サイド・バイ・サイド・ビークル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
川崎重工のMule 3010(ディーゼル仕様)

サイド・バイ・サイド・ビークルSide by Side Vehicle、略:SSV)は、多用途四輪車の一種である。2名または4名が乗車できるオフロード車両である。UTV(Utility Task Vehicle)あるいはROV(Recreational Off highway Vehicle)とも呼ばれる[1]

概要[編集]

サイド・バイ・サイド・ビークルは狩猟業や農業、畜産、林業、キャンプ場運営、海水浴場運営などの業務で移動手段として用いられるほか、アウトドアスポーツの移動手段あるいはスポーツ走行にも用いられる。ヤマハはROV(Recreational Off-highway Vehicle)と、川崎重工業は一部車種をRUV(Recreation Utility Vechicle)と呼称している。

外観の一般的な特徴として、並列複座で横1列2名、または2列で4名分の座席を備え、車体の枠構造が乗員の頭上まで囲んでいる。乗員を覆う車室構造は持たず、ドアや前面窓もない場合が多い。座席後方には平型荷台が備えられている。運転装置は丸形ハンドルと、ペダル操作式のアクセルやブレーキを備えている。他のパーツは目的に合わせてオプションとして選択できる。

小規模なビルダーからヤマハやカワサキなど大手メーカーまで参入しているが、日本や欧州では保安基準に適合しないため公道は走行できない。しかしアメリカの一部州では許可されており、燃費の良さから根強い人気があるという[2]

脚注[編集]

  1. ^ Recreational Off-Highway Vehicle Association”. Off-Highway Vehicle Association. 2011年8月2日閲覧。 “recreational off-highway vehicles (ROVs), also known as UTVs and side-by-sides,”
  2. ^ 週刊東洋経済 2008年5月24日号

関連項目[編集]