Celeron
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Celeron(セレロン)はインテルが1998年4月からバリュー系(低価格)PC向けに製造販売している80x86アーキテクチャのCPUのシリーズである。
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[編集] 概要
Celeronは特定のマイクロアーキテクチャのCPUではなく、バリューセグメント向けにその時々で主流となるマイクロアーキテクチャの製品を流用して製造されている。ベースとなるプロセッサには、Pentium II、Pentium III、Pentium 4、Pentium M、Intel Core Solo、Intel Core 2 Duo、Intel Core 2 Soloの各製品が存在する。
インテルは、新しいマイクロアーキテクチャのCPUの発売と共に、それ以前の性能が劣るマイクロアーキテクチャのCPUを大幅に値下げすることで、自社の1世代前のマイクロアーキテクチャのCPUと競合してきたCPUメーカーの販売機会を奪い、高い収益性を維持してきた。しかしPentium II世代になって登場したAMDのK6プロセッサは、Pentium IIと大きくは劣らない性能を持つまでになり、前世代製品であるMMX Pentiumプロセッサの値下げだけでは競合メーカーを抑えることは難しくなっていた。そこで現行のマイクロアーキテクチャの製品で、高収益製品の価格を維持するとともに競合メーカーと競合させる安価な製品が必要となり、発売された製品がCeleronである。
2003年頃までは原則的に、デスクトップPC向けとノートPC向けで共通のコアを採用しており、名称は「Celeron」・「モバイルCeleron」となっていた。2004年頃、インテルが開発したNetBurstマイクロアーキテクチャは消費電力が高くモバイルには向かず、モバイル向けに特化したマイクロアーキテクチャ(名称は無い)を開発した。それによりデスクトップ向けとモバイル向けで別々のマイクロアーキテクチャを採用したことで、デスクトップ向けとモバイル向けでそれぞれ「Celeron D」、「Celeron M」と個別の製品名となっていた。その後、デスクトップとモバイルの両用可能なCoreマイクロアーキテクチャを開発したことで、Celeronでもマイクロアーキテクチャが共通化させられ、2007年6月ごろから再び共通の「Celeron」へと再命名され、プロセッサー・ナンバーで区別するようになった。
[編集] 歴代の製品
[編集] P6マイクロアーキテクチャ世代のCeleron
Pentium Pro~PentiumIIIのアーキテクチャであるP6マイクロアーキテクチャを採用したCeleron。原則としてPentium IIおよびPentium IIIと同じSlot 1およびSocket 370のプラットフォームを用いる。
[編集] Covington (コヴィントン)
0.25μm版プロセスの最初のCeleronで、2次キャッシュメモリを持たない。実態は同世代のPentium II(Deschutes)のコア部分である。パッケージは、Pentium IIのカートリッジから基板のみを取り出したS.E.P.P.形状を採用。製造原価を抑える効果があるものの、2次キャッシュを安易に取り除いただけの明らかに性能が低下したPentium IIそのものであった為、性能面では不評だった。急きょ投入が決まった急造品の性格が強く、次期のCeleronの発売が行われたことから2製品を投入するのみに留まった。
日本のマニアユーザーにより、CPU本体のパッケージから出ている「とあるピン」との結線を切断しジャンパを1本飛ばすだけで、Pentium II同様に2CPUでのSMPが可能であることが発見され、安価なCeleronでのデュアルプロセッサブームの基となった。また、2次キャッシュメモリを持たないため、2次キャッシュメモリが原因で動作クロックを上げられないPentium IIと比べ、容易にオーバークロック動作ができた。
- Covington
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 266 MHz (66x4) 1 66MHz - × × S.E.P.P. 16.7W - 300 MHz (66x4.5) 1 66MHz - × × S.E.P.P. 18.48W
[編集] Mendocino (メンドシノ)
0.25μm版プロセスで製造された2次キャッシュ統合型Celeronで、128KBの2次キャッシュをコア内に内蔵する。内容的にはDixonと呼ばれるMobile Pentium IIである。2次キャッシュはコアと等速で動作するが、Pentium IIと異なりライトスルー動作となっている。Covingtonに比べ性能的に同程度の動作クロックのPentium IIにそれほど劣らない。
2次キャッシュがCPUコアに内蔵されたことで、マザーボードの製造原価を押し上げているSlot 1である必然性がなくなり、コスト削減を重視したSocket 370版が主流となる。Covingtonと同じく細工をすることでSMP機能を復活することが可能で、Socket 370版ではCPU本体に細工を加えずにSMP動作させることも可能となっていた。これを受けて、台湾の各マザーボードメーカーがSocket 370版のCeleronをSlot 1に装着する変換ボードには、軒並みSMP動作可能な設定を行うジャンパが追加されるようになった。中でもAbit社からSocket 370版のMendocino以外では使用できないデュアルプロセッサのマザーボードBP6が発売されるなど、Dual Celeronブームが起こった。Covington同様、CPUのみ容易にオーバークロックが出来たため、引き続きオーバークロックも流行した。
- Mendocino
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 300A MHz (66x4.5) 1 66MHz 128KB × × S.E.P.P. / PPGA370 19.05W - 333 MHz (66x5.0) 1 66MHz 128KB × × S.E.P.P. / PPGA370 20.94W - 366 MHz (66x5.5) 1 66MHz 128KB × × S.E.P.P. / PPGA370 21.70W - 400 MHz (66x6.0) 1 66MHz 128KB × × S.E.P.P. / PPGA370 23.7W - 433 MHz (66x6.5) 1 66MHz 128KB × × S.E.P.P. / PPGA370 24.1W - 466 MHz (66x7.0) 1 66MHz 128KB × × PPGA370 25.7W - 500 MHz (66x7.5) 1 66MHz 128KB × × PPGA370 27.2W - 533 MHz (66x8.0) 1 66MHz 128KB × × PPGA370 28.3W
[編集] Coppermine-128K (カッパーマイン128K)
0.18μm版Celeronで、128KBの2次キャッシュをコア内に内蔵する。実態はPentium III第二世代のCoppermineの2次キャッシュ量を半減し、レイテンシを意図的に高くしたものである。Pentium IIIをベースとすることでCeleronでもSSE命令セットに対応するようになった。Pentium IIIには存在していたSlot 1版は発売されず、全製品がSocket 370版である。また、このバージョン以降はSMP動作は不可能になっている。Coppermineのうち、初期のPentium III自体に本来備わっているはずのSMP機能が実装されていなかった。
- Coppermine-128K
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 533A MHz (66x8.0) 1 66MHz 128KB × × FC-PGA370 11.2W - 566 MHz (66x8.5) 1 66MHz 128KB × × FC-PGA370 11.9W - 600 MHz (66x9.0) 1 66MHz 128KB × × FC-PGA370 12.6W - 633 MHz (66x9.5) 1 66MHz 128KB × × FC-PGA370 16.5W - 667 MHz (66x10.0) 1 66MHz 128KB × × FC-PGA370 17.5W - 700 MHz (66x10.5) 1 66MHz 128KB × × FC-PGA370 18.3W - 733 MHz (66x11.0) 1 66MHz 128KB × × FC-PGA370 19.1/22.8W - 766 MHz (66x11.5) 1 66MHz 128KB × × FC-PGA370 20.0/23.6W - 800 MHz (100x8.0) 1 100MHz 128KB × × FC-PGA370 20.8/24.5W - 850 MHz (100x8.5) 1 100MHz 128KB × × FC-PGA370 22.5/25.7W - 900 MHz (100x9.0) 1 100MHz 128KB × × FC-PGA370 26.7/30.0W - 950 MHz (100x9.5) 1 100MHz 128KB × × FC-PGA370 26.7/32.0W - 1 GHz (100x10.0) 1 100MHz 128KB × × FC-PGA370 29.0W - 1.10 GHz (100x11.0) 1 100MHz 128KB × × FC-PGA370 33.0W
[編集] Timna (ティムナ)
競合企業の低価格市場向け製品の成功により、Intelはより低価格なCeleronを計画し、Coppermineをベースにメモリコントローラなどを統合したプロセッサTimnaおよびグラフィックス統合版Timna+を開発した。しかしTimnaに統合したメモリコントローラで利用できるメモリはDirect RDRAMのみであり、Direct RDRAMのメモリモジュール自体の価格がインテルの予想に反し安くならなかったことから、Timnaは低価格パソコンには不適なものとなり計画はキャンセルされた。TimnaとTimna+の設計を担当し経験を積んだIntelのイスラエルの開発チームは、後のPentium Mとそれに続くCoreマイクロアーキテクチャの開発を担当することとなった。
[編集] Tualatin-256K (テュアラティン256K)
0.13μm版Celeronで、256KBの2次キャッシュをコア内に内蔵する。Pentium III第三世代のTualatinと実質同じものであるが、FSBは100MHzに抑えられ2次キャッシュのレイテンシも大きく設定されている。SMP動作は無効になっている。
- Tualatin-256K
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 1 GHz (100x10.0) 1 100MHz 256KB × × FC-PGA370 27.8,29.5W - 1.10 GHz (100x11.0) 1 100MHz 256KB × × FC-PGA370 28.9,29.5,30.8W - 1.20 GHz (100x12.0) 1 100MHz 256KB × × FC-PGA370 29.9,32,32.1W - 1.30 GHz (100x13.0) 1 100MHz 256KB × × FC-PGA370 32,33.4W - 1.40 GHz (100x14.0) 1 100MHz 256KB × × FC-PGA370 33.2,34.8W
[編集] P6マイクロアーキテクチャ世代のモバイルCeleron
[編集] Dixon-128K (ディクソン128K)
2次キャッシュを統合したモバイル向けのPentium IIであるDixonコアの2次キャッシュを半減したもの。
- Dixon-128K
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 266 MHz (66x4.5) 1 66MHz 128KB × × mPGA2 -W - 300 MHz (66x4.5) 1 66MHz 128KB × × mPGA2 -W - 333 MHz (66x5.0) 1 66MHz 128KB × × mPGA2 -W - 366 MHz (66x5.5) 1 66MHz 128KB × × mPGA2 -W - 400 MHz (66x6.0) 1 66MHz 128KB × × mPGA2 -W - 433 MHz (66x6.5) 1 66MHz 128KB × × mPGA2 -W - 466 MHz (66x7.0) 1 66MHz 128KB × × mPGA2 -W
[編集] Coppermine-128K (カッパーマイン128K)
コア電圧等以外の大まかなスペックはデスクトップ版と同等である。SpeedStepテクノロジには対応しない。
- Coppermine-128K 通常版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 400A MHz (100x4.0) 1 100MHz 128KB × × mBGA -W - 450 MHz (100x4.5) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 500 MHz (100x5.0) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 550 MHz (100x5.5) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 600 MHz (100x6.0) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 650 MHz (100x6.5) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 700 MHz (100x7.0) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 750 MHz (100x4.5) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 800 MHz (100x5.0) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 850 MHz (100x5.5) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 900 MHz (100x6.0) 1 100MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 733 MHz (133x5.5) 1 133MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 800 MHz (133x6.0) 1 133MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 833 MHz (133x6.5) 1 133MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 866 MHz (133x7.0) 1 133MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W - 933 MHz (133x8.0) 1 133MHz 128KB × × mPGA2 / mBGA2 -W
- Coppermine-128K 低電圧版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 400 MHz (100x4.0) 1 100MHz 128KB × × mBGA -W - 500 MHz (100x5.0) 1 100MHz 128KB × × mBGA2 -W - 600 MHz (100x6.0) 1 100MHz 128KB × × mBGA2 -W
- Coppermine-128K 超低電圧版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 500 MHz (100x5.0) 1 100MHz 128KB × × mBGA2 -W - 600 MHz (100x6.0) 1 100MHz 128KB × × mBGA2 -W - 650 MHz (100x6.5) 1 100MHz 128KB × × mBGA2 -W
[編集] Tualatin-256K (テュアラティン256K)
コア電圧等以外の大まかなスペックはデスクトップ版と同等である。Coppermine-128k同様にSpeedStepテクノロジは非対応。
- Tualatin-256K 通常版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 1 GHz (133x7.5) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 1.06 GHz (133x8.0) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 1.13 GHz (133x8.5) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 1.20 GHz (133x9.0) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 1.26 GHz (133x9.5) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 1.33 GHz (133x10.0) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W
- Tualatin-256K 低電圧版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 650 MHz (100x6.5) 1 100MHz 256KB × × mFC-PGA / mFC-BGA -W - 733 MHz (133x5.5) 1 133MHz 256KB × × mFC-PGA / mFC-BGA -W - 800 MHz (100x6.5) 1 133MHz 256KB × × mFC-PGA / mFC-BGA -W - 866 MHz (100x7.5) 1 133MHz 256KB × × mFC-PGA / mFC-BGA -W
- Tualatin-256K 超低電圧版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 650 MHz (100x6.5) 1 100MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 700 MHz (100x7.0) 1 100MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 800 MHz (100x8.0) 1 100MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 733 MHz (133x5.5) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 800 MHz (133x6.0) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W - 866 MHz (133x6.5) 1 133MHz 256KB × × mFC-BGA -W
[編集] NetBurstマイクロアーキテクチャ世代のCeleron
Pentium 4のアーキテクチャであるNetBurstマイクロアーキテクチャを採用したCeleron。Socket 478のプラットフォームを用いる。
[編集] Willamette-128K (ウィラメット128K)
第一世代Pentium 4であるWillametteベースのCeleronで、0.18μmプロセスで製造される。128KBの2次キャッシュをコア内に内蔵し、Socket 478に対応している。TualatinコアのCeleronよりも2次キャッシュは半減しているが、レイテンシはPentium 4と同じ速度になった。
Pentium 4が0.13μmプロセスのNorthwoodへ移行したことで余剰となった0.18μmプロセスの製造ラインを活用し、NetBurstマイクロアーキテクチャで追加されたSSE2命令セットの普及を狙った戦略的な商品であったが、製造原価がTualatin-256kと比較して大きいうえに高いクロックの割には性能が見劣っていたことと、発熱量の多いNetBurstマイクロアーキテクチャと相まって市場の評判は芳しくなかった。拡充されていった0.13μmプロセスの製造ラインに余裕が出てくるとすぐ後継のNorthwood-128kへと移行し、製品としては短命だった。
- Willamette-128K
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 パッケージ TDP - 1.70 GHz (400x4.25) 1 400MHz 128KB × × FC-PGA2 -W - 1.80 GHz (400x4.5) 1 400MHz 128KB × × FC-PGA2 -W
[編集] Northwood-128K (ノースウッド128K)
第二世代Pentium 4であるNorthwoodベースのCeleronで、128KBの2次キャッシュをコア内に内蔵する。2次キャッシュはPentiumの4分の1となっているが、レイテンシがPentium 4と同じ速度なのはWillametteコアのCeleronと同様である。また、WillametteベースのCeleronと比べ、消費電力が低減されている。
- ラインナップ
- FSB 400MHz対応 - 1.60 GHz、1.80 GHz、2 GHz、2.10 GHz、2.20 GHz、2.30 GHz、2.40 GHz、2.50 GHz、2.60 GHz、2.70 GHz、2.80 GHz
[編集] NetBurstマイクロアーキテクチャ世代のモバイルCeleron
[編集] Northwood-256K (ノースウッド256K)
NorthwoodベースのモバイルCeleron。デスクトップ向けで同じコアを用いているNorthwood-128kと違い、2次キャッシュが256KBとなっている。 モバイルPentiumIIIベースのモバイルCeleronと同じくSpeedStepテクノロジは非対応。
- ラインナップ
- FSB 400MHz対応 - 1.40 GHz、1.50 GHz、1.60 GHz、1.70 GHz、1.80 GHz、2 GHz、2.20 GHz、2.40 GHz、2.50 GHz
[編集] Celeron D とCeleron M
Intelが開発した次世代マイクロアーキテクチャのNetBurstマイクロアーキテクチャは当初から高い消費電力が予見されており、その対策としてモバイル向けマイクロアーキテクチャを新たに開発した。モバイル向けもNetBurstマイクロアーキテクチャ製品で製品化していたが、その完成によりCeleronでもモバイル向けのマイクロアーキテクチャ製品を発売した。二つのマイクロアーキテクチャ体制により、製品のブランドをCeleronからCeleron Mに改め、デスクトップ向けもCeleron Dに改めた。同時期、Pentium 4をデュアルコア化で派生させた製品をPentium Dと命名して発売した。Pentium Dの""D""はデュアルコアを意味しており、デスクトップ向けのCeleron Dとは意味合いが異なる。
[編集] Celeron D
全てNetBurstマイクロアーキテクチャの製品である。
[編集] Prescott-V(Prescott-256K) (プレスコットV(プレスコット256K))
第三世代Pentium 4であるPrescottベースのCeleronで、90nmプロセスで製造され、256KBの2次キャッシュをコア内に内蔵する。FSBは533MHz。キャッシュとFSBが同時に強化されたこともあり、NorthwoodベースのCeleronと比べると、パフォーマンスは大きく改善されている。
3.60GHzまでの製品が販売された。Socket 478版とLGA775版が存在する。LGA775版はバッファオーバーランを利用した攻撃プログラムの実行を防止するExecute Disable Bitに対応しているほか、一部の製品では64bit拡張であるIntel 64にも対応している。
最高動作温度 67度、最大消費電力 73W (Celeron D 335までの情報)。
- ラインナップ(括弧内はプロセッサナンバー)
- FSB 533MHz、Socket478対応 - 2.13 GHz(310)、2.26 GHz(315)、2.40 GHz(320)、2.53 GHz(325)、2.66 GHz(330)、2.80 GHz(335)、2.93 GHz(340)、3.06 GHz(345)、3.20 GHz(350)
- FSB 533MHz、LGA775対応 - 2.53 GHz(325J)、2.66 GHz(330J)、2.80 GHz(335J)、2.930 GHz(340J)、3.06 GHz(345J)
- FSB 533MHz、LGA775、Intel 64対応 - 2.53 GHz(326)、2.66 GHz(331)、2.8 GHz(336)、2.93 GHz(341)、3.06 GHz(346)、3.20 GHz(351)、3.33 GHz(355)
[編集] CedarMill-V(CedarMill-512K) (シダーミルV(シダーミル512K))
Pentium 4が65nmの製造プロセスで製造されるCederMillに移行したことに伴い、Celeron DもまたCederMill-Vとの開発呼称の65nm版が発売された。内容的にはL2キャッシュが512KBへ倍増された以外は最後期のPrescott-Vと同じ。TDPは84W版と65W版が存在する。
- ラインナップ(括弧内はプロセッサナンバー)
- FSB 533MHz、LGA775、Intel 64対応 - 3.06 GHz(347)、3.20 GHz(352)、3.33 GHz(356)、3.46 GHz(360)、3.60 GHz(365)
[編集] Celeron M
[編集] Banias-512K(バニアス512K)
ノートPC向けCPU Pentium Mに使われているBaniasコアの2次キャッシュの半分を無効化することで512KBに削減し、省電力制御である拡張版SpeedStep(EIST)を省略したもの。Celeron Mブランドやプロセッサ・ナンバー制が導入される以前から発売されていた600 / 800MHzで動作する超低電圧版は、プロセッサ・ナンバーもなくモバイルCeleron 600A MHz / 800A MHzの名称で販売されていた。
- Banias-512K 通常電圧版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP 310 1.20 GHz (100x12) 1 400MHz 512KB × × Socket479 24.5W 320 1.30 GHz (100x13) 1 400MHz 512KB × × Socket479 24.5W 330 1.40 GHz (100x14) 1 400MHz 512KB × × Socket479 24.5W 340 1.50 GHz (100x15) 1 400MHz 512KB × × Socket479 24.5W
- Banias-512K 超低電圧版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP - 600A MHz (100x6) 1 400MHz 512KB × × - -W - 800A MHz (100x8) 1 400MHz 512KB × × - -W 333 900 MHz (100x9) 1 400MHz 512KB × × - -W
[編集] Dothan-1M (ドタン1M)
Dothanコアを採用したPentium Mから差別化で2次キャッシュの半分を無効化して1MBに減量したもの。番号末尾にJがつくものと、370,380,390はExecute Disable Bitが有効になっている。
- Dothan-1M
-
プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP 350 1.30 GHz (100x13) 1 400MHz 1MB × × Socket 479 21W 350J 1.30 GHz (100x13) 1 400MHz 1MB × × Socket479 21W 360 1.40 GHz (100x14) 1 400MHz 1MB × × Socket479 21W 360J 1.40 GHz (100x14) 1 400MHz 1MB × × Socket479 21W 370 1.50 GHz (100x15) 1 400MHz 1MB × × Socket479 21W 380 1.60 GHz (100x16) 1 400MHz 1MB × × Socket479 21W 390 1.70 GHz (100x17) 1 400MHz 1MB × × Socket479 21W 383 1 GHz (100x10) 1 400MHz 1MB × × Socket479 5.5W
[編集] Dothan-512K (ドタン512K)
Dothan-1Mをより低消費電力化する為に、2次キャッシュを512KBに半減させたもの。
後に、この製品を流用して、LPIAカテゴリの最初のシリーズがリリースされた。
「Intel A100」を参照
- Dothan-512K
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP 353 900 MHz (100x9) 1 400MHz 512KB × × Socket479 5W 373 1 GHz (100x10) 1 400MHz 512KB × × Socket479 5.5W
[編集] Yonah-1M (ヨナ1M)
65nmプロセスで製造されるYonahコアを採用するCore Soloから2次キャッシュを半分の1MBに減量し、省電力制御である拡張版SpeedStep(EIST)及び仮想化技術(Virtualization Technology,VT)を省略したもの。
- Yonah-1M 通常版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP 410 1.46 GHz (133x11) 1 533MHz 1MB × × 新Socket479 27W 420 1.60 GHz (133x12) 1 533MHz 1MB × × 新Socket479 27W 430 1.73 GHz (133x13) 1 533MHz 1MB × × 新Socket479 27W 440 1.86 GHz (133x14) 1 533MHz 1MB × × 新Socket479 27W 450 2.00 GHz (133x15) 1 533MHz 1MB × × 新Socket479 27W
- Yonah-1M 超低電圧版
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP 423 1.06 GHz (133x8) 1 533MHz 1MB × × 新Socket479 5.5W 443 1.20 GHz (133x9) 1 533MHz 1MB × × 新Socket479 5.5W
[編集] Merom-1M (メロン1M)
65nmプロセスで製造されるCoreマイクロアーキテクチャのCore 2 Soloに使われているシングルコア版のMeromの2次キャッシュを1MBに半減させ、省電力制御である拡張版SpeedStep(EIST)及び仮想化技術(Virtualization Technology,VT)を省略したもの。
モバイル向けCeleronとしては初めてIntel 64に対応している。発売当初はMeromコアを使用していたが、後にL2キャッシュの全容量が4MBから2MBに減量されたMerom-Lコアに変更された。ただしどちらであっても実際に使用されるキャッシュ量は1MBである。
- Merom-1M
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP 530 1.73 GHz (133x13) 1 533MHz 1MB × × Socket M(479) 30W 520 1.60 GHz (133x12) 1 533MHz 1MB × × Socket M(479) 30W
[編集] Celeronブランドに再統一された後のCeleron
Coreマイクロアーキテクチャにより、デスクトップ向けおよびモバイル向けで同じマイクロアーキテクチャが利用可能となり、また導入開始されたプロセッサ・ナンバー制で、デスクトップ向けとモバイル向けとで別ブランドにする必要が無くなり、統一された。
[編集] Conroe-L(コンロー・L)
2007年6月3日発表された製品で、Coreマイクロアーキテクチャによるデスクトップ向けで、シングルコア。
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP Celeron 450 2.2 GHz (200x11) 1 800MHz 512KB × × LGA775 35W Celeron 440 2 GHz (200x10) 1 800MHz 512KB × × LGA775 35W Celeron 430 1.80 GHz (200x9) 1 800MHz 512KB × × LGA775 35W Celeron 420 1.60 GHz (200x8) 1 800MHz 512KB × × LGA775 35W
[編集] Merom-1M (メロン1M)
モバイル向け。当初はCeleron Mブランドで販売されていたが、Celeron 540の発売からCeleronブランドとなった。その後、Celeron M 530もCeleron 530として発売された。プロセッサ・ナンバ末尾5のみExecute Disable Bit対応。Celeron 523および573は超低電圧版。
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP Celeron 585 2.16 GHz (166x13) 1 667MHz 1MB × × Socket P 31W Celeron 575 2.00 GHz (166x12) 1 667MHz 1MB × × Socket P 31W Celeron 570 2.26 GHz (133x17) 1 533MHz 1MB × × Socket P 31W Celeron 560 2.13 GHz (133x16) 1 533MHz 1MB × × Socket P 30W Celeron 550 2 GHz (133x15) 1 533MHz 1MB × × Socket P 30W Celeron 540 1.86 GHz (133x14) 1 533MHz 1MB × × Socket P 30W Celeron 530 1.73 GHz (133x13) 1 533MHz 1MB × × Socket P 30W Celeron 573 1.00 GHz (133x7.5) 1 533MHz 512KB × × Socket M 10W Celeron 523 933 MHz (133x7) 1 533MHz 1MB × × Socket M 5W
[編集] Penryn-L (ペンリャン / ペンリンL)
モバイル向け。45nmプロセスで製造される。Celeron 723は超低電圧版。
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP Celeron 900 2.2 GHz (200x11) 1 800MHz 1MB × × Socket P 35W Celeron 723 1.2 GHz (200x6) 1 800MHz 1MB × × Socket P 5W
[編集] Value Sossaman (バリューソッサマン)
組込機器及びブレードサーバ向け。Dual Core Xeon LV Sossamanの片方のコアをDisableにしたもの。OEM向け販売のみで単品での入手は困難。E7520及びi3100チップセットに対応。
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動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP 1.83 GHz 1 667MHz 1MB × ○ Socket P 27W 1.66 GHz 1 667MHz 1MB × ○ Socket P 27W
[編集] Celeron 200
特定の市場向けに低価格で供給される特別版。流用させないようにマザーボードから着脱できないよう固定することを前提で販売されている。VIA Technologies が開発・販売する VIA EPIA に対抗するインテル初の Mini-ITX 仕様マザーボードに搭載。
Celeron 220からはYonah-512KからConroe-Lに切り替わり、Intel 64に対応し熱設計電力(TDP)も小さくなっている。その一方で動作クロックは下がっている。
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP 205 1.20 GHz 1 400MHz 512KB × × オンボード 21W 215 1.33 GHz 1 533MHz 512KB × × オンボード 27W 220 1.20 GHz 1 533MHz 512KB × × オンボード 19W
[編集] Celeron Dual-Core
Celeronシリーズで初めてデュアルコアを採用した製品で、デスクトップ向けCPU。L2キャッシュを抑え、Core 2 Duoの最廉価版となっており、同じCore 2 Duoの廉価版であるPentium Dual-CoreよりもさらにL2キャッシュ容量が抑えられ、512KBとなっている。
- Allendale-512K (アレンデール512K)
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プロセッサ・ナンバ 動作周波数 コア数 FSB 2次キャッシュ VT対応 TXT対応 ソケット TDP E1200 1.60 GHz (200x8) 2 800MHz 512KB × × LGA775 65W E1400 2 GHz (200x10) 2 800MHz 512KB × × LGA775 65W E1500 2.20 GHz (200x11) 2 800MHz 512KB × × LGA775 65W E1600 2.40 GHz (200x12) 2 800MHz 512KB × × LGA775 65W
[編集] 将来のCeleron
[編集] Perryville(ペリービル)
45nmプロセスで製造されるPenrynと呼ばれるコアファミリから派生される製品。
[編集] Clarksfield(クラークスフィールド)
Nehalemマイクロアーキテクチャを採用したGPUやメモリコントローラを統合した製品。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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