ケント・ナガノ

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ケント・ナガノ
Kent Nagano.jpg
基本情報
出生 1951年11月22日(62歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国バークレー
学歴 カリフォルニア大学サンタクルーズ校
サンフランシスコ州立大学
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
担当楽器 指揮
公式サイト Kento Nagano Official Website

ケント・ジョージ・ナガノ(Kent George Nagano, 1951年11月22日 - )は、アメリカ合衆国指揮者日系アメリカ人4世。妻はピアニスト児玉麻里で、夫妻の間には娘がいる。

来歴[編集]

カリフォルニア大学バークレー校在学中に学生結婚した両親のもと、バークレーに生まれ、モロ・ベイに育つ。父方の祖父が農場を経営していたために、建築技師]であった父と、微生物学者でピアニストでもあった母は農業に携わっていたが、6歳より母親によるピアノ指導が始まった。

カリフォルニア大学サンタクルーズ校にて社会学と音楽を学ぶが、1976年サンフランシスコ州立大学に転学して法学を専攻するかたわら作曲を学んだ。

サラ・コールドウェルの助手としてボストン・オペラ・カンパニーを指揮したのを皮切りに演奏活動に入り、1978年から28年間バークレー交響楽団の音楽監督(2006年より首席客演指揮者)を務めながら、ハレ管弦楽団リヨン国立オペラの首席指揮者や音楽監督にも就任する。その後はベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者ならびに芸術監督も務めた。

1983年メシアンオペラアッシジの聖フランチェスコ』が初演されるにあたって、作曲者本人から小澤征爾のアシスタントとして後任の指揮者に抜擢されている。

ザルツブルク音楽祭の常連指揮者でもあり、サーリアホのオペラ『彼方からの恋』(L'Amour de loin)を2000年に同音楽祭で初演した。ジョン・アダムズのオペラ『クリングホファーの死』(The Death of Klinghoffer)の世界初演(於・ブリュッセル)、エトヴェシュのオペラ『三人姉妹』(Three Sisters)の世界初演(於・リヨン)においても指揮者を務めた。

2006年よりモントリオール交響楽団およびバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任している。ベルリン・ドイツ交響楽団の任務は同年9月に退任したが、名誉指揮者の称号を得て客演活動を続けている。2008年日本政府より旭日小綬章を受賞した。

2011年、東日本大震災後に来日し、青山学院大学のオーケストラを指揮した。同年にはバイエルン国立歌劇場とともに来日、第二の故郷での凱旋公演となった。

レパートリー[編集]

日系アメリカ人として、ヨーロッパ音楽・アメリカ音楽・日本の音楽のどれにも偏重することのない極めてバランスが取れ、かつベートーヴェン「田園」交響曲アイヴズ交響曲「祝日」を組み合わせたり、モーツァルトの「レクイエム」とシェーンベルクの「ヤコブの梯子」などを組み合わせる異色で大胆・斬新なプログラムを常に発表し、音楽そのものはもとよりレパートリーの新鮮さにおいても世界の聴衆に絶大な支持を得ている。

オペラの指揮に優れる。リヨン国立オペラ時代は、その明晰で上品な音楽性が高く評価された(マスネリヒャルト・シュトラウスなどを録音)。バイエルン国立歌劇場における「ローエングリン」、「ナクソス島のアリアドネ」、「無口な女」などは、地元紙で絶賛された。2011年にはミュンヘン・オペラ・フェスティバル開幕公演で「トリスタンとイゾルデ」を指揮した。2012年には「ニーベルングの指環」を全曲指揮した[1]ほか、en:Jörg Widmannの新作オペラ『Babylon』を初演[2]

レコーディング[編集]

ナクソス島のアリアドネ」の初稿(「町人貴族」を含む版)や、ロンドン交響楽団とのストラヴィンスキーベルリン・ドイツ交響楽団とのマーラー交響曲第3番」などが挙げられる。オペラの映像作品も多い(ミュンヘンにおける「ローエングリン」、パリにおける「パルジファル」など)。[バイエルン国立管弦楽団]]とのブルックナー交響曲第4番」は、「レコード芸術」誌上で絶賛された。現在、バイエルン国立管弦楽団とはブルックナーを、モントリオール響とはベートーヴェン、マーラーなどを録音している。

脚注[編集]

外部リンク[編集]

先代:
トーマス・ラリック
バークレー交響楽団
音楽監督
1978年 - 2009年
次代:
ジョアナ・カルネイロ
先代:
プラシド・ドミンゴ
ロサンゼルス・オペラ
音楽監督兼首席指揮者
2001年 - 2006年
次代:
ジェームズ・コンロン
先代:
グスターボ・デュダメル
エーテボリ交響楽団
首席指揮者
2013年 -
次代:
先代:
シモーネ・ヤング
ハンブルク国立歌劇場
音楽総監督
2015年 -
次代: