけでなく「ジンギスカン」自身による英語版[2](英詞はメンバーのスティーヴ・ベンダーが担当し、moskauの英詞も彼である。)や、中国語、日本語(3種類の歌詞)、ロシア語、韓国語でのカバーも出された。そして同年7月にリリースされたファーストアルバム「ジンギスカン」にも収録された。
1970年代末期のディスコミュージックではあるが、現在でも保育園・幼稚園および小学校での遊戯や運動会、キャンプファイヤーなどのレクリエーションにもよく用いられる。またテレビ番組で料理のジンギスカンを紹介する際に BGM として起用されることが多い。
2000年発表のモーニング娘。の「恋のダンスサイト」(作詞・作曲:つんく)のモチーフ元とされる[3]。同年5月24日、オリジナルの「ジンギスカン」が日本でシングルCDとして再発される[3]。
2003年にはドラマ「ウォーターボーイズ」の中で流されている。
2004年12月16日にはサッカー国際親善試合「日本対ドイツ」戦で「ジンギスカン」を基にした応援歌が披露される。これは2006年のFIFAワールドカップの会場がドイツということもあり、アメリカ大会(1994年)へ向けて行われたアジア地区予選(1993年)で歌われたアメリカ民謡「リパブリック讃歌」の替え歌「アメリカへ行こう」、1998年のフランス大会本戦で披露されたフレンチポップ歌手ミッシェル・ポルナレフの大ヒット曲「シェリーに口づけ」の替え歌「アレー ジャポン」に続くケースとなった。
2005年2月9日の2006 FIFAワールドカップ・アジア最終予選の第1戦となる北朝鮮戦が行われたこの日には「成吉思汗(ジンギスカン)~ドイツへ行こう~」として「ウルトラスニッポン」によりインディーズレーベルによりCDも発売され、「みんなでドイツへ行こう」のフレーズとともに、このメロディが会場に鳴り響いた。この声援がテレビ中継などを通じて話題となり、3月2日にはメジャーレーベルから発売となった。 また、日本でいわゆる空耳ソングとして「もすかう」のタイトルで「めざせモスクワ」がブームになったのを受け、同曲のカップリング曲として発売された(ユニット名は「ボートでヘイコラホー」とされているが、実際はマルコポーロである)。
2007年にはDschinghis Khan自身によりセルフカバーが行われている(アルバム「7 Lebens」に収録)。
2008年にはBerryz工房が、5カラットや川崎麻世のカバーと同じ山本伊織の日本語詞でカバーした。このBerryz工房盤のヒットにより、Berryz工房のカバーとジンギスカンのオリジナルをリミックスした「ジンギスカン タルタルミックス」が発売された[4]。続いて、Berryz工房盤やオリジナル盤を含む『ジンギスカン』の各バージョンを20曲集めたコンピレーション盤『ジンギスカンだらけ』[4]が2008年11月26日に発売された[5]。
また、2008年4月11日の金曜バラエティーのなかで芋洗坂係長が本作の替え歌である『人事課』を歌っている。
プロバスケットボールbjリーグの仙台89ERSブースターによるジンギスカンダンスは名物になっている。
日本プロ野球の北海道日本ハムファイターズのチャンステーマにもこの曲が使われている。
また東北楽天ゴールデンイーグルスの中谷仁はこの曲を登場曲にしている。
2011年初夏よりアサヒフードアンドヘルスケアのクリーム玄米ブランのテレビCMで替え歌が使用された。
2018年3月よりドミノ・ピザのテレビCM「踊るカン・シャーサイ」篇で替え歌が使用された。
ほか日本の高校野球の応援歌(鹿児島県・神村学園高等部や北海道・帯広大谷高等学校など演奏)としても有名である。
2019年5月Y!mobile のCMでアレンジされた歌詞で使用されている。
これは近年になってからの話だが、この曲のモンゴル語版も作成されている。実際のモンゴル人にはこの曲の元来の歌詞(ドイツ語版歌詞)は「全く納得の出来ない内容」だそうなので、このモンゴル語版では「ジンギス・カンを称える内容」となっている[6]。
カバー
歌手(演奏者)名横に☆が付いている曲は、先述した『ジンギスカンだらけ』に収録されている[7]。
日本
- 5カラット(1979年) - 訳詞:山本伊織。シングル「ジンギスカン」収録。
- 原たかし&バットマンズ(1979年)☆ - 訳詞:カルメン。シングル「ジンギスカン」収録。
- ザ・モンゴルズ(1979年)☆ - 訳詞:浅川佐記子。シングル「ジンギスカン PART-I,II」収録。
- 川崎麻世(1979年)☆ - 訳詞:山本伊織。上記の5カラットの歌詞と同じ。LP『MAYO SELECTION』に収録。
- 渋谷哲平(1979年)☆ - 訳詞:浅川佐記子。上記のザ・モンゴルズの歌詞と同じ。LP『ヤング・セーラーマン(IN THE NAVY)』に収録。
- 少年探偵団(1979年) - 訳詞:カルメン。上記の原たかし&バットマンズの歌詞と同じ。シングル(EP)『恐怖の人間カラオケ』に収録。
- M's-QUEEN(1990年) - アルバム『ゴールデン・エイジ・オブ・ディスコVol.1〜ルーツ・オブ・ユーロビート』に収録。
- 米米CLUB(1990年) - コンサートライブで
- モダンチョキチョキズ(1990年代)
- 女王様(1996年) - 訳詞:S中野。メドレー曲「女王様物語第二章〜踊る女王様〜」(同名シングルに収録)内の1曲としてカバー
- おたっしゃクラブ(1996年) - 「与作」とのクロスオーバー。アルバム『エンカトレイン Vol.2』に収録
- イノウエ(1999年)☆ - 日本語詞:イノウエ。ミニアルバム『お茶』収録。
- SMAP(1999年) - コンサートライブにで。VHS・DVD『LIVE BIRDMAN』収録。
- 東京佼成ウインドオーケストラ(2004年) - 吹奏楽バージョンとしてニュー・サウンズ・イン・ブラスで登場。編曲は天野正道。
- ウルトラスニッポン(2005年) - 曲名は「成吉思汗(ジンギスカン) 〜ドイツへ行こう」。同名のミニアルバムに収録。
- Moody★Rudy(2006年)☆ - 日本人と在日韓国人によるスカバンド。アルバム『くむるのり』収録。
- ULTRAS + ワッキー(ペナルティ) + レイザーラモンHG(2006年)☆ - アルバム『ULTRAS 2006』収録。
- Berryz工房(2008年)☆ - 訳詞:山本伊織。上記の5カラットの歌詞と同じ。シングル「ジンギスカン」収録。
日本国外
- マルコポーロ(ドイツ、1979年)☆ - 本家ジンギスカンと同じ西ドイツ出身。英語版とドイツ語版の二種類がある。日本盤はジンギスカンのオリジナルと同日発売された[4]。
- 林子祥(香港、1979年) - 広東語、曲名は「成吉思汗」。訳詞:鄭國江。
- 愛慧娜(シンガポール、1980年) - 標準中国語、曲名は「成吉思汗」。
- 沈文程(台湾、1981年) - 広東語、上記の林子祥の歌詞と同じ。
- 方正(台湾、1981年) - 標準中国語、曲名は「向前衛」。
- 張蝶(中国大陸、1986年) - 標準中国語、曲名は「成吉思汗」。
- 劉菁(中国大陸、1987年) - 標準中国語、曲名は「成吉思汗」。
- 張真(中国大陸、1993年) - 標準中国語、曲名は「少年先鋒」。
- メガ・エナジー・マン(1994年)
- D.K.2nd Generation(1996年)
- Tankwart(ドイツ、1996年)☆
- Donald Dark(ドイツ、1997年)☆
- レニングラード・カウボーイズ(フィンランド、1997年)☆ - 歌詞は日本語。アルバム『モンゴリアン・バーベキュー』に収録。
- ディー・アポカリプティシェン・ライター(ドイツ、1998年)
- Die Viel-Harmoniker(ドイツ、2000年)☆
- Zuckermund(2000年)
- コヨーテ(韓国、2005年) - この曲と「めざせモスクワ」をアレンジした「アジャ!アジャ!」も作られた。
- Perle°(ドイツ、2006年)☆
- ロッキング・サン(ドイツ、2006年)☆
- ウィグワム(ノルウェー、2006年)☆
- 慕容萱(中国大陸、2008年) - 標準中国語、曲名は「成吉思汗」。
- 羅百吉(台湾、2008年) - 標準中国語、曲名は「成吉思汗」。
- 青春美少女(中国大陸、2009年) - 標準中国語、曲名は「成吉思汗」。
- 格格(中国大陸、2010年) - 標準中国語、曲名は「成吉思汗」。
- Amarkhuu Borkhuu(2010年) - ロシア語
- 孟文豪(中国大陸、2013年、標準中国語) - 曲名は「成吉思汗」。
Berryz工房によるカバー
「ジンギスカン」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Berryz工房 の シングル | ||||||||
初出アルバム『5 (FIVE)』 | ||||||||
B面 | ダーリン I LOVE YOU(Berryz工房 Ver.) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||
録音 | 日本 | |||||||
ジャンル | J-POP | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | PICCOLO TOWN | |||||||
プロデュース | つんく♂ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
Berryz工房 シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「ジンギスカン」は、Berryz工房の楽曲で、16枚目のシングル。2008年3月12日発売。ドイツのアーティスト、ジンギスカンの楽曲「ジンギスカン」をカバーしたものである。また、日本語訳詞は、かつて発売されたいくつかのものの中から、1979年に5カラットというグループが歌ったものであるため、厳密にはカバー曲のカバーとなる。
概要
初回生産限定盤と通常盤の2形態での発売。初回生産限定盤はCD+DVD、通常盤はCDのみ。初回生産限定盤と通常盤の初回仕様にはイベント抽選シリアルナンバーカードが封入されている。
収録曲
- ジンギスカン [3:08]
- 作詞:Bernd Meinunger 訳詞:山本伊織 作曲:Ralph Siegal 編曲:ダンス☆マン
- ダーリン I LOVE YOU(Berryz工房 ver.) [4:19]
- ジンギスカン (Instrumental) [3:08]
初回生産限定盤付属DVD
- ジンギスカン (Dance Shot Ver.)
脚注
- ^ コンピレーション・アルバム『ナンバーワン70s ORICON ヒッツ』の裏ジャケット。ナンバーワン 70s 80s 90s オリコン・ヒッツも参照。
- ^ You Tube における実物
- ^ a b ジンギスカン、CDJournal。 - 2017年10月10日閲覧。
- ^ a b c ジンギスカンだらけ('08年11月号)、Rooftop、2008年11月1日。
- ^ 「ジンギスカン」だけ20曲、濃厚コンピ『ジンギスカンだらけ』、BARKS、2008年11月28日 15時28分。
- ^ You Tube における実物
- ^ ボッサからメタルまで!ジンギスカン縛りコンピ、音楽ナタリー、2008年10月24日 18時11分。
- ^ 「ジンギスカン」Berryz工房(ORICON STYLE)2013年12月12日閲覧。