キャンプファイヤー
キャンプファイヤー(英: campfire)は、キャンプで焚き火を囲んで行われる行事のこと。キャンプ以外の祭事(学園祭など)で火を焚く行事については、ボーンファイヤー(英: bonfire)、ファイヤーストーム(英: firestorm)、ファイヤーラリー(英: fire rally)などと呼ばれる。
目次 |
[編集] 概説
キャンプファイヤーは「親睦の火」や「儀式の火」とも呼ばれる親睦の儀式である。儀式の細かい内容は様々であるが、儀式的な要素を用いて徐々に火の世界を作り上げる。盛り下がりは雰囲気を重視し、儀式に重点を置く。キャンプファイヤーの最後は火の神の言葉を拝聴し、友情の火の誓いを立て、終了とすることが多い。
この呪術的かつ宗教的な儀式は火の神への崇拝が起源であるが、発祥地および宗派や呪術の流派といった起源は不明である。
火を囲んで、『オクラホマミキサー』などでフォークダンスをするキャンプファイヤーはアメリカ合衆国が発祥である。日本には戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)により持ち込まれ、学校教育の中に取り込まれた。
[編集] キャンプのプログラム
キャンプファイヤーの定義は人によっても異なるが、一緒にキャンプをしている団体のメンバーが集まって輪になり、その中心に薪を組んで、焚き火をする形が一般的である。火が燃えている間、集まった全員で歌を歌ったり、踊ったり、過ごし方はさまざまである。
焚き火そのものの火力の操作などをする人を「ファイヤーキーパー(営火係)」といい、その周りで、コミュニケーションゲームや歌などの行事全体を仕切る人を「エールマスター(司会)」という。
また、キャンプファイヤーによっては、「ファイヤーチーフ(営火長)」や「火の神」などと呼ばれる、井桁などへの点火で重要な役割を行う担当者を設けることもある。この役割の人選にあたっては、学校や各種団体などの責任者、もしくはスタッフの最年長者などが選ばれることが多い。
[編集] 注意点
- 火を扱うので公園や河川などの管理者の許可が必要となることが多い。キャンプ場でも安全の確保のため、場所を指定していることがほとんどである。
- ある程度の量の薪を必要とするので事前の準備は必須である。また、水気を多く含む生木の枝などは不完全燃焼を起こしやすく、大量の煙が発生するので注意する必要がある。
- 焚き火の痕跡は人手が加わらない限り、数年ないし数十年も残るので、美観や植生への配慮から焚き火は決められた場所で行うことが望ましい。しかし、渓谷では枯れた流木がふんだんに手に入る上、一度、水位が上がれば洗い流されるか、砂礫に埋もれてしまうので、その点では大目にみられることもある。
- より大きく燃やそうと意図するあまり、しばしばガソリンや灯油などをかける行為が行われるが、非常に危険である。特に、途中から引火性の強い燃料を加えることは厳禁である。