ブレット・アイブナー

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ブレット・アイブナー
Brett Eibner
マイアミ・マーリンズ時代
(2020年8月24日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ザ・ウッドランズ
生年月日 (1988-12-02) 1988年12月2日(35歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト2巡目
初出場 2016年5月27日
最終出場 2020年9月22日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
プレミア12 2015年
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
男子野球
WBSCプレミア12
2015

ブレット・ウィリアム・アイブナーBrett William Eibner, 1988年12月2日 - )は、 アメリカ合衆国テキサス州ザ・ウッドランズ出身の元プロ野球選手外野手投手)。右投右打。

メディアによっては「エイブナー」とも表記される。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

ザ・ウッドランズ高等学校英語版時代はポール・ゴールドシュミットカイル・ドレイベックとチームメイトだった。2007年MLBドラフト4巡目(全体141位)でヒューストン・アストロズから指名されたが、契約せずにアーカンソー大学へ進学した[1]

プロ入りとロイヤルズ時代[編集]

2010年MLBドラフト2巡目(全体54位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り[2][1]

2011年に傘下のA級ケーンカウンティ・クーガーズでプロデビュー。76試合に出場して打率.213、12本塁打、31打点、2盗塁を記録した[1]

2012年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、110試合に出場して打率.196、15本塁打、53打点、5盗塁を記録した[1]

2013年はAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、114試合に出場して打率.243、19本塁打、41打点、7盗塁を記録した[1]

2014年はA+級ウィルミントンとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で87試合に出場して打率.241、8本塁打、30打点、8盗塁を記録した[1]

2015年はAAA級オマハでプレーし、103試合に出場して打率.303、19本塁打、81打点、10盗塁を記録した[1]。オフの11月には第1回WBSCプレミア12アメリカ合衆国代表で出場[3]。11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]

カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2016年3月11日)

2016年は開幕をAAA級オマハで迎え、5月26日にメジャー初昇格を果たした。5月27日のシカゴ・ホワイトソックス戦にて「8番・指名打者」で先発出場してメジャーデビュー(結果は3打数1安打)[5]。この年ロイヤルズでは26試合に出場して打率.231、3本塁打、10打点を記録した。

アスレチックス時代[編集]

オークランド・アスレチックス時代
(2016年8月7日)

2016年7月30日にビリー・バーンズとのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した[6]。アスレチックスでは44試合に出場して打率.165、3本塁打、12打点、移籍前を含めた2球団合計では70試合に出場して打率.193、6本塁打、22打点を記録した。

オークランド・アスレチックス時代
(2016年9月7日)

2017年1月20日にDFAとなった[7]

ドジャース時代[編集]

2017年1月25日にジョーダン・タルソビッチとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[8]。9月1日にDFAとなり[9]、翌2日に自由契約となった[2]

レンジャーズ傘下時代[編集]

2017年12月21日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[2]

2018年はメジャー出場は無かった。傘下のマイナーでは投手として3球団合計で11試合に登板した。

2019年もレンジャーズとマイナー契約を結ぶが、3月19日に自由契約となった。

独立リーグ時代[編集]

2019年6月7日に独立リーグであるアメリカン・アソシエーションテキサス・エアホッグス英語版と契約した。8月30日にトレードで、アトランティックリーグシュガーランド・スキーターズへ移籍した。

2020年新型コロナウイルスの感染拡大によりプレーの機会がないマイナーリーガーや独立リーガーのために一時的に結成されたコンステレーション・エナジー・リーグ英語版のイースタン・レイエス・エル・ティグレでプレーした[10]

マーリンズ時代[編集]

2020年8月2日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[10]。8月18日にメジャー契約を結んで投手としてアクティブ・ロースター入りし、同日に投手としてメジャー初登板を果たした[11]。8月29日にDFAとなり[12]、9月3日にマイナー契約となった。9月21日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。9月23日に再びDFAとなり[14]、25日にマイナー契約となった[2]

2021年は傘下AAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプで11試合に登板して、1勝2敗3セーブ、防御率3.46の成績を挙げたが、メジャー昇格の機会はなく、オフの11月7日にFAとなった[2]

2022年はいずれのチームにも所属しなかった。

2023年も無所属であったが、5月1日に自身のSNS上で現役引退を発表した[15]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2016 KC 26 85 78 11 18 6 0 3 33 10 0 0 1 0 6 1 0 23 1 .231 .286 .423 .709
OAK 44 123 109 10 18 4 1 3 33 12 0 2 0 1 13 0 0 27 2 .165 .252 .303 .555
'16計 70 208 187 21 36 10 1 6 66 22 0 2 1 1 19 1 0 50 3 .193 .266 .353 .619
2017 LAD 17 36 33 3 6 0 0 2 12 6 0 0 0 0 2 0 1 17 0 .182 .250 .364 .614
MLB:2年 87 244 220 24 42 10 1 8 78 28 0 2 1 1 21 1 1 67 3 .191 .263 .355 .618

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2020 MIA 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 21 3.1 7 2 4 1 0 4 1 0 7 5 13.50 3.30
MLB:1年 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 21 3.1 7 2 4 1 0 4 1 0 7 5 13.50 3.30

年度別守備成績[編集]



中堅(CF) 左翼(LF) 右翼(RF)




































2016 KC - 13 22 0 0 0 1.000 9 17 0 0 0 1.000
OAK 19 42 1 0 1 1.000 4 5 0 0 0 1.000 19 25 1 1 0 .963
'16計 19 42 1 0 1 1.000 13 22 0 0 0 1.000 28 47 1 1 0 .980
2017 LAD 5 5 0 0 0 1.000 6 3 0 0 0 1.000 3 3 0 0 0 1.000
MLB 24 47 1 0 1 1.000 19 25 0 0 0 1.000 31 50 1 1 0 .981

背番号[編集]

  • 12(2016年 - 同年途中)
  • 39(2016年途中 - 同年終了)
  • 50(2017年)
  • 52(2020年)

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g Baseball-Reference参照。2017年12月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2023年8月6日閲覧。
  3. ^ 2015 USA Baseball Premier12™ roster announced” (英語). Official Website of USA Baseball (2015年10月21日). 2017年5月16日閲覧。
  4. ^ Tony Boone (2016年5月3日). “Brett Eibner shows he can hit plenty for the Storm Chasers when healthy” (英語). Omaha World-Herald. 2017年12月22日閲覧。
  5. ^ Hosmer homers, drives in 4, as Royals top White Sox 7-2” (英語). ESPN. 2017年12月22日閲覧。
  6. ^ A’s trade Burns to Royals for Eibner”. WDAF-TV (2016年7月30日). 2017年5月16日閲覧。
  7. ^ Steve Adams (2017年1月20日). “A’s Designate Brett Eibner For Assignment”. MLB Trade Rumors. 2017年5月16日閲覧。
  8. ^ A's sign IF Rosales, deal OF Eibner to Dodgers” (英語). MLB.com (2017年1月25日). 2017年12月22日閲覧。
  9. ^ Eric Stephen (2017年9月1日). “Dodgers make flurry of roster moves as rosters expand” (英語). SB Nation. 2017年9月3日閲覧。
  10. ^ a b Anthony Franco (2020年8月2日). “Marlins Claim Brian Moran, Sign Brett Eibner” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年8月6日閲覧。
  11. ^ Connor Byrne (2020年8月18日). “Marlins Announce Series Of Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月19日閲覧。
  12. ^ George Miller (2020年8月29日). “Marlins Announce Several Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月30日閲覧。
  13. ^ Connor Byrne (2020年9月21日). “Minor MLB Transactions: 9/21/20” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月22日閲覧。
  14. ^ Marlins Designate Brett Eibner For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月23日閲覧。
  15. ^ Brett Eibner [@beibner] (2023年5月2日). "After 13 years it's finally that time". Instagramより2023年8月6日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]