スイーツ(笑)

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スイーツ(笑)またはスィーツ(笑)とはインターネットスラングの一つ[1]。菓子やデザートをスイーツと呼称する者を指す。単にスイーツと表記する場合もある。また、それらの人物によく見られる思考回路のことが、スイーツ脳またはスィーツ脳と言われることもある。

目次

[編集] 用語の普及

近年、女性のファッション誌などのグルメ記事中に、洋菓子和菓子果物などの甘味全般を、こうした一般的な呼び名を使わず、新たなイメージを付与する、あるいは商売上の理由から「スイーツ」と言い換える傾向にあった。

2007年12月14日には、インターネット上のウェブサイト2ちゃんねる検索を運営する未来検索ブラジルが主催するネット流行語大賞2007において、「スイーツ(笑)」が銀賞に選ばれた[2]

2008年には新聞でも紹介された。例えば日本経済新聞2008年1月19日の夕刊 のコラム「さぶかるウォッチング」では「『ロハス』なお店で買った『スイーツ』で『週末セレブ』気分。『愛され上手』になるため、『自分磨き』の『ホットヨガ』は欠かさないような流行に踊る女性を『冷笑』する用語」として紹介されている。 また「若い女性はメディアのお得意様であるため、絶対に批判されない『聖域』にいる。」と、マスメディア自ら、彼女らが特権的な地位にあることを認めた上で「スイーツ(笑)は、そんな状況にいらだつ男性が放った辛らつなカウンターパンチといえそうだ。」と、分析をしている。

2008年9月gooが集計、発表した印象に残るネットの「ガイドライン」ランキングでは「スイーツ(笑)」は7位に選ばれた[3]。現在もコピペのアレンジが派生したり、単語が追加されるなど、ネットユーザーの間で広がりを見せ、未だに流行は根付いている。

[編集] 英語の sweet との関係

デザートの意味で「sweets」を使うものはイギリスでは、いくらか「lower class」(下層階級や労働者階級など大衆的な存在)と見なされる。これは当地ではガムキャンディなどの駄菓子のことであるため。したがって「スイーツ」をおしゃれな意味で用いるのは本来は正しくない。

またsweetには「かわいい、すてき」のような肯定的な意味合いがある一方、「感傷的な、うんざりさせる、非現実的な」という否定的な意味もある[4]。 しかしこれが「スイーツ(笑)」と語源的な関係があるかどうかは不明。

[編集] 意図と用法

この用語は、マスメディアやマーケティング戦略に対する受動性と高い自己肯定感に対する女性への皮肉として一部の人間のコミュニティ(ネット掲示板など)の中で使われている。


ステレオタイプ的な類型では、奔放で能天気な言動、メディア・リテラシーの無さ、自分本位の傍若無人な態度、常識・道徳・教養の欠如した人物に対して使われる。また、「客観的に不快を呈する言動をふるまう、流行に敏感な女性」を総合的に指す風潮にある。

[編集] 再反論など

  • スイーツ(笑)の規格が明確に定義されていない故、おしゃれする事そのものがスイーツ(笑)であるという誤解釈をしている人たちもいる。[5]

[編集] 関連項目

  • スノッブ
  • メディア・リテラシー
  • DQN - 元々は「『目撃!ドキュン』に登場するような、どうしようもない不良連中」を意味する侮蔑語。その後、語義が拡大し、常識がなく知識が乏しそうな人なども示すようになった。インターネット経由の侮蔑語が定着した先例。
  • 恋空 - 2007年のベストセラーになったケータイ小説。「女子高生の奔放な性行為などの著しい倫理観の欠如」、「白血病などデリケートな問題に対する作者の知識の乏しさと無神経な医学的誤解」、「一般の小説では全く考えられないような浅はかなボキャブラリー」、「人気ドラマや小説で用いられたステレオタイプかつ安っぽい感動の押しつけが多く用いられている」など、非難の声も少なくない。この作品を絶賛する世代は、思慮に欠け、DQNそのものである若い女性が圧倒的であることや、2ちゃんねるに「スイーツ(笑)」のコピペが発生しだした時期と、この作品がブレイクした時期が重なるため、主に2ちゃんねるユーザから、この作品のファンはほぼ「スイーツ(笑)」と見なされている。書籍販売サイトアマゾンでは、この作品のレビューで、批判者から非難のコメントが多く寄せられている。
  • 小文字 - 可愛らしい、もしくは仲間意識を向上したいという理由から[要出典]、スイーツ(笑)と呼ばれる女性は携帯メール・インターネットで小文字を濫用し、本来の日本語表現とはかけ離れた個性的な文体を書くことが多い。また、カタカナは半角表示、語尾は派手派手しい絵文字顔文字を豪勢に装飾させるなどの特徴がある。例:「ぁたしゎ、しぁゎせだったょ¨*:..o○☆*¨(*´艸`)*:..o○☆*¨ 」(私はすごく幸せでした)
  • デコ電
  • 赤文字系 - 特に嘲笑のターゲットにされやすいファッション雑誌とその読者[要出典]

[編集] 脚注・出典

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  1. ^ MSN産経ニュース (2007年12月10日). "【勿忘草】スイーツ(笑)". 2008年11月25日 閲覧。
    日本経済新聞 2008年1月19日 夕刊 「さぶかるウォッチング」
  2. ^ livedoorトレビアンニュース (2007年12月14日). "ネット流行語大賞は朝日新聞社の「アサヒる」に決定!". 2008年11月25日 閲覧。
    MSN産経ニュース (2007年12月14日). "ネット流行語大賞、金賞は「アサヒる」". 2008年11月25日 閲覧。
  3. ^ CNET Japan (2008年9月2日). "「いいえ、ケフィアです」「○○はわしが育てた」--印象に残るネットの「ガイドライン」ベスト30". 2008年11月25日 閲覧。
  4. ^ Yahoo!辞書(プログレッシブ英和中辞典). "sweet". 2008年11月25日 閲覧。
  5. ^ ネットで広まった「スイーツ(笑)」、実際の彼女たちは? ニュース畑 Goo

[編集] 外部リンク