ハイチュウ

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ハイチュウ
販売会社 森永製菓
種類 キャンディ
販売開始年 1975年
完成国 日本の旗 日本
外部リンク http://www.morinaga.co.jp/hi-chew/
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ハイチュウ(HI-CHEW)は、森永製菓が製造・販売・発売しているチューイングソフトキャンディ

概要・歴史[編集]

1956年発売の森永チューレットの後継の商品として開発。

1975年発売開始、1984年グリコ・森永事件で一時販売を中止、1986年2月に現在のスティックタイプの新製品として再投入された。今までに数々のフルーツ味の製品を販売し、現在では各スーパーマーケットコンビニエンスストアキヨスクで必ずと言ってよいほど見かける定番商品になっている。海外では「HI-CHEW」の名称で売られている。

2000年代には、通常のミニサイズであるハイチュウキッズハイチュウアイスなどが発表された。

「ハイチュウ」という商品名の由来は「森永チューレットをハイグレードにしたもの」である。

2008年11月に青りんご・ぶどう味のハイチュウにゴム手袋の破片が混入していたとして、森永は全国の小売店からハイチュウを自主回収した。出荷したハイチュウ90万個に混入の恐れがあったが、大半はすでに消費されていたため実際に回収されたのは25万個にとどまった。

2012年時点では131種類の品種が発売され、20ヶ国に流通している。

現在までに商品化された味[編集]

スタンダード[編集]

全国販売[編集]

現在 初登場 最終発売 備考
青いみかん - 2003年10月 - -
青リンゴ(ナシ) × 2005年 - 2006年(?) 2006年4月(?) 期間限定発売。フレーバー名は「青リンゴ」となっているが、実際はナシである。
アップル - - - -
アメリカンチェリー - 2006年02月 2006年06月 2009年にワールドフルーツシリーズ第2弾として再登場
アロエヨーグルト (?) -
苺のチーズケーキ 2008年12月 -
苺ヨーグルト - 2007年01月 2007年01月 期間限定。九州限定品と同じ、とよのか苺を使用。
2000年10月 2007年?月(現在) 2000年に期間限定。2006年3月にも発売されたが流通量は少ない。2009年1月には合格梅味として再登場。
おいしいヨーグルト 2005年04月 - -
オレンジ - 2004年06月 2004年06月 -
甲斐路ぶどう - 2004年10月 2005年02月 -
カシス - 1997年11月 - -
カムカム 2009年5月 - ワールドフルーツシリーズ第2弾
完熟みかん - 2003年11月 - 青いみかんの後に発売された。
完熟メロン 2014年5月13日 - 期間限定販売。外側が風味豊かな完熟メロン、内側が爽やかな完熟メロン。
キウイ - 2003年07月 - -
グリーンアップル 2006年02月 - -
グレープ 2002年03月 -  -
グレープフルーツ 2005年02月 2006年??月 西日本地区のみ。1980年代にも発売
さくらんぼ - 2003年02月 - 東北限定のものとは異なる。
すいか - 2004年07月 2004年??月 -
スーパーレモン - 1994年??月 - -
ストロベリー 2002年03月 - -
つぶつぶオレンジ - 2002年07月 - -
デコポン - 2005年10月 2006年02月 全国発売終了後に、九州限定で復活。
ドラゴンフルーツ 2009年3月 - ワールドフルーツシリーズ第1弾
ドリアン 2009年8月 - ワールドフルーツシリーズ第3弾
- 2001年07月 - -
パインヨーグルト - 1993年??月 - -
白桃 2009年8月 - ワールドフルーツシリーズ第3弾
はっさく - 2001年11月 - -
パッションフルーツ - 2005年07月 - -
バナナ 2007年8月 - 期間限定発売。通常サイズでは2007年8月初登場。
バレンシアオレンジ 2007年03月 - 期間限定。
ピンクグレープフルーツ - 2002年03月 - -
ピーチ 2003年02月 - -
ブラッドオレンジ - 2002年11月 - 2009年にワールドフルーツシリーズ第1弾として再登場。
富良野メロン - 2008年7月 - 2011年5月に「ふらのメロン」としてリニューアル販売。
ブルーベリー - 2001年03月 2006年10月 2006年7月4日に期間限定で復活。
北海道メロン 2009年 - 北海道フェアを実施している店舗にて販売。夕張メロンとは異なる。
ポンジュース 2009年10月 -
マスカット 2000年07月 - 2006年7月4日に西日本地区のみ復活。
マンゴー - 2005年07月 - 2012年2月より沖縄限定で発売。
ミカンジャニ∞ 2011年11月 - CMキャラクターの関ジャニ∞監修。和歌山県産みかん果汁使用。
蜜入りりんご - 2004年12月 2006年12月 2006年10月10日に期間限定で復活。
ゆず 2006年12月 - 冬期限定。徳島県産のゆずを使用。
ヨーグルト - 2001年03月 - 全国発売終了後に、北海道限定で復活。但し、完全に製造終了している。
ライチ - 2005年03月 - -
ライム - 2005年08月 - -
レモン 2004年03月 - 期間限定品であったが、好評の為2006年05月より定番となった。

地域限定[編集]

  • 現在販売中(2013年3月)の表は○は現在販売している。×は現在は販売していないことを表す。
現在販売中の味(2013年3月) 初登場 最終発売 備考
夕張メロン - - 北海道限定。
ハスカップ 2004年07月 - 北海道限定。
ヨーグルト × - - 北海道限定で再登場。但し、完全に製造終了している。
レモンチーズケーキ × - - 北海道限定。現在は販売していない。
ラ・フランス × - - 東北限定。
ピーチ × - - 東北限定。東北産ピーチ果汁使用。(東北楽天ゴールデンイーグルスバージョン)
さくらんぼ - - 東北限定。山形さくらんぼを使用。
東北りんご - - 東北限定。東北産りんご果汁使用。
信州あんず × - - 信州限定。
信州りんご - - 信州限定。
巨峰 - - 信州限定。
生八橋 × - - 関西限定。
あまおう - - 九州限定。
苺ヨーグルト × - - 九州限定。とよのか苺を使用。
デコポン - - 九州限定で再登場。
シークヮーサー × - - 沖縄限定。現在は販売していない。
パイナップル - - 沖縄限定。
沖縄タンカン × - - 沖縄限定。
マンゴー 2012年2月 - 沖縄限定。2012年2月沖縄限定で初登場。
木苺  × 2006年03月 - 東海限定(愛知・三重・岐阜・静岡)味は木苺と一般の苺を混ぜ合わせた味。
売れれば全国発売になる予定。

ミニサイズ[編集]

現在 初登場 最終発売 備考
アプリコット&ピーチ - 2005年10月 2006年01月 -
変わる?味 - 2004年09月 - パインからピーチへ味が変わる。
わたがし - 2009年07月 2010年07月 -
クリームソーダ 2004年05月 - -
コーラ 2004年05月 - -
コーラレモン - 2003年02月 - -
スーパードリンク 2006年02月 - -
トロピカルジュース - 2003年07月 - -
バナナ 2003年02月 - -
バナナシェイク - 2000年06月 - -
ひみつの味 - 2002年10月 - 3種類の味があり、次回購入時は別の味の場合もある。
ブルーハワイ - 2002年07月 - -
ホワイトソーダ - 2004年02月 - -
メロンソーダ - 2004年02月 - -
ラムネ - 2001年02月 - -
レモンスカッシュ - 2001年08月 - -
シュワシュワソーダ - 2006年7月~ - 他社のシュワシュワガムとかなり類似している。
つぶつぶハイチュウ
(つぶメロンソーダ / つぶラムネ)
2007年4月 - -

アイス[編集]

現在 初登場 最終発売 備考
グレープ 2005年03月 - -
グリーンアップル 2006年03月 - -

ラインナップ[編集]

ハイチュウ
基本サイズ。12個入り。
ハイチュウキッズ
ミニサイズ。7個入り。
ハイチュウアソート/ハイチュウキッズアソート
複数の味のハイチュウが個別包装で一袋に入っている。
ハイチュウプラス
栄養機能食品Feファイバーコラーゲンの3種が発売された。
ハイチュウアイス
通常のハイチュウとは感触が異なる、2005年に一部地方を除き新発売された冷凍商品。2006年3月には、グレープ味に加え、グリーンアップル味が発売された。
ハイチュウドリンク
グリーンアップル味のハイチュウを再現した乳酸菌飲料が森永乳業より期間限定で発売される。
プロフハイチュウ
ハイチュウの天面に好きな写真、画像等を印刷できるサービス。12個入りを1ダース単位
一本ハーイチュウ
手に持ちながら食べることのできる長さ15cmの棒状の長いハイチュウ。2009年1月20日から関西エリア先行でソーダ味とミカン味が発売された。
ハイチュウミニ
通常のハイチュウの3分の1のサイズで、国産のものでは最小。外側はコーティングされており、ぶどう味・青りんご味・いちご味・レモン味の4種が入っている。

地域限定品について[編集]

横浜市にある、森永製菓鶴見工場内のエンゼルショップでは全国発売されている商品の他に、地域限定味のハイチュウ等の商品も購入することができる。これは地域限定品の商品も、一旦鶴見工場で製造された後に各地域に配送され発売している為である。エンゼルショップへ入館するには、事前にキョロちゃん公式ホームページキョロちゃんファンクラブで入会し、エンゼルショップ通行手形を入手する必要がある。(入会費無料)しかし、現在は守衛所での手続きで入ることが可能な場合がある。

また、2012年4月に開店した東京駅一番街に存在する森永のおかしなおかし屋さんでも全国販売や地域限定ハイチュウが販売されている。

兵庫県尼崎市にある塚口工場でも製造されている。

また、2010年8月12日から4日間のみ、ラフォーレ原宿内のラフォーレミュージアムに設営されたハイチュウホラーハウスにて限定商品「完熟ハイチュウ」が販売された。

CM[編集]

2005年8月よりKinKi Kids堂本剛が「くっちゃらジューシー」を謳い文句に2008年春頃まで出演していたが、後に果物で構成されたキャラクター「ハイチュウキング」に交代、ユーモアある内容のCMは森永らしさを見せている(某社のCMに出演していたある女優がついた悪態を皮肉るような内容も)。2009年8月からは、彼とバトンタッチする形で中山優馬が登場していた。2011年2月15日からは、関ジャニ∞が出演中。

過去のCMにはとんねるず浜崎あゆみらが採用され、とんねるずの木梨憲武に至っては未だにハイチュウグレープ味が大のお気に入りとしてよく知られている。

他には、坂井真紀カヒミ・カリィ鈴木蘭々相川七瀬矢田亜希子ウーピー・ゴールドバーグらが歴代のCMに出ていた。

海外での販売[編集]

米国[編集]

アメリカでも米国森永から「HI-CHEW」として販売されている。2013年9月には現地生産を目指し、ノースカロライナ州に生産会社「モリナガアメリカフーズ」を設立、工場用地購入などの手続きを進め2015年中の稼動を予定している[1]

また米メジャーリーグの人気球団ボストン・レッドソックスでは、日本人選手である田澤純一がチーム内にハイチュウを持ち込んだところメンバーやスタッフ内で大流行し、現在ではレッドソックスと森永は正式なパートナーシップを締結。スポンサー企業を紹介するスタッフミーティングの際には、「ハイチュウ」と読み上げられた途端に拍手が沸き起こったという[2]

台湾[編集]

台湾では台灣森永製菓股份有限公司が「HI-CHEW」および「嗨啾(ハイチオウ、Hǎiqiū)」の商品名で製造販売している。同じ名前のフレーバーでも日本のものと風味が異なるものもある。また、5本を袋にパックにした商品もある。現在のフレーバーのバリエーションは:

  • ヨーグルトシリーズ(製造終了):水蜜桃優格(桃ヨーグルト)、藍莓優格(ブルーベリーヨーグルト)、藍莓果粒優格(ブルーベリーつぶつぶヨーグルト)
  • 炭酸飲料シリーズ:グレープソーダ、オレンジソーダ
  • 祭シリーズ:糖葫蘆、苺糖葫蘆

中国[編集]

中華人民共和国では、上海森永食品有限公司が「HI-CHEW」および「嗨啾(ハイチオウ、Hǎiqiū)」の商品名で製造販売している。最初は、浙江省寧波市で試験販売が行われたが、現在は上海周辺で広く販売されている。

韓国[編集]

大韓民国では、一般にコンビニで「HI-CHEW」(하이츄)の名前で発売されているが、韓国にはマイチュウ마이쮸)というコピー商品が横行している。森永製菓は商標権の侵害であるとして発売元のクラウン製菓に対する訴えを起こしたが、ソウル地裁はこれを棄却した。韓国や中国では日本製品の悪質なコピー商品が横行する一方で取り締まりが甘く、上記は氷山の一角にすぎない。

両者の価格はマイチュウ500ウォン、ハイチュウ800ウォン。この価格差もよりコピー商品の氾濫を広げる原因となっていることも否めない。

参考[編集]

  • 今後は、再要望度の高い「コーヒー」味や「抹茶」味、「柿」味等の商品化が検討されていると言われている。
  • お菓子好きで知られるプロゴルファーポーラ・クリーマーは「一番好きな日本のお菓子はハイチュウ。よく自分で買って食べる」と語っている。
  • 森永製菓のハイチュウのWEBサイトには、「ハイチュウキングの活動報告書」ページがあり、WEBオリジナルでハイチュウキングのコミナルな動画を観ることができる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]