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[[2004年]]からは[[テレビ東京]]によるテレビアニメが再開。『[[ゾイドフューザーズ]]』、翌[[2005年]]には完全な新作の『[[ゾイドジェネシス]]』を軸にした商品展開を開始<ref>[[ムラサメライガー]]、[[バイオゾイド]]などの新たな製品に加え、[[ギル・ベイダー#ギルドラゴン|ギルドラゴン]]、[[中型ゾイド#カノンフォート|カノンフォート]]などの復刻ゾイドも発売された。</ref> |
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[[2006年]]4月からは「[[ネオブロックス]]」を展開し、他にも新動力機構を備えたゾイドエヴォドライブをゴジュラスとレッドホーンの2種類をリリース。さらにタカラトミー初の[[オンラインゲーム]]でもある「[[ZOIDS ONLINE WARS|ゾイドオンラインウォーズ]]」の運営を開始。同年11月からは[[壽屋 (玩具店)|コトブキヤ]]とのコラボレート企画として1/72スケール[[プラモデル]]シリーズ、[[ゾイド ハイエンドマスターモデルシリーズ]](以下HMMシリーズ)の展開が開始された。[[2007年]]にトミーは[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]と合併。その一方、ゾイドは前年開始したネオブロックス、ゾイドオンラインウォーズが終了した。 |
[[2006年]]4月からは「[[ネオブロックス]]」を展開し、他にも新動力機構を備えたゾイドエヴォドライブをゴジュラスとレッドホーンの2種類をリリース。さらにタカラトミー初の[[オンラインゲーム]]でもある「[[ZOIDS ONLINE WARS|ゾイドオンラインウォーズ]]」の運営を開始。同年11月からは[[壽屋 (玩具店)|コトブキヤ]]とのコラボレート企画として1/72スケール[[プラモデル]]シリーズ、[[ゾイド ハイエンドマスターモデルシリーズ]](以下HMMシリーズ)の展開が開始された。[[2007年]]にトミーは[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]と合併。その一方、ゾイドは前年開始したネオブロックス、ゾイドオンラインウォーズが終了した。 |
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=== 1/72スケール組み立てキット === |
=== 1/72スケール組み立てキット === |
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ゾイドの主力となるシリーズ。大きく分けると電動モーター駆動によるキットとゼンマイ駆動のキットに二別される。さらに電動モーター駆動キットは大型キットと中型キットに分けられ(さらに超大型キットに分ける場合もある)、ゼンマイ駆動キットも中型と小型に分けられる。また、[[グラビティーゾイド]]の一部や、SSゾイド、TFゾイドのように歩行ギミックを持たないゾイドも存在する。このシリーズは国外でも販売され、「ZOIDS 2」や米国ハズブロ社、シンガポール等でも展開された。これら国外版ゾイドには日本国内では流通していないオリジナルカラーや新規金型のキットも存在する。 |
ゾイドの主力となるシリーズ。大きく分けると電動モーター駆動によるキットとゼンマイ駆動のキットに二別される。さらに電動モーター駆動キットは大型キットと中型キットに分けられ(さらに超大型キットに分ける場合もある)、ゼンマイ駆動キットも中型と小型に分けられる。また、[[グラビティーゾイド]]の一部や、SSゾイド、TFゾイドのように歩行ギミックを持たないゾイドも存在する。このシリーズは国外でも販売され、「ZOIDS 2」や米国ハズブロ社、シンガポール等でも展開された。これら国外版ゾイドには日本国内では流通していないオリジナルカラーや新規金型のキットも存在する。 |
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{{See also|ゾイド一覧}} |
{{See also|ゾイド一覧#発売順の一覧}} |
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== 海外展開 == |
==== 海外展開 ==== |
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イギリスをはじめ[[ヨーロッパ]]やアジア、[[オーストラリア]]でも販売され、日本版とは異なる背景設定が漫画で発表された。アメリカでも1985年に「ROBOSTRUX」として発売。後に「TECHNOZOIDS」として北米地域で商品展開された。1999年に「機獣新世紀ゾイド」として再開された際にも欧米圏やアジア圏、オーストラリアなどでも販売された。 |
イギリスをはじめ[[ヨーロッパ]]やアジア、[[オーストラリア]]でも販売され、日本版とは異なる背景設定が漫画で発表された。アメリカでも1985年に「ROBOSTRUX」として発売。後に「TECHNOZOIDS」として北米地域で商品展開された。1999年に「機獣新世紀ゾイド」として再開された際にも欧米圏やアジア圏、オーストラリアなどでも販売された。 |
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{|class="wikitable" style="font-size:small" |
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=== ZOIDS2 === |
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!colspan="2"|海外版シリーズ一覧 |
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<table border=1 cellpadding=2 cellspacing=0> |
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!colspan="2"|ZOIDS2 |
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<td>年代</td> |
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<td>発売地域</td> |
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|colspan="2"|かつてTOMY UK(イギリス)で販売されていたシリーズ<ref>{{Wayback |url=http://www.toykingdom.com/zoids/rekisi/zoids2/zoids2.htm |title=トミー・ゾイドファンクラブ ZOIDS2|date=19991012134612}}</ref>。メッキを多用している。<!-- メッキと唐草模様を取り入れたシリーズ。一部が1998年10月の東京ゲームショーでテスト販売された。 --> |
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<td>販売会社</td> |
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<td>シリーズ名称</td> |
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|style="width:22%"|SABRE||[[セイバータイガー#サーベルタイガー|サーベルタイガー]]の[[リデコレーション|リカラー]] |
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<td>特徴</td> |
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|CRUNCHER||[[中型ゾイド#ベアファイター|ベアファイター]]のリカラー |
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<td>1980年代</td> |
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!colspan="2"|ROBOSTRUX |
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<td>ヨーロッパ(主にイギリス)</td> |
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<td>TOMY-UK製</td> |
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|colspan="2"|1980年代にアメリカで発売されていたシリーズ<ref name="aaz">小学館「メカ生体ゾイド 戦闘機械獣のすべて」(ISBN 4-09-102004-6) 64頁参照。</ref>。薄い青・緑を基調としたカラーリングが特徴。 |
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<td>ZOIDS/SUPERZOIDS(UK版と呼称)</td> |
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|TEROX||[[ゴジュラス]]のリカラー。 |
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|BRUTOX||[[レッドホーン]]のリカラー。 |
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<td>1984 - 1985年</td> |
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<td>アメリカ</td> |
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!colspan="2"|ZOIDS/SUPERZOIDS |
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<td>TOMY-UK製</td> |
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<td>ROBOSTRUX</td> |
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<td>薄い青・緑を基調としたカラーリングが特徴。 |
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</td> |
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|MAMMOTH THE DESTROYER||[[巨大ゾイド#ゾイドマンモス|ゾイドマンモス]]のリカラー |
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</tr> |
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|GAIANT ZRK||[[巨大ゾイド#ビガザウロ|ビガザウロ]]の国外版 |
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<td>1991 - 1995年</td> |
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<td>ヨーロッパ(主にイギリス)</td> |
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!colspan="2"|TECHNO ZOIDS |
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<td>TOMY-UK製</td> |
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<td>ZOIDS2</td> |
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<td>メッキと唐草模様を取り入れたシリーズ。一部が1998年10月の東京ゲームショーでテスト販売された。</td> |
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</tr> |
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|STRIKE ZILLA||[[中型ゾイド#アロザウラー|アロザウラー]]のリカラー |
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<tr> |
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<td>1994年 - 1995年</td> |
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!colspan="2"|ZOIDS(Hasbro) |
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<td>北米</td> |
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<td>Kenner製</td> |
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|colspan="2"|2001年頃からのゾイド海外展開のため、アメリカ・[[ハズブロ]]社から販売されていたシリーズ。一部は日本でも2001年11月に限定発売された<ref>メディアワークス「電撃ホビーマガジン」2002年4月号付録「ZOIDS BOOK 2002」 29頁参照</ref>。メインは[[ゾイド一覧#発売順の一覧|RZ-EZシリーズ]]の国外版パッケージ変更分であるが、一部は完全新規も存在する。 |
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<td>TECHNO ZOIDS</td> |
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|Liger Zero||[[ライガーゼロ]]の国外版 |
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</tr> |
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|Zaber Fang||[[セイバータイガー]]の国外版。カラーリングは[[セイバータイガー#セイバータイガーTS|チーム・タイガース仕様]]。 |
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|} |
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;メカボニカ |
;メカボニカ |
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:ゾイドの前身に当たるシリーズ。 |
:ゾイドの前身に当たるシリーズ。 |
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<!-- 旧シリーズ --> |
<!-- 旧シリーズ --> |
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;ゾイコロ |
;ゾイコロ |
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:ゾイドをSD化したプルバックカー。ネーミングはゾイド+ちびコロ(旧トミーが出していた[[チョロQ]]のような製品)からで、初期の[[小型ゾイド]]14種類(共和国ガリウス、グライドラー、エレファンタス、グランチュラ、ゴルゴドス、ハイドッカー、ペガサロス、スパイカー、バリゲーター、マーダ、ゲーター、モルガ、ゲルダー、ザットン)がリリースされた。1999年のゾイド復活に合わせて復刻の予定があったが、実現しなかった<ref name="zofb1">小学館「ゾイド公式ファンブック」 |
:ゾイドをSD化したプルバックカー。ネーミングはゾイド+ちびコロ(旧トミーが出していた[[チョロQ]]のような製品)からで、初期の[[小型ゾイド]]14種類(共和国ガリウス、グライドラー、エレファンタス、グランチュラ、ゴルゴドス、ハイドッカー、ペガサロス、スパイカー、バリゲーター、マーダ、ゲーター、モルガ、ゲルダー、ザットン)がリリースされた。1999年のゾイド復活に合わせて復刻の予定があったが、実現しなかった<ref name="zofb1">小学館「ゾイド公式ファンブック」(ISBN 4-09-102830-6) 94-95頁参照</ref>。 |
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;ゼブラゾイド |
;ゼブラゾイド |
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:製作はトミー、販売はゼブラ。ランナー付の組み立て式だが材質は消しゴムで、シャーペンが付属し、完成品にミサイルとして装備させる。キャッチフレーズは「敵をただちに『消去』せよ! 」。 |
:製作はトミー、販売はゼブラ。ランナー付の組み立て式だが材質は消しゴムで、シャーペンが付属し、完成品にミサイルとして装備させる。キャッチフレーズは「敵をただちに『消去』せよ! 」。 |
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:2005年11月より稼動、2006年9月にセカンドバージョンにバージョンアップ、第6弾まで発売されたが2007年7月31日にサービスを終了した。 |
:2005年11月より稼動、2006年9月にセカンドバージョンにバージョンアップ、第6弾まで発売されたが2007年7月31日にサービスを終了した。 |
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:後に「ゾイドバトルコロシアム」としてDS用ソフトが発売された。 |
:後に「ゾイドバトルコロシアム」としてDS用ソフトが発売された。 |
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== ゾイドシリーズにおける掲載媒体のサイズ変化 == |
== ゾイドシリーズにおける掲載媒体のサイズ変化 == |
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**設定重量500t以上がLLサイズ。やはり飛行ゾイドは半分の重さで区分するらしく設定重量333tのギル・ベイダーはLLサイズ。 |
**設定重量500t以上がLLサイズ。やはり飛行ゾイドは半分の重さで区分するらしく設定重量333tのギル・ベイダーはLLサイズ。 |
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**テレビアニメ版に登場する本来の10倍の大きさに設定されたウルトラザウルス等も登場するが、サイズはLLのまま。 |
**テレビアニメ版に登場する本来の10倍の大きさに設定されたウルトラザウルス等も登場するが、サイズはLLのまま。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2017年6月1日 (木) 01:50時点における版
ゾイド(ZOIDS)は、タカラトミー(旧トミー)から販売されている玩具シリーズである。動物をモチーフとする架空の兵器の組み立て玩具を中心とし、テレビアニメなどのメディアミックス展開も行われていた。「ZOIDS」という名称は英語の「ZOIC ANDROIDS(動物のアンドロイド)」に由来する造語である[1]。
1980年代にゼンマイやモーターの動力によって、歩行などのギミックを有する玩具として人気を博した。1990年代末に再度展開され、広くメディアミックス展開が行われた。販売元のトミーが合併によりタカラトミーになると、タカラトミー自身からの商品展開は下火となったが、コトブキヤから商品がリリースされるなど、他社の参入が行われるようになった。
初期のころからゾイドが活躍する架空戦記(ゾイドバトルストーリーなど)があり、独自の世界観を持つ。
沿革
メカ生体ゾイド
1982年、トミー(現タカラトミー)が生産し、アメリカ現地法人であるトミーコーポレーションが「ZOIDS」として発売したことからシリーズは始まる。元々、トミーには「ちっちゃな仲間たち」と呼ばれるマイクロゼンマイを用いた玩具シリーズが存在し、これを男児向けの新商品として開発するところからスタートした[2]。これが欧米市場で好評だったため、日本でも「メカボニカ」とタイトルを変えて売り出された[1]。
しかし、メカボニカの人気は振るわなかったため、1983年にタイトルを欧米と同様の「メカ生体ゾイド」に改めた。この時、初の電動モーター搭載キットであるビガザウロが発売された[3]。その後、飯島敬らの手によってゾイド星におけるヘリック共和国とゼネバス帝国の戦いといったストーリー(ゾイドバトルストーリー)が作られ、世界観の形成も進んだ。1984年には、シリーズの中でも象徴的なゴジュラスや帝国側ゾイドも発売され、展開が本格化。小学館の学年別学習雑誌に掲載されたジオラマ(ゾイドバトルストーリー)や、特撮を使ったCMなどで人気を集めた。1987年には従来の1/72スケールに加え、横山宏がデザインした1/24スケールの24ゾイドが登場した[1]。
1989年にはガイロス帝国(暗黒軍)の登場で新展開が始まり、ゾイドのデザインはヒーロー色の強いものになっていった。しかし、ミニ四駆などの人気に押され、1990年のデス・キャットを最後にゾイドシリーズは一度終了した。1991年から1993年までは、世界観につながりのある人型電動歩行キット「装甲巨神Zナイト(ズィー・ナイト)」シリーズが展開されていた[1]。
欧米での展開
アメリカでは1984年から1986年ごろまで「ROBO STRUX」の商品名で販売されていた。同時期のヨーロッパでは「ZOIDS」として販売されていたが、それぞれのシリーズで異なる成型色や設定が使われていた。日本のゾイドシリーズが休止中の間も、1993年からヨーロッパでメッキを多用した「ZOIDS2」、アメリカでも1994年に「TECHNO ZOIDS」といったシリーズが展開された[1]。アメリカや西ドイツよりもイギリスで人気が高かった[4]。
1999年以降
1990年代後半、インターネットの普及に伴い、Web上で旧来のゾイドファンに向けたコンテンツの提供が開始。1997年から公式ウェブサイトが設立され[5]、イベントでのゾイドの限定販売が行われるようになった。1998年3月の東京ゲームショウにて少量再生産されたダークホーンが販売された。この時の売れ残りはその後、改造コンテストの景品用として小売店に配布された。1998年10月には韓国からZOIDS2をトミー側が買い戻し、東京ゲームショウにおいて数量限定の販売が行われた。会場内では16画面によるデモムービーも放映、またその最後に「1999年何かが起こる」と発表された。1998年11月には「電撃ホビーマガジン」誌1999年1月号(創刊号)からメカ生体ゾイドシリーズやその設定画等を紹介する記事の連載も開始されている。
こうした下準備を経て、1999年8月、ゾイドは9年ぶりに復活し新シリーズ「機獣新世紀ゾイド」として再スタート[6]。同年9月からは毎日放送によるテレビアニメ『ゾイド -ZOIDS-』が放映された。同時にキット展開も開始[7]
2001年には2作目となるアニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』も放送された。2002年からはゾイドブロックスシリーズなども登場。
2004年からはテレビ東京によるテレビアニメが再開。『ゾイドフューザーズ』、翌2005年には完全な新作の『ゾイドジェネシス』を軸にした商品展開を開始[8]
2006年4月からは「ネオブロックス」を展開し、他にも新動力機構を備えたゾイドエヴォドライブをゴジュラスとレッドホーンの2種類をリリース。さらにタカラトミー初のオンラインゲームでもある「ゾイドオンラインウォーズ」の運営を開始。同年11月からはコトブキヤとのコラボレート企画として1/72スケールプラモデルシリーズ、ゾイド ハイエンドマスターモデルシリーズ(以下HMMシリーズ)の展開が開始された。2007年にトミーはタカラと合併。その一方、ゾイドは前年開始したネオブロックス、ゾイドオンラインウォーズが終了した。
2008年に入り月刊ゾイドグラフィックスによる旧キットの復刻、そして電撃ホビーマガジン創刊10周年企画及びゾイド誕生25周年記念企画であるゾイドリバースセンチュリーシリーズ、アニメシリーズの10周年企画商品を展開。商品展開は2009年3月に発売されたガルタイガーGCで商品展開と生産を終了。2009年7月のおもちゃショーでの暗黒軍仕様ディメトロドンの会場限定販売された。
2010年には海洋堂のリボルテックシリーズややまとの完成品フィギュアが発売。同年8月に『ZOIDS concept art』の発刊が行われた。
2012年にはタカラトミーの子会社であるトミーテックブランドより1/144スケールのプラモデルシリーズ、モデラーズスピリットシリーズの展開が開始。2014年に終了した。
2013年3月からはゾイド30周年を記念して『ZOIDS concept art』の世界観を基軸にした新シリーズが開始され、ゾイドオリジナルと銘打ったキットシリーズが翌年2014年3月までリリースされた。2015年には旧タカラ主導であったトランスフォーマー マスターピースとのコラボレーションとして「ZOIDSマスターピース シールドライガー」と「セイバータイガー」が発表、2016年3月に発売された。
主な玩具シリーズ作品
特徴
1/72キットなどの製品は、組み立てに接着剤が不要なスナップフィット方式を採用している。ゴムキャップで固定されるパーツもあり、組み立てた後でも簡単に分解することができる。こうした仕様は、安全性が重視される欧米市場を意識したものだった。また、小型ゾイドはゼンマイ、大型のものにはモーターが内蔵されており、歩行などの動作を行う[1]。
デザインはモチーフとなった動物の意匠を活かしており、陣営によって差別化が図られている。デザインの募集も行われ、バリゲーターのようにデザインコンテストの受賞作が製品化されたこともある[1]。
1/72スケール組み立てキット
ゾイドの主力となるシリーズ。大きく分けると電動モーター駆動によるキットとゼンマイ駆動のキットに二別される。さらに電動モーター駆動キットは大型キットと中型キットに分けられ(さらに超大型キットに分ける場合もある)、ゼンマイ駆動キットも中型と小型に分けられる。また、グラビティーゾイドの一部や、SSゾイド、TFゾイドのように歩行ギミックを持たないゾイドも存在する。このシリーズは国外でも販売され、「ZOIDS 2」や米国ハズブロ社、シンガポール等でも展開された。これら国外版ゾイドには日本国内では流通していないオリジナルカラーや新規金型のキットも存在する。
海外展開
イギリスをはじめヨーロッパやアジア、オーストラリアでも販売され、日本版とは異なる背景設定が漫画で発表された。アメリカでも1985年に「ROBOSTRUX」として発売。後に「TECHNOZOIDS」として北米地域で商品展開された。1999年に「機獣新世紀ゾイド」として再開された際にも欧米圏やアジア圏、オーストラリアなどでも販売された。
海外版シリーズ一覧 | |
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ZOIDS2 | |
かつてTOMY UK(イギリス)で販売されていたシリーズ[9]。メッキを多用している。 | |
SABRE | サーベルタイガーのリカラー |
CRUNCHER | ベアファイターのリカラー |
ROBOSTRUX | |
1980年代にアメリカで発売されていたシリーズ[10]。薄い青・緑を基調としたカラーリングが特徴。 | |
TEROX | ゴジュラスのリカラー。 |
BRUTOX | レッドホーンのリカラー。 |
ZOIDS/SUPERZOIDS | |
1980年代にアメリカで発売されていたシリーズ[10]。 | |
MAMMOTH THE DESTROYER | ゾイドマンモスのリカラー |
GAIANT ZRK | ビガザウロの国外版 |
TECHNO ZOIDS | |
かつてアメリカで発売されていたシリーズ[11]。 | |
STRIKE ZILLA | アロザウラーのリカラー |
ZOIDS(Hasbro) | |
2001年頃からのゾイド海外展開のため、アメリカ・ハズブロ社から販売されていたシリーズ。一部は日本でも2001年11月に限定発売された[12]。メインはRZ-EZシリーズの国外版パッケージ変更分であるが、一部は完全新規も存在する。 | |
Liger Zero | ライガーゼロの国外版 |
Zaber Fang | セイバータイガーの国外版。カラーリングはチーム・タイガース仕様。 |
- メカボニカ
- ゾイドの前身に当たるシリーズ。
- (以下、メカボニカでの名称 - ゾイドでの名称の順)
- アタックゾイド
- 詳細は「アタックゾイド」を参照
24(ツーフォー)シリーズ
ゾイド関連商品
- ゾイコロ
- ゾイドをSD化したプルバックカー。ネーミングはゾイド+ちびコロ(旧トミーが出していたチョロQのような製品)からで、初期の小型ゾイド14種類(共和国ガリウス、グライドラー、エレファンタス、グランチュラ、ゴルゴドス、ハイドッカー、ペガサロス、スパイカー、バリゲーター、マーダ、ゲーター、モルガ、ゲルダー、ザットン)がリリースされた。1999年のゾイド復活に合わせて復刻の予定があったが、実現しなかった[13]。
- ゼブラゾイド
- 製作はトミー、販売はゼブラ。ランナー付の組み立て式だが材質は消しゴムで、シャーペンが付属し、完成品にミサイルとして装備させる。キャッチフレーズは「敵をただちに『消去』せよ! 」。
- (以下、形式番号 - 名称 - 型の順)
- ZK-01 - ゾリオン - サソリ型
- ZK-02 - マディオス - カマキリ型
- ZK-03 - タランドス - クワガタ型
- ガタローガム
- カバヤから発売された食玩。時代劇風のコミカルな二頭身キャラにアレンジされたゾイドの組み立てモデルが付属。ゼンマイで歩く機能付き。
- 主な種類
- ウル殿(ウルトラザウルスがモチーフ)
- アイアン弁慶(アイアンコングがモチーフ)
- シールド銭形(シールドライガーがモチーフ)
- サーベル才蔵(サーベルタイガーがモチーフ)
- ジュニアゾイド
- 詳細は「ジュニアゾイド」を参照
- ゾイドガム
- カバヤから発売された組み立て式食玩。
- CDゾイド
- トミー(発売元ユージン)のカプセルトイやカバヤ食玩で発売されたゾイドのコミカル・ディフォルメフィギュア。
- メカ生体ゾイドウェファーチョコ
- 森永より発売されたウエハース。裏面に機体スペックが記載されたシールが同梱する。
- ゾイドスーパー・メタリック・コインコレクション
- 1999年にユージンより発売されたゾイドのメダル。全6種がゴールド・シルバー・ブロンズのどれかの色で封入されている。
- ゾイドの缶詰
- ユージンより発売されたゾイドのミニフィギュア。名前の通り缶詰状のケースにゾイドがランダム封入されている。
- ゾイド リアルライトキーホルダー
- ユーメイトより1999年に販売されたゾイドのストラップ。シールドライガーとセイバータイガーの二種類で、スイッチのON/OFFで発光するが、電池交換ができないため、電池切れ後はただのキーホルダーとして扱う事を推奨されている。
- ゾイドミニコレクション
- 2000年3月上旬に発売されたゾイドのミニサイズフィギュア。共和国・帝国ゾイドのセット販売のほか、ブリスターの単品販売もなされていた。
- ゾイド ミニダイキャストフィギュアシリーズ
- ブリスターパックに入ったダイキャストのフィギュア。ゴジュラス、セイバータイガー、レッドホーン、モルガの4種類。
- ゾイドコレクション
- ユージンから発売されたノンスケールのカプセルトイ。2000年から2003年にわたり11弾までリリースされた。6弾以降、シークレットに装甲巨神Zナイトの装甲巨神がラインナップされている。トミーからも2001年3月中旬にボックス形式の販売で1弾のみリリースされている。
- ゾイドコレクションDX
- ゾイドコレクションと連動した移動要塞シリーズ。ホエールキング、ホバーカーゴ、ドラグーンネストの3種類がリリースされた。
- 1/72ゾイドフィギュアコレクション
- 2000年3月にユージンよりカプセルトイとして発売されたゾイドシリーズのパイロットフィギュアの彩色シリーズ。全1弾で、フィーネ&バン、アーバイン、ムンベイ、レイヴン、ジーク、シャドー、共和国兵&帝国兵がラインナップされていた。
- 後にトミー版EZ-034ジェノブレイカーに付属されたシャドーの1/72フィギュアはこれの流用となる。
- ゾイドフィギュアコレクション
- 詳細は「ゾイドフィギュアコレクション」を参照
- フルタ ゾイドコレクション
- 2000年にフルタ製菓より発売されたゾイドの完成・塗装済食玩。全2弾で、第1弾はシールドライガー、レドラー、レッドホーン、コマンドウルフ(アーバイン仕様)。第2弾はアイアンコング、ゴルドス、ゴジュラス、セイバータイガーのラインナップとなっている。
- ゾイドシューズ
- 2000年頃にムーンスターより発売されたゾイドの子供靴。
- ゾイドギア
- 2001年に発売された携帯液晶ゲーム。アニメゾイド新世紀スラッシュゼロ作中においてはゾイドウォーリアーの登録許可証として登場していた。
- 可動王
- 詳細は「可動王」を参照
- SRDX
- 2001年頃からユージン・SRDXシリーズの一環として発売されていたゾイドシリーズのヒロインたちのフィギュア。
- ゾイドアートスタチュー
- 2002年から2003年まで展開されたトレーディングフィギュアシリーズ。3弾までリリースされた。原型製作はコトブキヤ。4弾も企画されたが、これは後に「ゾイドアクションアートコレクション」としてユージンから販売した。なお、試作として製作されたビガザウロとベアファイターのスタチューは製品化されなかった。
- ゾイド・バトルアクションフィギュア
- 米国市場向けにハズブロ社から発売されていたミサイル発射機能付きのアクションフィギュア。日本でも一部店舗で発売された。
- トミカブロス ブレードライガー
- 2003年に大ゾイド展で限定発売されたトミカの完成品ブレードライガー。ノーマルとレオン仕様の二種類が同イベントで発売されたほか、2004年にはゲームソフト『ZOIDS STRUGGLE』の特典としてブレードライガーミラージュLが付属した。
- メタルコレクション ゾイド
- 2003年にアイコムから発売されたダイキャスト製ミニフィギュア。ゾイドブロックスの機体から6種がラインナップされた。
- ゾイドヘッドコレクション
- ゾイドの頭部を精巧に作り上げたトレーディングフュギュアシリーズ。13種類リリースされた。
- ゾイドフューザーズ ジオラマアート
- 2004年頃に発売された固定完成品のジオラマフィギュア。ライガーゼロフェニックス、バスターフューラー、ライガーゼロ、ゴジュラスギガがラインナップされた。
- ゾイドアクションアートコレクション
- 2005年にユージンより発売されたカプセルトイ。全2弾。
- ゾイドクイックキット
- 2005年に発売された組立てを簡略化されたシリーズ。3種類。
- ゾイドバトルモデル
- トミーから発売されたゾイドフューザーズの食玩。ゾイドフィギュアとラムネ菓子のセットで、凱龍輝、コマンドストライカー、ライガーゼロフェニックス、ライガーゼロファルコンの全4種類。
- ゾイドカスタマイズモデル
- トミーから発売されたゾイドジェネシスの食玩。ゾイドフィギュアとラムネ菓子のセットで、ハヤテライガー、デッドリーコング、バイオメガラプトル、ソウルタイガーの全4種類。
- ハイエンドマスターモデル(HMM)
- 詳細は「ゾイド ハイエンドマスターモデルシリーズ」を参照
- SRDX SP
- 2007年に発売された、上記SRDXシリーズの上位フィギュア。発売されたのはセリカ・ルークラフトのみだが、アニメ版のデザイナー坂崎忠によりリデザインされたもの。
- ゾイドエヴォドライブ
- 2007年に発売された手のひらサイズの駆動ゾイド。新開発の小型ゼンマイユニットおよび、新型モーターユニット「ハイスペックZ(充電式)」を使用する。ゼンマイユニットとモーターユニットは形状に互換性があり、それぞれを入れ替えることが可能な仕様。
- ねんどろいど
- 2007年、2008年にねんどろいどシリーズにおいてゾイドジェネシスからレ・ミィ、コトナ・エレガンスが発売された。
- ゾイドデフォルメフィギュアストラップ
- 2009年にコカ・コーラと提携した景品。コカ・コーラなど同社の対象製品を対象店舗(デイリーヤマザキ、ミニストップ、am/pmなど)で一つ買うごとに一個付いてくる。旧大戦時代のカラーリングを基にしている。
- 大きさは10円玉大で種類はゴジュラス、ゴルドス、シールドライガー、コマンドウルフ、デスザウラー、アイアンコング、レッドホーン、サーベルタイガーの計8種類。
- リボルテックヤマグチ ゾイド
- 2010年に海洋堂リボルテックシリーズから発売された。ブレードライガーとジェノブレイカー、およびブレードライガーミラージュの3種類。
- やまと シールドライガー
- 2010年にやまとより販売された完成品トイ。シールドライガーとシールドライガーDCS-Jの二種類が発売された。
- フィぎゅっと! ゾイドガール ゾイドガール シールドライガー
- 2012年にグリフォンエンタープライズより発売されたフィぎゅっと! シリーズのゾイドガールフィギュア。
- モデラーズスピリットシリーズ(MSS)
- トミーテックより2013年に展開された1/144スケールのプラモデルシリーズ。
- threezero シールドライガー、アイアンコング
- threezeroより2013年から発売されたゾイドの完成品トイ。デザインは『ZOIDS concept art』版を踏襲している。
メディア展開
アニメ
- ゾイド -ZOIDS-(1999年 - 2000年)
- ゾイド新世紀スラッシュゼロ(2001年)
- ゾイドフューザーズ(2004年 - 2005年)
- ゾイドジェネシス(2005年 - 2006年)
これ以外に、1985年頃に製作されたプロモーションアニメが存在する。2001東京おもちゃショーにて公開された。
漫画
雑誌連載
- ゾイド創世記 - 作者・おちよしひこ(現・越智義彦)、青年のジョー2話分と少年のジョー4話分。
- 特攻!!ゾイド少年隊 - 作者・青木たかお 、コミック未掲載有り。
- 機獣新世紀・ZOIDS - 作者・上山道郎
- ゾイド新世紀スラッシュゼロ - 作者・溝渕誠
- 機獣バトル ゾイド大戦 - 作者・佐藤元
- ゾイドバトルストーリー - 作者・三鷹公一
- ゾイド・ゼロ - 作者・三鷹公一
- ゾイドウォーズ・ゼロ - 作者・三鷹公一
- ゾイドバトラー雷牙 - 作者・帯ひろ志
- ZOIDSバトルカード戦士コマンダーTERU - 作者・溝渕誠
- ZOIDS惑星Zi - 作者・塩崎雄二
- 鉄魂!!ZOIDS核闘技 - 作者・溝渕誠
- ゾイドSS - 作者・岩瀬昌嗣
- すすめ!ゴジュラス - 作者・石川森彦
Webコミック
- ZOIDS Web Comic バックスVSマヤ編
- ZOIDS妄想戦記
- ZOIDS妄想戦記2
その他
- ゾイドバトルコミック - 作者・たかや健二・たなかてつお・石川森彦、コミック未掲載あり。
- Spider-Man and Zoids - 作者・Grant Morrison・Steve Yeowell
- 機獣ぎゃぐわーるど ぞいどっ!! - 作者・曽山一寿
- 機獣新世紀・ZOIDS EX(公式ではなく上山道郎による同人コミック)
- ファミコンゾイド - 作者・たかや健二
ライトノベル
ゲーム
コンピュータゲーム
特に注記の無い限りトミー(現タカラトミー)発売(カッコ内は制作発注先)
- ファミリーコンピュータ用
- ゾイド 中央大陸の戦い(東芝EMI)
- ゾイド2 ゼネバスの逆襲(東芝EMI)
- ゾイド黙示録
- MSX用
- ゾイド 中央大陸の戦い(東芝EMI)
- コモドール64、ZX Spectrum、Amstrad CPC用
- ZOIDS - the Battle Begins(Martech)※日本未発売
- ニンテンドーゲームキューブ用
- PlayStation用
- ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子(ウィル)
- ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国(ウィル)
- ゾイドバトルカードゲーム 西方大陸戦記
- PlayStation 2用
- ZOIDS STRUGGLE(8ing)
- ゾイドタクティクス(翔泳社)
- ゲームボーイ用
- メカ生体ゾイド ゾイド伝説
- ゲームボーイカラー用
- ゲームボーイアドバンス用
- ニンテンドーDS用
- Xbox 360用
- パソコンゲーム
- ZOIDS ONLINE WARS(翔泳社)
- アーケードゲーム
- ゾイドインフィニティ シリーズ(開発は翔泳社、筐体はタイトー製。後に家庭用にPlayStation 2とXBOX 360『ゾイドインフィニティEX NEO』に移植)
- GREE用
- Gクラスタ、Android、iOS用
ゲスト出演
- ニンテンドーDS
- スーパーロボット大戦K(バンダイナムコゲームス・バンプレストレーベル)
- スパロボ学園(バンダイナムコゲームス)
- PlayStation Portable
- スーパーロボット大戦Operation Extend(バンダイナムコゲームス)
トレーディングカードゲーム
- ゾイドバトルカードゲーム
- 1999年のゾイド復活に合わせて2000年3月下旬から2002年春まで展開された。全6弾。ボードゲームとTCGを融合したようなゲームシステムが特徴。
- ゾイドスクランブル
- 『ゾイドフューザーズ』や『ゾイドジェネシス』の放映に合わせ、メディアミックスの一環として短期間展開された。全3弾。
- 前身に当たるゾイドバトルカードゲームとは趣を変え、ポケモンカードゲームや遊☆戯☆王オフィシャルカードゲームなどのTCGを彷彿とさせるゲームシステムが採用されている。
- ゾイドカードコロシアム
- トレーディングカード方式のアーケードゲーム。
- 2005年11月より稼動、2006年9月にセカンドバージョンにバージョンアップ、第6弾まで発売されたが2007年7月31日にサービスを終了した。
- 後に「ゾイドバトルコロシアム」としてDS用ソフトが発売された。
ゾイドシリーズにおける掲載媒体のサイズ変化
- ゾイドバトルストーリー1巻
- ゾイドバトルストーリー3巻
- 新規格であるハイパワーゼンマイを含むゼンマイ使用商品が小型ゾイド。電動商品が大型ゾイド。
- 中型と言う分類は無い。旧式機(580円商品)が引退したことにより分類が変わったと明記されている。
- ゾイドバトルストーリー4巻
- 劇中に中型ゾイドと言う言葉があるが、どのゾイドを指すかは不明。
- 新ゾイドバトルストーリー
- ギルベイダーが超巨大ゾイドな以外は不明。
- ゾイド公式ファンブック
- マイクロゼンマイ使用商品が小型ゾイド。ハイパワーゼンマイ使用商品と当時2000円未満の電動商品が中型ゾイド。それ以上の電動商品が大型ゾイド。
- ゴジュラス、デスザウラー(設定重量200t以上)は巨大ゾイド、ウルトラザウルス、マッドサンダー(設定重量500t以上)は超巨大ゾイドとの表記あり。
- 1巻巻末の「中央大陸戦争〜大陸間戦争 全軍ゾイド名鑑」ではバトルストーリー1巻と同じ分類をしているため、本編とは違う分類になっている。バトルストーリー1巻当時にはなかったハイパワーゼンマイ商品と当時2000円以下の電動商品は中型ゾイド(中型ゾイドとされるゴッドカイザーは大型ゾイドとされるサーベルタイガーより重い)。
- ゾイドバトルカードゲーム
- マイクロゼンマイ使用商品がSサイズ、ハイパワーゼンマイ使用商品と電動商品でも設定重量150t未満の機体がMサイズ。飛行ゾイドは半分の重さで区分するらしくサラマンダーは100tだがLサイズ。
- 設定重量500t以上がLLサイズ。やはり飛行ゾイドは半分の重さで区分するらしく設定重量333tのギル・ベイダーはLLサイズ。
- テレビアニメ版に登場する本来の10倍の大きさに設定されたウルトラザウルス等も登場するが、サイズはLLのまま。
脚注
- ^ a b c d e f g 『80年代こども大全 なつかしのおもちゃ博覧会』宝島社〈別冊宝島〉、2007年、44-51ページ頁。ISBN 978-4-7966-5983-3。
- ^ 美術出版社「デザインの現場」1984年10月号
- ^ トミー・ZOIDS歴史館こぼれ話 アーカイブ - ウェイバックマシン(2004年6月6日アーカイブ分)
- ^ 『子どもが消える日 保坂展人 労働教育センター 1994年1月20日初版発行』 84ページ 日本のおもちゃは、世界各国を市場とする。アメリカで発売されたゾイドだが、あまりにも細かいメカと精巧な組み立てがアメリカの少年たちには、合わなかったようだ。日本以外のどの国でいちばん反響を呼んでいるかと言えば、それはイギリスなのだそうだ。 西ドイツでも販売されたが、メカ好きのドイツの少年たちに広がるのではという予想は、当たらなかったようだ。「ドイツの親たちは、兵器のついているオモチャを子供に買い与えないんですね」とは、メーカー側の見方である。
- ^ トミー・ゾイドファンクラブ アーカイブ - ウェイバックマシン(1998年12月2日アーカイブ分)
- ^ 1983年-1990年からのシリーズから幾つかの区分を変更し、RBOZ(共和国軍巨大ゾイド対象)、RPZ(共和国軍大型ゾイド対象)、RHI(ハイパワーユニット搭載の共和国軍中型ゾイド対象)RMZ(共和国軍小型・中型ゾイド対象)の4つの共和国軍ゾイドの型式番号をRZひとつに統一し、帝国側もEPZ(帝国軍巨大、大型ゾイド対象)、EHI(ハイパワーユニット搭載の帝国軍中型ゾイド対象)、EMZ(帝国軍小型・中型ゾイド対象)、DHI(暗黒軍中型ゾイド対象)の4つの帝国軍ゾイドの型式番号をEZひとつに統一した。
- ^ 当初は旧シリーズの色換え品だったが、ジェノザウラー、ブレードライガーなどの新作キットも登場した。
- ^ ムラサメライガー、バイオゾイドなどの新たな製品に加え、ギルドラゴン、カノンフォートなどの復刻ゾイドも発売された。
- ^ トミー・ゾイドファンクラブ ZOIDS2 - ウェイバックマシン(1999年10月12日アーカイブ分)
- ^ a b 小学館「メカ生体ゾイド 戦闘機械獣のすべて」(ISBN 4-09-102004-6) 64頁参照。
- ^ 小学館「ゾイド改造マニュアル」(ISBN 4-09-106002-1) 44頁参照
- ^ メディアワークス「電撃ホビーマガジン」2002年4月号付録「ZOIDS BOOK 2002」 29頁参照
- ^ 小学館「ゾイド公式ファンブック」(ISBN 4-09-102830-6) 94-95頁参照
関連項目
- 宇宙一せまい授業!(あっ!とおどろく放送局-2008年) - タカラトミーの開発者が出演してゾイドの裏話が語られた。
- 千葉工業大学 - 同大学の未来ロボティクス学科がモルガとデススティンガーをモデルにしたリモートコントロールロボットを制作。2011年開催の「キャラホビ2011」にて公開された[1]。