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埼玉県道65号さいたま幸手線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
埼玉県道65号標識
埼玉県道65号さいたま幸手線
主要地方道 浦和岩槻線
主要地方道 岩槻幸手線[1]
路線延長 26.750km
起点 さいたま市浦和区高砂
浦和駅西口交差点
主な
経由都市
白岡市南埼玉郡宮代町北葛飾郡杉戸町
終点 幸手市内国府間
内国府間交差点
接続する
主な道路
記法
国道463号
国道16号
国道122号
国道4号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
さいたま市浦和区常盤付近

埼玉県道65号さいたま幸手線(さいたまけんどう65ごう さいたまさってせん)は、埼玉県さいたま市浦和区高砂浦和駅西口交差点から、同県幸手市内国府間の内国府間交差点までを結ぶ埼玉県の県道主要地方道)である。

概要

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さいたま市浦和区高砂から北浦和までは江戸時代五街道の一つである中山道(後述のように現在も「旧中山道」または「中山道」と呼ばれている)、さいたま市見沼区東宮下から幸手市南までは同じく五街道の一つである日光街道の脇往還・日光御成街道、幸手市南から内国府間までは日光街道の道筋である。

元々は岩槻市(現・さいたま市岩槻区)から幸手市までの区間の路線で埼玉県道65号岩槻幸手線(主要地方道)という名称であったが、2005年平成17年)4月に岩槻市がさいたま市に編入合併されたことを機に、路線名の市名が同じとなる埼玉県道64号さいたま岩槻線(主要地方道)を吸収する形で、さいたま市浦和区から同市岩槻区までの区間が延伸された。そのため現在、埼玉県道64号は欠番になっている。

なお、本道の起点から埼玉県さいたま市岩槻区加倉の国道122号との交点「加倉南交差点」までが旧埼玉県道64号さいたま岩槻線(2001年4月30日までは埼玉県道64号浦和岩槻線)の区間であり、埼玉県さいたま市岩槻区本町の国道122号との交点「本町交差点」から本道の終点までが旧埼玉県道65号岩槻幸手線の区間である。

旧中山道である起点の浦和駅西口交差点から北浦和東口交差点までは歩道・自転車レーン整備の都市計画が決定されており(都市計画道路中山道)、起点から仲町交差点、浦和橋から北浦和東口交差点までの整備が完了している。現在は浦和橋から仲町交差点の工事が進行している[2]。また、2015年からは浦和駅西口交差点から仲町交差点までの美装化が行われている。

南埼玉郡宮代町の西粂原地区内(杉戸警察署管内)は速度違反取り締まり重点区間である(時間帯:12時 - 14時及び17時 - 19時、規制速度:時速40km)。杉戸署は取り締まり重点区間に選定した理由を「実勢速度が高く、重大事故の発生が懸念されるとともに、通過交通が多く、取り締まりの波及効果が高いため」としている[3]。また、7月には新浦和橋下以南で浦和まつりが開催される。

地理

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通過する自治体

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通称

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接続・交差する主な道路

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交差する道路 交差点名 所在地
埼玉県道213号曲本さいたま線(旧中山道) 岸町方面
埼玉県道34号さいたま草加線(県庁通り)国道463号 浦和駅西口 さいたま市 浦和区
国道463号
(越谷街道)
(市役所通り) 仲町
新六間道路
国道463号(越谷浦和バイパス ※立体交差(新浦和橋
埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線(旧中山道) 北浦和駅東口
埼玉県道35号川口上尾線(産業道路) 領家
埼玉県道1号さいたま川口線支線 木崎
埼玉県道1号さいたま川口線(第二産業道路 山崎 緑区
埼玉県道214号新方須賀さいたま線 東新井 見沼区
埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線 東宮下
埼玉県道2号さいたま春日部線 宮ヶ谷塔西
東大宮バイパス国道16号岩槻春日部バイパス 宮ヶ谷塔
国道122号
(岩槻街道)
国道122号(蓮田岩槻バイパス 加倉(北) 岩槻区
E4東北自動車道 ※非接続
埼玉県道324号蒲生岩槻線 埼玉県道399号岩槻停車場線 岩槻駅入口
国道122号
埼玉県道2号さいたま春日部線 渋江
埼玉県道154号蓮田杉戸線 鹿室
埼玉県道78号春日部菖蒲線 岡泉 白岡市
埼玉県道85号春日部久喜線 和戸 宮代町
埼玉県道372号下高野杉戸線 和戸橋 杉戸町
埼玉県道414号幸手停車場線 幸手駅入口 幸手市
埼玉県道414号幸手停車場線 中一丁目(南)
埼玉県道153号幸手久喜線 - 中一丁目
埼玉県道152号加須幸手線 荒宿
国道4号日光街道 内国府間

重複する区間

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交差する鉄道路線

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交差する河川

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沿道の主な施設

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施設 所在地
浦和ロイヤルパインズホテルうらわ美術館 さいたま市 浦和区
浦和元町シティ
北浦和ターミナルビル
埼玉県立浦和高等学校
浦和消防署 木崎出張所
思い出の里市営霊園 見沼区
さいたま市立大谷小学校
七里コミュニティセンター
大宮大谷郵便局
さいたま市資源循環推進部 東清掃事務所
さいたま市立東宮下小学校
七里公民館
さいたま記念病院
武蔵野銀行 七里支店
東武バスウエスト宮下バス停〈折返場〉
ホワイト急便東宮下工場
特別養護老人ホーム見沼さくらの杜
大宮霊園
人間総合科学大学 岩槻キャンパス 岩槻区
慈恩寺_(さいたま市)
久喜警察署 下野田駐在所 白岡市
下野田 (白岡市) 下野田一里塚
八幡神社 北葛飾郡杉戸町
琵琶溜井 幸手市
石井酒造
上高野神社
幸手駅(東武日光線)
幸手市立幸手小学校
幸手市立幸手中学校
埼玉県立幸手桜高等学校

史跡

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旧中山道沿い(仲町交差点そば)の仲町公園に浦和宿本陣跡があり、1972年4月19日に浦和市指定史跡(後にさいたま市指定史跡)となった[18]。ここに、中山道六十九次のうち日本橋から数えて3番目の宿場である浦和宿本陣があった。また、本陣の表門はさいたま市緑区大間木に移築(他は解体)され、1959年3月31日に浦和市指定有形文化財(後にさいたま市指定有形文化財)となった[19]

日光御成街道の道筋を踏襲している区間の沿道には、白岡市北葛飾郡杉戸町一里塚が現存し(杉戸町は一基のみ)、杉並木(さいたま市岩槻区)や松並木(北葛飾郡杉戸町)もわずかながら現存する。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ 建設省告示第千二百七十号 - 1993年5月11日
  2. ^ “さいたま市主要地方道さいたま幸手線(常盤)”. さいたま市. (2022年8月25日). https://www.city.saitama.jp/001/010/018/007/006/004/p069935.html 2022年9月25日閲覧。 
  3. ^ 速度取締り指針杉戸警察署2014年9月掲載
  4. ^ ’15彩の国実業団駅伝コースマップ埼玉県
  5. ^ 第30回浦和まつり 中山道会場 記念DVDサンプルさいたま観光国際協会公式YouTube2010年9月26日投稿
  6. ^ 市報さいたま浦和区版2015年4月号2頁
  7. ^ 市報さいたま浦和区版2015年7月号2頁
  8. ^ a b 市報さいたま浦和区版2014年2月号2・3頁さいたま市
  9. ^ 新六間道路の当路線交点付近の標識
  10. ^ a b 市報さいたま浦和区版2007年2月号32・33頁さいたま市
  11. ^ a b 市報さいたま浦和区版2009年2月号2・3頁さいたま市
  12. ^ a b 市報さいたま浦和区版2010年2月号2・3頁さいたま市
  13. ^ a b 市報さいたま浦和区版2012年2月号2・3頁さいたま市
  14. ^ 浦高通り店ホワイト急便
  15. ^ 住宅評論家 櫻井幸雄の経歴と活動内容櫻井幸雄
  16. ^ ロケーションルネ北浦和
  17. ^ 市報さいたま2015年1月版さいたま市
  18. ^ 文化財紹介 浦和宿本陣跡さいたま市
  19. ^ 文化財紹介 ◯◯家表門(旧浦和宿本陣表門)さいたま市(※個人名は伏せ字)

関連項目

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外部リンク

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