ブロック塀

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鎌倉市内にて

ブロック塀 (ブロックべい) とは、コンクリートブロックで造られた塀。

概要[編集]

一般住宅でよく見られるブロック塀には、コンクリートブロックC種(120×190×390mm)(150×190×390mm)が用いられる。構造は基礎(I型、L型、T型)の上に、モルタルを充填しながらブロックが積み上げられる。ブロックの内部には縦横方向にそれぞれ所定の間隔で鉄筋が配される。また装飾性、風通しの点で使われる穴あきブロックを透かしブロックといい、頂部に使われるブロックはかさ木ブロックと呼ばれる。なおブロック塀が作られるようになったのは第二次世界大戦後である。

1952年にJIS規格

ブロックの積まれ方には地域の特色が現れる場合もある。例えば沖縄では交互(うま)に積まれているのが一般的だが、他の地方ではあまり見られない。透かしブロックは様々な意匠のものが販売されている。

透かしブロックのいろいろ[編集]

ブロック塀の鉄筋[編集]

横方向の鉄筋を欠いた例。地震発生時は倒壊の危険がある。

太さ10mm以上の所定のJIS規格満たす鉄筋を、横方向が400mm間隔、縦方向が400mm~800mm(主壁の高さや控壁の有無、鉄筋の太さにより異なる)で配することが義務づけられている。

1978年宮城県沖地震では、鉄筋が入っていない耐震性に欠けるブロック塀の倒壊で下敷きになって18名が死亡しており、全体の死者28名に対して多くを占めた。また、ブロック塀倒壊による負傷者も多く出したことから、規制が強化された。これらを教訓として、住宅の周囲には生垣を用いるよう仙台市などでは助成を行うようになった。特に仙台では、杜の都の異名とともに、生垣を用いる思想が一般に普及した[要出典]

ブロック塀の寿命に鉄筋の腐食が関係しており、鉄筋の腐食は、ブロック塀の空洞部に滞留した水が係わっている。ブロック塀内部に造作中に水を入れない、浸透しないように防水処理を行なう、水が滞留できないようにする、空洞部の水を常に出るようにする、などの措置をとることにより、ブロック塀の寿命をのばすことができる[要出典]

関連項目[編集]